イベントの紹介とテーマの提示
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって英語力と人生を劇的に好転させるケースについてお伝えしています。
今日のテーマは、「それってほんとにあなたの意見ですか?」というお話です。
まず最初に告知をさせていただきます。
来週の月曜日、7月7日、七夕の日に、夜20時から、七夕マルセというオンラインイベントに出展いたします。
ここのイベントでは、言葉を変えれば思考が変わる、七夕の夜に願いを叶える英語アファメーションというテーマでお話をさせていただきます。
アファメーションというのは、自分に対してのポジティブな声かけ。
私はできるとか、私は素晴らしいとか。
そういった言葉かけをすることによって、自分のマインドを上向きにして、良いことを引き寄せましょうみたいな時によくやるんですけど、
これが日本語でやった時に、自分の心に嘘をついているような感じがしがちなんですけれども、
英語を使うと意外と回避できちゃったりするんですよっていうお話をしたいと思いますので、興味のある方はぜひ概要欄のURLから
このイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
普通に願望実現をしたいと思っている方は、それを英語にするだけで自分の中にスッと入りやすくなって、
効果がより倍増するということがあり得ると思いますので、ぜひぜひお話を聞きに来ていただければなと思います。
意見形成の難しさ
というわけで、今日のテーマなんですけど、それって本当にあなたの意見なんですか?
これはね、僕がレッスンの時によく言うんですよね。
どんな時に言うかというと、特に英検とかの意見論述問題の時にその生徒さんに聞くんですよね。
英検では最近ね、2016年からライティングで意見論述問題というのが出されるようになりましたし、
3級以上の面接試験ではですね、あなたの意見はどうですかみたいなところを求められるわけです。
特に準2級から上になってくるとですね、いろんな視点での意見を言わなければいけないというのがあるんですけど、
これがね、やっぱりなかなか皆さん詰まってしまうんですよね。
どんなお題が出るかといえば、例えばね、よくあるやつだと、中学生が学校でスマートフォンを使うのはOKか?みたいな問題だったりします。
こういう問題というのは、本来は3Pが両方とも出るような設定にしておくべきものなんですけど、
問題によってはどっちかに偏っちゃっているものもあって、必ず全部が両門だとは言えないんですけれども、
例えば学校にスマートフォンを持って行くことがOKかどうか、これもやっぱり意見が分かれると思うんですよね。
生徒側にしてみれば、スマホを持って行ったっていいじゃないかというふうに思うかもしれないですけども、
一方でね、やっぱりスマホを持つとずっとそこに時間を取られてしまって勉強しなくなるという現実的な問題もありますし、
SNSを通じたいじめなんかの問題もあったりするじゃないですか。
こういった時に皆さんもどんなふうに意見を言いますかね。
これ難しいのは時代によってもだんだん変わってきているところもありますよね。
前までは学校の中でスマホを使っちゃいけないという風潮の方が多かったと思いますけど、
学校にもよるならば今は授業中にスマホを使っていろんなことを調べさせるとかですね、そんなことをやっていたりとか。
スマホ以外でもタブレットなんかも授業で使われるようになって、デジタルデバイスが普及してきて、
そうなってくるとそのうちの一つとなると、そこに対する考え方というのも変わってくる部分もあると思うんですよね。
関係ないですけど、今日のニュースでもですね、学校の峠校で日傘はOKなのかNGなのかみたいなニュースがあったんですよね。
雨傘はOKだけど日傘はダメなのはなぜかみたいなのがあって、日傘は美容目的だからダメだみたいなことが書かれているんだけど、
考えてみればそれも変な話だよね。同じ傘なのになんで日傘はダメなの?みたいなところがあって、
こういったところって結構深掘りしていくといろんな意見が出てきますよね。
そういうことを英検の面接試験で求められるんですけど、これがなかなか僕はすごく面白いと思うし、とても大事なところだと思うんですよ。
ここ指導をしていて面白いのが、やっぱり人によっていろいろ違うんですよね。
思考の枠を外す方法
社会的規範でものを言う人と、あくまで自分軸でものを言う人といるんですけれども、
どっちかというと、社会的規範とか世間の常識、あるいは正解的なことを言いたがる人が多いんですよね。
でもね、そうすると面白いんですけどね、英語にした時に意外と出てきにくいんですよ。
なぜだと思いますかね。
やっぱり様々な教育とかによって植え付けられたものっていうのは知識になっていることが多いので、その知識の和訳をしようとして詰まってしまうことが多いんですね。
これ数日前に言った、頭に浮かんだ日本語をそのまま英語にしようとすると難しいっていうやつなんですけど、
社会的規範に照らしたことを言おうと思った時に、それってやっぱりどっか自分の言葉じゃないから、どっかからの引用みたいになってきて、
そこにそれを忠実に言おうとする、そんな働きが心に出てくるんだろうね。
そうすると間違っちゃいけないとか、この単語何て言うんだっけみたいなループにはまりやすいんですよ。
だからその時に僕は、いやそれ本当にあなたの意見なんですかみたいなところに問いをして、その人のもっと感情に迫るようにするんですよね。
だからさっきのスマホの問題であれば、そのことに対してのまず自分の感情ですね、心よく思うのか不快に思うのかっていう、そこをまず問うわけです。
だからその社会的規範とかではなく、その子本人が学校にスマホを持っていくことは、自分にとって心良いことなのか、心良くないことなのかっていうふうに迫らせます。
これは全然人によって違っていいですよね。
例えば、中学生ぐらいだとまだスマホを持たされていない子もいるわけですね。
