1. 74才 薬膳&料理研究家
  2. #76 はと麦 美容ドリンク
2024-06-30 12:06

#76 はと麦 美容ドリンク

ハト麦のお話と簡単ドリンク(焙煎ハト麦粉、ハチミツ、豆乳などを使用)をご紹介しました。
皆さまの健康や美容のお役に立つことができれば嬉しいです。

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#ひきわりハト麦
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#唐麦
#李時珍「本草綱目」
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こんにちは、74才 薬膳&料理研究家の木下 賀律子です。今日はハトムギのお話をしたいと思います。
なんで突然ハトムギなの?とお考えになる方もあるかもわかりませんが、実は私、先日ですね、右足の小指の脇に
上の目ができてしまいましてね、突然ではないですね、上の目というのは長期間かかってできるものなんですけれども、
上の目ができてしまいまして、皮膚科で切除をしてもらったんですね。ペンチのようなもので、ぐぐっと簡単に取れたんですけれども、
その時に先生に、「先生、私、歩き方が悪いんでしょうか?」とお尋ねしたら、先生は、「まあね、歩き方を直すのはなかなか大変なことです。
痛くなったらいつでもいらしてください。」と言われたんですね。 それでもね、毎回ね、こういうふうに行くのも何かなと思って、
あるコミュニティでお話ししたら、「いや、歩き方ってね、直せますよ。」というご意見をいただいたんですよ。
YouTubeも紹介されたものですから、そのYouTubeを見ながら、今、歩き方のですね、改善をしているところなんですよ。
そんなことを考えていたらですね、スーパーであるものを見かけたんです。それは何かというと、焙煎はとむぎ粉というものなんですよ。
で、その商品のところに目立つように、うおのめ、たこ、いぼに、お悩みの方、お試しくださいって書いてあったんですよ。
これね、聞くとは書いてないんですよね。お試しくださいと書いてあったんですね。
それで、焙煎でもいろいろとはとむぎについては学んでおりますので、今日は少しそのはとむぎについてシェアさせていただきたいと思います。
まずはとむぎの名前なんですけど、この由来は諸説ありますが、
鳩が好んでこの実を食べたことから明治以降に名付けられたと言われているのが一般的となっているようです。
鳩麦の歴史なんですけれども、紀元前1500年頃にはすでにインドで鳩麦の栽培が広まっていたようです。
そしてそれが中国へ渡り、日本に鳩麦がやってきたのは江戸時代の共和年間、1716年から1735年あたりの時で中国から伝えられたそうです。
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その頃の名前は東からやってきた麦ということで、東麦と呼ばれていたようです。
そして八大将軍徳川義宗がその鳩麦を国産奨励し広められたとも言われております。
中国では名前を玉胃と言い、この殻を除いて乾燥したものを玉胃人と呼んでおり、古くから持養競争食品として中国では使用されてきました。
しばせんの式の中にも記述があるようです。
時代はずっと下り、明の本造学者の李自珍によって書かれた中国薬学の大書本造項目、この本にも記載があります。
この本造項目も薬膳を学ぶ者にとっては、この本は本当によく聞く名前なんですけれども、
ヨーロッパでもよく知られており、薬学研究の原点とも言うべき書物なんですね。
その中で玉胃人は、火を健やかにし胃を益す、これはどういうことかというと、消化器官を丈夫にするということですね、消化機能をしっかりと助けるということです。
肺を補い静熱する、これは体に溜まった余分な熱を冷ますということです。
そしてもう一つ文章ね、風を去り湿に勝つとあります。これも余分な水分を排泄させる働きがあるということなんですよ。
今日の漢方薬の処方でも、この玉胃人の働きというのは、焦炎で炎症を沈めるとか、それから鎮痛、痛みを止める。
痛みがどうして起こるかというと、一つにはね、流れが悪い、余分なものが詰まっていて、流れが悪いために起こってくるという考えがありますので、
