1. 75才 薬膳&料理研究家
  2. #112 「麦秋至」日本人と小麦..
2025-05-23 04:09

#112 「麦秋至」日本人と小麦のものがたり

75歳になりました。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
散歩道で見かけた麦畑を眺めながら、
ふと考えた日本人と小麦🌾についてシェアさせて頂きました。

#麦秋至
#二十四節気
#七十二候
#米
#小麦
#北海道
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サマリー

麦秋至に関連する日本の小麦の歴史とその食文化の変遷を探ります。

麦秋至について
こんにちは、薬膳&料理研究家、75才の木下賀律子です。
今朝いつもの散歩コースで、麦の麦畑の穂が黄色く色付き始めているのを見かけました。
畑一面、小麦色の麦。その光景に、あ、もうすぐ麦の秋ね、と季節の移ろいを感じました。
今年の72項、麦秋至は、5月31日から始まります。
ちなみに、72項というのは、日本の季節の変化を、とても細かく表現した昔ながらの小読みのこと。
1年を24の24節記に分けて、それぞれをさらに3つに分け、5日ごとに自然の様子を言葉にしています。
その中の一つが、幕州至る、麦が実って収穫の時期を迎える頃です。
秋とありますが、これは麦にとっての、実りの秋という意味。
季節としては、初夏なんですが、麦の収穫を祝う時期、というわけなんですね。
俳句の紀語にも使われる、趣のある日本語です。
皆さん、麦の穂ってご覧になったことがありますか?
最近は、あまり見かけないかもしれませんね。
さて、今日はそんな麦の話から、なぜ今の日本人は、こんなに小麦を食べるようになったのかについて、少しお話をしてみたいと思います。
今、お米は価格上昇など大変な問題を抱えていますが、もともと日本人の主食といえば、お米でした。
でも、戦後の食糧難の時代、アメリカから大量の小麦が支援として贈られ、学校給食でパンが提供されるようになったんです。
それが昭和20年代のこと。
そこから、パン、ラーメン、パスタなど、手軽でおいしい小麦料理がどんどん広まり、今では私たちの食卓に欠かせない存在になりました。
日本の小麦栽培
けれど実は、日本の気候は湿気が多く、小麦栽培にはあまり向いていません。
梅雨や台風の影響で収穫のタイミングが難しく、令和5年の農水省のデータでは、小麦の約85%が輸入品、主にアメリカ、カナダ、オーストラリアから来ています。
その中で唯一小麦の栽培に適しているのが、北海道。
冷凍で乾燥した気候が向いていて、国産小麦の7割以上が北海道で作られているんですよ。
パンをお作りになる方でしたら、春よ来い、などの品種は有名ですね。
幕州至る風に揺れる麦の穂を眺めながら、ふと日本の食の歴史や背景を思い出し、今日はそんなお話をシェアさせていただきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次の放送でお耳にかかれたら嬉しいです。
それでは失礼致します。木下勝子でした。
04:09

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