学びと教育について考える(その1)です。


【今回の内容】

前回の感想/我々はなぜ学ぶ?/とよだの学び遍歴/人生のスケールと歴史のスケール/学生の本分は勉強?/「できる」喜び、「わかる」喜び/ショーンの学び遍歴/外発的な学びと内発的な学び/中国のつめこみ教育/断崖絶壁に杭を打つ/目の前の世界を理解するために学ぶ/小学校の思ひ出/勉強をゲーム化する/人生とは、連続ドラマを途中から見せられる苦行


【パーソナリティ】

とよだ:富士通で働くビジネス哲学芸人。

ショーン:シリコンバレーのテック企業で働くデータの魔術師。


【番組へのお便りはコチラへどうぞ!】

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※このラジオは、個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではございません。


#白米FM #哲学 #学び #教育 #人生

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前回録ってみて、どう思った?
いやー、出しましたって感じで。自分の中では、やっぱりなんかもうアウトプットできたのは結構新鮮だったし、
それがトリガーとなって、なんかこういうことを話そうかなーって、やっぱこう、普段の見る目というか、アンテナの張り方が変わったのは感じたね。
はいはいはい。
とか、その後、Well Beingについて、あ、こんなことも聞けばよかったとか、ああいう質問しとけばよかったかなーとか、
なんかフックが一個立って、それを元になんか、質問が伸びていく感じ?その後も。
うん。
うん。
とよだくんの方はどうだった?
僕はね、あのやっぱやってみて楽しかったっていうのがあって、
今までって結構その、なんだろ、ブログ書いたりとかさ、YouTubeで動画を投稿したりとかって、
あの、世の中に何か情報を発信するっていうのをやってたんだけど、なんかね、それってね、あんま面白くないのをやってて。
あ、そうなんだ。
それはなんていうのかな、そのコンテンツを世に出して、その先にある再生数とかさ、PV数とかさ、それが目的で、
それを得るための手段としてそのコンテンツを出していたんだよね。
うんうんうん。
で、それって別に面白くないのよね。コンテンツ作ってること自体と、それを世に出すこと自体は別に何も面白くなくって。
なるほどね。
なんだろう、やっぱね、面白くないと続かないなっていうことをね、痛感した。
この前やって、これ話すのも面白いし、編集するのも面白いし、世に出すのも面白かったから、
これはなんだろう、やること自体にやっぱ喜びを感じれてる感じがして、
やっぱこれは長く続けられそうだなっていう感じがして、非常に良かったですね。
すごい良いね、それは。
今まで自分がやってたのと全然違うわっていう感じがした。
ぜひ続けていきましょう。
はい、続けていきましょう。
じゃあ早速だけど、今回のトピックに行きますか。
はい。
今日は僕の方からということで、テーマは学びについてなんだよね。
なぜ学ぶのかとか、これからの勉強ってちょっとどんなものだったっけとか、
もしくはちょっとタイトルっぽく言うなら、なんか強迫観念、勉強から逃れるにはみたいな、
っていうちょっと考えてみたのね。
で、なんでこのタイトルを考えてみたかというと、
そもそも結構こういう勉強とか学ぶって自分に身近なトピックでずっとやってきた。
誰にしもやってきてることだと思うし、最近二人とも子供がいてさ、
で、子供の子をどうやって教育するかとか考えると思うんだよね、多分。
そうね。
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で、その時に多分もうちょっと大きくなったら、
学校とか行き出して、なんで勉強するのって言われるだろうなとか、
で、そんな時にどうやって答えたらいいのかなっていうのは自分らがちょっと悩むというか、
うまく答えられるかなっていうのをちょっと自信がないと。
そうなのね。
で、なんでかっていうと、本当にこれまで僕らが生きてきた時代と、
これからの彼らの時代って全然違うし、
なんかこう、これをやったらいいって何か教えられるような人って今いないと思うんだよね。
はいはいはい。
だから、そういうのの中で学ぶって何なんだろうねと、ちょっと考えてみたいなと。
いいですね。
で、実際世の中もさ、日本政府もリスキリングをしましょうみたいな感じで旗振ってるじゃん。
言ってるね。
だから結構自分たちに関することでもあり、世の中一般的にも結構関わる話なのかなと思ったから、
これはいいテーマなんじゃないかなと思った次第です。
これから求められてますね。
最初にこんな話を掘り下げる上で、
そもそも自分たちの辿ってきた勉強みたいなのどうだったみたいな感じで聞いて、
そしたらまあこれはダメだよねみたいな。
変えた方がいいよねとか、
そういうのが見えてくるかなと思って、
その後、じゃあ子供たちにとってはどんなのがいいかなって話していきたいなと思ってる。
はい。
なので、まあ最初にこれまでの勉強って言うと、
どんなイメージ?
