![[離婚の戦略!!#110]弁護士費用・離婚後の手続を10分で総まとめ！](https://image.listen.style/img/bP927hvk_TjguYXDvpfMVZES_dx0Gfvj8WTvayXmcc0/resize:fill:1200:1200/aHR0cHM6Ly9jZG5jZi5zdGFuZC5mbS9jZG4tY2dpL2ltYWdlL2ZpdD1jb3Zlcix3aWR0aD0xNDAwLGhlaWdodD0xNDAwL2ltYWdlcy8wMUpLWUZSNkIwRzhRU05XUzJZQlRQWEdKRC5qcGc.avif)
離婚の切り出し方と注意点
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで、法律の解説をさせていただいております。
金髪頭の弁護士おじさんでございます。よろしくお願いいたします。
さて、男女のトラブルシリーズ、離婚編長きにわたってね、お送りさせていただきました。お疲れ様でした。
残りの部分ですね、おさらいね、財産分野・年金分割のところまでおさらいをね、やっていましたので、
もうつい最近ね、やったところですけども、残りの部分もさらっとね、解説して、
まあ最後の方にですね、まあ今回の雑貫と、あと次回以降どうしようかな、みたいなね、お話を時間があればしたいなと思っています。
さて、じゃあね、離婚のね、話を相手方とすることになった時に、パートナーとすることになった時に、
どのように切り出していくべきか、みたいなお話ですね。
いつかね、やっぱり離婚をしたいという風に言わなきゃいけない、ということになります。
で、それに対してね、相手方、まあ旦那さんなのか奥さんなのか、離婚は絶対しないって言ってくるのか、
離婚は別にね、あんたとしていいけど、ね、子供の親権は渡さないよって言われるのか、
ね、離婚はしてやってもいいけど、財産ね、たんまりいただくわよって言われちゃうのか、
ね、養育費、たんまりいただくわよって言われちゃうのかね、
要は争いのポイントがどこに何個あるのかっていうのを、しっかり見極める必要があります。
争いのポイントがね、少なければね、話し合いって少なくて済みますけども、
多ければ多いほど、やっぱりね、お互いの言い分、えー、詰まってきちゃいますので、
ここをしっかりね、見極めてください。
なので、離婚を切り出す時に離婚したいと思っている、まあ率直に今どう思ってるっていう風にね、
もう冷静に淡々とお話しして、まあ向こうは感情的になっちゃうかもしれないんだけども、
まあね、そもそも離婚が認められない、認めしたくないってなった時に、
離婚調停の流れ
仮にね、離婚もし考えてくれるとなったら、どういう条件であれば、
もうなんか口頭向けなものでもいいから言ってくれみたいな形で、
ね、領域はどう思っているのか、ね、子供の親権はどう思っているのか、
財産に関してはどう思っているのかっていうのをですね、こと細かくやっぱり、
大変ですけども聞いていくというのが大切ですね。
そして、えー、こういうのってなかなかね、回答をもらうね、期限を決めないと、
いつまで経ってもダラダラしちゃうので、
例えば2週間以内に回答をいただけますかっていう風にね、しっかり伝えておく。
まあ今ね、やっぱりLINEとかメールとかのメッセージで、
証拠、証拠というかね、履歴を残しておくのが大切なんじゃないかなと思います。
よろしいでしょうかね。
で、お互いで話し合いでね、合意ができれば別にそこで問題ありません。
まあ、公正証書をね、取り交わす場合がね、必要な時は取り交わした方がいいと思います。
で、えー、話し合いでのですね、解決ができない場合は、流れとしては離婚調停ですね。
家庭裁判所の方に離婚の調停を申し立てていくという感じになります。
離婚調停というのはあくまで家庭裁判所という土俵の中で話し合いをしていくということですね。
ただ話し合いもね、それぞれが同じテーブルについてガンガンガクガク議論するわけじゃなくて、
間に調停委員さんと言って、ベテランの男性女性ね、2人ついて、
入れ替わりでね、旦那側、奥さん側の意見を聞いて、交通整理をしてもらうという感じですね。
で、まあ例えばこの資料次回までに用意してくださいとか、奥さんはこのように言ってますけども、
どこまでだったら妥協できますか?みたいな形で話し合いを進めていくという感じですね。
はい、だいたいですね、まあ1ヶ月半とか2ヶ月に1編ぐらいの流れ、
まあね、エリアにもよりますけども、そんな感じですので、
まあすごく時間がかかりますが、確実に話し合いが前に進んでいくというメリットはあるのかなと思います。
