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2025-07-18 11:03

[離婚の戦略!!#104]離婚裁判するときの弁護士費用は○○万円!?

サマリー

離婚手続きにおける弁護士費用の重要性や依頼のタイミングについて議論されています。特に、離婚調停や訴訟の際に弁護士を雇う必要や、費用の内訳が詳細に説明されています。

離婚手続きと弁護士の必要性
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで、法律の解説をさせていただいております。
金髪弁護士でございます。
さて、男女のトラブルシリーズ、離婚編を連日お話ししていて、ここ最近は、離婚の具体的な手続き、裁判所でどのように進んでいくの、みたいなお話をさせていただきました。
その時に、関連で、弁護士をどのタイミングで入れた方がいいですか、依頼した方がいいですか、みたいなお話をさせていただいております。
ベストを言えば、もちろん早ければ早いほどOKです。
調停を起こす前の段階、電話とかお手紙で相手方と交渉している段階から、弁護士を入れて離婚しようと思ってます、こういう条件であればこうです、これに対して回答いただけないですか、というメールだったりLINEだったり、お電話だったりで交渉していく、このタイミングから入れば、もちろんベストはベストです。
ベターは、せめて離婚調停のタイミングでスイッチしていただけたら嬉しいな、助かるな、という感じですね。
最悪と言いますか、最低限は離婚訴訟のタイミングでは入れないとまずいことになる、という感じですね。
というか、離婚訴訟のタイミングで自分で書面を書いちゃうと、裁判官は軽くあしらわれます。
早く弁護士をつけてください、という厳しい裁判官もいたりします。それぐらい書面で自分の言い分を伝えるって難しいんですよね、法律の書面って。
ですので、最低限入れた方がいいって感じですね、訴訟になったら。ベターは離婚調停のタイミングという感じでございます。
要は、調停のタイミングで入れておいた方がいいというのは、入れておかないと、自分が離婚調停の時に書いた書面とか、言い分主張とか、提出した証拠が裁判でも使われちゃう可能性があるんですね。
例えば、自分としては一番いい証拠とか、一番いい主張をしたつもり、書面を書いたつもりでも、相手の弁護士からしたらすごく穴だらけというところで、これを訴訟のタイミングで、むしろ相手からこちらが出した書面とか証拠とかを相手方が出してきて、こんなことを言ってたんですよ、調停の段階では。
今と全然違いますよね、矛盾してますよね、みたいな形で、つつかれちゃう、不利な証拠として出されちゃうリスクがあるんですね。
で、調停の段階から、もし私が入っていれば、その証拠を出さないで、こっちを出したのになとか、こういった言い回ししちゃうと印象よくないよな、というのがあるんですよ。
ですので、ベターは離婚調停のタイミングで、弁護士に依頼して、任せちゃった方が楽ですよね。
まあ、どうしてもね、離婚の調停って平日の日中なので、お仕事されている方は、なかなかね、そのためにね、毎月有給取るっていうのもやっぱしんどいでしょうから、この辺はもう変なんですね、必要経費だと思って、弁護士に依頼しちゃった方が楽は楽かな、そして知識とかいろんな戦略練っていけるので、これはいいんじゃないかなと思います。
ただね、予算の問題もありますね。弁護士にね、お願いするのが1回100円とかであればさ、そりゃさ、一番最初からお願いすると思いますけども、なかなかそうはいかないですよね。
弁護士費用の内訳
まあ、最低でもやっぱり数十万かかっちゃうし、場合によってはね、流れによっては100万とか200万かかっちゃう可能性があります。はい、まあ、だからどのくらいかかるのかっていうのをね、今日しっかりね、お話をしていきたいなと思います。
お金の話、めちゃくちゃ大切なので、しっかりお話をしていきたいなと思っております。まず、そもそもですね、弁護士費用って、どんな感じでお支払いするか、お支払いしていただくかというと、まず最初にいただくお金、着手金というのがあります。
これはもう依頼してね、代理人としてお願いしますって言われたときにいただくお金ですね。そして、一生懸命代理人としてね、弁護士が戦っていて、成功報酬として、後でもらうお金があります。
例えば、離婚を主張していて、無事に離婚を獲得できましたとか、養育費、これだけ獲得することができましたとか、財産分与、相手がね、例えば5000万、要求してたのを2000万で納めることができました。
3000万得しました、みたいなことがあったりしますよね。その弁護士が働いた、一生懸命頑張ったことによって、自分に利益をもたらしてもらった、その場合の成功報酬、報酬金というのを後払いでもらうという、二段構えだと思ってください。
その他ね、実費とかはもちろんかかりますけれども、基本的には、着手金、報酬金というものだと思ってください。
そして、この弁護士報酬、弁護士費用というのは、昔はですね、基準が統一されていました。
はい、だけど今はですね、自由に撤廃、撤廃されて自由にね、弁護士が設定することができるようになったんですよね。