これまでそうだね、やっぱ学校で学ばされてきたというか、
学校で教え込まれてきたのは、
なんだろうね、あんま楽しくなかったなっていう記憶がありますね。
大学生になってようやく楽しくなってきたなっていう感じが僕はあるかな。
だから高校生までの勉強と大学以降の勉強は全然違う感じですね、僕の中では。
大学生の勉強っていうのはどんなトピック?テーマというか。
そうだね、だから僕、経営学部に入ったんで、
経営学の勉強だったり、
歴史の楽しさを受験勉強の時に知ったんだよね。
受験勉強で楽しかった?
受験勉強するまで勉強ってほとんどしたことなくて、自分で。
学校の授業は受けるけど、別にそれ以外の勉強って特にしたことなかったんだよね。
受験勉強の時に、初めて勉強というか学ぶことの面白さをようやく理解したというか。
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それでその流れで大学に突入して、
大学行くとき基本的に自分の好きなことを勉強しなさいよみたいな感じなので、
結構自分の興味のあることを本を読んだりとかして、
そこからかな、僕の勉強人生が始まったのはっていう感じがする。
歴史の受験勉強をするって大抵嫌いになる人が多いのかなと思ったんだけど、
結構そこ意外だなと思ったんだけど、受験の歴史で面白いと思ったのはどういうところ?
浪人したんだよね、僕。
浪人で予備校に行って、予備校の世界史の先生の授業がすごい面白かったのよ。
授業自体がね。
それまでほとんど勉強っていうものをしたことがなかったんだけど、
その歴史の授業を受けて、自分が今ここにいるまでに、
こんないろんな経緯があって、今ここに至ってるんだみたいなことが初めて知ったんだよね。
そこが結構驚きというか、そんなことあったの?みたいな。
それが分かったのがすごい自分の中で衝撃だった。
日本史ってこと?
いや、世界史だね。
自分が生きてるのって、大学受験くらいだから大体18歳とかさ、
そのくらいなわけじゃん。
18年間で自分が見てきた視野で見える世界と、
自分が生まれてくる前に、人類の歴史が何千年とかあるわけじゃない。
そのスケールの違いというか、
自分の生まれる前にこんなに膨大な背景とか過程とかがあるんだっていうことを知って、
そこからかな、面白さというか。
自分がいかにものを知らなかったかっていうことを思い知らされたっていう感じですかね。
それをでも受験勉強というか、世界史の授業で感じれたのはすごいかもしれない。
すごいラッキーだったと思う。
だって僕もカリキュラム上は世界史とか日本史とか一応受けてるけど、
ほぼスルーしてたというか、左から右に多分流れちゃってて。
全然そういう、多分同じような情報自体を受け取ってると思うんだけど、
そういう驚きとか、自分がいかに知らないかを思い知らされたというふうに思ってないなと思って。
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それ何が違うんだろうね。
何が違うんだろうね。そもそも僕自身部活とかやっていて、
自分の関心がそもそもそっちになかった。
そもそも聞いてなかったっていうのもあるかもしれない。
受け取ってない。でもあったかもしれない。
でも小学校、中学校、高校で勉強が自分の生活のメイン、主であった時期ってないような気がするんだよね。
関心ごとの主。
確かにね。
一応友達と遊ぶとか、ゲームをやるとか。
そうだよね。気になってることがあるよね。
そういうのが関心事の主であって、勉強はあくまでその周辺領域というか。
で、やらなきゃいけない、なぜかやることになってることみたいな感じだよね。
そうそうそうそう。
僕が浪人したのは本当に勉強しかすることない時期だったからかもしれないね。
完全にそれが主にならないと、友達もだっていないし、
一人で勉強するしかない時期だからだったのかもしれない、もしかしたら。
確かに。僕も受験勉強はしていて、一応理系だったから、
特に世界史とか社会系の科目は、
受験っていう意味では優先順位が勝手に低くなってたのかなとも思う。
理科系の科目で、これ面白いなみたいなのはあんまりなかった?
