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2025-12-04 59:57

特別編 | この旅はだれかの心を動かすか 後編 | Takuroさん × Mariさん × Koyoさん

mog
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Host

第十九回目は特別編として、トラベル・マガジンpolaris より編集長のTakuroさんとエディトリアルデザイナーのMariさん&Koyoさんをゲストに、雑誌polaris Issue03 発刊記念イベントを兼ねてお届けします。

編集長のTakuroさんが中心となり、30歳のときに始めたインディペンデントマガジンの制作と、それを通じて経験したキャリアの葛藤や気付き、そして旅を通して出会った価値観を激しく揺さぶる出会いの話を時に広く、時に深く聞いていくことで、働くって何だろうを考えます。

[25年11月15日、公開収録@広告気球]


▼番組への質問・お便りはこちらまで

https://forms.gle/VSjU7twzS7PaoiYY6


イベント概要 |

『私を連れ出すトラベルマガジン 30歳からの雑誌づくりと旅する人生』

About: 東京とロンドンを中心に活動するトラベル・マガジンpolarisの新刊『辺境をゆく〜分断とわかりあえなさの時代に〜』の発売を記念し、トークイベントを開催しました。


polaris | https://polarismagazine.jp/

日本生まれのトラベル・マガジン。東京とロンドンを中心に、カルチャー・デザイン・アート・社会問題など、私達の常識を揺り動かす人々の物語を追い求め、世界を旅します。新刊となるissue 03の特集は「分断」。世界各地の辺境地帯を旅し、分断によって追いやられ、また分断に立ち向かってきた人びとに出会いました。彼らの物語の中には、分断にまつわる私達の視点を動かす、景色や兆しが広がっていました。


広告気球 Ad Balloon | https://www.instagram.com/koukoku_kikyu/

2025年、Podcast「ハタラクボクラ」の制作陣 MogとShin、他メンバーが中心となり、梅ヶ丘にオープンした実験的空間。たまには資本主義から遊離してエスケープしたい日がある。そのためのコンテンツを企図し、ひとときの過ごし方を模索していきます。

サマリー

このエピソードでは、雑誌プロジェクトとデザインスタジオの活動を通じて、クリエイティブな力が社会問題を解決する方法について議論されています。特にロンドンの刑務所での音楽プロジェクトや再犯率を下げるための取り組みが語られ、ビッグイシューのエンゲージメントを若者に取り戻すプロジェクト提案が共有されています。また、雑誌作りを通じて物語の力が探求され、インディペンデントマガジンやビッグイシューを通じて若者のクリエイティビティや社会的プロジェクトについて話されています。刑務所内でのクラフトマンシップや地域経済への影響にも焦点が当てられています。環境問題とクイアカルチャーに関するメディアの役割と責任についてのディスカッションも行われ、雑誌制作を通じた個人の物語の発信が考察されています。メディアの中立性とその限界に関する意見も交わされ、参加者の多様な視点が印象的です。ポラリス雑誌の創設背景や新しいメディアの役割に関する考察も展開され、関係性の構築や多様な視点に触れる楽しさが強調されており、雑誌の特性がデジタルメディアにはない希少な現象として語られています。最後に、雑誌のデザインや流通についての議論があり、特にイギリスの書店事情と日本との違いが強調され、教育分野での取り組みや定期購読の重要性についても話されています。