水を、余分な水分を排除すれば、流れが良くなり、従って痛みも沈まるということなんです。
そして肺のウミを出すとか、競争薬として漢方薬を利用されております。
ではですね、漢方薬としてではなく、私たちの生活の中でどのように取り入れていったら良いかについてお話ししてみましょう。
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葉と麦というのは、化粧品としても葉と麦パックとか、葉と麦化粧水として知られています。
食材としての種類は、穀物として知られている葉と麦、麦です。麦状のものですね。
それはご飯と一緒に炊くとか、スープに粘性を与えるために入れるとかするものなんですけれども、
この葉と麦の扱いはですね、水の中に1回入れて洗います。その水が汚れなくなるまでしっかり洗った方が良いです。
そして水に浸けておきます。浸水して、それからご飯と一緒に炊きます。あるいはスープに使います。
この葉と麦だけを茹でて、何かサラダにトッピングするとか、何か用いる時には浸水した葉と麦を40分くらい茹でてから使います。
これ大量に茹でて、冷凍しておけば使いたい時に簡単に戻すことはできます。
そしてその葉と麦をほうじてお茶にしてある、ハトムギ茶というのがあります。
これはドラッグストア等でも見かけることがありますので、もう既にご利用されている方も多いんじゃないかと思います。
またね、穀物としてより使いやすくしたひき割り葉と麦とか、清白葉と麦というものがあります。
これはね、そのまま水に浸けるとかする必要はなくて、普通にお米のように洗ってですね、そしてご飯に混ぜれば、ハトムギ切りのご飯が簡単にできます。
まあ粒状のものは以上です。そしてその他に粉状のものがあります。
先ほどのね、清白ハトムギを粉にした白色の粉ですね、それと焙煎した、ほうじたハトムギを粉にした、きな粉のような色の焙煎ハトムギ粉があります。
私が冒頭で申し上げた、スーパーで見かけたハトムギ粉というのは、この焙煎したものなんです。
使い方はですね、白い粉の方は生の澱粉ですので、必ず火を通して使います。ホットケーキミックスと混ぜて使うとか、天ぷら粉に混ぜるとか、白玉粉と混ぜてお団子にするとかです。
本日私がご紹介するのは、簡単にそのまま使える焙煎してある粉のお料理です。よろしいですか。
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お料理名は、ハトムギ美容ドリンクです。 材料を申し上げますね、一人分。
ハトムギ、ほうじ、ほうじたものですよ。焙煎したハトムギ粉、小さじ1。蜂蜜、小さじ1。塩、少々です。
そして無調整豆乳、100ml。レモン汁、小さじ2分の1から小さじ1。材料は以上です。
作り方は、ハトムギ粉と蜂蜜、そして忘れないように塩少々を器に入れ、
ミニ泡立て器かスプーン、あるいは箸でよく練って、ベースト状にします。
混ぜるのでね、口の広いものがおすすめです。 もしね、あのなかなかちょっとやりにくいなと思えば、
少しね、小さじ1くらいの水かお湯を入れてもいいでしょう。 とにかくダマのないベースト状になったら、
豆乳を少しずつ混ぜていきます。いわゆるシェイクですね。 そして全体が混ざったら、最後にレモン汁を加えてください。
豆乳のタンパク質がレモンの酸で固まり、少しとろっとした状態になります。
はちみつと豆乳で肌にうるおいを、最後にレモンで味をキュッと引き締めます。
私は実は豆乳はね、その匂いが気になり、あまり得意ではなかったんですけれども、
このほうじた葉と麦粉と一緒にすることにより、とっても飲みやすく感じています。 よかったらお試しください。
この他にもね、この焙煎葉と麦粉はヨーグルトと混ぜたり、牛乳と混ぜたりしてもいいでしょう。
一つね、気をつけていただきたいことは、妊婦の方はNGです。 なぜかというと、葉と麦は下に下ろす働きを持っていますので、ちょっとお控えください。
そしてやっぱり水分除去の働きがありますから、あまりですね、普通の方でも取りすぎると便秘になってしまうことがあります。
1日、この葉と麦粉ね、大さじ1から2ぐらいまでが良いと思います。
今日は葉と麦についていろいろお話ししてきました。 最後までお聞きいただきありがとうございました。
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