思ったことないかな。
自分で振り返ると、どっちかというとゲームみたいな感じでクリアしていく。
数学とかの問題も毎週障害物レースみたいな感じで、
それを飛び越えたり、どっちかというとスポーツみたいな感じで練習していて、
毎週テストがあって、これができるようになった、できるようになってないみたいな。
技術を磨いている感じだったのかな、自分では。
なるほどね。
自分の勉強によりできるようになるとか、
今までできなかった問題が解けるようになるとか、あんまりそういうのはないね。
純粋に知れて、そういうメカニズムなのねとか、そういう構造なのねっていうことが知れることが面白い。
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それ自体が面白いってこと?
っていう感じだね。
周りに受験勉強を傾倒していて、これは受験に出ない。
いろいろある私立大学に絞っていると、科目がすごい絞られてて、
これは受験科目に関係ないから切るみたいな感じとかって、周りに結構いなかった。
僕の行ってた高校とかも、勉強して大学に行こうみたいなそういう感じの学校じゃなかったから、あんまりそういうのもなかったね。
自分の塾ではもちろんみんな自分の受験科目しか取らないから、そんなこともないか。
でも逆に言うと、受験勉強にない科目は勉強しないよね。
だから僕理系のあれとか全然取ってないんだよね。
高校も選択制だったんだよね。
全部の科目をまんべんなく受けるみたいな感じじゃなくて、
理系の教科とか全然取ってないし、数学も多分数1Aしか取ってないかな。
数2B以降俺知らないんだよね。みたいなそういう感じなんだよ。
自分が理系の科目からでも、自分の世界が狭かったなとか、
18年間で知れてる世界がこんだけだったのかみたいな、
そういう驚きとかは導き出せなかったなとは思ったね。
振り返ってみると。
それはさ、高校生とかはそうだったかもしれないけど、
大人になってから勉強するモチベーションというかはどういうところにあるの?
大学生の時は自分の興味がありそうなことを自分の専攻にして、
工学系の機械系の勉強をしたりとか、データ分析というか今言う機械学習とかは、
自分が興味ある課題を通してね、これは面白い分野だなと思って進んだから、
どういう軸で選んだかというと、純粋に面白そうだからというところかな。
それはだから純粋に面白いってことは、それを知ること自体に喜びを感じてたってことよね。
最初の前者の工学系の方は、自分が小さい頃から興味のあることを解明するっていう感じで、
中身が理解できそうだなっていう感じだけど、
後者の方は新しい分野だし、ちょっとよくわからないものだから理解してみたいとか、
今後発展していきそうで、最先端に自分も立ってみたいみたいな。
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それも解明したいなのかな。そういう好奇心だよね、きっと。
それ一緒じゃないかな。たぶんそこはたぶん僕の歴史と同じような感覚なんじゃないかなと思ってた。
だから、何だろうね、外発的な学びと内発的な学びってあると思ってて、
何だろう、外発的な学びはどちらかというと、成績を良くしたいとか、いい大学に行くために勉強するとか、
自分の外に目標とか目的があって、それを達成するために学ぶっていう学びと、
自分が単純に知りたいから学ぶとか、単純に面白いから学ぶみたいな内発的なのが大きく二つ分かれるのかなと思ってて、
結構今まで学校とか国家がこれ勉強しなさいっていうのは基本的に外発的な学び一色だった気がするんだよね。
それってやっぱり何だろう、面白くないなっていう。
押し付けられてるから。
だから自分の子供とかにはできる限り内発的な学びの方に時間を極力避けるような形にはしてあげたいかなと思う。