雑誌とデザインスタジオの活動
それからですね、ちょっと今日は雑誌以外の話もしたいなと思っていて、実は我々は半分雑誌のプロジェクトをやってるんですけど、半分は僕らはデザインスタジオとかデザインプロジェクトって呼んでるんですけど、
いろんな会社さんとか自治体とか、学校とかの、要するに課題を解決するクリエイティブの力でっていう、そういうプロジェクトを
僕らなりの結構ユニークな話を、僕らの物語の解釈の仕方を通じて、社会にすごい面白い視点とか新しい視点とか、関係性を提案するっていうのをやっているんです。
そのプロジェクトは後で話すんですけど、これ僕らのいろんなメンバーと、そういうプロジェクトをやってるんですけど、このオレンジの雑誌が去年出した雑誌なんですけども、それですごく面白いプロジェクトをやったんですね。
これちょっと超難しいクイズなんですけど、何の、これあるプロジェクトなんですけど、何のプロジェクトだったんですか。
これちょっと正解無理だよね、多分。
難しい、ハイレベル。
そう、音楽のプロジェクトなんです。
レコードズって書いてあるんで、なんですけど、すっごい変わった場所でレコードをやってるんです。レコードでやってるレコードで。
駅です。
駅。
さらに。
さらに。
ちょっと難しい。
皆さんは行ったことがないかもしれない。
行ったことがない方がいい。
まあ、ない方がいいってことはないけど。
正解。素晴らしい。
そうなんです、そう。
あの、これ刑務所、イギリスの刑務所でやってるヒップホップの音楽のレベルなんですね。
なんか、ちょっと意味不明ですよね。意味不明ってかって感じですよね。
実はこれは、僕は1年半くらい、一昨年帰ってきたんで、ロンドンでこの人たちとプロジェクトをやってたんですけども。
これはロンドンの囚人、受刑者、または元受刑者の人たちのリハビリテーションのためにできた音楽レベルなんです。
で、これが、この人が、このINHOUSE ECHOESのファウンダーのジューダっていう、僕のデザインと編集の師匠なんですけども。
ロンドンの音楽プロジェクト
それからこれがフロントマンのパールっていうヒップホップのアーティスト。
彼はこのINHOUSE ECHOESの第1部のアーティストで、去年一緒に雑誌の、この雑誌のロンジュのイベントをイギリスでやったんですけど。
すごく刑務所、ロンドンの刑務所の再判率って、日本と同じくらいなんですけど、何パーセントぐらいだと思います。
ちなみに日本は10年前から今までで、大体10ポイントぐらい上がってるんですね。再判率は。
ちなみに受刑者数が減ってるんです。
大体何パーぐらいの人が再判すると思います。
50パーぐらい。
正解です。そうなんです。
すごいっすね。
普通の人だよ。
半分再判するんです。
半分。
多いと思います。
僕も最初聞いたときは、ちょっと多いなと。
ちなみに一番低いのは、今どこかな。
多分デンマークとか10とか。
つまり日本とロンドンは同じく再判するんですけど。
多くの人が、何で再判するかというと、頭が悪くて、幼少期に悲惨な体験があって、
それから修行の経験がうまくないから、受刑者たちが再判すると。
なので、そういうトレーニングがされるわけですね。
プリズンブレイクとか見たことありますか?
労働させられてますよね。
つまり労働することが公正に一番大切で、
日本は結構ペナルティ的な意味も強いんですけど、
この柔田っていう、彼はデザイナーでありミュージシャンなんですけど、
本当かっていうふうに思って、
イギリスの刑務所って日本よりもややオープンで、
音楽を教える授業をできるんです。
音楽を教える授業に行き着くまでも結構時間がかかったんですけど、
最初は英語の先生って嘘ついて入って、
音楽を英語で教えるとか言って、最初は音楽の授業にしちゃったみたいなんですけど、
歌詞を書いたりとか、音楽を一緒に作るっていう授業を彼はやってて、
それは2年くらいずっとそのギターを活用していろんな刑務所に入っていくと、
なんで再犯をするのって言うと誰も言わないわけですよ。
でもリリックとかリズムとかの中には、彼らの本音が隠れてるっていう。
で、彼が思ったのは、出た後に居場所がないっていうことが、
ほぼほぼ全ての再犯の理由なんじゃないかと思っていると、
出た後にお前は元受刑者だっていうレッテルを張られることが、
その結局社会で居場所がなくなって、この刑務所に戻ってくるっていう、
多くはその負のループで、この再犯のループが生まれてるっていう風に、
彼は思った。で、行った時に、教育とか労働って、
刑務所の中で本当にクリティカルに効いてるのかっていう風に彼は思って、
それよりも、刑務所が出た後に別の身分が必要なんじゃないかっていう風に思ったりとか、
もっと捕まった時とは違う仲間が必要なんじゃないかとか、
なんで自分がそういう風にしたかっていうのを本音で、
だけど、恥ずかしくなく喋れるきっかけが必要なんじゃないかと思った時に、
ミュージックレーベルがいいんじゃないかっていう風に思って、
これは2018年に立ち上がった音楽のレーベルなんです。
2015か。次が10周年ですね。来年26、16年。
これは今まで多分ね、総勢600人ぐらい関わってるんですけど、
再販の予約比率は98%ぐらいなので、
ちょっと残念ながら再販した人いるんですけど、
非常にその再販率を減らせているっていうプログラムなんですけども、
実はこれは僕の雑誌を作る上でも、僕のキャリアの中でも、
彼と過ごした、そしてまた彼と過ごしにイギリスに行くんですけども、
非常にエポックメイキング的なことで、
自分のデザインとかクリエイティブとか、
雑誌を作ることの価値観を根本的にすごい変えられた経験だったんですね。
すごく面白いのは、個人的な物語は雑誌のコンテンツだけじゃなくて、
こういう社会を変えていくインパクトとか、
パワーを持ってるっていうのをすごく思っていて、
僕らはこの雑誌を半分やるのと、
この雑誌から得たエッセンスとか知見を、
もっと社会に何かインパクトを起こせるようなプロジェクトにできないか
っていうふうに思っていて、
今いろんな、例えば刑務所とか、
北海道の刑務所プロジェクトやってるんですけど、
それから学校ですね、
あといろんな会社とも、
主に仕事をしてるのは人材系とか、
そういう若い人とか、
企業で働いてる人たちのクリエイティビティを
どういうふうに作っていけるかっていうような仕事をしてる人たちがいて、
彼らと一緒に、
僕らはデザインスタジオとしていろんなプロジェクトをやっていて、
ビッグイシューのエンゲージメント
実はポラリスは、
どっちがABかわかんないけど、
2面あって、これとスタジオが両方くるくる回っていて、
2人とももちろん、
デザイナーっていうふうに言ってるんですけど、
そのプロジェクトのデザイナーとか、
マネージもしてくれているっていうのが、
僕らのユニークなところかなっていうふうに思っていて、
今日は最後にいくつかプロジェクト紹介して、
皆さんと話を終わりたいなと思ってます。
1個目は、ビッグイシューって知ってますか?
ありますか?知ってますか?知ってます。
ビッグイシューって日本ですごく有名だと思うんですけど、
