窓際のトットちゃんとの出会い
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、「窓際のトットちゃん英語版が家にあった」というお話です。
まず最初に告知をさせていただきます。
7月7日、月曜日になりますけれども、まさに七夕の日なんですけれども、
その日に七夕マルシェというオンラインイベントに出展いたします。
そこでですね、僕がお話しするのは、
言葉を変えれば思考が変わる七夕の夜に願いを叶える英語アファメーションというね、こんなテーマでお話をします。
アファメーションってね、聞いたことあると思います。
自分に対してね、アファラムというのは肯定するという意味なので、肯定的な言葉を語りかけるというものなんですけれども、
それを英語でやってみると意外と効果がより高いかもしれませんよというお話をします。
概要欄にURLがありますので、興味のある方はですね、ぜひこちらからお申し込みの上ご参加ください。
トモエ学園の教育
はい、というわけで今日の本題に入りますけれども、
以前ね、窓際のトットちゃんの映画を見たよというお話をしました。
で、一回も読んだことがないと言っていたんですが、
今日ね、本棚を見ていたらなんとトットちゃんの英語版があったんですね。
全然自分が買ったのかも覚えてないんですけど、とにかくあったんですよね。
で、まあ今日ね、せっかくなんでちょっとね、一部朗読をしてみようかと思います。
まあリスニングの練習だと思ってね、聞いてください。
まず、窓際のトットちゃんというタイトルなんですけども、
まあこれ結構そのまま訳されていて、トットちゃんはそのままね。
で、窓際のっていうところが窓際のトットちゃんと日本語だとまあその
トットちゃんアッダウィンドウぐらいになると思うんですよね。
あるいはビサイッダウィンドウとかね。
ところがこの英訳の方では
The little girl, little girl at the window
少女っていうところをね、説明してあります。
日本語だとトットちゃんのちゃんがつくと女の子だとか、
あるいはちっちゃい子供っていうことはわかるんですけど、
まあ英語になった時にその語感がないので多分それを助けるために
The little girlっていうのを多分入れたんだと思うんですよね。
で、この本なんですけどね、
多分ね、中古屋さんで買ったんだろうね、なんかね。
ページの最後で200って書いてあるから200円で買ったよね、きっとね。
いつ買ったんでしょうね、これね。
あ、表目よしなの?って書いてあるね。
16スプリンティング、第16版が1986。
1986年にもう第16番目の、第16、なんだろう、16版というのかな。
が出されて、初版が1982年ですね。
めちゃめちゃもう古いですね。よくありましたね、この本ね。
で、本の想定のね、カバーのちょっと内側の、内側というのかな、のところに
この本を、翻訳した人がね、この物語について記している言葉があります。
この一連の子供の頃の思い出を綴った物語は、
第二次世界大戦中に学びと楽しさ、自由、そして愛を融合させた理想的な学校について話をしています。
そうでしたね、トトちゃんの中では、第二次世界大戦が始まる前から始まっていてね、
その頃からあった、トモエ学園という変わった学校が舞台でしたよね。
そしてこう続きます。
この通常とはかけ離れた学校は、古い列車の客舎を教室にしていて、
そしてその学校は創立者であり校長である小林創作さんという非凡な男性によって運営されていました。
そして同時に彼は、表現と活動の自由というものを格好として信じていました。
その本に出てくるトトちゃんは日本で最も人気のあるテレビパーソナルである、
最も大人気の男性である テレビプログラムに出てくるんです。
そしてそのプログラムに出てくるトトちゃんは、
そのプログラムに出てくるトトちゃんというのは、
スマホに置いておいて、
テレビで見るだけではなく、
ネットで見るだけで、
哲子黒柳 その本に出てくるトットちゃんは
日本で最も人気のあるテレビパーソナリティとなった 黒柳哲子さんです
She attributes her success in life to this wonderful school and its headmaster.
黒柳哲子さんは彼女の成功はその素晴らしい学校と そしてその校長先生のおかげだとしています
The term of this account has won the hearts of millions of people of all ages and made this book a runway best-seller in Japan with sales hitting the 4.5 million mark in its first year.
この物語の魅力というものも 年齢を問わず何百万の人の心を捉えて
なんと最初の年450万も売れてるんですね と書いてあります
で今中身をパラパラと見ていたら その友恵学園でのですね授業の様子が書かれているところがあります
その章のタイトルがLessons at Tomoeって書いてありますね ちょっと読んでみましょうか
Going to school in a railroad car seemed unusual enough, but the seating arrangement turned out to be unusual too.
