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  2. #7 信頼が生まれた瞬間
2025-02-28 07:22

#7 信頼が生まれた瞬間

美容師さんから学んだ「信頼」の話です。

その行動は誰のためなのか?
私はちゃんとお客さまの利益を最優先に行動できているのか?
と、自分にも問い直したい出来事でした。

#美容師 #信頼
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こんにちは、hattoです。私たちは家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに夫婦でお店をやっています。
このチャンネルでは商品の裏側や試行錯誤の過程、私たちがショップを通して大切にしている考え方や気づきについてお話ししていきます。
家族のための雑貨屋さん、今日は7回目の放送です。
今日は、信頼が生まれた瞬間っていうテーマでちょっとお話ししたいと思います。
ちょっとふと思い出したことがありまして、昔行ってた美容院のことなんですけど、大学生ぐらいの頃のことで、
その頃、ホットペッパーを見ながらいろんな美容院を渡り歩いてた時期があるんですね。
でも、なかなかお気に入りが見つからなくて、雰囲気はオシャレだけど思った仕上がりにならないとか、
なんとなく決め手にかけるみたいな感じで、いわゆる美容院ジプシーみたいな感じの時期がありました。
大学生の頃って結構私はいろんなヘアスタイルをしていて、ブリーチもしたりカラーもしたり、パーマも結構きつめのものを当てたりとか、
髪の毛の状態は健康状態は最悪だったんですけど、古毛が好きだったっていうのもあって、
別にこのサラサラのロングヘアとかに憧れがあったわけでもないので、髪が傷んでるっていうのはあんまり気にしてなくて、
綺麗な髪でいたいというよりも、やりたい髪型するっていうのが一番大事だったんですね。
そういう感じの時期にたまたま行った美容院なんですけど、
それが古いマンションの一室でやってる小さい美容院だったんですけど、
普通のマンションで、エレベーターも閉まるボタンがなくて、びっくりするぐらいゆっくり動くエレベーターに乗って、
何階だったか4階だったかな。
で、止まって、
扉も本当に普通のお家みたいな鉄の扉、よくある扉で、
開いたら、この玄関の名残みたいな感じの靴を脱ぐ場所があるんですけど、
でも実際は靴を脱ぐことはなく、多分床を張り替えてるのかな。
そのまま土足で入れたんですけど、
店内も少し小さめで、席も2席しかないし、
でもゆったりした空気が流れてるような美容院でした。
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で、美容師さんは当時で多分40歳ぐらいだったかな、の女性の美容師さんと、
あとアシスタントの方が一人いて、
入ってすぐにこの空気感好きな感じだなっていうのは思ったんですけど、
いつもと同じようにやりたい施術というか、こういう風にしたいんですっていうのを伝えたんです。
多分カットとカラーだったと思うんですけど、
お願いしたらカラーを断られてしまったんですね。
ちょっと髪が痛みすぎてるから、
今の髪の健康状態ではカラーはできませんっていう風にはっきり言われてしまったんです。
カットだけだったら今日はやりますって言われて、
正直すごい驚いて、初めてそんなことを言われたんですね。
こちらの気持ちとしては、お金を払ってやってって言ってるのに断られるっていうことを想定してなくて、
例えばスーパーとか何かお店に行ってこれくださいって言って、
お金を出してるのにそれは売れませんって言われたみたいな、
そんな感覚で18歳の当時の私にはすごい驚きの出来事だったんですけど、
でも結局その美容院にその後10年間通ったんですね。
成人式の髪のセットもやってもらったし、
就職して落ち着いた髪色とか髪型にしないといけないってなった時も相談して色々やってもらったりとか、
人生の節目にお付き合いのある美容院っていうちょっと特別な美容院になったんですけど、
ずっと美容院ジプシーだった私が、
なんでこの美容院にまた行こうって思ったかっていうと、
カラーを断られたからなんですけど、
そのこの短いやりとりの中で私はその美容師さんを一気に信頼してしまった。
もうその瞬間に信頼が生まれたんだなって思うんですね。
で、それが何かその出来事が何で信頼を生むのかっていうのをちょっと振り返ってみると、
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自分の利益じゃなくて相手の利益を優先するっていうことなのかなって思いました。
美容師さんからしたら、もしかしたらカラー断るっていうのは要望聞いてくれない店って思われてしまうかもしれないし、
もしかしたら言った通りにやってくれる別のお店に行ってしまうかもしれないっていうリスクもあるわけじゃないですか。
でもそこでこう相手のためにあえてNOっていう自分のその利益を超えたこの行動っていうのが、
信頼を生むっていうことに繋がったんじゃないかなっていうふうにちょっと思い出して考えていました。
はい、では今日は信頼が生まれた瞬間という話をさせていただきました。
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ではまたハットでした。
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