出自ロンドンなんですね。
UKが一番最初で、
30年前くらいにゴードンロディックっていう人が始めたんですけど、
当時すごくビッグイシューって革新的なメディアだったんですね。
で、それはメディアの内容も面白かったんですけど、
ビッグイシューって買われたってありますか?
インターンしてました。
本当ですか?じゃあよくご存知だと思うんですけど、
じゃあ、僕が言うな。
ストリートペーパーの栽培の中でコンテンツが共有されて、
それを日本のストリートペーパーもオリジナルのコンテンツと、
例えば映画がリリースしたらその映画のコンテンツっていうのを合わせて、
そのネットワークがすごい面白かったなと思いました。
そうなんです。まさにそのビッグイシューって単純な媒体じゃなくて、
非常に考え方がネットワーク的なんですよね。
それはすごく面白いと、
あとこれはホームレスの方たちを支援する、自立を支援するマイクロビジネスなんですね。
その単なる媒体じゃなくて、
つまり例えば1.5ポンドで、
今で日本で300円ぐらいで1冊ホームレスの方が仕入れて、
3ポンドで売るっていう、
そのぐるぐる回していくことでホームレスの方たちを、
ただ支援金を渡すんじゃなくて、
自立できるようにするっていうモデルを30年前くらいに考えたのがこのストリートペーパーで、
当時のイギリスというか世界にとってこれはめちゃくちゃ革新的なアリアだったんですけども、
30年経って、今ストリートペーパーって売れてないんですね。
特にGen Zって言われているZ世代の人たちが非常にエンゲージが少なくて、
まずコロナが終わってから、
路上で物を買うっていう行為が非常に厳しくなったのと、
そもそもデジタルしか見ないっていう人たちと、
それからいろいろな要因があって、
若い世代のこのロジェクト、Zビッグイシュに対するエンゲージメントがめっちゃ減ってて、
その時のお題はその人たちのエンゲージメントを取り戻したい。
UKビッグイシュはすごく頑張ってて、
TikTokとかめっちゃ投資してるんですよ。
インスタも。
若者インフルエンサーとかめっちゃ雇ってて、
コンテンツも頑張ってるのと、
3年前は非常にロンドンで昆布茶と抹茶が流行ってて、
今も抹茶流行ってるんですけど、
ビッグイシュ昆布茶みたいなの作ってて、
そういうのやってて、めっちゃマークしてるんですけど、
なんか効かないみたいな話があって、
僕らと提案をして、
僕らはThe Little Big Issueっていう、
一緒に雑誌を作ろうっていうプロジェクトを提案したんですけど、
こういう雑誌を作るって提案したんですけども、
TikTokとかインスタとかのコンテンツがめっちゃ面白くて、
若者Z世代はインクルーシブな世代で、
めっちゃダイバーシティな世代だっていう、
っていう風に書いてあるんですよ。検索すると。
多分今検索したら、
いろんな大手のメディアとかがレポート出してて、
めっちゃ多様性の世代みたいなのがレポートが出てくるんですけど、
僕らは本当っていう風に思って、
いろんなロンドンの学生たちと話をしたんですね。
70人くらい、18歳から22歳くらいまでの、
いわゆるGen Zって言われる人たちといろいろ話をしたんですけど、
そんな人たちもいるんですけど、
そんなことないんですよね。
割とみんなソーシャルメディアネイティブで、
結構自分の意見言うのは怖い人たちが結構多くて、
なんか匿名で友達に、
友達ソーシャルメディア上に攻撃されたりとか、
匿名で誰かに攻撃された経験では結構多い子たちが多くて、
あんまり自分の意見を言うのは好きじゃないとか、
あとアルゴリズムのバブルがすごいあってやっぱり、
結構なんか非寛容っていうか、
それはすごく問題で、
なんか対面で会ってるとそうでもないのに、
ネットだとめっちゃ自分のことに対して
非寛容な友達がいるみたいな話とかすごくあって、
それから情報がいろいろ多すぎて、
何を鵜呑みにしていいかわかんないみたいな話とかも結構あったときに、
なんかすごいメディアが描いてるGen Zって、
グレタみたいな感じですよ。
そのアクティビストで、
対応性にすごく飛んでいて、
オープンで声を上げることが、
だけど本当はすごくそういうことが怖かったりとか、
非寛容さが混じったコミュニティにすごくいたりとか、
攻撃されることに対して恐れて、
情報が頬杖からのダイレクションを失ってるって人たち、
すごくたくさんいるときに、
なんかTikTokのコンテンツをやることが、
あんまり本質的じゃないと思ったんです。
僕らの提案は、
若者が若者たちの小さいビッグイッシュ、
心の中のビッグイッシュを表現するための雑誌のプロジェクトを、
いろんなイギリスの美術大学でやったら面白いんじゃないかっていう提案をして、
それを話したんですね。
これすごく面白いのは、
これ雑誌作ってるワークショップなんですけど、
20人くらいの子たちが最初雑誌を作って、
これちょうど作って、
それがどんどん、
つまりマーケティング投資をしなくても、
どんどん増えていくんですね。
若者と雑誌作りの影響
この私もやりたいっていう、
ジンってそういうカルチャーで、
私もやってみたいとか、
あの子の作品が出てるから私もやってみたいとか、
その公募したいとか、
つまりフォロワー1人に対していくら払わなきゃいけないみたいな、
そういうソーシャルメディアのマーケティングモデルじゃなくて、
非常に草の根的なんですけど、
この子たちはこの雑誌を作って、
ビッグイシューも買うようになるんですね。
TikTokを見ても、
別にビッグイシューをホームウェスの方からベンダーから買いたいって、
結構ジャンプがあるんですけど、
自分たちが作ってみると、
こういうことをやってるビッグイシューのスタンスとかにすごく共感してもらうっていう話があって、
これ1個目の雑誌で、
クアイアットクイッティングって静かな体調で聞いたことあります。
彼らがバーンアウトとかクアイアットクイッティングみたいなのが、
やっぱり自分たちとして興味があると。
なんでTikTokのやってることはあんまり興味がないと。
自分たちはこういうものに興味があって、
こういう雑誌を作りたいって言って、
この雑誌をどんどんビッグイシューと一緒に、
ゴールドスミスっていうイギリスの大学なんですけど、
それから流通させていくみたいなプロジェクトをやったりとかをして、
それから今一緒にまいさんが一緒に頑張ってくれてるのは、
刑務所のクラフトプロジェクト
北海道の刑務所のさっきの音楽のことを、
日本の刑務所に導入していくっていうプロジェクトをやっていて、
これは刑務作業でクラフトマンシップ、
刑務作業で裁判所が入っている北海道の刑務所なんですね。
なので懲役10年とか15年とか、
トータル20年入ってますみたいな人が、
北海道ってこのちっちゃい街、月が立って街なんですけど、
木工家具とか木花の加工とかがめちゃくちゃ有名な街で、
人口減少がめちゃひどくて、
街3000人のうちの500人が受刑者なんですよ。
もうアウトソースするしかなくて、
街の事業者さんたちが刑務所の刑務作業に作業をアウトソースしてるんです。
なので新卒の家具職人より、