はい、なので、どのぐらいのね、費用、例えばタイムチャージでね、1時間いくらでもらっている先生もいますし、着手金はいらないけども、報酬金でドカッと頂戴しますよ、みたいな先生もいるので、
本当に自由なんですけども、割とね、あのほとんどの先生は、昔の基準、旧基準をそのまま踏襲していたりします。
まあその場合ね、どのぐらいになるかっていうと、だいたいですけれども、最初に頂くお金、着手金というのが、まあ20万、30万、40万、場合によっては50万ね。
で、報酬金ね、っていうのが20万から30万、40万、50万ぐらいが、割とレンジとしては、幅としては多いんじゃないかなと思います。
で、いろいろなプランがあって、その弁護士先生によっては、もう最初、電話交渉のタイミング、お手紙を送るタイミングから訴訟まで、まるっと一括プランみたいな感じで組んでいる。
それしかやらないよっていう先生もいますし、段階的に、その朝廷前の交渉はいくら、で朝廷に入ったらプラスいくら、訴訟に入ったらプラスいくらみたいな形で、まあ3段階ぐらいな形で追加着手金、追加着手金か、もらっていくみたいな先生もいたりします。
昔の統一基準ではですね、まるっと訴訟までやるっていう場合は、だいたい着手金40万円、報酬金40万円っていうのが、だったかな、確かそのぐらいのレンジでございます。
まあもちろんね、今ね、いろんな物価もありますし、あの弁護士もね、いろいろ専門家ね、研ぎ澄ませてね、報酬もアップしたりしますので、まあ結構な金額をね、頂戴しますよ、やりますよっていうところもありますので、必ずしもね、40万以上だと高いとか言わないでくださいね。
かわいそうだからね。あとはね、徴手を起こす前の電話とかお手紙、メールとかの交渉で、例えば20万もらって、20万から30万もらって、で徴手に行くとプラス10万円、で訴訟に行くとプラス10万円みたいな形で、だんだんと積み上げ方式になっていたりしますね。
私の場合は、もちろんクライアントさんのご予算にもよりますし、手持ちにお金があるかないかにも変わっていきます。割とね、一括で受ける場合もありますし、まあご予算がないのであれば、例えば最初の電話交渉のタイミングで、例えば20万から30万、でプラスで徴手になったら10万、15万上乗せして、でさらに訴訟まで行ったらプラス10万、15万上乗せしてみたいな感じになったりします。
これが離婚したい側ですね。あとは逆にその面会交流の徴手を訴えられたとか、自分が男性側でね、婚姻費用を奥さん側から訴えられたみたいなのは、別の手続き、別の案件になったりするので、そこは追加でプラス10万、20万かかりますよ、みたいなことはあったりします。
はい、で報酬金も大体払った着資金と同額ぐらいになるのが多いのかなという感じですね。なのでまるっと訴訟をね、やるんだとしたら着資金50万円、で報酬金が50万円で100万ぐらいやっぱりかかっちゃったりしますね。
高いよね、高いんですけど、まあ弁護士もきちんとそれなりに勉強してね、きちんと知識を身につけて、それで財産きっちりもらえれば、当然プラスでかなりのお釣りがきますから、まあまあ必要経費だなと思って払っていただく場合もあったりするのかなという感じですね。
あとは、例えば離婚を獲得したいです、奥さんがね、離婚を獲得したいですって言ってやって、で離婚を獲得できました、その報酬が例えばね、40万とかね、50万だったとして、プラスアルファでもらっている利益を得ているお金ありますよね、例えば財産分与とか、養育費とか、で離婚を獲得したプラスアルファのお金も獲得できている。
ここはまた別でそのもらえた金額のパーセンテージっていう風に計算しているところが事務所が多いんじゃないかなと思います。
なので、例えばね、旦那からもらえる金額が大きい場合は財産分与とかでね、その離婚を獲得できた報酬金、例えば30万とか40万プラス、例えばその1000万円獲得できたらそのパーセンテージをね、もらうみたいなね、数十万とか100万とかもらうっていう場合もあったりします。
なのでやっぱりトータルコストは結構かかったりしますので、この辺はね、難しいところでございます。
弁護士費用を抑える方法
だからまあ予算があればね、たくさん潤沢にあればね、早めにやった方がいいしね、やっぱり離婚訴訟、やっぱり弁護士のお願いすると100万ぐらいかかっちゃうんだね、だとしたらなるべく自分でやろうかなって、少なくとも朝廷までは自分でやろうかなっていうのも選択肢の一つだと思います。
予算がない方で、朝廷までは自分でやりますって実際頑張ってやってらっしゃる方全然いますので、ここはもう本当にザックバラに弁護士に相談しつつね、例えば分割払いに応じてもらえたりするところもあったりしますし、いろんな要素があります。
着手金はお支払いできないのであれば、報酬金でね、後ですいませんちょっと頂戴しますみたいな柔軟な対応できたりしますので、お金の話ですごく大切だから、罪隠さずね、していただきたいなと思います。
はい、時間がね、来ちゃったので、次回ですね、弁護士費用、そんな高い弁護士費用を安く抑えるための秘訣、お話をしていきたいなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。それでは今日も元気にいってらっしゃいます。
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