This is はみだし系ライフの歩きかた。 I'm Yukari Pierless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト。 はみだし系ライフの歩きかた。
Welcome to Episode 175. こんにちは、ピアレスゆかりです。
いつもはみだいを聞いてくださってありがとうございます。
すっかり夏は終わってしまって、ビクトリアは今週は雨続きでした。
季節の変わり目ということで、体調を崩しやすい時期ですので、皆さんお気をつけください。
さて今週はソロ会なんですが、何について話そうかなと思っていた時に、ちょうど聞いたポッドキャストで友情の話をしていたので、今週は友情について話そうと思います。
このポッドキャストはNPR、アメリカの公共ラジオ局ですね。で、やっているInvisibiliaというポッドキャストで、
今シーズンはずっと友情をテーマにやっていくそうなので、今後のエピソードも楽しみなんですが、第1回目のテーマはゴースティングでした。
ゴースティングというのは、おばけのゴーストという意味の単語ですけれども、
ちょっと調べてみると、2000年くらいから使われだした表現だそうです。
ゴースティングってどういうことかというと、恋愛なので相手に何も言わずに連絡を取らなくなること。
おばけのように消えていってしまうみたいなニュアンスだと思うんですけれども、
日本語ですと自然消滅という言い方が一番近いニュアンスだと思います。
今オンラインデーティングとかが一般的になったこの10年くらいで、さらに頻繁になったみたいです。
Invisibiliaのポッドキャストでは、友情関係においてのゴースティングについて話していたんですが、
皆さんもそういう経験ないですか?
仲良かった友達から連絡が途絶えて、こちらから連絡しても全く返事がないというね。
私も何回かそういう経験あります。
Invisibiliaでリスナーの一人の人が話していたのは、その人は子供を持ちたくない女性なんですけれども、
お友達が妊娠したと分かった途端に、
I'm not interestedと言って、その人と友達でいる気がしなくなったと話していて、
確かにそういうパターンはよくあるかもなと思いました。
人間ね、人生のいろんなステージにいますから、
自分と全く違うステージにいる人とはあまり共通の話がないとかっていうのはわかります。
私もね、小さい子供の子育てっていうステージは終わっているので、
いわゆるママ友っていう関係の友達は最近はほとんどいないですね。
友達でたまたま子供がいる人っていう人はいますけど、
子供をつながりのお母さんの友達っていうのはいないですね。
あとはシングルの人が婚約した友達と一緒にいると結婚式の話しかしないとか、
逆に彼女と別れた友達といるとその人がその話しかしないとか、
そういうレベルでの話の合わなさっていうのはよくあることだと思います。
ただそういう時にこの人とはちょっと距離を置こうとか、
それともこの人とはもう友達でいたくないと思って完全無視するかっていう、
その違いは何なんだろうなと思いました。
もちろんマウンティングばっかりしてくる人とか、
ハラスメントとか意地悪ばっかりしてくる人とは距離をとって正解だと思うんですけれども、
相手に全く心当たりがない場合、
ゴースティングされた側は一体何なのかわからなくて戸惑うですよね。
このインビズベリアでは友情というのは恋愛関係と違って、
明確な始まりや終わりのマイルストーンというのがないので、
恋愛みたいに別れ話っていうのがないので難しいんだみたいなことを言ってました。
確かにそうですよね。
ちょっとこの人とは合わないなと思っている時にわざわざその人を呼び出して、
あなたとは合わないからもう友達でいるのやめましょうっていうのもなんかね、
傷つけそうだし、なんかそこまでしなくてもいいんじゃないと思ってしまいます。
またね、こういう会話ってとっても気まずいので避ける人が圧倒的に多いとか、
あとなんとなくね、私たちは友情っていうものは一生続くものだと思い込んでるんじゃないかっていう話もありました。
大人の友情の70%は7年以上続かないという研究結果もあるそうです。
これはね、まさにさっきの人生のステージっていうことを考えると、
7年くらいのサイクルで人生のステージと環境、就職とか結婚とか出産とか離婚とかで友人が変わっていくのはむしろ自然な気もしますね。
このインビズビリアのエピソードでは、大学での親友からゴースティングされてずっと、
なんで連絡くれないのと10年近くにわたって連絡し続けた男性がその友達が一体どうなったのかを知るという話もしていますので、
もし興味のある方は聞いてみてください。
これもね、よく聞くことですけど、大人になると友達が作りづらいって言いますよね。
学生の時は家が近いとか、クラスで席が近いとかいうそういう物理的な理由で簡単に友達になれたものですけれども、
社会人になると本当の友達を作ることの難しさっていうのを感じる人も多いと思います。
特に今はコロナ禍でなかなか外食したり、旅行に行ったり、コンサートに行ったりっていうことが難しいので、さらに孤独感を感じている人もいるかもしれませんね。
私がこの人は自分にとって特別な友達だと思った人にやることは、やっぱり基本連絡を途絶えさせないことですかね。
そして今週からもう一つのブッククラブ、Brave in the Wildnessも始まります。参加者の方はメールが届いているはずですので、届いていない場合はスパムフォルダーをチェックしてみてください。
また先週のエピソード、有婚人種の小田陽子さんとのエピソードでもお話ししましたが、カナダ在住の日本人女性のネットワークを作りました。
お住まいのカナダの都市の日系団体はどんな感じか。
継承語としての日本語教育はどうなっているか。
また日本人への先住民の方との歴史というのはどう伝えていくか。
カナダに住む日本人としてどうやってリコンシリエーションを進めていくかなどを10月か11月に意見交換できたらなと思っていますので、興味のある方はこのエピソードの詳細欄からお申し込みください。
さて、それでは今週のポジティブです。
今週のポジティブはトロント国際映画祭で村上春樹原作の映画ドライブマイカーが見れたことです。
日本の映画ってなかなか見る機会がないので本当に貴重です。
今までバンクーバーの映画祭とかでオンラインで日本の映画を見たことはあったんですけれども、
だいたい10ドル以下だったと思うんですけど、このトロント映画祭のは26ドルでちょっとビビりました。
もちろんね、映画館で見てポップコーン買ったりコーラ買ったりとかするよりは安いし、アートにお金を使うのは別に全然いいんですけれども、
トロント映画祭しかもね、見る時間が4時間しかないんですよ。
チケットを買って再生ボタンを押したら4時間以内で見終えないといけないとかで、
これ3時間ぐらいの長い映画だったんでちょっとね焦りました。
普通はね24時間とか結構余裕あると思うんですけど、
しかもそういう時に限って夫が話しかけてきたりとかして結構焦りながら見ました。
いやでもね、西島秀俊さんかっこいいですね。
昨日何食べたを見て以来のファンなんですけれども、
あと原作ともだいぶストーリーが違っていましたけど、
多様なキャストですごく良いと思いました。
本当、映画って本当にいいですね。
そして最後になりますがニュースレターは毎週日曜日に配信しています。
内容は私の日々の生活、そして今週読んだ本、聞いたポッドキャスト、見たテレビ、映画の話が多いです。
登録されますとメールで届きますので是非ご登録ください。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。
はみ出し系ライフの歩き方はプロデューサー・ホストのピアレス・ユカリが、
未成都のコーストセーリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州・ビクトリアで制作しています。
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