全然受刑者の人が上手いんですよ、
その家具を加工することが。
なんですけど、今って刑務所の製品店とかって言ったことありますか?
ご奉仕品っていう風になってて、
例えばさっき無印って言ってたけど、
こんなのを無印で売ったら20倍ぐらいするやどっていう、
20分ぐらい、1分の2ぐらいの値段でそれが売られてて、
それが地域の業者と刑務所のポケットマネーになってるっていう、
ただそれだけなんですね。
それを彼らは20年とか30年やって、
出所してまた再販するっていうことをやってて、
作るっていう行為を通じて、
物を作ることの面白さとか、
誇りとか、人のことを考えるとか、
それってもっとリハビリテーションの機会になるんじゃないかっていう風に僕らは思っていて、
僕らが思っているプログラムを立案して、
この刑務所の作業に導入していくみたいなプロジェクトを、
インディペンデントマガジンの文化
今やっていただいたとします。
それから最後、これは今ちょっとこういう風にやってる、
バカみたいなプロジェクトなんですけども、
これは九州の福岡の糸島って言ったことありますか?
糸島で人材組織開発の会社をやってる、
すごい変な会社があって、こっからっていう会社があるんですけど、
すごい大手の会社さんの社員の人たちが、
どういう風にクリエイティブなマインドを発揮できるかっていう、
すっごい独自の研修メソッドを持っている会社があるんですね。
大阪大学のこっからっていうフリーペーパーを作ってた人たちが、
サークルが解散するのは寂しすぎて、
10年後にみんな同じタイミングで会社辞めて起業しようになっていって、
本当に起業しちゃった会社なんですけど、
6人組になってる会社で、
彼らが人材をすごくクリエイティブにするための研修をやってるんですけども、
大企業って、どうしても40歳以上の管理職候補が投資対象になるから、
20代の子たちに、そういう彼らがやってるメソッドってなかなか伝わらないし、
彼らも今40歳になって、
20歳の子たち、20代の子たちが考えてることってわからないっていうような、
そういう話があって、
彼らはそのツールを若い子たちに公開したいっていう、
自分たちのメソッドを公開したいっていう話があって、
それは僕らに受けたんですけども、
僕らはこの趣旨やってるから、
ツール公開するのとかいいけど、
別にあなたたちが何か知ってて、
若い子たちが何か知らないわけじゃなくて、
話をするのが面白いんじゃないかって言って、
来年2026年に、
26歳の子と2026年に話しするっていう企画を、
この人たちの10周年の企画で、
今始めてるんですけど、
6人の大人が、
2026年の26歳と話すことで、
大人と若者、
どっちもにすごい変化を見たいっていう風に思ってる、
アイデアなんですけども、
一方的なコミュニケーションとか、
何かを提案するとか、
そういうことではなくて、
非常に雑誌的なアプローチですね。
人の物語を聞いて、
私の物語も変化していくっていう、
そういうようなプロジェクトがすごい面白いなと思って、
僕らはコンサルティングの会社だったりとか、
刑務所だったりとか、
ビッグイシューだったりとか、
そういうようなプログラムを、
そういう自由を持っている人たちと、
こういう雑誌のメソッドを混ぜ合わせながら、
今、いろんなデザインスタッチを作っているみたいな、
そんな感じをやってます。
なので今回は、
30歳からの雑誌作りと旅する人生っていうのが、
テーマだったんですけど、
この物語の力をテーマに、
僕は広告の会社を働いていたのが、
雑誌作りになって、
それから今こういう社会へのインパクトみたいなテーマになっていて、
こんなちっちゃい雑誌を作っていたのが、
だんだん自分の人生を動かし始めてきて、
この2人も途中から関わってくれていて、
それから今、日本とロンドンでも、
このプロジェクトをやって、
それからだんだんこのプロジェクト経由で、
自分の興味も変わっていって、
キャリアを変えたことか、
新しい仕事を始めたことかもいるんですけども、
雑誌作りにはそういうパワーがあるなと思っていて、
それから物語にはパワーがあるなと思っていて、
今日はそういうお話ができたらいいなと思って、
ちょっとお時間をいただきました。
そんな感じです。
良かったでしょうか?
ありがとうございます。
大学でも話されてるな。
キッズ、キッズたちに話してるんです。
キッズたちは何のコースなんですか?
それはめちゃいい質問ですね。
武蔵野美術大学って聞いたことありますか?
ありますか?
美術大学ってどういうイメージあります?
なんかお絵かき系じゃないですか?
お絵かき系ってか、
つまりイラストレーターを使ったりとか、
グラフィックデザインをするっていう、
そういうイメージです。
武蔵野美術大学ってところにあるんですけど、
いま一ヶ谷に新しいキャンパスができて、
5年前に、実は僕はそこの卒業生なんですけど、
2人で美術予備校に行って美大に入るんですね。
美術予備校に入らなくても入れる美大っていうのがコンセプトで、
つまりお絵かきができなくても、
デザイナーの人たちが持ってる
そういうクリエイティブなマインドセットとか、
もののみ立てて、
めっちゃ作能的なコンサルタントみたいなビジネスも
違うんですよ。
そういうことを通じて、
いろんなアイディアとか、
ビジネスのアイディアとかを作れるような、
若者を育てたいっていう学部が新しくできて、
一ヶ谷にあるんですけど、
そこで僕とこのチームは非常勤力してて、
なので、さっき好きな物語はって言って、
そうって言ったのはそこの3年生。
お前何を学んできたんやって思ったけど、
そう、いいよなって。
インで教えてもらえますか?
この前授業やったのは学部とイン両方。
で、僕はそこのインの出身で、
なので、
陰性ともトークセッションとかするし、
ワークショップとかもするし、
この前雑誌作りの授業を学部の3年生と、
一部陰性のおじさんいたよね。
この前のパーフェクト。
50歳くらいだな、あの人多分。
そう、だってなんだっけ、ロストジェネレーション。
ロストジェネレーション。
その大学めっちゃ面白くて、
僕は27の時に入ったんですけど、その大学院に。
同級生65歳の人いて、
めっちゃ偉い大手持ちの、
バンクオーバーアメリカっていう会社の偉い人で、
なんで入ったのって言ったら、
俺は日本橋に蒸気機関車を走らせるのが夢なんだ、
みたいななんか言ってたよね。
何言ってるかよく分からないな、みたいな人が、
それにはアートの力が必要みたいに言ってる、
変なおっちゃんとかがいっぱいいる学校。
そこのキッズたちにむしろ。
そう、キッズ。
27で会社入りの。
そう、その時は夜間で入ってて。
僕の最も健康状態が悪かった時の
話ですね、それは。
編集がなんか。
多くの人が嫌われながら入りました。
でも仲間がすごいいい仲間たちで、会社の。
なんで、僕も6時から仕事しないって言って。
でも当時というか、
すべては広告の会社だったんで、
その夜中までずっと仕事してたんで、
もうそれもやりたくないと思ったから、
全部朝に帰ってって言って。
だから僕コロナよりも先取りしてリモートしてました。
