離婚手続きの流れ
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで法律の解説をさせていただいております。
金髪弁護士でございます。
さて、男女のトラブルシリーズ、離婚編を長きにわたってお送りしています。
ここ最近は、離婚の具体的な手続、どのように進んでいくのか、離婚調停、離婚訴訟をお話をさせていただいております。
前回は、訴訟のお話をさせていただきました。
諸免バトルになっていくということでございます。
これも大体1ヶ月半とか2ヶ月ぐらいで、次の期日、次の日程が決められて、話が進んでいくと非常にゆっくり、だけど確実に話は進んでいくというところでございます。
大体そうだね、2年とかぐらいは1年、2年は平気でかかっちゃうような場合も、
もちろん争いのポイントが少なければ、そんなことはないですけれども、それぐらいの覚悟をね、持っておいた方がいいんじゃないかなと思います。
で、裁判所のジャッジがされて、離婚する、離婚しないという風になるんですけれども、納得いかない方は、上の裁判所、高等裁判所に不服の申立て、控訴をしていきますし、
上のね、高等裁判所のジャッジも納得いかないというような感じになってしまうと、今度は上告といって、最高裁判所に不服申立てをしていくという感じですね。
そこまでいっちゃうと本当にね、あの2年3年は平気でかかっちゃう感じでございますね。長丁場でございます。
弁護士の起用タイミング
いや、難しいですね。ただね、確実にもうお互いの証拠をぶつけ合って、裁判所の方からですね、ジャッジが下されると、一定の審判と言いますか、ジャッジが下されるという感じになります。長丁場でございます。頑張っていきましょう。
さて、今日お話しするようかなと思っているのが、弁護士、どのタイミングで入れた方がいいの?というのと、ぶっちゃけ費用ってどうなんでしょうか?みたいなね、皆さん気になると思います。
これまでも、もしかしたらちょっとね、お話ししてたかもしれませんが、改めてここのね、費用感とか、どのタイミングで入れた方がいいの?というお話をさせていただきたいなと思います。
で、僕の考えとしては、少なくとも、どんなに遅くとも、訴訟の時は弁護士を入れた方がいいです。
例えば、当事者同士で、その調停を起こす前の話し合いの時に入れるっていう方法もあるし、
離婚調停、調停が起こされたタイミングで弁護士にお願いするっていうのでもいいし、訴訟になったタイミングで弁護士を入れるっていうのもありですね。
絶対に入れないっていうのは、ちょっとさすがに怖いのかなと思っていますね。
なんで、訴訟まで行っちゃったら、これは必ず弁護士をつけないと、もうもうもう裁判官がきちんと見てくれないですね。
というのも、前回も言った通り、訴訟、離婚裁判、離婚訴訟というのは、調停と違って、調停は話し合いでの解決なんですけども、訴訟の場合は正面バトルなんですよ。
書面での戦いなんですね。で、この書面、文章で書くのって、もう本当に、申し訳ないけども、法律を勉強したことがない人の書面と、弁護士がきちんと作った書面っていうのは、裁判所に響く具合が、度合いが、もう雲泥の差なんですよね。
当たり前ですよね。当然、裁判官、そして弁護士は、法律の勉強をしっかりしているわけだから、どういうところが裁判所に響く感じなのか、ポイントなのか、というのをしっかり押さえているわけですよ。
そうじゃなくて、当事者、本人が書く書面だと、どうしても感情的になっちゃうんですよね。
3年前の、あの時も味噌汁がしょっぱいと言って、一緒にドライブした時も運転が荒いなと言われて、うんぬんかんぬんと言ってるんだけども、正直言うと、そこ、お気持ちはわかります。言いたいんだよね。
視聴したい、裁判官にアピールしたいんでしょうけども、正直言うと、そこを延々と視聴したとしても、裁判官、あんまり興味持たないですよ。ああ、そうなんですね。ぐらいな感覚しか持ってないですよと。
むしろ、こことここ、別居期間がこれだけあって、財産がこれだけあって、こうで、こうで、こうで、みたいなところの、もう裁判官が一番興味ある、ジャッジがしやすいカードを出していかないとダメなんですよね。
なので、そこを気をつけていただきたいなと思います。私もですね、過去にクライアントさんですね、離婚調停やってて、僕は調停からかな、入って。
で、相手方は本人でやってたんですね、離婚調停。で、話し合いが決着つかず、調停不成立になっちゃって、で、今度離婚裁判ですね、離婚裁判をしていくということになって、で、こっちが訴えたんですね。
離婚訴訟を訴えました。で、相手は弁護士つけなくて、裁判、訴訟も本人でやろうとして、まあ長い台も巻物のようなですね、反論書面を書いてきたんですよ。