持たされていない子にとってみれば、誰かがスマホを持ってきていることで、自分が持っていないということに対するある種の劣等感とか引き目みたいなのを感じる。
そんなこともあるし、逆に普段からスマホを使っている中学生とかだったら、それがいかに依存性があってですね、勉強しなくなっちゃうリスクがあるかということも知っていると、
自分の体感として、これを学校に持っていっちゃうと危険じゃないの?というふうに思ったりする。
そんなふうな角度から、本当に自分ごととして捉えさせていった上で、それを一般化して語らせるというようなことをやっていくわけです。
もちろん、英語にしていく過程では、それをいかにシンプルな英語で伝えるかというのは、普段のレッスンの中で訓練をしていくわけなんですけれども、
やっぱり一番苦労するのが、そこの部分の思考の枠みたいなものですね。
植え付けられたものではなくて、その人本人のものを引き出そうとする。
これは別にやらなくてもいいことなのかもしれないんですけど、僕はやっぱりレッスンを通じてですね、中高生に、
本当にあなたってそれを望んでるんですか?とか、それって植え付けられていないですか?とか、そういうセラピーみたいなことをやるのが好きなんですけど、
それをやると、だんだん中高生の意識が開けてくるところが面白いんですよね。
特に英会話スクールに通わせてもらえるお子さんというのは、わりかししっかりとした教育を与えられているご家庭が多いと思うんですけど、
それだけに、ちょっと他人軸になりがちなところがあるんですよね。
それで、中にはちょっとメンタル的に苦しそうなように見える場合もあるので、
そういったところを見た時に、ちょっと外してあげたくなっちゃうんですよね。
英語教育の役割
親にしてみれば、余分なことをするなという感じなのかもしれないんだけど、
だけど、進路なんかの相談も時々受けるんですけど、それってなんでやりたいの?とかいう話もして、
最終的にその人が主体的に考えて、自分が本当に自分の心と対話しながら人生を生きていけるような、
そんなふうな助けになればなというふうな思いもあって、
英語の指導を通じて自分の意見を考えさせるということをしている。
これは僕はね、自分でやっててあれなんですけど、英語の授業だからこそスッとできるという感じもするんですよね。
いろんな考え方がある中での異文化に対する理解だとか、
違った価値観に対する理解というのは、外国語を学ぶことはダイレクトに結びついていますので、
そういったことを教えていくのも英語教育の役割なんじゃないかなと思っているんですよね。
中には模範解答みたいなものを覚えさせるみたいな指導をする人もいると思うんですけど、
僕はもう本当にそういうのはヘドが出るほど嫌いなので、
模範解答なんかクソくらいだっていうのが僕の考え方なので、
本当に君はどう思っているの?本当にそれでいいの?とかって突っ込んでいくのが結構楽しいんですけど。
でもね、例えば今のもうすぐ参議院選があるけど、本当にこういろんな考え方があるじゃないですか。
党によってね。やっぱりそういう時に本当に主体的に考えている人って少ないなと思うんですよね。
この間、TikTokで街のご老人にインタビューしていて、
あなたはどこの党に入れますか?自民党って。何でですか?って言ったら、
じゃあいつも入れてるからとかね。
もう本当にね、本当に考えていない人多いんだなと思ってびっくりしちゃうんですけど、
でもそのくらいね、人ってその主体的に考えるってことができてない人多いんですよ。
特に日本人は本当にそうなんですよね。
うちの英会話教室からね、留学に行って戻ってきた、一応に言いますよね、
外国の他の国の子めっちゃ大人でびっくりしたとかって。
何で大人で見えるかっていうと、やっぱり主体的に自分で考える、自分の意見を持っているっていうところだと思うんですよね。
ここはね、やっぱり日本の教育に耐えていないところだと思って、そんなことをやってるんですけど、
皆さんもね、お子さん、子育ての時にそういうふうにですね、主体的に考えさせてみると、
これすごい大事だと思うんですよ。
意見は意見としてね、この10人通るでいいと思う。
いいと思うっていうところがこれがなかなか日本で受けられないでしょ。
みんなと一緒にいないといけないっていうのが日本だから、
そこをね、どうやって考えさせて、あなたは本当にどう思うの?って通ってあげるっていうのが、
やっぱり子どもが主体性を持ってですね、自分で自分の人生を切り開ける子ども、
自分で自分の幸せを獲得できる子どもを育てていくことにつながると思いますので、
まあまあご家庭でもね、ちょっと意識してみるといいんじゃないかなと思いました。
子育てと主体性
ということでね、今日のお話が良かったという方は、いいねやコメント、そしてフォローをお願いいたします。
また、このチャンネルではですね、英語学習のお悩み、そして人生のお悩み、
今出たように例えば子育てのお悩みですね、なんかも教育者としてもう35年もずっとやっておりますので、
様々な点でお答えできることもあるかと思います。
お悩み、レターでいただいた文に関しましては、その内容に関してですね、
この放送でお悩みに対するお答えをしたいと思いますし、
もっとプライベートにね、ちゃんと公開の場でなくて聞きたいという場には、
直接ご相談に来ていただければですね、必要によっては機の鑑定を使ったりですね、
単純にカウンセリングしたりとかですね、できますので、LINE公式アカウントからご登録いただければと思います。
また今英語に関してはですね、英語学習の私の考え方が詰まったですね、
特典を差し上げておりますので、6つのPDF、だいたい200ページくらいになりますけども、
暗記なし、勉強なしで英語学習、英語能力が劇的に伸びる秘訣についてのPDFですね。
欲しい方は、ぜひLINE公式アカウントを登録の上、
STYLE英語特典という風にメッセージを送っていただければと思います。
OK、Thank you for listening and have a great day!