やっとコロナが終わって、時代が終わって。
全然全然。
もうひとつ質問して。
はい、どうぞどうぞ。
すごい個人の物語を力に変えていくっていうことに
すごく賛同しているし、
すごく興味があるっていう前提で、
なんかすごい難しいなというふうに同時に思うのが、
なんかなんて言ったら、
人の物語を扱う難しさっていうか、
危険性も帯びているのかなと思っていて、
なんかやっぱりそれが切り取られて、
なんかドキュメンタリーもこういう雑誌もなって、
力になっていくことで、
外から規定されちゃったり、
その人の個人のものが消費されてしまったり、
そういう危うさも絡んでいるように感じるときが、
自分がこういうふうに人の話を聞いて、
誰かに伝達するときにちょっと誇張しているなとか、
大きい言葉を使っているなとか、
そういうことって、
特に最近SNSとかもあって、
増えているのかなと思うときに、
ご自身で気をつけていることとか、
大事にされていることとかってあったりしますか?
言いたいな。
ありがとうございます。
すごく思っているのは、
今、ちょっとこれは賛否があると思うんですけども、
インディペンデントマガジンとかジンのカルチャーは、
今そういうことが起きていると思うんですね。
つまり、文学フリーマンとかって言ったことありますか?
東京アートブックとか。
すごい人じゃないですか、今。
僕、びっくりしたんですけど、
僕、東京アートブックフェアとか出したのは、
5年前くらいに出したことがあって、
今、入場制限とか2週間とかになっちゃったんですよ。
つまり、
メディアによって、
ただメディアって消費されていると思ってて、
10年前はソーシャルメディアが、
多分そういう声を上げる場所だったんですけど、
多分そこが消費されて、
次に異常なジンブームが来てて、
声を上げる場所としての、
インディペンデントなメディアとして、
ジンとかリトルプレスとか、
インディペンデントマガジンっていうのが多分、
7、8年前とか5年前くらいからすごい来てて、
それも多分消費されつつあるんです。
だから、非常にポピュリズム的なことが、
インディペンデントマガジンで起きてて、
インディペンデントマガジンとかジンって、
メディアの役割と責任
誰かを攻撃したりとか、
姿勢があるものではあんまりないはずなんですけど、
特に僕は今、環境問題とクイアのカルチャーがテーマで、
非常にそれがインディペンデントマガジンとして、
攻撃的なことを感じることが多くて、
そういうものがまず起きてるっていうのに、
自分は危機を持ってるっていうのは、
前提としてあります。
僕はそのリスクは絶対にあると思っていて、
それはメディアをやる以上はしょうがないと思うんですけど、
なんかあんまり、
こんなことをデザイナーの2人と言ったらあれなんだけど、
2人が知ってるからだけど、
雑誌というメディアにこだわってるんですけど、
もうちょっとこれをスペース的に捉えてるっていう感じなんですよ、
自分の中では。
つまり、これは雑誌そのものがすごく好きなんですけど、
たぶん雑誌を一番好きなのは紅葉だと思うんですよね。
雑誌をデザインするとか雑誌を作ることは、
それから雑誌を持ってる量もストックも、
たぶん紅葉が一番好き。
で、僕は紅葉がカットのとかロッキング音がさ、
みたいなのを知ってるけど、
紅葉の方が詳しいっていう。
僕は雑誌は、
こういう場所を皆さんと生むための、
ただのなんか、
ただのって言い方がよくないけど、
媒介だと思ってて、
他はもうちょっとここからスペースみたいに思ってるんですよね、
このプロジェクト。
なのでそれが1個のスペースは雑誌だし、
1個のスペースはアドバルンだし、
1個のスペースは刑務所だし、
1個のスペースはビッグイッシュのプロジェクトであって、
そこで介入するきっかけとして、
個人の物語を考えてるから、
そこからみんながどう思うか自由だし、
刑務所で再判をすることも自由だし、
ビッグイッシュをやって、
ビッグイッシュを買うか買わないかも自由なので、
自分はスペースの大きさとか形をいろいろ変えたいと思ってるっていう感じですかね。
雑誌制作の過程
なので、
そうすると、
非常にメディアとかデザインみたいなことが
介入できるエリアってめっちゃちっちゃいと思ってて、
なので、
そういうエリアとか責任に、
あんまりオーバープロミスしないっていうことを結構考えていて、
プラス決定的に介入できるポイントがあると思ってて、
再判の問題で言えば、
多分居場所の話なんですけど、
その決定的に介入する、
ちょっとの介入のポイントを定めるために、
結構個人の物語を解釈してるっていう感じがあって、
すいません、めちゃくちゃゴミって話してますけど、
イメージとしてはそんな感じです。
一方的じゃなくて。
答えになったかわかんないですけど、
僕これデザインしたときは、
なんか印象をあんま感じないようにはしました。
別に何か過剰に情緒的にしたりとか、
何か過剰に強く見せるようにしないようにはしました。
ニュートラルに。
何かを扇動しないような風にはしながら、
とはいえ見飽きないようにみたいなことを考えています。
雑誌作りの授業をこの前、
マリさんとやってたんですけど、
それとかも、
これを作れっていう話しないんですよね。
こういうものがやりたいっていうことを、
言ってくる手助けをするっていうような感じで、
めっちゃ変なアイディアだったよな。
一応先生から農業と人の感情みたいなのをテーマにしてやれみたいなのがあって、
だけどつまり農業はこうだからこういうものを作りなさいっていうのは、
基本的にうちらのプロジェクトでやらないんですよね。
その子たちがどういうふうに思うかっていうのを、
ちょっとただ助けるっていうことしかやらないっていう感じだった。
なんかめっちゃ変な、農場と農場の間にある柵をテーマにする雑誌作りだよな。
なんやあれって思ったけど面白かったよね。
難しい。
エビアウェル以上なんかの立場には、
なんかの立場には立ってしまうし。
発信していく立場だからね。
このイベントを告知させてもらうときに、
ちょっとだけ文章を書いたんですけどインスタグラムで、
それはなんか僕ちょっと、
最初先にちょっと出ていただいて読んでたときに、
すごい話されてたみたいに個人の物語みたいなものが、
いくつか特集というか扱われていて、
ただなんか、だからこうなのであるっていうことは、
そういう意味では言われてない。
そこでなんかすごいパッと見ながら、
ずっと連想してたのは村上春樹のエルサレム賞かな。
文学賞の受賞スピーチ話、
壁と卵っていう、もしかしたら知ってる人いるかもしれないけどスピーチがあって、
なんかそれってこう、自分はみたいなそう、
ちょうど国家が一方的に市民をある種殺してる、虐殺してるような中で、
その受賞をしに行くっていうことをかなり迷ったけど来たと。
で、その中で結構ギリギリ話せる範囲で、
頑張って彼はスピーチを組み立てるんですけど、そこで壁と卵があった時に、
自分は卵の側に住むと。
で、なんかそこでいう壁っていうのは、
言ってしまうとシステム、国家であったりとかシステムで、
卵っていうのは個人であると。