At the other school, each pupil was assigned a specific desk,
but here they were allowed to sit anywhere they liked at any time.
今の日本語にしてみると 汽車の客車の学校に行くってこと自体はすごく十分に普通でないことなんだけれども
その座席についても非常に変わっていたと
普通の学校では生徒はある特定の机を座席として割り当てられるんだけれども
ここ友恵学園ではいつでもどんなところに座ってもいいというふうに許されていたということなんですね
で次の学校の時間割りの話が出てきます
Schools normally schedule one subject, for example, Japanese, the first period when you just do Japanese,
then say arithmetic, the second period when you just do arithmetic.
学校というのは普通、一つの教科を、例えば国語を1時間目とか設定して、その時には日本語だけしかやりますよね、国語しかね
で、例えば2時間目に算数だとすればその時間には算数をやりますよと
But here it was quite different.
At the beginning of the first period,
the teacher made a list of all the problems and questions in the subject to be studied that day.
Then she would say, now start with any of these you like.
でもこの友恵学園ではそういうのとは全然違っていて、
まず1時間目の初めに先生がその日に勉強する科目の問題や質問のリストを作って
それからその女の先生がね、さあどれでもいいから好きなのから始めましょうって言うんです
So, whether you started on Japanese or arithmetic or something else didn't matter at all.
だから日本語から、国語からやろうが、算数からやろうが、他のものからやろうが、そんなことは全然お構いなしなんだということなんですよね
Someone who liked composition might be writing something,
while behind you someone who liked physics might be boiling something in a flask over an alcohol burner,
so that a small expression was liable to occur in any of the classroom.
学文が好きな子は何かを書いているかもしれないし、
その一方で誰かの後ろでは物理が好きな子がフラスコの上でアルコールバーナーで何かを沸騰させて、
その後でちっちゃい爆発なんかが起きちゃったりするようなことも授業中にあるかもしれないみたいなことが書いてありますね
This method of teaching enabled the teachers to observe as the children progressed to higher grades
what they were interested in as well as their way of thinking and their character.
この教え方によって先生たちは子供たちをよく観察することができます。
子供たちが上の学年に上がりにつれて、どんなことに興味を持ち、そしてどんなふうに考えたり、どんなふうに人間性を発達させていたか、
そんなことをね、じっと先生たちが見守ることを可能にしていると。
It was an ideal way for teachers to really get to know their pupils.
これは先生たちにとって、生徒というものを本当に深く知るために理想的な方法ですよって言ってますね。
黒柳哲子の成功
As for the pupils, they loved being able to start with their favorite subject,
and the fact that they had all day to cope with the subject they disliked meant they could really manage them somehow.
これ、生徒の側になってみると、彼らは自分の好きな教科からやるのはすごく楽しかったし、
そのせいで嫌いなことに丸々一日中取り組まなきゃいけない日も出てくるんだけど、
それを通じて、どうにかなんとかなるもんだねってことを学ぶことができると。面白いですね。
So study was mostly independent, with pupils free to go and consult a teacher whenever necessary.
こんなわけで、生徒は非常にほとんどの場合独立した感じで、
いつでも先生のところに困ったら相談に行けると。
The teacher would come to them too, if they wanted, and explain any problem until it was thoroughly understood.
先生自体も、もし求められれば、生徒のところに行って、完全に理解できるまで説明しますと。
Pupils would be given further exercises to work at alone.
その後で生徒さんたちは、もっと自分たちで勉強できるような課題を与えられます。
It was studying the truest sense of the world, and it meant there were no pupils just sitting in attentively while the teacher talked and explained.
エマージョン教育の実践
非常に現実感覚みたいなものを大切にした学習になっているので、
先生が説明している間に、ぼーっとしている生徒なんかいないよ、みたいなことを言っていますね。
なかなか面白い教育方針ですね。
なんていうか、ロマンがありますよね。すごくいいなと思って。
でも、私の住んでいる近隣の私立の小学校でも、そんなような思想の学校があって、
うちの会話教師に通っている小学5年生の男の子も、かなり英語を常に上手に話せるんですが、
実はその学校ではエマージョン教育といって、できる限り多くの科目を英語でやっているんですよね。
なので、もちろん英語力も上がっているんだけれども、同時にそういうふうにやりながらも宿題を出さないという方針でやっていて、
やはり主体的に学ぶという姿勢をすごく育てようとしているんですけど、
こういった潮流がもっともっと広まってくるといいなと僕は思っています。
ということで、今日も聞いていただいてありがとうございました。
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お便りドシドシくださいとか昔は言いましたけどね。
そしたら、それを元にまたお話をしたいと思います。
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