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2025-07-04 06:25

#48 火事のとき持ち出したいものが浮かばなかった

『 家族の絆をより濃く、より強く 』
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#記憶 #思い出 #体験 #火事 #家族 #絆 #スタエフ #スタエフ初心者
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サマリー

火事をきっかけに、持ち出したいものが思い浮かばなかった経験を通じて、物よりも家族との思い出や絆の大切さを再確認しています。特に、息子のために作った勉強机がその象徴となっています。

火事の経験と思考
こんにちは、hattoです。私たちは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに夫婦でお店をやっています。
この番組では、ものづくりの裏側や家族と向き合う日々についてお話ししています。
今日は、火事のときに持ち出したいものが浮かばなかった、という話をしたいと思います。
先週、自宅の隣のお家が火事になりまして、
この話は前々回もちょっと話をしたので、
まだ火事の話するんかいって感じかもしれないんですけど、
今日は火事の話というよりも、その火事をきっかけに改めて考えさせられたというか、
気づいたことがあったので、その話をしてみたいと思います。
自宅の隣のお家が火事になったっていう連絡をもらって、
仕事場から自宅に戻る途中で、
頭の中で持ち出せるものがあったら持ち出さないと思って、
何を持ち出そうかって考えたんですけど、
そのとき、何にも浮かばなかったんですね。
昔だったら通帳と印鑑とか、写真とか思い出のそういうものかなと思うんですけど、
今って通帳なんてほぼ使うことなくて、今は全部ネットでできるし、
写真もデジカメとかスマホで撮ってるんで、
クラウドがあるし、スマホにも入ってるし、
絶対これだけは持ち出さなくちゃみたいなのが、
おとっさに何にも浮かばなかったんですね。
その中で唯一浮かんだのが、
この春、小学校入学した息子のために作った勉強机だったんです。
息子の勉強机はもう机として売られているものじゃなくて、
夫と二人で材木屋さんに行って、
分厚い無垢の木材を買ってきて作ったものなんですね。
5センチくらいあったかな?
固い木だったのでものすごく重くて、
何キロって言ってたかな?30キロかな?50キロかな?
ぐらいすごい重くて分厚い無垢の木を買って、
それを二人で運んで、
三つ炉を塗って作ったっていう勉強机なんですね。
机って言っても柱と壁に固定してしまってるんで、
物理的にもそんな簡単に持ち出せるものではなかったんですけど、
唯一思えたら嫌だなって思ったのがそれだったんですね。
なんでそんな風に思ったのかなってちょっと考えた時に、
気づいたのは結局その机そのものっていうよりも、
その机を作った時間とか、
その気持ちとかっていうのがあるんじゃないかなっていう風に思いました。
一緒に作ったっていう記憶だけじゃなくて、
これから一年生になって、
ずっとこの机で勉強していくんだなっていうのを考えた時に、
ちょっとでも使いやすいとか長く使えるとか、
そういうことを考えながら作ったし、
息子もそれすごい気に入ってくれて、
毎日そこに座って宿題したりとか音読したりとか、
そういうことをしていて、
それを毎日見ていて、
だからそういう光景とか記憶とか家庭とかかな、
そういうものが物よりもやっぱり大事だなっていう風に思います。
物の価値と家族の絆
うちは別にミニマリストとかでもないので、
普通に物って家の中にたくさんあるんですけど、
持ち出したいものが本当に何も浮かばなかった、
机ぐらいしか浮かばなかったっていうのが、
割と自分的には衝撃というか驚きで、
本当に必要なものって実はすごい少ないんだなっていう風なことを実感しました。
その中でも唯一浮かんだのがその勉強机っていうもので、
それ自体もよく考えてみると物自体ではなくて、
そこにある記憶とかそういう体験とかっていうものが大事だって感じているということにも気づけて、
それってハットで作ってるものも全く同じなんですね。
この目に見えるものをお届けしているんだけども、
そのものを通して家族で過ごす時間とか、
そういう記憶とかそういうものを形にしたいなっていう風に思っているので、
今回のこの家事でその自分の中の思いがより一層はっきりしたような気がしました。
物自体がかっこいいとかおしゃれとかっていうのも大切なんだけど、
そのものの中に記憶とか絆が残っていくような、
そんなものが作れたらいいなっていう風に思っています。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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ではまたハットでした。
06:25

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