だからなんかこう、もしかしたら雑誌を作るっていうプロセスの中に、
壁製みたいなものが、
なんだろう、内包されつつも、
でもそれでも卵の側に立つ雑誌なんだなって思って、
それをすごい引用したっていうのが、
その印象だった。
なんか、その文章を池崎さんからいただいて、
僕、めっちゃ感動するっていう。
メディアの中立性の限界
いい話やな、こんなこと考えることなかったけど。
でも難しいのはやっぱ、
それが正しいかわかんないけど、
メディアとかスペースやるときに、
全部なんでもかんでも中立です、中立ですっていう。
ただ放棄してるような受け取り方もあるから、
そこは難しいなと。
ギャラリーやってた時とかも、
誰でもいい、誰でもいいってとはできないっていう。
どうしてもある視点は導入しなきゃいけないし。
さっきの話と反対になっちゃうかもしれないんですけど、
そういう意味では、非常にある意味、
恣意的かもって思います、このメディアは。
非常に恣意性があるというか、
僕がジンフェスとかに行ってて、
あんまり好きじゃないんですけど、
こういうの作っておきながら何言ってんだよみたいな感じなんですけど、
個人の物語って、
生のまま出されると読めないんですよね、僕は。
結局そうワットってなるっていうか、
生すぎる物語って、
結構、非常に逆に閉鎖的になるっていうふうには思ってて、
これはある種、結論は書いてないんですけど、
ある種の解釈とかアングルは、
どの物語も入れられてるんですよね。
ただ、こっちがいいとか、こっちが悪いとかっていう話はしてないんですけど、
基本的に全部、希望で終わるようになってるんです。
その独豪感として。
例えばさっきの話も、
希望の物語なんですよ、彼らにとっては。
感抜という絶望的な状況の中で、
人が希望を持つための物語だし、
さっきのインハウスレコードの話も、
希望のための物語で、
そういう意味では、
全部の矢印は基本的にはそこを向くようにしているので、
そういう意味ではC的だと思いますね。
それがそういう風に受け取られたりとか、
違うなって思うのはしょうがないし、
良くないことだと思うんですよ、別にそれは。
良くないっていうか、
良くないけど起きちゃうことだと思うんですけど、
僕らが誰かと違ってユニークだとすれば、
実際のリアルなプロジェクトがあるから、
それを受けて、
人が解釈したりとか行動する大きなスペースも
さらに提供してるっていうのは、
僕らのユニークなところで、
それは何か、
一人にワークを提案していることだと思います。
ただまぁ、小岩が言うように、
全部中立は難しいです。
でもいいよ、オッケーオッケーみたいな、
あれも難しい。
でも今悩んでることだよね、
それこの雑誌で。
なんかさ、最初はさ、
もうめっちゃインディペンデント、
今もめっちゃインディペンデントだけど、
誰でも、
誰でもオッケーですみたいなさ、
なんかだって、
俺、高松のスナックのおばちゃんとか取材したもん。
そうね。
まぁでも、
それは面白かったけど。
例えば、
改選意欲みたいな人から、
メール来て、
俺に一筆書かせるって言われて、
どう答えるか、
それも載せるって、
じゃあ、すげぇ、
スーパー共産主義も載せてみたいな、
それは多分起きないよ。
まぁでも、
うちらはそれは明確に扱わないからさ、
それは。
ポリティカルな話はしないから。
何かは排除しやしない。
まぁでも何か排除するよね。
それはね、
何を排除するとかって、
それはこう、
結構言語化して話し合ったりするんですかね。
それとも、
なんとなくのコンセプトとかって、
すごい雑な言い方をすれば、
このトピックってダサいよね。
ダサいは結構多義的だと思うんですよ。
みたいなのがあって、
そんなに会話をしなくても、
あんまりみんなの関心がそこに向かわないのか、
それはもう少し議論したりして、
これはちょっと扱わない、
扱いたくないね、
みたいな話をしたりする。
まぁ、
完全にその通りには言ってないんですけど、
多分この雑誌が面白いのは、
最初に話したトピックと、
確実にテーマが変わる。
確かに。
何か、
あの、
っていうのは結構面白くて、
それも、
何か、
一般的な雑誌とかメディアって、
編集長が何か決めて、
それで何か、
このテーマに沿った何かコラボレーターを見つけてくる、
みたいな感じだと思うんですけど、
いや、今回もこのテーマって、
だって、
もうマジスキリ、
最後だよな、
これ決めたの。
あぁ、
分かる。
何となくはありつつも、
だって、
何かその、
オープンサブミッションみたいな感じ。
まぁ何か、
これいい、
この子いいよ、
みたいな。
何かみんなが集めてくるか、
何かメール来て、
やりたいみたいな。
このポルトガル人のペインターの人の作品があるんですけど、
その人とかはもうマジで、
ロンドンの本屋で見て、
メールしてきた。
もう一人ベルギー人の、
アーノルドっていう子も、
ロンドンのマグカルチャーっていう本屋さんに、
うちらが置いてあるんですけど、
そこで見て連絡してきて、
その子たちのアイデアを受けて、
まぁじゃあ、
今回のテーマってこう思ってたけど、
この子たちのこと聞くと、
こういうこともありやんな、
みたいな。
なんか、
あんまテーマ決めて、
よしみんな帰ってこい、
じゃないって。
そう、
なんか飴場的っていうか、
流動的な。
まぁ最終的には意思決定しなきゃいけないから、
それは自分が意思決定するけど、
なんか、
その、
このタイトルとかも、
結構ギリギリ、
前のやつとかも、
結構ギリギリに決まった気がする。
っていうような感じです。
まぁ、
いい意味で、
まとまりがないっていう感じ。
それが気がしますね。
いろいろ自由に考えられる。
まぁでも雑誌のね、
制作のプロセスからすると、
結構難しいのあるんだよね。
それはね。
まぁそう、
普通の商業的プロセスと比較すると、
まぁだいぶ、
作りにくそうって。
デザイナー作りにくい、
デザイナー作りにくいと。
そうです。
僕はなんか、
ずっと、
年一なんですけど、
12分の10ヶ月ぐらい、
ずっとモヤモヤとイライラしてる。
イライラしてないけどモヤモヤ。
これ何の話してんだろうって、
関係性の構築
思ってるっていう感じです。
解釈自由すぎるのもなんか、
むずいなと思うね。
俺個人的には。
放棄しないバランスが、
難しいなって。
さっきの話、
ここを聞くよりも、
入れたいなっていう考えがあって、
松本成長の言葉に、
何か新しいものを面した時に、
上から見下ろすんじゃなくて、
そこから見上げるみたいな話があって、
態度としては、
すごい素敵だなって。
新しいテーマとか何か取り扱う時も、
上から聞くんじゃなくて、
ちゃんと下から見て、
フラットじゃないですけど、
接し方として、
こういう形を取り入れていくと、
ごく聞くでも、
いろいろタイアップして、
見慣れ方とかあると思うんですけれども、
こうやるんじゃなくて、
丁寧な姿勢で、
接していったらなと思う。
個人の物語っていうと、
下から見上げるっていう、
そういう風に思います。
一つのテーマゲーム。
下から見上げるなんて、
体力いりますね。
まさに。
関係性を作るっていうのは、
結構難しくて、
前のGOで、
