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こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、ある外国人労働者の悩み相談を受けました、という話です。
私は記者もやっているし、英語の教室も、英語の閉会教室も開いているということで、
たまに外国人の方の相談を受けることもあります。
ある方から、継続的に何度かご相談をいただいている件があって、
その方は曰く、雇用者にひどい扱いを受けているというお話です。
話が長くなるので短くすると、
本当はフルタイムだと言われて雇用されたのに、ずっとパートの扱いで給料も最初に提示された額が支払われないということがあって、
そのことでまず最初に相談を受けたんですよね。
小規模な事業所だと、特に立ち上げたばかりのビジネスで、なかなか給料が出せないということもあったり、
最初は使用期間で雇用するということもあるので、そのことが労働契約書に明記されていたり、
あるいは口頭でそのような合意がなされていれば、それもあるのではないかと言ったんですけれども、
そこでやはり感情的な違いがあって、いつまでたってもフルタイムにしてもらえないという話があったんですよね。
そこはきちんと交渉して、最初こう言いましたよねというところを言うべきですみたいな話をして、そこで終わったんですが、
それからも何度か何度か相談に来られて、いろいろと個人の人格否定的なことを言われたりとか、
その人にとってみるとひどい扱いを受けているという訴えがあって、
それに対して僕がどうこうできるわけではないので、話を聞いて、それに対して自分の心をどう持つかというようなアドバイスをさせていただいて、
1年ぐらい経って、そしたら2ヶ月、3ヶ月ぐらい前ですかね、もう1回来て、
実は新しい人を雇って私を排除しそうな予感がするという相談を受けたんですよね。
そういうふうな話になった時に、いろんな事情で、その人の仕事ぶりとかもあるからわからないけれども、
新しい人を雇って変えていきたいって、雇用者側からするといろんな事情がある可能性があるのも分かりながら、
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その時にその方の身に立ってみると、いろいろな事情があるかもしれないけど気をつけなければいけないのは、
自己都合と会社都合で、失業保険の出方が違いますよという話はしたんですよね。
皆さんもご存知かもしれませんが、自己都合退職の場合には、
失業給付というのがすぐには出ないんですよね。しばらく経たないと出ないと。
会社都合であればすぐに支給されるというのがあって、
なのでそこをきちんと明確にしておかなければ、後でトラブルになる可能性があるから気をつけてねという話をしたんですよね。
それで今日もう1回相談に来られたんですけれども、
そこで何を言ったかというと、やっぱりあなたが警告した通り、自己都合退職にされましたと。
離職票って出ますよね、会社からね。
そこに自己都合ということを、向こうの社長さんの文字で書いてある。
今離職票には、恣意的な解雇を禁じるためというのかな、それを防止するために、
社員本人が自室でこれに関してその自己都合であることに対し同意しましたという署名をしなければいけないんだけれども、
なんとそこが本人が出頭しなかったのでその話ができませんでしたという社長自身の自室でサインがされているんですよ。
これは真っ黒だなぁと思ってね、ひどいなぁというふうに思ったんですよね。
どうなるかわかんないんですけれども、言った言わないみたいな形になっちゃうと思うんですよね、結局。
この退職に関してのことが全て書式化、書面にしてあって、あるいはメッセージとして残っていればいいんだけど、
全部口頭でやったっていうので、それは文字にして残しとかなきゃダメだったりっていう話をするんですけど、
外国人の方がそんなことまでわかるわけもないし、しょうがないかという感じで。
結局アドバイスとしてはハローワークに相談して、実は私はこういうふうな話を受けたということを言うぐらいしかできないんじゃないと。
ただ書面として残っているのがそれになったら、向こうもそれを証明できない限り、それを覆す証拠がない限り難しいんじゃないのという話で斜めたぐらいの感じになったんですけれども。
そんな話は実は本当に数限りないというかあるわけですよ。
他にニュースでもベトナム人とかのいわゆる技能実習生という名目で安く労働力として受け入れられて、
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あまりよろしくない労働環境で言ってみればいいように使われているという状況があってという問題って実はあるんですけれども、そんなに多く話に出てこないかもしれないですよね。
日本人が人口が減少してきて労働人口が減っているので、外国人を入れていかなきゃしょうがないんじゃないのというような声もある一方で、
ただアメリカのように移民をどんどん受け入れていってしまうと、日本人が仕事を失うことにもなりかねないからそこに対して慎重しなければいけないという意見もあるわけですよ。
それに対してはシンプルな問題ではないので難しいとは思うんですけど、ただ一つ言えるのは入国管理局、イミグレーションですね。
あそこの扱いも結構ひどいんですよ。入管でビザが切れた人がそこに長い間留置みたいな形されて、そこで体調を崩しているのにもかかわらず適切な医療を受けることができなくて死亡したという事件があったと思うんですけど、
極端な例かもしれないんですけど、結構基本的に外国人に対して優しくないです。これは日本人を守るためというのもあるんだろうけど、書類がとにかく日本語の訳書のめちゃめちゃわかりづらい日本語の書類なんですよね。
そこに英語も書いてあるんだけど、とにかくは書きにくいということで、さらに何が問題かというと入国管理局のイミグレーションの人がほぼ英語が話せないというか外国語が話せないんですよね。
なので悩みがちゃんと伝わらない、日本語で伝えられない人しか、これ無理じゃね?ってよくあってひどいなと思ったりするんですよね。外国人のためのものには本当になってないな、日本基本的に本当に鎖国的な感じがあるんだよなぁというのを常々感じるんです。
かといって僕が外国人の労働者をどんどん受け入れましょうという完全許容派ではないんだけれども、ただこれだけ日本の労働人口が減ってきていて、このままではGDPもどんどんダダ下がりになるのはわかっているわけでしょ。毎年毎年本当にものすごい数の日本人が減っていくわけじゃないですか。これから年寄りがどんどん減って子供が生まれていないわけだから。
そうなった時に日本は自国だけで経済を支えられなくなるわけですよ。それが見えている。少子化対策もうまくいってないんだったら、やっぱりここはですね、移民を受け入れるとかそういう施策しないとダメなんだろうけれども、それに対してシステムが追いついてないし、日本人の受け入れ、許容の準備もできていない。これは制度的なものもそうだし、マインド的なものもそうなんですけれども。
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なかなか奥が深くて簡単なことは言えないんですけれども、そこら辺をもう少し懐を開いていかないと、日本って絶対この景気の状況、この経済の状況から脱することができないんじゃないかなと思って危惧しているわけです。
本当にグローバルな社会になってきているのに対して、多様性、ダイバーシティを認めていくというところも必要だと思うし、その異文化に対する理解みたいなものも必要になってくると思うので、そういう意味でね、昨日もちょうどそういう話をしたので、やっぱり外国の文化とか考え方みたいなものをちゃんと受け入れていくというところも、我々自身も学んでいかなければいけないと思います。
本当に外国人を一人の人間としてきちんと見てあげて、その人の幸せというものを願ってあげるということも必要なんじゃないかなと思ったわけです。
本当に難しい問題なんで、軽々に言えないので、難しいテーマではあるんですけど、今日そのお悩みを聞いて、そんなふうに思いました。
というわけで、今日のお話が良かったという方は、いいねやコメントなどよろしくお願いします。周りにいろいろ外国人とのことでトラブルとかもある方もいらっしゃると思うので、一概には言えないんですけども、こういった面もあるよ、ぐらいで聞いていただければと思います。