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2022-09-10 09:21

#47 平均って一杯あるけど鵜のみにできない話

平均って聞くとついつい、おー皆それくらいなのかーって思う子ことありますよね。それは今日までにしましょう。

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心理師のはるかめです。この番組では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などの話をしています。
お気に入りのですね、パン屋が私あるんですけども、やっぱりですね、最近は1ヶ月ごとくらいにかな、値上げがあるんですよね。
で、お気に入りのサンドイッチ類があるんですけど、チキンとかね、スモークサーモンとかベーグルに挟んだりとかしてあるんでたまに買うんですけど、前はね300円台だったんですけど、あれよあれよと400円突発しちゃったんですよね。
まあね、1つのサンドイッチ買うにはちょっと高いなーって感じちゃうんですよね。
ハンバーガーをね、食べるよりはずっといいかなと思うんですけど、パンを買いに行ってもね、買う数っていうのがね、減っちゃいますよね。
あなたの周りでもやっぱり値上げとかって起きてますよね。
お気に入りの店が高くなると仕方がないのかなーって思う反面、少し寂しいですよね。
考えようによってはね、買わなくてもいいものまで買っていたときに比べて厳選するようになったと思うので、支払いのね合計が減ったかなーっていう可能性もあるんですけどね。
買い物もね、財布の紐をね、締めて臨ばねばならんかなと思う最近です。
さて、今日のメインですけども、平均という表現に気をつけようっていう話ですね。
これはですね、心理学っていうよりは統計の世界のお話なんですけど、難しいことはお話ししないのでね、安心してください。
でも平均って身の回りにものすごくたくさんありませんか?
逆に中央値とか最貧値とか分散っていう言葉って全然聞かないですよね。少なくとも意識しないですよね。
平均って計算とか意味合いとかも簡単だし分かりやすいので、私たちもついつい飛びつきがちなんですよね。
でもこの平均って、差もいい数字っぽく言われることが多いんですけど、
何かの利益が絡んでいるときに使われる平均とかはあんまり信用できないというか、
信用しようかなと思ったらストップした方がいいかなっていうところなんですよね。
例えば通販番組とか何かのアンケートとか、栄養食品の説明とか広告とか、
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テレビでもありとあらゆる番組で平均出してきたりしますよね。
けれど、リスナーさんはその平均っていうのだけ聞いて、
これぐらいが平均なんだって、へーっと思ったりとか、安心したり驚いたりってなったりしませんか?
なんとなくちゃんとした数字だろうって勝手に思っちゃうことはありますよね。
もしそうだとしたら、これからは少し疑ってかかってほしいですね。
あんまり人を疑うもんじゃないと思うかもしれないですけど、
それがなかなかお金が絡んでくると平均っていうのは結構利用されちゃうのでね。
ちゃんとした統計調査とか研究でない限りは、
大体は利益を出すために誰かが得をするために平均という数字を使っていることが多いんですよね。
やっぱり、実際平均という結果だけ見て、
それがどういったデータの平均か確認なんてしないですよね、普段。
そこに罠があるんですよ。
データも偏っている可能性がありますし、
面白さのために適当に集めている可能性も否定できないんですよね、どうしても。
一番わかりやすい例をお話ししますと、平均年収。
平均年収、こういう例はよくあるんですけど、
例えば10人の人がいたとして、年収300万円が2人、年収400万円が6人、年収500万円が2人だとしたら、
この平均は400万円になるんですよね。
これは計算が簡単になるようにしてあるので、400万円で大丈夫なんですけど、
これは数字全体が同じようなところに集まっているので、平均というふうな数字も信用して大丈夫な結果にはなります。
ちょっと変わってですね、年収400万円の方が9人、年収1億円の方が1人の場合はどうでしょうか。
この場合の平均は年収1360万円になります。
これは数字として信用できないですよね。
年収1360万円って言われたら、そんなことはないだろうってさすがに思いますよね。
もちろんこれは簡単に計算できるように極端にしているんですけれども、
こういう大きく外れた値が1つでもあったりすると、平均は途端に信用できなくなっちゃうんですね。
でもね、人の脳っていうのは簡単なこと、楽なことが大好きなので、
しっかりしていそうな研究機関とか団体とかテレビ局とかが調査とか研究とかアンケートって言うと、
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方法って受け入れてしまうことがついついあったりします。
これは利益が絡んでいる相手にとっては思い通りですし、私たちにとっては信用できないデータを知らず知らず植え付けられてしまいます。
場合によってはお金を払ってしまうこともありますよね。
でもじゃあだからといって、平均のすべてを元のデータから調べていたら面倒くさいし生きていけないよって思うかもしれないですね。
その通りです。本当にその通りです。
つまりはね、実害がなければいいんですよ。
もしそういう場合になったら、考え方のコツは2つあると思います。
1つ目は自分にとって大事な選択とか決断、割とお金を払わなきゃいけないって時に、
もし平均っていうものが絡んできたら、おやおや平均が出てきたぞちょっと待てよっていうふうに自分にストップをかけて欲しいです。
特に魅力的に聞こえてくるものほどちゃんとあいみつですよね。
他と比較を取るようにしましょう。本当にこれは大丈夫かって。
他の業者とかだったらどうなんだとか必ず比較を使ってください。
そうしたら多少はまともな決断になるかなと思います。
2つ目のコツですね。もし元のデータがわかるんであれば、平均じゃなくて中央値っていうものを見ましょう。
中央値っていうのは耳慣れない方もいるかもしれないですけど、難しいものでは決してないです。
もし9個のデータがあったら、大きい方か小さい方から見ていって、5個目のデータになります。
10個のデータがあったら、大きい方か小さい方から見ていって、5個目と6個目の平均になります。
つまりですね、全部の数を数えた時にちょうど真ん中に来るデータになりますね。
ある意味では本当の平均らしいものが中央値になりまして、綺麗な平均ではないんですけれども、よっぽどずれることはないし、信用もしやすい数字だと思います。
例えばさっきの年収の例で言うと、1億円プレイヤーはいたとしても、1億円プレイヤーが1億円プレイヤーだとしても、
1億円プレイヤーはいたとしても、中央値は5番目と6番目の人の平均になるので、400万円ということになります。
こっちの方が年収の平均と言われた時に信用しやすいですよね、さっきの例だと。
なので、この中央値知っておくだけでも判断が結構スマートになるかなと思います。
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良ければ参考にしてください。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
この放送がお役に立てれば嬉しいです。
今日もあなたが自分に優しくあげますように。
心理師のはるかめでした。
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