で、そこで合意ができれば、離婚調停でね、合意がね、長所を作ることができますし、
それがね、いかなければ今度は離婚の訴訟をね、という感じになります。
離婚成立後の手続き
訴訟は話し合いではなく、書面対決という感じですね。
自分の言い分をきっちり書面に書いて、それを根拠づける証拠を出していって、
他人である裁判所、裁判官の方にあなたたちは離婚すべきだ、いや離婚すべきでないという風に決めていく感じになります。
この書面は非常にやっぱり難しいので、どのタイミングで弁護士入れるべきですか?っていうね、よくお話聞きますけども、
少なくともこの訴訟のタイミングでは絶対に絶対に入れてください。
じゃないとね、軽くあしらわれちゃいます。本当に。
ですので、さすがに訴訟までいったらね、弁護士を入れるべきかなと。
その前段階の調停も入れた方がいいけども、ご予算の関係とかもあると思いますので、
調停に関しては、弁護士をつけずに自分自身で本人でやっている方も意外にいらっしゃいますかね。
もちろんつけた方がいいですよ。もちろん。知識と経験値が全然違うので、いいんだけども、
予算の関係がありますので、あとはね、どうしても平日のお昼というかね、日中にやることになりますので、
仕事でなかなかね、有給が取れないとか、なかなか厳しいという方はもう弁護士に任せちゃった方がいいですし、
その前段階、調停をする前段階から依頼をしちゃった方が、もちろんベストはベストでございます。
あとはね、費用の問題ですよね。どうしても弁護士費用って数十万かかっちゃいます。
最初に頂くお金、着手金、後で頂くお金、報酬金、場合によっては100万以上超えちゃう場合もあったりしますので、
ここは判断なのかなと思います。大体そうですね、物にもよりますけども、着手金だけで20、30、40、50万ぐらい取る方が、
取る弁護士先生が多いんじゃないかなと思います。で、そんな予算ないよと、そんな費用ないよという方は、
法テラスというのを一度検討してみてくださいという方にお話ししましたよね。経済的になかなか弁護士費用を賄うことができないような方というのは、
もちろんね、その自分の所得、自分の資産がどれだけあるかっていうのを資料を出して審査をしてもらって、
法テラスという機関に弁護士を安くね、お願いすることができますよという風な手続きをしてもらうということですね。
分割払いができますので、月々5000円とか7000円とか1万円とか、いった形で分割払いで弁護士を利用することができるというのは最大のメリットかなと思います。
ただね、自分がお気に入りの弁護士を選ぶことができないので、その日に当番になってた弁護士先生に偶然当たると、
その人にお願いするみたいな感じになるのが割と多いので、その辺は一長一短なのかなと思います。
さて、離婚が無事に成立しましたという風になった時の手続きですよね。
不要から外れるみたいなこと、外すみたいなことを忘れずにということでございました。
特に健康保険とかの関係で、奥さんが自分自身で国民健康保険とかがやるとか、
あとは生命保険の名義受取人を変更するとか、気をつけていただきたいなと思います。
あとは一人親になった時に児童手当とは別に、児童扶養手当というのももらえますので、
これの手続きを忘れずにいてくださいということでございました。
無事に離婚が成立した時の届出ですよね。
現時点ではですね、結婚したらどちらかの苗字を名乗らなきゃいけないという風に選択的夫婦別姓ではございませんので、
割と今多いのはね、結婚した時に女性側が男性側の旦那さんの苗字を名乗るということが多いんじゃないかなと思います。
で、離婚したら、戸籍、旦那の籍に入ったものは元の戸籍に戻ります。
まあ自分の父親母親というの方が多いのかな。
当然に戻りますし、苗字も当然に旧姓に戻るという感じになります。
ただね、もうずっと旦那の苗字で生活してきて、今さらちょっと変更するのはちょっとしんどいなという方がいましたら、
離婚から3ヶ月以内に引き続き旦那の苗字を名乗らせてくださいというような届けをすることによって、
引き続き使うことができるということでございます。
この3ヶ月ね、しっかり覚えておいてください。
他方で自分の子供、親権者を獲得できました。
自分がね、母親が親権を獲得して離婚するという風になった時に、
子供は当然に自分の戸籍だったり、苗字が変わったりはしません。
きちんと手続きをしないと、いつまで経っても旦那の戸籍のまま、旦那の苗字のままになっちゃいますので、
そこは注意してくださいということでしたね。
離婚の意思と法的アドバイス