インハウスレコードズの、
めっちゃ大変でした。
めっちゃ大変っていうか、
最初からインタビューさせてもらえたわけじゃなくて、
スタジオ来いって言われて、
スタジオって、
スタジオを想像するじゃないですか。
バーモン寺っていうロンドンのところにある、
めっちゃ六畳一間の、
ソファーとミキシングのシステムだけあるみたいなので、
めっちゃいかつい、
昨日出てきましたみたいな、
ゴリゴリたてが入ってる、
初めてのセッションだったんですよ。
それを3時間くらい座って聞いてて、
どう思うって言われて、
どう思うかというとっていう感じで、
そういう事から始まって、
飲みに行こうやみたいになって、
またセッション来るみたいな、
ギグやるから来てみたいな、
そういう感じの時にちょっといろいろ話して、
だんだんWhatsAppとか交換して、
ブラウザーとか来て、
1本インタビュー撮らせてもらえるみたいな感じで、
その場合彼は、
ほとんど入ってないんですけど、
彼の罪の話は、
罪の話をするわけじゃないですか、
もちろんパブリックにはしてないんですけど、
そういう視点を取りに行く時って、
関係性をどう作るかみたいなのって、
結構大事で、
ポラリスの由来
すごいそれは面白い。
一冊作るのにめちゃくちゃパワーかかるだろうな、
って思うよ。
今ハテてる?
俺終わってからしばらく何もできないわ。
動けず?
連絡とか人と取りながら。
でもプロジェクトは動き続ける。
少し時間が経てばまたやりたいなってあるけど、
入校中の時とか、
早く辞めたい。
もっと楽しくて金が過ぎるかも。
2人はエディトリアルデザインがバックグラウンドだけど、
26歳のプロジェクトとか、
刑務所のプロジェクトとか、
教えるのとかも一緒にやってるじゃん。
どう思うの?そういうの。
どう思うの?
楽しいの?
楽しいわ、私はすごく。
この雑誌を作ってて一番いいって思うのが、
フリーとして新しい機械で挑戦できるっていうのも、
デザイナーとして一つあるんですけど、
雑誌自体もいろんな立場のいろんな人たちがいて、
そういう人たちの物語に触れたり、
かつここのチームにいることでいろんな人に会えるんですよ。
いろいろグローバルチームもあるし、
その人がまた別の人をつなげてくれたりとか、
あとその学校のプロジェクトとかも、
いろんな生徒の、
私はその生徒がすごい面白かったんですけど、
授業をやってていろんな考え方があって、
発想があって、
そういういろんな人に出会えて、
いろんな人のパースペクティブを知って、
自分の考え方もちょっと広がってとか、
変わってとか、
そういう風になっていくのが、
私はすごい楽しいですね。
やっぱり人と本を読んで、
デザイン仕事。
本を読んで学ぶっていうのもそうなんですけど、
やっぱり人と話して学ぶっていうのも、
結構人生あるかなって思っています。
それが私は一番楽しいですね。
変な人と会うもんな、これ作ってるよね。
ゲーム社のプロジェクト一緒にやってるおっちゃん、
変な人だよね。
仲良くしてるけど。
そう。
こないだ行った本屋さん、
あの千葉の。
千葉の。
変わった本屋さん。
サイクハウスさん。
変わった人だったね、あの人。
普段、
暮らしてたら会わないだろうなっていう人に、
会わせてくれる。
この雑誌を通して。
そのポラリスの元々の由来は、
北極星なんですよ。
ノースターが、
その由来なんですけど、
それは石川直樹さんの、
この星の光の地図を映すっていう、
作品と発題でやった展示を、
フォトグラファーと見に行って、
決めて、
昔のスターナビゲーションっていう、
コンパスがなかった時代に、
ポリネーシアの人たちが、
その、
星の位置で公開してる、
今もなんかモンゴル、
僕は今年の5月モンゴル行って、
モンゴルのドライバーさんとか、
GPS使えなくなるから、
なんか太陽の位置でやってるんですけど、
今でも。
なんかそういう意味を込めて、
最初作ったから、
この雑誌を。
結果的になんかそういう感じになってて、
誰かと誰かを結びつける媒介。
雑誌を作る意味は、
僕はもうその一点だと思って、
雑誌の特徴
なんかそれは結構面白いですね。
デジタルメディアでは、
あまり起きない現象だと思いますね、
それは。
それは超面白い。
今日も皆さんと会えて、
私は嬉しいです。
ポラリスパワー。
ポラリスパワーね。
謎のパワー持ってるよね。
ポラリスパワー。
そうね。
どうですか。
ありがとうございます。
製作会社の、
すごい雑誌のほうが自由だなって思います。
雑誌のあり方にもよると、
シェルク。
テレビは、
見たりとか聞いても、
それだけをそのまま流すんじゃなくて、
やっぱりそういうことをしないといけない。
こっちのテーマ。
逆に型にかけて作ることも多いし、
そういうことがすごい、
結構気持ち悪いなって思いました。
で、やっぱり、
それこそおっしゃってたんですけど、
ものすごく、
思ってるように、
ガソロンが出ないといけないし、
傷つけるかもしれないし、
っていうところでちょっと悩んで、
別の映像のストーリーもないから、
繋げるんですよ。
でも、このインタビューのところは、
すごく、
切り張りじゃなくて、
しっかりしています。
イメージ的に。
こういうスタイルだから、
先ほどおっしゃってた、
編集を決めるわけじゃない。
ありがたいなと。
ありがとうございます。
引率主張っていうのがね、
大きいかもしれないですね。
テレビと比べると。
経済の問題。
いや経済は、
我々は直面してるけど、
経済の問題になります。
そうですね。
経済の問題になります。
経済の問題になります。
経済の問題になります。
そうですね。
週刊文春とか、
そういう雑誌になってくると、
似たような世界かも。
もっと複雑な世界かもしれないし。
でも、メディアとして雑誌がいいなと思うのは、
全部読まなくていいのと、
途中から読んで良くて、
つまり、今、
この僕ら8コンテンツと9コンテンツあるんですけど、
正直、
全部読んでる人誰もいないと思うんですよね。
この雑誌。
捨ててると思うんですよね。
捨ててるっていうか、
メルカリとかポラリス結構見えます。
雑誌、
僕もだってこの前、
引っ越しでポパイとか捨てたし、
ポパイ買ってても、
最初の1日章しか読まないこととか全然あるし、
でも雑誌は、
それを結構許容してるっていうか、
雑なものを編んでるから、
なんかそれは、
いい、いい、いいかもなーっていう。
分かりますよね。
そうそうそうそう。
っていうのは、
結構あって、非常に。
ホッシー市のショートショートとかって、
結構読みやすくないですか?
2話目から読んでもいいし、
2と7読んでもう寝る、
みたいなのとかあるじゃないですか。
それに近いのは、
私、非常にやりやすい、
面白いメディアだとは思います。
そういう意味では。
排他的ではないです。
本にせいで雑誌にしてるのは、
そういうところが入ってますか?
それは僕は面白いと思ったことですね。
あとは、
僕もともと広告の仕事とかもやってたから、
僕は文章を書くんですけども、
非常にビジュアルの力って強いと思ってて、
ビジュアルの前では、
あまり言葉は、
非常に弱いというか、
