英語の先生との出会い
こんにちは。英語指導メンタリストのはじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、僕の最初の英語の先生は、日本で初めて盲導犬を使った人だった、
というお話です。 昨日でですね、創業12周年を迎えて13年目に入りました。
僕は今、英語指導メンタリストとしてですね、こんな風に活動しているんですけれども、そのきっかけになったのがスターウォーズだという話は散々しているかと思います。
えーっと、今日ね、インスタグラムにその創業12周年の記念動画を出しましたので、ちょっとこれね概要欄に貼っておきますけれども、
いかに私がスターウォーズバカなのかよくわかると思いますけれども、
だけど、ふとね、数十年ぶりに僕に英語を教えてくれた、もう本当に忘れられない恩師のことを思い出したんですよね。
中学に入ってですね、わりかしすぐに、英語を僕自分で習いたいって言ったんですよね。
本当に自分から習い事をやりたいって言ったのは、小学校の3年生くらいから始めたエトですね。
それから中学校1年生に始めた英語のこの2つだけなんですね。
この英語を習いたいって言った時に、僕が住んでいたのは本当に田舎の町でですね、
当時は今みたいに英語の塾なんかなかなかなかったんだと思うんですけど、
たまたま父の知り合いで、河合先生というご夫妻がいて、そこが英語の塾をやっているよというのでそこに通い始めたんです。
その英語の塾はですね、僕の自宅から歩いて本当に3分くらいのところにありまして、
細長い坂を登って、ずっと山道みたいなところを上がっていくと、そこにですね、ちょっとこじゃれた洋館のような家があってですね、
そこに住んでいたご夫妻がすごく上品な人たちだったんですよね。
で、奥様が主に英語を教えてくれていたんですが、旦那さんはですね、実は盲学校の先生で、目が見えない方だったんですよね。
そのご夫妻はですね、なんかその田舎の町にいる方にしてはとても洗練された雰囲気を持った、
なんていうのかな、ハイソサイティみたいな感じの、かつてすごくお金持ちっていう感じじゃないんだけれども、
でもなんかとても豊かな生活、心豊かな生活をしているっていう印象のご夫婦で、
キリスト教をですね、深く信仰していて、家にはね、クリスチャンらしい食台があったり、祭壇があったりですね、
そして何かすごく当時としては立派なですね、オーディオセットがあったり、
時々こう、コーヒーとかね、紅茶を出してくれたんですが、その時の器がとても上品なものだったことをね、すごく覚えているんです。
で、その二人は、後になって聞いた話だと、東京で出会って、青山学院大学にね、通っていらしたということで、
河井清先生の影響
そこで二人が出会って結婚されたと。でもその、いつからそのご主人が目が見えなかったのかわからないんですけれども、
その方はですね、浜松盲学校、今は特別支援学校とか言うんでしょうけど、視覚障がい者のための学校の先生をやっていたんですが、
盲導犬を連れていることで地元ではちょっと有名な方だったんですよね。
何度か、もちろん塾に行った時に、たまにお会いすることもあったし、
あとその女の先生、奥様がですね、体調が悪い時に、代わりにそのかわいい先生、かわいい清先生というんですけど、
授業をされていたりしたこともあるんですが、本当に髪がちょっと長くてですね、ちょっと色の濃いサングラスみたいなのをかけていて、
どこかですね、非常にインテリジェンスの漂う上品な中に温かみのある先生だったんですよね。
時折、時間を見る時には時計を触っていたんですが、今にしてみると風防ガラスがない時計だったのかな、
どんなものだかよくわからないんですが、それをパッと触っては、
じゃあそろそろ今日はレッスンを終わりにしましょうなんて言っていたのをふと思い出してですね。
そのお二人の先生、本当に英語の発音が綺麗で、かっこいいなって思ったんですよね。
こんな風な洗練された雰囲気を持っている人たちみたいになりたいなって幼心に思った記憶があります。
中学校を卒業してからですね、本当に数回、緊急報告みたいな感じで、
その先生のところへ訪問して、自分が教員採用試験に受かって英語の先生になった時にも、
おかげさまで先生になりましたって言って、そのお家にご挨拶に行ったのを覚えているんですが、
それからちょっと経ってからですね、NHKでプロジェクトXという番組が放送されていたんです。