で、第1回望んで、向こうは腕まくりしてですね、この反論書面全部言ってやろうと思ってたんでしょうね。
で言ったんですけども、裁判官がちょっと待ってくださいと、この書面わかりにくいんで、弁護士つけてくださいと、じゃないとジャッジが難しいですって、もうその裁判官は割とはっきり言うタイプだったんですね。
中にはね、弁護士つける予定とかないですかね、みたいな形でやんわり言う人もいますけど、その裁判官は弁護士つけてくださいと、この書面だと伝わらないので、みたいな形できっぱり言います。
それぐらい、やっぱりその、まあ言い方ですが、素人が書いた書面と、ね、専門家が書いた書面って運手の差なんですよね。
はい、なので、まあ私としては、あの少なからず、どんなに遅くとも、訴訟になったら弁護士をつけていただきたいなと思っています。
で、欲を言えば、もちろんいきなり最初からね、その交渉段階、えーと、朝廷を起こす前から入れた方がもちろんいいはいいです。
当たり前ですけども、これもね、ちょっとなんか自慢っぽくなって、あれですけど、あのー、要は知識と経験が当たり前ですけど、全然違うので、さっきも言った通り、ね、自分が一番伝えたい感情的なアピールポイントと、
いや、あの専門家の、ここをこういう風にこうしていけば相手崩せますよねっていうポイントって全然違うんですよね。
当たり前ですけど、そこに一生懸命勉強して、ね、あのー、ね、司法試験も勉強して、ね、ね、あのー、受かってからも勉強して、みたいなやってるわけですから、
はい、欲を言えば一番最初から入れた方がいいです。
はい、ただね、あのー、後で説明する予算の関係とかもあるので、まあ一番最初から入れた方がいいけども、うーん、まあ朝廷の段階になって入れるっていうのもありっちゃありですかね。
はい、えー、ですかね、うん、で、さっきね、どんなに遅くても、訴訟になったら弁護士入れてくださいという風にね、言った手前、ちょっとね、なかなか言いにくいんですけども、
正直言うと、まあ希望言えば、それだとちょっと遅いんですよ。ぶっちゃけちゃうと。はい、あの、訴訟から弁護士を入れるってなるとちょっと遅いのかな、まあ仕方ない、まあ予算の関係とかもあるからね。
はい、えー、そこは絶対に入れた方がいいし、で、あわよくばもっと前段階、前段階から、ね、朝廷段階から入れた方がいいですね。
というのも、訴訟の時にね、えー、まあなんでしょうね、書面で伝えるんだけども、その前段階の朝廷でどういうこと言ったのかっていうのも証拠として残っちゃってるわけですよね。
その時に感情論に任せてあだこだ、ばーってね、その朝廷の段階で言ったり書面で書いてたものが、裁判、訴訟になった時に証拠として相手の先生からね、
えーと旦那さんね、えーとオタク、朝廷の段階ではこんなこと言ってたんですよ、なんか主張と全然違いますよみたいな感じに取られちゃう可能性があるんですよね。
それが証拠になっちゃうので、いやーもっと早めに入ってればここうまくフォローできたのになーっていう案件を多数、えー、受けてきました。
はい、えー、ですので、あのー、ベスト、まあベストだね、ベストは、まあ違うか、ベストはあれか、一番最初から入れた方がいいですね。
ベターなのは、まあ朝廷段階、そうですね、入れた方がいいのかなと思います。訴訟からだと遅いと正直思いますけども、まあ難しいのであれば、まあ訴訟からはね、絶対入れてください。
弁護士費用について
まあまあ朝廷の時につけないのも、まあまあ仕方ないのかなという感想ではあります。はい。
よろしいですかね。なるべく早めにね、予算がもしあるのであればね、まあご自身がある程度蓄えがあるとか、まあそれこそ親から借りれるというような状況であればね、援助してもらえるという状況であれば、これは別に僕の営業トークとかではなくてね、本当に入れた方がいいのよ。
本当に入れないと、いやもっと早く入れてくれればな、この中で戦うのか、みたいなのもね、クライドさんには直接言わなかったりもしますけど、あったりしますので、なるべく早めに、まあせめて法律相談ぐらいはね、その場合ちょっとまあ休めに済むから、少しはね、入れといた方がね、いいんじゃないかなと思います。
事前にやっぱり専門的な知識を持って戦っていくことが、戦略的な離婚に向けてね、進んでいくことになりますので、これぜひ把握しておいてください。
すみません、弁護士費用具体的にいくらぐらいかかるんですかってお話をしたかったんですが、ちょっとね、意外と時間がかかっちゃいましたので、次回以降具体的に弁護士費用をお話をしていきたいなと思います。
安く弁護士費用を済ませる方法もお伝えいたします。最後までお聞きくださりありがとうございました。
それでは今日も元気にいってらっしゃいます。