言葉が記述できることって、
非常に少ないと思ってて、
ミックスできるメディア、
結構探してたっていう感じで、
そういう意味ではウェブよりも、
雑誌のほうが自由です。
本より雑誌のほうが、
民主的というか、
メジャー?
いろんな人に単純に見てもらいやすい。
体制勝手に、
見やすい。
仮に同じ内容で、
新書とか作れそうだけど、
読む人がいられてくる。
これは僕らの課題でもあるんですけど、
今年1本目のローンチのイベント、
台湾でやってたんですけど、
台北で写真展やって、
いろんなメディアとの相性がいいですね、雑誌は。
写真と雑誌でやるとか、
映像でやるとか、
この前のドキュメンタリーも、
1本イベントやりたいなと思ってるんですけど、
雑誌単体でやるとかもいいんですけど、
結構面白いし、
あとその参加性が高いから雑誌って、
その人たちとイベントが結構できるっていう、
とか、
イベントに来てくれた人がアーティストになるっていう、
僕そういうのは結構好きで。
活動体みたいになれるってことだよね。
ただ1冊でおもいろに作るより、
単行本みたいな。
ポラリズっていう。
ステージ。
運動体になれる。
そう、そういうものが作品として映される。
美しいと思うというか、
例えば、
Wikipediaとか美しいと思うんですよ。
参加性があるっていうか、
編集性があるっていうか、
さっきの音楽レーベルとかも、
音楽レーベルを聴いてた人たちが、
アーティストに実際になるっていうか、
そのアーティストが、
次は教育する人になるっていう、
そこで回ってるのが面白いと、
綺麗だと思うんですよね。
それがいいなって思うから、
そういう感じですね、雑誌。
アブって感じですね。
うん。
超素朴な質問して、
なんでこんな大きいの?
それは、
まず、
バイリンガルだから、
文章量が倍なんです。
英語と日本語両方書いてるの?
そう。
だから、大きくしないと、
すごいデザインが難しくなるのが一つ、
写真を大きくちゃんと見せたいのが一つ、
あと、
インディペンデントマガジンって、
だいたいB5とか、
どんどんちっちゃくなってくるんで、
反抗。
ギャジャネって。
オスって何か。
昔、2000年代初頭とかの雑誌って、
もっとデカいのあったんですけど、
今なんか、
雑誌デザインと流通の考察
どんどんちっちゃくなってるから、
デカくしようよって。
なんか、この表紙が普通のツルツルなのと、
なんか、
みんな手触りとか、
なんか、
ぬくもりとか、
インディペンデントマガジンってやりがちなんで。
ただツルツルです。
普通に。
あんまそういう。
こうやって見取らなきゃ雑誌って多分思わない。
雑誌、
あー、なるほど。
でもなんか、あんまちっちゃくしていくと、
可愛くなったりぬくもり。
で、
その方によく言うんですけど、
大きくすると少し新聞とか、
ちょっと写真、
なんか、
ちょっとそういうジャーナルな印象に近づいていくことと、
ちょっとさっきの話に戻るんですけど、
なんか、
ニュートラルになれるっていうか、
固い。
まあ、そうですね。
デザインで言うと、
なんかちっちゃな個人の物語を、
個人の物語で止めないっていう、
なんかことは結構、
今回の、
なんか雑誌も含めてだけど、
なんか結果的にそうなればいいなって思ってるのと、
あと、
やっぱ、
イギリスの本屋事情が日本と違うっていうのは結構あって、
イギリスには大漢屋、松田屋みたいなものは存在してなくて、
やっぱ本屋さんで売られてる雑誌と、
インディペンテンドマージとかアートブックみたいなのって、
明確に違うんですよね。
そのお店が。
僕ら扱われるのって基本的にアートブック専門店って言われてるところだから、
そこでなんかどう手に取ってもらえるかっていうのは、
結構僕らの存在、
存在をどう主張していくかみたいな話で、
なんで、
ちゃんと流通し始めたのは、
この1個前のからなんですけど、
やっぱ明確に結構意図を持って書いてて、
それが帯とか、
大きさとか、
あとジャパンって入ってるかとかって、
なんか結構今回はかなり明確に入れて、
どうなんだろうね。
今その、
船積みに問題を抱えてるけど。
結構うまくいくみたいな。
前号は、
ブラッシュアップしているというかね、
このコンテンツが流動的なのと、
同時に媒体も、
見てもらえば分かると思うんですけど、
2号は結構、
割と、
平均的な日本の雑誌の形で、
今回は大きくして、
どんどんどんどん私たちの中で、
考え方が変わって、
それに合わせていくっていうスタイルも、
魅力の一つかなと。
多分、2号アップやったら、
ほんとこんくらいに。
毎回大きいなって。
毎回サイズも変わるって面白いですね。
うん。
最近さ、
本屋さんにさ、
その話されすぎて、
英語いくときに、
だんだんなんて答えたらいいか分かんなくなってきて、
確かに。
けど、なんか、
なんで大きいんですかって聞かれることが、
成功だと思う。
その、
聞かれないと聞かれるから。
シティライトブックさんとかさ、
来週金曜日に上原にシティライトブックさんっていう本屋さんがあって、
で、トークイベントあるんですけど、
その本屋さんは、
超僕らの作戦が地味に成功してて、
本の中に入んなくて平置きされてるっていう。
あははは。
これ入る。
めっちゃ困惑してたよ。
気が避けても、
僕はできるだけこれ、
本棚に入りづらいって言わないようにして、
バレると買ってもらえない。
バレると買ってもらえないから、
なんかすごい、
納品したとめっちゃ、
ってやってて、
ずっとやってて、じゃあ平置き。
それは、気が避けても日本語できない。
いやでも、
次と次々ぐらいだよね、
やっぱり勝負はさ、
サブシークエンスさんもそうじゃん。
バレてから。
バレないとバレてからが勝負。
バレてからどうするか。
これ、だから案外、
手に取りやすい雑誌の方が。
雑誌ってずっと買ってある?
これは興味ある。
GOとか、
定期購読。
定期購読ってすごいよな。
美容室とかそんなもんだよ。
あとはマニアの人、
そういう専門雑誌みたいな。
ああいう時計雑誌とか、
古いセニングとか、
ああいう雑誌。
ブラッドとかそっちじゃない?
最近それで言うと、
僕ら考え始めてるのは教育だよね。
教育のエリアにどれだけ
これの雑誌が入ってくるかみたいなのを
結構考えてて、
それは確かに、
定期購読してもらうと。
まあでも本当に考えてるよね、今。
それは。
学校と相性がいいっていうのも、
僕らは。
学校がそうすると、
そうですね。
コンテンツを作りたいんですよね、一緒に。
教育をやってるような人たちと
作りたいっていうのがあって、
なんかこれ、
中国でもこれをテーマにした
ワークショップやってるんですよ。
で、むさびでもやってて、
教育系とちょっと相性いいから、
まあそういうことで
プログラムにしていくみたいなのが
面白いかもなって思って。
すいません、業務的な話をしますね。
教育分野へのアプローチ
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
59:57

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