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2025-08-29 10:12

[はじめての交通事故#09]相手が「仕事中の交通事故なのか」を確認しよう!

サマリー

交通事故に関する重要なポイントを解説しています。特に、事故当日や直後の行動、怪我の確認、相手が仕事中の事故であるかどうかの確認が大切です。

事故当日直後の確認
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで、法律の解説をさせていただいております。
さて、連日交通事故の解説をしておりますけれども、前回、前々回とですね、交通事故当日ね、あってしまった直後、どうしたらいいかみたいなお話をさせていただいております。
前回は、当事者間でですね、情報交換をきちんと連絡先、名刺交換、免許証を確認するとか、そういったのをした方がいいよとかね、あとは証拠をですね、できれば録音録画、画像写真撮影とかもですね、しておいた方がいいよ、みたいなお話をさせていただきました。
もちろんね、車の接触箇所がどうだったのかというところとかも大切ですけれども、その当時の事故現場の状況とかもそうですね、当時の天候、晴れなのか雨なのか、その他、交通量とかね、他にも車がビュンビュン通るような状況だったのか、あとはね、信号の位置とか、まあこれはね、後でね、Googleね、ストリートビューとかでも確認できますけども、そういったのもね、意外と大切ですよ、みたいなお話をさせていただいたかと思っております。
さて、今日はですね、事故当日、事故直後の気をつけるべきポイントを確認しておいた方がいいところ、残りの部分をお話をさせていただきたいなと思います。
まずはですね、自分がね、怪我をしているかどうか、これは確認してください。当たり前ですけれどもね、これ前もね、説明したと思いますけども、事故直後ってどうしても気が張ってね、自分の怪我に気がつかないみたいなことがあったりするんですよ。
特に神経症状、ムチ打ちとかね、腰痛粘座とかね、まあそういったところっていうのは、事故当日は気が張ってね、気づかなかったんだけど、翌日とか翌々日に、あれ、なんかちょっと痛いなみたいなことがね、あったりします。
前も説明しましたけども、交通事故というのはね、人身事故と物損事故、大きく分けると2パターンあって、この人身事故、怪我の事故のね、怪我があるかどうかによって、今後の警察の捜査が必要になってくるかどうかっていうのが非常に分かれ道となっています。
ですので、自分が怪我をしているかな、ちょっとでも気になるところがあったら、念のため病院に行くというのをお勧めします。
で、大した怪我をしていなかった、明らかであっても、しっかり病院に行って診断書をもらっておくというのが大切ですかね。
で、人身事故扱いにする時っていうのは、やっぱり診断書とかっていうのが必要になってきますので、こういったところはね、しっかり把握しておくのが大切なんじゃないかなと思います。
前も言った通りね、人身事故に、やっぱり怪我してました、人身事故に切り替えてくださいっていう風な感じでですね、数週間後、経った後に健康するっていうのは、なかなか警察によっては融通が効かないということがあったりしますので、念のため診断書、大した怪我じゃなかったとしても、病院に行っておくというのが大切になってきます。
事故の相手方の状況
これも把握しておいてください。そしてですね、意外と大切なのが、自分、そして相手方が、仕事中に起こした事故なのかどうかっていうのは、チェックしておいた方がいいのかなと思います。
自分のね、仕事中の事故なのか、通勤中の外回りしてる間の事故なのかって分かりやすいですけども、相手方、事故の相手方というのが、プライベートで遭遇した事故なのか、仕事中の事故なのかっていうのが、これ意外と大切になってきます。
もし相手方が、仕事中の事故であれば、これ場合によってはですね、その事故の加害者、本人だけじゃなくて、その勤務先ですね、その会社に対しても損害賠償請求できるという可能性があったりします。
でですね、事故の被害者、こちらがなった時っていうのをね、加害者に弁償してもらうということですけども、基本的にはね、個人よりも、その勤務先、会社の方が、まあ経済的なね、余裕がある、資金力がある、お金持ってるっていうのが多いですからね。
例えばね、あの事故の加害者本人ですね、が全然お金持ってなくて、弁償してくれない、なんか保険もね、大したもの入ってなかったみたいなことがあった時にね、その人が仕事中の事故であれば、会社勤務先の方がね、柔軟に対応してくれるみたいなことがあったりします。
ですのでね、お仕事中の事故なのかなみたいなところは、確認しておくのがいいんじゃないかなと思います。
そしてですね、事故当日、事故を起こしてしまった時の、これね、まあ加害者側かな、多いんですけども、謝罪、これについても結構ご質問をいただきます。