はい、あとはね、最後ね、離婚そのものの意思ありを認められないようみたいなお話をさせていただきました。
やはりね、DVを直接されていたりとか、あとは浮気をされたりとか、
そういう風な場合は、違法婚姻を構成する場合は認められますけども、
離婚そのものの意思ありをはなかなか厳しいという感じですね。
モラハラとかセックスレスぐらいでもちょっと弱いのかな、みたいなお話をさせていただいたかと思います。
以上、長きにわたってお送りさせていただきました。お疲れ様でした。
全110回ですね。今日も含めて110回ですよ。めちゃくちゃ長かったですね。
もう最初の頃覚えてないかもしれませんけども、
さかのぼっていただくと、10分で総まとめのシリーズがありますので、
そこだけでもね、振り返って勉強していただくと、
ああそうだったそうだったという風にね、見やすいと思います。
しっかり把握しておいていただければなと思います。
このね、離婚シリーズだったり男女のトラブルシリーズ、お話して非常に勉強になりました。
まさに今、もう非常に助かってますみたいなですね、ご連絡をいただく方も実は結構いたりしたんですよね。
まあね、今3組に1組が離婚する時代ですし、そんなね、別に変じゃないし、
牛の目立たさもね、前ほどじゃないですからね。
今後の展望と新シリーズ
きちんと、まあ何でしょうね、まあもちろんね、夫婦で居続ける努力、
父親母親で居続ける努力はしなきゃいけないんだけども、
それでもやっぱり我慢の限界というか、自分のね、何でしょうね、長い人生ですから、
離婚という別々のね、道を歩むという選択だって別に問題ないわけですからね。
堂々と選択肢をね、選んでいただきたいなと思っています。
あの、めちゃくちゃ相談受けましたね。
なんか、あの、もちろん趣味義務があるんで言わないですけども、
いや、まあ本当にいろんな方がやっぱり悩んでいて、
なんでも気軽に聞いてください、あの私に。
はい、なんかメールの相談とか、あとオンラインとかの相談も普通にやっていますので、
今日というかね、ずっとこれまで解説していたのは、
あくまで一般論、一般的なお話でございます。
当然、夫婦の形、子供との家族の形、そして財産とかによって、
あなたの場合はこうですよ、というふうに個別具体的な話ができたりしますので、
ぜひですね、直接、弁護士、漢字、北川、カタカナで検索していただければ、
いろいろね、ホームページ等々出てくると思いますし、
私の事務所もね、オープンになってますので、
東横小杉法律事務所でね、検索していただいて、
アクセスしていただければ、全力で対応させていただきたいなと思います。
よろしくお願いいたします。
以上、男女のトラブルシリーズでございました。
ぜひですね、知識身につけて帰っていただきたいなと思います。
次回以降どうしましょうかね、ちょっとね、疲れたんで、
1週間くらいかな、2週間くらいかな、お休みをさせていただきまして、
新シリーズ、突入していきたいなと思います。
割とね、個人的にはだいぶお話ししたいコアなところ、
コアな法律ですね、1週させていただいたつもりではあります。
で、前にね、ボイシーでもお話ししていた著作権とか、
交通事故シリーズ、これもう1回ね、ブラッシュアップしたものを
お届けするのもアリなんじゃないかなと思います。
もうかれこれ、2年前とかかな、2年以上前ですね、解説したものがあるんですけども、
正直みなさんあんまり覚えてないでしょ?ね、あの、
一番最初の頃からね、聞いていただいた方はそうでしょうし、
で、まあこれ正直言うと、あの、音声データとしてきちんと取っておいて、
で、文字起こしだったりとか、そのYouTubeのね、原稿本の方に回したりとか、
そういった活用もしたいので、で、前のね、ボイシーだけで取っていたときは
音声データ取れてないんですよ。ですので、
まあなんか、あの、もう1回原点に戻って、中学生でも分かる著作権シリーズ、
新著作権シリーズとかでもいいかもしれないですね。
あと、新交通事故解説シリーズみたいなのも、なんかね、いいのかなと思いますので、
ちょっとその辺、うまく考えながらやっていきたいなと思います。
全然違う解説になるかもしれないですけどね。
引き続き、ちょっとお休みを維持1週間ぐらい、2週間ぐらい、ください。
その後ね、またやりますので、しっかり、あの、音声配信はね、やっていきますので、
ぜひ今後とも弁護士北川、よろしくお願いいたします。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
それでは、今日も元気にいってらっしゃいます。