皆さんも覚えている方がいると思いますけれども、昭和のいろんな時代を作った人たちの物語ですよね。
その子にですね、なんとその可愛い先生が登場していてね、すごくびっくりしたんです。
それは何でかというとですね、その先生が連れていた犬、それはチャンピーという名前だったということは後から知ったんですけれども、
その番組で知ったんですけれども、それがなんとですね、日本で初の盲導犬だったんですよね。
なので、いつも盲導犬を連れて本当に街を歩いたりバスに乗ったりしていて、
その学校でもですね、盲導犬を連れて先生として働いていらっしゃった。
今にして考えればなんかすごい話だなというふうに思ったんですけれども、
なんとね、その先生の連れていた犬がひょっとしたら2代目とか3代目だったのかもしれないですね、ひょっとするとね。
だけど一番最初に日本で盲導犬を使った先生として、今でもですね、ネットの中にたくさん情報が出てきて、
そこに出てくる先生方の昔の姿を見て、なんか懐かしいなというふうに思ったんです。
感謝の気持ち
本当に数十年ぶりに思い出したんですよね。
で、ふと気になってネットを検索してみたらですね、川井清先生のWikipediaがあったんですよね。
いつ誰が作ったのかわからないんですが、それを見たらですね、
なんと昨年、2024年の1月6日にお亡くなりになっていたんですね。
なんだ、去年だったらまだ会えたんだって思ってね、ちょっと残念な思いがしました。
実家のお墓参りに行くときにはいつも通る道の山の上にある先生のお宅があるので、
行けばひょっとしたら会えたのかもしれないですよね。
だけど本当に思い出さなかったんです、失礼なことながら。
だけど確実に、本当に確実に僕の英語をですね、最初に本当に丁寧に教えてくれたご夫妻で忘れられない恩師なんですよね。
本当にそれからも何人も英語の先生に出会ってすごく影響を受けた英語の先生っていうのも確かにたくさんいますし、
教員時代に出会った英語の先生の中にも素晴らしい人たちはたくさんいてですね。
そういう人たちの影響をいろいろ受けながら今の自分があるわけなんですけど、
その原点となったかわいご夫妻の心穏やかに暮らしていらっしゃるその感じですね。
本当に心穏やかなんですよ。やっぱり神と共に生きてたみたいな感じなのかな。
本当に慈愛に満ちていてですね、なんかイライラしたりカリカリしてるってことは本当になくて、
日々を大切に大切に生きてるっていう感じだったなっていうのを今日思い出してですね、
改めてそのかわいご夫妻にお礼を言いたいなって、今そういう気持ちになったんですよ。
考えてみればね、本当にいろんな人にお世話になって今あるんだなと。
大学の時のゼミでですね、僕は山本先生っていう先生の正書のね、
正体による福音書を読み解くみたいな感じの講座を受けたんですけれども、
それも多分ね、考えてみればそのかわい先生たちのキリスト教への献身というのが、
それがどこか記憶にあったような気がするんですよね。
その大学の時のゼミで山本先生っていうのは、
神話みたいに語り伝えられているイエス・キリストの物語の本当の実相に迫るみたいなことをやっていた方なんですけれども、
その方がですね、その次のテーマに選んだのが、
ウィリアム・サマセット・モームという作家がいるんですが、
その作家がだんだん東洋思想に惹かれていくんですね。
インドの神秘思想であるウパニシャドウとかですね、
そういったものとの結合みたいなものをテーマにしていて、
そこら辺も当時の僕のスピリチュアリズムというのか、
そういったものの興味をすごく掻き立ててくれた先生でもあるわけです。
今これ話し始めて本当に久々に思い出したっていう感じなんですけれども、
そのかわい先生を始め、その大学の時の山本先生とかですね、
そういったいろんな影響を受けて今があるんだなというのを改めて感じて、
自分って本当にいろんな人のおかげで生きているんだななんていうことを思ったんです。
本当に思い出話で終わっちゃうんですけれども、
皆さんもですね、自分にいろんな影響を与えてくれた人のことを思い出してみたいとかですね、
そしてそこに感謝の気持ちを向けるということが、
たまにしてみるといいんじゃないかなというふうに思いました。
というわけでね、今日のお話聞いていただいてありがとうございました。
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