事故を起こしてしまって、相手にね、「すいませんでした。」っていうふうにね、謝罪をしていいんでしょうか。
こちらから謝罪を進んでするとね、自分が100%悪いというね、証拠になっちゃうんじゃないか、みたいなね、ご質問。
なったら謝罪しない方がいいんじゃないでしょうか、みたいなご質問をいただく場合があるんですけれども、
まあこれはですね、まあご自身の感覚にもよるんだけども、自分がね、事故を起こしちゃった側だな、加害者側だなというふうに認識しているのであれば、
これはですね、まず開口一番ね、「申し訳ないです。すいませんでした。」っていうふうにね、謝った方がいいんじゃないかなと思います。
というのも、まあ謝罪をするしないというのと、じゃあ謝罪をしたからってね、その事故のね、責任の割合が1000、100対0でこっちが悪い、100%こっちが悪いというわけではないということですね。
その謝罪の有無というのと、責任割合が何対何なのかっていうのは全く別の話です。
なので、謝罪するとね、こっちが不利になるから謝るのやめておこうっていうふうにね、何も言わないでおくと、被害者の相手方はですね、
なんか全然ね、なんか車から降りてきたね、あの加害者側が全く謝らないぞみたいな感じで感情的になっちゃって、その後のね、交渉がすごくね、あの難航するみたいなことがあったりします。
なので、まずはね、あの自分がやってしまったな、すいませんというふうな時は、おけがないでしょうか、申し訳ないですみたいな感じで言って、
で、あとはこういったね、コツ事故初めてのことなんで、あとはすいません、うちのね、あの自動車保険会社にお任せしようかなと思ってますみたいな感じで、謝罪の話と今後のね、交渉は話が別ですよっていうね、お話を分けていけばいいんじゃないかなと思います。
もちろんね、自分が被害者側、もう全然悪くないよって時はね、謝る必要もないかもしれないんだけどもね、そこはちょっとね、あのバランスが大切になってくるのかなと思います。
まあ、事故当日、事故直後の対応については、今説明したぐらいですかね。
まあ、ああね、3回ぐらいに分けてお話ししましたけども、まずね、事故を起こしてしまったら、まあ当たり前ですけど、車を止めて、危険措置の防止、あの車をね、あの端に寄せて、そしてけが人がいたら救護する、そして警察に連絡すると。
で、事故の相手方と連絡先を交換して、相手の保険会社がどこなのかというのも確認をするみたいなところですよね。
そして、できれば証拠を確保しておく、ドライブレコーダーもあるかもしれませんが、できれば事故現場、事故当日の動画とか写真で撮っておいて、周りの道路の交通状況とかもそうですし、
接触箇所がどういう風に壊れているのかというのも撮っておいた方がいいよ、みたいなところも大切なんじゃないかなと思います。
あとはね、当たり前ですけど、自分のおけがの確認をする、そして仕事中の事故なのかどうか、これが意外と大切になってきますので、把握しておいていただきたいなというところですかね。
あとは謝罪ですね。これもケースバイケースですけれども、謝ったら100ゼロでこっちが悪いという風になっちゃうから謝るのはやめとこうかなと思わなくて大丈夫ということですね。
とにかくですね、私が言いたいのは、今回お話ししたところ、何回かに分けてお話ししましたけれども、事故が起きた時ってどうしてもパニクってしまう。
感情的になってしまう。ヒートアップしてしまう。もう初めてだからどうしようね、自分の子供が怪我しちゃってどうしたらいいんだろうとかね、相手の子供に怪我させちゃったらどうしたらいいんだろうとか、
自分の大切な愛者が大破しちゃったみたいなことでテンパっちゃう。そして怒り浸透になってしまうことがあるかもしれません。そうなってもね、冷静に対応するということが大切ですね。
相手に対してうんと思ったとしてもグッと感情をこらえて淡々とね、じゃああの私警察に連絡しますねとか、じゃあちょっと救急車呼びますねとか、車すいませんちょっとこっちに移動させていただきますね。
えっとすいません、保険会社どちらですかみたいな感じで、じゃあちょっと免許証とか連絡先交換させてくださいみたいな感じで淡々と情報収集をしていく。
これがやはり大切になってくるんじゃないかなと思います。ぜひですね、把握しておいていただきたいなと思います。さて交通事故当日ね、直後のやり取りをさせていただきましたけども、次回以降はですね、事故後のお話ですね。
翌日とか数日経った後、相手の保険会社さんといろいろ交渉やり取りをしていくことになると思うんですけども、その時の心構えとか、あとは自分が加害者になってしまった時の被害者に対するお見舞いとかね、この辺もしっかりお話をしていきたいなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。また次回一緒に勉強していきましょう。
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