かといって学校で習うことが全部無駄だというわけではないと思うので、
やっぱりそれで社会生活を成り立たせてる重要なことを学ぶっていう意味もあると思うから、
それとやっぱり内発的な学びのバランスをうまくとっていくのかなっていう気はしてるかな。
なんかその興味ってさ、前ちょっとちらっと話したかもしれないけど、ちょっと知ってないと興味って湧かないみたいな。
知らなすぎても湧かないし、知りすぎてても湧かないと。
そうするとニワトリとタマゴじゃないけど、誰か最初にきっかけとして、
ふとこれについて詳しく話すというか、ある程度知っている状況ができると、なんとなく面白いなと思ったりすると。
ある時にどうなんだろうね、これまでの押し付け的な、外発的な勉強っていうのが多すぎるかもしれないと。
それによって興味を失ったり勉強が嫌いっていうふうなネガティブな感情を抱きすぎるのは防ぎたいけども、
一方でちょっと反強制的に知識を得る機会っていうのも必ずしも悪いわけじゃないのかなと思うんだよね。
うちの奥さん中国人なんだけど、小さい頃から結構詰め込み教育というかされてきたらしいのよ。
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勉強嫌いになっちゃったのでそれで。
だから本人は全然勉強好きじゃないみたいで。
それはやっぱりもったいないなって思うんだよね。
どの期間?小中高とか?
小中ぐらいかな。
結構やっぱり地元のいい学校みたいなところに入れられて、詰め込み?全寮制だったのかな。
だから朝から晩までずっと勉強勉強勉強みたいな。
どんななんだろう?もうちょっと詳しく話したりする?
いや俺もね、正直よく分かんないんだけど、詳しくは分かんないんだけど、とにかくやっぱなんか暗記なのかな。
テストが毎日あるとかなの?
かな。本当に夜遅くまで勉強して、で終わったら寮っていうのかな?に戻って寝て、また次の日も勉強してみたいな、そんな感じだったらしい。
だから詰め込みはやっぱり、勉強すること自体の楽しみを失ってしまうのはそれは一番悲しいというか、もったいないなって思っちゃうから。
義務教育とかって、さっきの少しぐらい何か知ってないと、取っ掛かりがないと、そもそも何も興味を持たないみたいなのってやっぱりあると思ってて。
なんかね誰かが言ってたのがその崖、勉強っていうのはその崖に登るのに似ていると。
で義務教育はその断崖絶壁に杭を打つことであると。
なるほどね。
杭を打つんだけど、別にそこを登る必要はなくて、自分が後から大人になってこの崖登りたいなってなった時に、
その子供の頃に打った杭が、その登る時のこの取っ掛かりっていうのを引っ掛ける、引っ掛けポイントになると。
それを使って上に登っていきやすくなる。
いいね、すごい分かりやすい例えだ。
それがまあ義務教育というか、なんだっていう風なのを誰かが言っていて、結構自分の中でしっくりくる。
そういうことを言って欲しかったよね、小学校の時に。
これは別に全部やらなきゃいけないわけじゃないんだけど、ちょっといろいろかいつまんで、その骨組みというか取っ掛かりだけをばらまいて、
いろんなところに自分が行けるようにするためなんですよっていうのが、教えてくれれば分かりやすいんだよね。
21:03
だからやっぱり学校の勉強はそのくらいの心持ちでいればいいんじゃないのかなって僕は思ってるかな。
何か心に引っ掛かりを作っておければ、後で本当に興味を持った時にそれが引っ掛かりとして機能すれば別にいいんじゃないかなという気はするかな。
小さい頃から完璧に積み上げて崩れない山を作るみたいなっていうイメージよりはね。
あとね、さっきちょっとは知ってないと興味を持てないって言ってたので思い出したんだけど、
なんで俺が歴史が面白かったっていうと、ゲームとかで世界史由来の言葉とかよく出てくるんだよ。
神話とかってこと?
