ポッドキャストの導入
ハト組ホームルーム
ハト組ホームルーム、出席を取ります。妙優さん。
そして、私、ヒューガー大助。
はい、ということで、11回目でございます。
このポッドキャストはですね、
私と妙優さんがカフェでゆるゆる喋ってるような感じを横で聞いていただいて、
ああ、こんな人たちもいるんだなぁとリラックスしていただいたりとかね、
まあちょびっと、まあまあいっか、今日もなんか一日頑張るか、みたいな感じになっていただければいいかなという、
そういう趣旨でございます。
めちゃくちゃ風が強い、相変わらず。
いつ飛ぶかわかりませんね、この家も。
修復してる場所がガタガタガタガタ言って、お聞き苦しい点があったら申し訳ないんですけども。
最近さ、活動の方はどうなんですか?
活動の方ですね、活動の方。活動っていう言葉もまた面白い。
なんかこう政治的なとか思想的な活動とかではなくね、活動家っていうとそういうことになっちゃいますけど、
僕は一応表現活動をね、していまして、
あ、そうですね、最近だと、今度、これもポッドキャストがリアルタイムで聞いてる方は、
まあ3月の半ばぐらいかなと思うんですが、来週落語をまたやるんですよ。
もう2回過去にやっていまして、3回目の落語ということなんですけど、
これを収録している今の時点では一文字もまだ入ってないんですけど、これから入れるんですけどね。
日本橋の茅場町の方で落語をやるんですが、落語面白いんですよ、やっぱり。
まったく着物も着たことないし、落語自体初めてやった時にも、
あ、楽しいなと、一人でできる演劇みたいなもので、
一人でやる大変さももちろんありつつも、
何て言うんでしょうね、切り替えるのが楽しいです、僕はね。
やっぱり紙芝も決まってるし、偉い人はこう向いて喋る、こうって言ってもポッドキャストだとわかんないですけど、
偉い人はこう、自分から見て右を向く、舞台で言うと紙手から喋るっていうことですね。
で、目下の人がこういう向きで喋るんです、こういう向きで。
あ、あの、殿様、持ってまいりました。
おー、苦しゅうない、苦しゅうない、こうなるんですね。
今全然ね、映像が伝わってないと思いますけど、
そこの切り替えをすることによって見える景色が変わるっていうのが、ちょっと面白くて。
最初、形式的に紙芝も振ってたんですけど、
確かにこうなると気分変わるなとか、やっぱり当然見えるものが変わるんで、物理的に。
その人の世界がパッとインストールされるというか、そういう面白さがあって。
なんですかね、落語って今結構ブームになってきていて、
僕の知り合いもイケメン若手落語家とかがいて、人気が出てきたりしてるんですけど、
やる側に回ってみると、
なんでしょうね、その世界、その時ナレーターも兼ねて、
登場人物もみんな兼ねるので、
その時の世界観を自分の中に丸ごとすっぽり入れていくみたいな作業が面白くもありますね。
今度の話が吉原の話で、オイランを演じるんですけど、
女性をちゃんと演じるってこともまたチャレンジしたい課題だったんで、そこが楽しみですね。
前回は仕事の都合がつかなくて行けなかったんだけど、今度は行きたいな。いつだっけ?
3月23日の日曜日のお昼、11時と14時かな、2回やりますので、
役者落語っていうイベントなので、そこ調べていただけると出るかなと思います。
もしポッドキャストの方のメッセージいただいて、来たいですって方は詳細お知らせしますので、よかったらお願いいたします。
ぜひぜひ。
活動は他にもマルチ人間というか、このポッドキャストも大事な活動の一個ですけど、
僕最近、長嶋のマジックをよくやっていて、長嶋こそステージも何もないですから、
飲食店で一期一会なんですよ。本当に出会ったお客さんと声をかけて、マジックを見てもらって喜んでもらうという仕事なんですけども、
結構面白みがわかってきまして、最初の頃は声をかけることがハードルなんですよね。
楽しそうに喋ってたりとか気難しい顔で商談してるなとか、声かけるのもだったんですけど、そこはだんだん気にしなくなってきて、
とにかくどんどん声をかけて、見たい人に出会うまでただただ声をかけるんですけど、
見てもらえた時にお客さんがだんだんエネルギーを高めていくというか、偉そうな言い方ですけど、元気になっていくんですね。
なんかそれがすごく面白くて、つまらそうにスマホいじってたお姉さん2人とかが、だんだん目をキラキラさせてくれるとかが、やっぱりやっててよかったなって思う瞬間ですね。
なんであくまでやっぱり人前で表現をしたい人なんだなっていうことを思い知る作品でございます。
鳥の遊び
心の栄養なんだね、マジックってね、きっと。
なんですかね、マジックに限らず演劇とか音楽とか人によって好きなものは違うでしょうけど、なんで人間ってそういう下部音極というんですかね、生命維持に関係ないことをやるようになったのかなって。
本当だね、豊かなんだろうね。ワクワクだよね、ワクワク。楽しい。やっぱり楽しいことが好きなんだね、脳みそって。
なんなんですかね、人間の脳みそって。動物も遊ぶのかな?
