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2025-04-13 10:06

「禅寺リトリート」第89話

サマリー

今回のエピソードでは、兵庫県にある安泰寺での禅寺リトリートについて詳しく説明されています。参加者は多国籍であり、ヨガや禅の修行、独特な食事体験が紹介されています。

禅寺リトリートの概要
おはようございます。今回もぼいろぐやっていきたいと思います。今回は、禅寺でのリトリートについてお話しします。
先日、兵庫県の北部にある安泰寺というお寺で行われた、日本語だと「ヨガと禅修行旅行」というものですね。
英語だと「リトリート」という名前になってたと思うんですけども、それに参加しました。
このお寺は、曹洞宗の禅寺でした。今回参加したのは、11人とかだったと思います。
日本語ネイティブの人は、私を含めて2人。あと2人ほどは、ドイツ語の人もいらっしゃったと思うんですけども、
英語がメインの方が2人ぐらいいらっしゃったかな。
あと、中国語ネイティブの方が残り6,7人という感じで構成されていました。
言語はかなりいろいろということで、コミュニケーションは3カ国語でしゃべるという感じになっていて、なかなか面白かったです。
今回のリトリートは、企画者と言っていいのかな、の方がヨガのインストラクターの方ということで、
ヨガ半分、禅の修行というか、例えば座禅とかが半分という感じでした。
そのヨガというのが、アシュタンガヨガというヨガがあり、
かなり体も動かしたり、筋力も必要となる、柔軟性も必要となるという感じのヨガでした。
この安泰寺というお寺ですけども、基本的に自給自足をされている畑とかで農作物を採って、薪を割って生活をしているというスタイルになります。
ただ電気とかは通っていて、お寺以外で買ってきたものとかも買ったり使ったりするということは別に完全にないわけではないですね。
その禅寺での生活のお手伝いということで、例えば掃除をしたりとか、薪を割ったりとか、そういう体験とかもあるというようなツアーでした。
お寺にいる方は半分ぐらいが日本語ネイティブの方で、
あと半分は日本語以外がネイティブの方というか、海外からいらっしゃった方というか、そういう感じの方でした。
アメリカの方から来た方とか、あとヨーロッパの方から来た方がいらっしゃいました。
禅寺は今回は4泊5日で滞在でしたけども、基本的なスケジュールとしては朝4時45分起床です。
起きるときは担当の人がベルを持って廊下を走るみたいな、儀式的なことがあって、そこからスタートして5時に本堂に集合してヨガを自主練するみたいな、そういう感じでした。
あと禅寺での食事というのも体験するんですけども、これがかなり特徴的でして、ご飯を食べるときは私語厳禁で、
ペースも自分のペースではなくてもみんなに合わせて食べるということで、私の感覚でいうとかなり早かったですね。
自分用のお弁当じゃなくてその食器セットみたいなやつがあって、それをお椀とかを展開しながら、それにご飯とか汁物とかを装いながら食べるという感じなんですけども、
この辺も集団生活できっちりとアクション、箸はこう置く、こういうタイミングで動く、あとこういうときは合掌するみたいな手順が完全に決まっていて、
それにのっとって食べる。あとご飯を残すとかいうこともないに加えて、たくあんを使ってその食器を、たくあんで食べ残しとかを全部そのたくあんと一緒に食べて、
あとそのお茶じゃないかお湯を入れて、それで、はきじゃないんですけども布をかぶせた棒みたいなものがあって、それによってきれいにして、食べた後その場でその食器類を基本的に洗ってしまうみたいな感じになりまして、
修行と食事体験
自分用の食器については、それ以降その流しまで持っていかずにそこで洗うというか、なんかもうきれいにして、完全にその食器もきれいにして片付けるというような仕組みがありまして、
それがなかなか興味深かったです。ご飯が終わったらごちそうさまでした、はい掃除って感じで一息つくこともなく、その掃除をみんなで分担してやりました。
その禅寺はエアコンもないしお湯とかも出ないので、もちろんお風呂シャワーの時に薪でやると少し出ますけれども、日常生活の中ではお湯は出ないので、
水で雑巾を絞って、昔の一休さんのように雑巾を両手で押さえて、床をトントントンというか、押して走るか歩くかしていく感じで拭いていくみたいな、そういう掃除になります。
訪問した時は雪がまだ20%ぐらい積もっているかな、70%ぐらいは地面が露出していて、あとの20%ぐらいは雪が積もっているぐらいの感じで、まだまだ寒くてですね、夜とかかなり寒くて大変でした。
あとスリッパとかも基本的に持っていけばよかったのかもわかんないですけど、誰も履いてないし今ないというところで、足も冷たいとかありましたね。
あと部屋の中にティッシュとかもないのでハンカチとかで生活している感じです。
あと部屋にゴミ箱もないのでゴミが出たら共同のゴミ捨て場に持っていくって感じでやってましたね。
ただゴミが全く出ない感じですね。
その禅寺での生活スタイルでいくと、1日に1個出るとか出ないとかそういう感じの生活になってました。
あと座禅とかも体験にありましたけども、びきってやる棒みたいなものを持った人がいてみたいなそういうのはなかったので、
普通にじっと座布の上で座っているという感じの座禅でした。
そういう棒はないということでの良し悪しかもわかんないですけども、かなり眠かったなという記憶があります。
食事は1日に2回ですね。
精進料理という感じの食事ですが、ものすごく美味しかったですね。
禅寺では典座という方が、なんかシェフの人の名前はそう呼ぶみたいなんですけども、食事を作る人ですね。
それも修行の一環という感じで食事を作るというところで、その辺の食事の作り方の心得みたいな本も、
曹洞宗の宗祖の道元さんという方がまとめていらっしゃってですね、
その辺の食事というか家事というか、そういうのも修行として、
仏教ということで宗教なわけですけども、宗教の教えの中にそういう料理というところの本があるというのが興味深いなと思いました。
あとアシュタンガヨガというのはかなり私にとってはハードな内容で、真面目にやるぞというか真剣にやるぞというか、
すごい筋肉痛になったんですね。ただ、あんまり必死でやると腰を痛めそうかなというところもあってですね、ある程度様子を見ながら途中からはやるようにしてましたけれども、
ただ柔軟体操と筋トレを同時にやるみたいな感じで、なかなか面白いなと思ったのと、
無理は良くないですけれども、比較的無理なく柔軟性と筋力を一日に高めていくことができるものだなということで、それもすごい良かったです。
というわけで今回はお寺に行ってきましたという内容でした。では今回は以上です。ではまた次回。
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