そうそう神話とか、歴史上の地名とかね、人物とか。
有名人物が似てるとか?
そうそうそうそう。だからあのゲームでやった、この名前ってここが元ネタなのかみたいな。
そういうのもね、結構興味をかきたてるポイントだったね。
なんかそれで言えば、自分のね、妻も似たようなことなのかなと思ったのが、
小学校とか中学校でさ、物理とか数学とかを学ぶ理由は分からなかったんだけど、
アメリカのディズニーが子どもたちに教育番組っていうのかな?を提供してて、
例えばアニメに興味があります。3Dテクノロジーに興味があるって言った時に、
こういうのを書くためには実は、例えばボールが飛んで落ちるために、
放物線運動して重力がどうかかるかを分かってないと、こういうの実は作れないんだよっていうのを説明してたりして、
そこから数学とか法定式とか物理の重要性を教えたりするっていうのがあって、
それを彼女は聞いて、こういうのを教えてくれたら、もっと数学とか興味持ったのに、みたいなことは言ってた。
似ていて自分が好きなゲームとかアニメとか、そういうものに実は歴史とか神話とか、
その後は数学物理があるんだよっていう順番が少しステップがあると、
もっと子どもたちが興味を持ってるっていうのがあるのかなと思ったね。
自分の目の前にある生活と、学校で教えられてることの繋がりが分かんないよね。
そうだね。それはあるね。
それを教えてくれよっていうのも確かにある。
だから世の中、自分の周りの生活を、自分の周りを理解ために勉強しようだったら分かりやすいのかな、もっと。
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結局勉強するって自分の今目の前にある世界をより理解、認識できるようにするために勉強するんじゃないかなって思うんだよね。
そこの大前提が、やっぱり小学校、中学校、高校とかは教えてくれないし、自分も分かってなかったし。
例えば小学校1年生ってひらがなとかさ、やったと思うんだよね。
ああいうのって確かに身近だと思うんだよね。
身を見てみたらさ、文字があって読めるものが増えていったりとか、名前を呼び合ったりとかさ、すごい身の回りに溢れてるというか関連性がすぐ見えると思うんだけど、
すぐ例えば数学、算数科がなってくると、もうなんでそれを学ばなきゃいけないのかが分かんなくなってくるね、今のカリキュラム。
小学校の勉強はね、結構今振り返っても役に立ってるなっていう感覚は少なからずあるんだよね。
でもね、中学校と高校はあんまりその感覚がない。
いや、分かんない。僕の気づいてないところで役に立ってるかもしれないけど、明確にこれ役に立ったなみたいなのがあんまり記憶に残ってないんだよな。
そのコネクションというかつながりが弱いんだよね。
小学校の勉強とか、今思い出すと、社会の勉強とかでさ、地域のゴミ処理場に行ったりとか、新聞作ったりとかさ、
世の中の地域の問題について取り上げて何とか新聞を作ろうとか、そういうのやった気がして、実はやっぱり身の回りに根付いてるなぁとは思ったね、確かに小学校の方。
なんか印象に残った小学校の勉強とかある?
社会科見学とかはよく覚えてるかな?車の工場とか、お菓子の工場だっけ?あ、ビール工場行ったかな?
行ってないかな?
行ったっけ?
なんか行ったような気がする。どっか近くの工場。
覚えてない。いろんなのが混じり合ってて、ちょっと思い出せない。
俺も混ざってるかもしれないけど。
確かに小学校は意外といい勉強だったのかもしれないかもね。
そうだね。言葉とか文字とか、漢字とか、あと足し算引き算、掛け算割り算とか、それはもう絶対必要だからね、生きていく上で。
そうだね。
それを教えてくれてありがとうって感じはする。
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そうだね。
しおくんは勉強っていうのは楽しい感じなの?