遊ぶ。
遊びますよね。
去年さ、体調崩して、10日間ぐらい東寺に行ってたんですよ。そこのお部屋からね、もうやることないから窓から外を見るみたいなことをしてたんだけど、今日みたいにさ、むちゃむちゃ風が吹くと、あれはツバメなのかな、スズメなのかな、鳥がね、風に乗って遊ぶのよ、あの方々。
あの方々。
普段風のない日に見てると、別に陽のある時しか飛んでない。そんなに鳥を見ることはないのに、風がある日に限って飛び出てきてね、それでパタパタしないで、ふーってこう。
滑空してるんだ。
風に吹かれて、ふーって何度でもやるの、それを。
何のためにっていうのないんだ。
絶対遊んでる。
遊んでるだけなんだ。
絶対遊んでる。今日いい風だよって言って、サーファーみたいなもん。
風乗り?
そう、風乗り。
波乗りなの?
今日いい風だよって言ってみんな出てきて、それで、しかもパタパタするんじゃないんだもん。ある程度まで行ったら止めて、ふーって流されて、また戻ってて、ふーって言って、俺こんな高くまで行くぜ、ふーってやって、みんなで遊んでるの。
すごい、それ貴重なもの見ましたね。
で、私しみじみ遊ぶんだ、鳥さんも、と思って。
雀も遊ぶ。
遊ぶ。遊びます。
鳩組の皆さんも遊んでいきましょうよ、もっと。
そこだ。
鳩組も。
そこだね。
鳩はね、どうなんだろう、あんまりこう、彼らは割と捕食にかかりきりに餌どこだ、餌どこだっていうイメージがあるので、遊んでるイメージはあんまりない。
ちょっと待って、あの捕食が遊びなのかもよ。
もうお腹なんか結構いっぱいなんじゃない?お豆いっぱいあったりしたら。
でも、なんか楽しくて、つついてんじゃないの。
なんですかね、それもうプログラマーさんが言ってるのか、食べることが楽しいと思えなかったら、当然ね、死んじゃうから。
そうだよ。
人間もそうなんでしょうけどね。
だって時々鳩さん見てるとさ、明らかに食べられませんよっていう石もつまんでさ、持って飛ばしたりしてるじゃん。
なんかくちばしで、うちインコ飼ってるんですけど、インコも噛むのが好きで、食べることが目的じゃないですよ。
ニンジンとかあげると、かじった後にペッて横に捨てるんですよ。
なんかお前食べないのかって思って、パッパって横に散らすので、なんかそういう遊びなんですね。
遊びの重要性
みなさんね、遊びしてますかね、最近ね。
遊ぶって、ちゃんと自分から選ぶって結構大事だと思っていて。
なんかこう真面目で、こう、なんていうんですか、こういう真面目になっちゃってる人ほど遊ぶなんて、職業でしっかり問題解決をするために考えようみたいに。
遊ぶことは、
悪みたいに。
そうそうそう、悪みたいな。
そうね、教育の賜物だね。遊んでばっかりしちゃいけません。
またお釈迦様の話になっちゃいますけど、手塚治虫の仏陀で読んだら、王がね、ずっと仏陀がこうやって、うーんって悩んだ顔して部屋から出ないから、
ほら、宴会宴会って言って連れ出して、女性がいっぱいこう言って、王子様ーって言って、踊りますねって言ってやってる場でも、お釈迦様はずっとこうやって、うーんみたいな顔してたっていう話があって、
なんかこう、古来から遊ぶってことに対して、お釈迦様がどう思ったか知らないけど、いやそんなんじゃいかん、みたいな。
それが、そんなチャラチャラしたことに時間を使ったらいかん、みたいな発想ってやっぱあるんですかね。
どう、そうなのかね。
でもね、確かにね、修行中で、仏教、お釈迦様の言ってることなんか、株はダメなんだよね。
なんでですかね。
私ね、本当のところは分からない。ちゃんと読み込んでないから。
でも自分の体験談として言うと、音楽って心地いいじゃない、とっても。
で、疲れた時に音楽が、音が流れで入ってくると、わー脳が喜んでるな、緩まったなって感じることもある。
でも、結局常にそうやって緩まってると、思考がね、そっから先に落ちていかないのよ。深まっていかないような気がしない。
音楽と一緒にさ、流れていっちゃうというか、表層をツルーといっちゃうというか、疲れてる時はそれを利用してツルーといく。
音楽を聴いて気分を変えるっていうのは、そういう意味だって思うんだよね。
瞑想と音楽
でも逆に深めようと、どんどんどんどんそこまで考え込んでいこうっていう時には、邪魔になっちゃうかもしれない。
瞑想する時に、無音で何もない環境でやることが妙優さん多いんですけど、
世の中にいろんな種類の仏教以外にもいろんな瞑想があると思うんですけど、音楽をかけるようなタイプでもあるじゃないですか。
でも、いわゆる我々が聴いている商業ベースの音楽とかではなくて、すごく最低限の音が繰り返されてるみたいなイメージがあるんですけど、
あれはあえて、多分思考が深まるように作ってるのかな?