どうだろうね。楽しいって思ったことがどのくらいあるかだよな。
小学校とか中学校の頃を思い返すと、受験勉強のために外発的に勉強していて、
特に小学校の塾とかはゲームにしてたのね、先生がチーム作って、この数学の問題解けたら100点、これはちょっと難しいから300点っていうのをチームメイトで解けたらそれをチームの点数に足していって、
最後勝ったチームは100円のジュースが自販機が塾にあって、それがもらえるみたいな、イエーイみたいな、っていう完全にゲーム化して勉強、それを楽しんでた。
だからさっきの内発とか外発っていう話を聞いて、完全に外発的に楽しくさせる勉強手段にしてたなと思ってたね。
僕は結構それの延長で中高は来てるなと思った。だから数学とか理科はスコアみたいな感じで解けた解けないみたいな、もしくは上手くなるみたいな感じで続けられたんだろうけど、
社会とかはどう楽しんでいいかわからないから自分には入ってこなかったのかなって今思った。
楽しみ方がわからなかったってことかもしれない。
で、今でもラジオのコテンとか聞いてて、歴史ってめっちゃ面白いなとか、ある人、人物、偉人について紐解くともう本当に一つのドラマだなとか、
あとはある偉人が、実は教科書で見たらすごいことをしている、一行で書かれていることも、実はその人のプライベートを見てみるととんでもない人だったとか、いくつかの面があって、
やっぱり人間性が出てくると親近感は出たりとか、こういう通りとしてとか、自分の考え方を広げてくれるような科目として勉強してたらもっと違ったなぁとは思った。
そうだよね。まさに今ドラマって言ったんだけど、なんだろう、なんか自分がこの世に生み落とされてさ、連続ドラマの途中からいきなり見せられてるような感じがするんだよね。
歴史という授業?
歴史というか、普通に生きてると。
30:01
自分の始まった点が途中からだと。
そうそうそうそう、連続ドラマの途中の第何十話みたいなところから、いきなり見せられてる、登場人物が誰がいてとか、どういう背景でどういうシチュエーションで今この状況になってるのか、何も知らない状態でいきなりドラマを見せられている感じがしていて、
それが歴史を知ると、過去どういう登場人物がいて、どういう経緯で今のシチュエーションが成り立っていって、今自分が見始めた途中の回に繋がってるのか、みたいなのが分かってくると、やっぱりより楽しめるんだよ、そのドラマがね。
なるほどね。すごいね。
自分との繋がりというか。
今もう二万何千話みたいなところから始まってるみたいな。
そうだね。
とんでもない数字で、なんかもうこの前振り返るのも大変だって思いながら、飛ばし飛ばしでかいつまんでちょっと最初から見ていっているというのが歴史の勉強みたいな感じ。
そうそうそうそう。
なるほど。
で、それをやるとね、未来も気になってくるんだよね。
なるほど。
初回からドラマを見ていたとして、
次が気になる。
そうそうそう。今ここまで来てる。じゃあ次はこの登場人物とこの登場人物がこういう状況になって、こういうドラマを次繰り広げられるだろうなみたいな、なんかそういうあるじゃないですか。
うんうんうん。
そういうのも結構楽しい。想像するこの先どういうストーリーに展開していくんだろうみたいな。
それは自分も入ってる?その登場人物って国単位とかじゃなくて、自分と自分の知ってる人同士の絡みっていう感じ?
もうこの世にあるもの全部が登場人物みたいな感じかな。
壮大だな。
そう。
だからそのテクノロジーの歴史とかも、結構これからどうなっていくんだろうみたいなのが。
新しいテクノロジーが出てきたことによって、今までいた登場人物にどういう影響を与えて、それがどういう行動変容を使っていくんだろうみたいなのが結構気になるかな。
やっぱ推論したくなるんだね。人間、なんか次を。
そうだね。
よく言うよね、未来を予測するには過去を知るのがいいみたいな。
うん。
そういうのもあるのかもしれないなと思う。
うん。
次回へ続く。
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