気づきを得るっていう点ではそうかも。
音楽かけないでやってても、音楽かけててもいいんだけど、何をわからなきゃいけないかっていうと、
今音が聞こえてるなって、その音を追いかけない練習をしなきゃいけない。
だから音楽がかかってた時にも、その音楽を結局知ってる曲だったりすると一緒に歌っちゃったりとか、追っかけちゃうじゃない。
それは瞑想の目的とは変わっちゃうかもしれない。
どんな音楽が流れてきても、聞こえてるな、知ってる曲だな、終わる。そこで自分の思考を切っていくっていう練習がどんどんできれば、
音楽かかってても、かかってなくてもいいと思うよ。
同じこと。音楽かけてなくても、今もさ、いろんな音してるじゃない。風の音とか屋根が剥がれそうな音とか。
それをさ、追っかけちゃうのよ、私たち普段は。
そうですね。
なんでこんな、どうして今日こんなに風が吹いてるんだろう、東高線どうなってたっけとかさ、屋根飛んじゃったらえらいことになるぞとかさ、追っかけちゃうわけよ。
それを止めるのが瞑想の目的だから。
あー風吹いてるな、屋根飛ぶかも、はい終わり。
で元に戻る。
あーまた風吹いてるなんだろう、はい終わり、元に戻る。
だからそれをやってるだけだから。
だから音楽かけてても同じことができれば、目的は同じ。
なるほどね。
やっぱり結局、今ここにっていうところに戻ってくるっていうところをトレーニングするというか。
そうですね。
最初はね。
それが工事で上手になっていくと、いわゆる無っていうの。
総統集、全集の方々はそれをやってらっしゃるけれども。
そう、こういう国は大変よね。
無の境地ってね、無だから想像できないですよね。
だって無になったって思った時点でダメなんだよ。
そう、それはもう無っていう認識があるんだよね。
考えてるんだからね。
すごい大変な話だよね。
伸び田くんがね、その頭を空っぽにしないとこの道具使えないよってドラえもんに言われた道具があって、
その時に空っぽ、空っぽ、空っぽってずっと考えてて、それ考えてるじゃんっていうことがあったんですけど。
無になると思うんだよ。
深いね伸び田くん。
ドラえもんの中にそういう描写があって、心の中の声が聞こえちゃうよって道具だから、
考えない、考えないって言って、空っぽ、空っぽって声が人に丸聞こえみたいなことがあったんですけど。
無ってね、またほら日本語の無って、無いって、
いや、なんかこれもまた話それますけど、日本語の無いって形容詞なんですよ。
え、そうなの?
無いって、無き、無かろう形容詞なんですよ。
無いという状態を表している言葉なんだけど、あるは動詞なんですよ。
不思議って。
いや、動詞だと思うよね、あるはね。
人から見たら、あるとないが品詞が違うんだみたいな。
日本語ってすごい。
あるっていうのは、やっぱり人間が自分の意思を働かせちゃうってことなんですよね。
多分ね、ある、そこにありたいと思う、どんなあり方を。
でも、どんな無き方を、無い状態を入れるって言えないから、無いってなんだって、無ってなんだってよく思いますね。
そうだね、あるはさ、そのままでいけるけど、無きはさ、無きことにするとかさ、動詞でくっつけないとってことね。
なんかね、動詞ではないんですよね、そのままではね。
そのままではないという状態には、そのままではない。
自分の意思で持っていくのが難しいような感じのする言葉ですよね、無い状態って。
無ってなんだよっていうね。
難しいね、面白い。
思ったより、なんか哲学的な方向に行きそうになっちゃいましたけども。
そんなこと言ってるうちに終了のお時間が近づいておりますけれども、
日本語の哲学
このポッドキャストでですね、皆さんのお便りを、メッセージを募集しておりますので、
コメントでもいいですし、番組のサイトから、フォームから書いていただいても大丈夫でございます。
また我々と喋りたいなと、漠然と悩みがあってもなくても、漠然と喋るという回に参加したいという方はですね、
ハトグミホームルームオンラインという会を企画しておりますので、
いついつ参加したいわとか、いつぐらいにやってもらえるといいわとか、そんなこともお寄せいただければと思っております。
はい、ということで、あっという間に第11回目が終了でございます。
またお会いしましょう。ありがとうございました。
今週も最後までお聞きいただきありがとうございました。
お聞きのアプリで番組のフォローとレビューをお願いいたします。
概要欄にありますリンクから、お便りやハトグミホームルームオンラインへの参加表明も受け付けております。
お気軽にご連絡ください。
それではまたお耳にかかりましょう。
ご機嫌よう。さようなら。
この番組は、人生に花を咲かせるポッドキャスト番組をお届けする
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