3年半ぶりに中国へ行って感じた変化と己の弱さを自覚した話です。


【今回の内容】

中国に帰省した/マナー意識の変化/重慶の位置づけ/成長の限界に到達/不思議な地形の街/今そこに鳥がいる奇跡/アクセシビリティとホスピタリティ/電気自動車の話/東京みたいな地下鉄網/監視カメラと治安/中国とアメリカの信用スコア/ネゴシエーション社会/日本人の弱点/話せば何とかなるマインド/言葉が使えないと心が弱くなる/日本と中国どっちが良い国か?/相対化ビジネス/コロナ禍、完


◆重慶の空撮映像

https://youtu.be/z2vgSYp84fE


【パーソナリティ】

とよだ:富士通で働くビジネス哲学芸人。

ショーン:シリコンバレーのテック企業で働くデータの魔術師。


【番組へのお便りはコチラへどうぞ!】

https://forms.gle/zGGArQTnfGuKY6Pj9


※このラジオは、個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではございません。


#白米FM #哲学 #中国 #重慶 #コロナ禍

サマリー

コロナ禍が明けて3年半ぶりに中国に行った際、重慶の発展と変化について話されます。中国の都市での生活の変化について説明され、鳥の復活、バリアフリーの配慮、電気自動車の増加、地下鉄の発展が取り上げられます。重慶は中国の直轄市であり、交通の要所としても重要な存在です。中国国民党が南京に首都を構えていたが、日本に占領された後に退却し、重慶を臨時首都としました。重慶は安全で治安が良く、信用スコアなどのマイナス要素も少ないそうです。また、交渉社会であり、相手との交渉によって様々なことが変わる一方で、日本では自分自身が何とかしなければならないというマインドが根強く、会社や家族などへの頼りにくさもあるそうです。アメリカでの日本人の経験を通して、言葉の壁や文化の違いがネゴシエーションに与える影響が考察されます。

中国への旅行
今回の白米FMは、コロナ禍が明けて3年半ぶりに中国に行って感じたことを話します。
じゃあまずはとりあえず、あの、お帰りなさいと。マジで大変そうだったね。
いやー大変だったね。今回さ、コロナ禍でさ、航空券がめちゃくちゃ高くて、
普通に東京から重慶に行ったんだけど、中国の重慶に行ったんだけど、重慶に行く便を取ると70万ぐらいの券しかなかったんだよね。
それはちょっとさすがに高すぎるなってことで、東京から香港に飛んで、香港から陸路で重慶に行くっていうルートを取ったんですよね。
それがまあ大変っちゃ大変だったかな。子供、ちっちゃい子供を2人連れて家族4人で行くのが結構大変だったね。
大変だよね。それだけでも本当に。何時間くらい結局かかったのそれ。
結局ね、飛行機で香港まで行くのに5時間くらいか。乗ってる時間5時間くらいで。
で、香港で一泊したんだよね。一泊して次の日新幹線に乗って重慶まで8時間以上かかったね。
8時間。新幹線に。すごいよな。
だから朝乗って夜に着くみたいな感じだったね。
なんかどうやって暇つぶしたの?その子供たちの気持ちはどうやってもたしたの?
アイパッドに動画を入れてそれを見せて。
ボーナスタイムみたいな感じで見放題。
結構その日本だとさ新幹線の中とかで音出して動画とか見せるとなんかすごい迷惑な感じになっちゃうけど。
中国はねあんまりそういうの気にしてなさそうだったから。周りも結構うるさい感じで喋ってたから。そんなに。ちっちゃい音なんだけど。ちょっと音出して聞かせてやってたから。
でもやっぱね、係のお姉さんとかに静かにしてくださいみたいな感じのはなんか注意されたね。
あ、そうなの?言われるんだね。
周りの人たちも結構大きい声でおしゃべりしてるのを結構ね注意してたね。係の人が。
面白いねそれなんかイメージとちょっと違った。あんまりそういうことしないのかなと思ってたけど。
だからやっぱそういうのを気にするようになってきてるんだと思うんだよね。
えーマナーみたいな感じか。
日本と中国の違い
そう。前さ10年くらい前か一緒に上海に行った時はだいぶ日本とさ人間のソフトウェア的な面でさだいぶ差があるなっていう感じがあったと思うんだよね。
あったね。
高層ビルとかさ建物はなんかすごいんだけどハードウェアはまあなんかすごいんだけど人間のソフトウェア面で言うとまだだいぶ差があるなーみたいな感覚はあったけどもうだいぶなんか違いはなくなってきたかなっていう感じはしたね。
そうだね。10年前のその中国の印象が残ってるのはその電車にさ待つっていうのをさしないみたいななんかこうなんていうのかなみんな一気に突っ込んでくる。
あーそうだね。
降りるのを待たずに、乗りたい人が先に突っ込んできてこう玉石混合のなんかこう水の淀みみたいなのがこう人でできるみたいなドアの前に。
なんでなんかぐちゃぐちゃになってるのを結構衝撃的だったのは覚えてるけどね。
なんだっけ前さあの上海行ってエレベーターに乗ってさエレベーターにみんなが一斉にブワーって乗ってって俺たちが先にそのエレベーター乗ってたのに後から入ってきたやつが乗ってあのブーってこう重量オーバーで上に行けなくなったんだけど誰も降りなくて。
でなんか奥の方にいた俺たちが渋々なんかこうエレベーター降りてやっと。
そんなことあったっけ。
あったあったあった。
根気負けたのこっちが。
そうそうそう誰も降りないからさ。で根気負けたこっちが奥からなんか外に這い出て降りて。
そんなことあったっけすごいねそれ。
そうそう覚えてるよ。で今回ねでもその地下鉄とかもやっぱね日本とはちょっと違ってみんながちゃんと降りてからその乗る人電車とかが乗るっていう感じでもなかったね。
まあ違うんだ。
やっぱりまだちょっとその乗る人。
まあマナーの仕方の捉え方の違いみたいなのかもしれないけどねそれはそれで。
でも前ほど猛烈な勢いでグワーっていく感じではないんだけどちゃんと降りる人が先っていうよりはなんかまあほぼほぼ同時ぐらいな感じで降りる人と乗る人が感じだったね。
そもそもでもその重慶と上海の違いじゃないけどその重慶って中国の中でどんな都市のなんかあんまり位置づけがわかってないんだけど。
重慶はでも都会度で言ったらかなり都会の方だと思うんだよね。上海が多分一番まあ洗練されてるとは思うんだけどほとんど上海とそんなに遜色ないんじゃないかなっていう。
まあじゃあトップ2とかもうトップ5にはもう。
トップ5だね。中国の中で一番発展してるのが上海だとして次がまあ北京とかその次にあの深圳とか広州とかが来てその次ぐらいだね重慶は。
ああそうなんだ。じゃあ割とでかい都市なんだね。
重慶の都市の特徴
でかいね。内陸部で一番でっかい町かな。
人口が2000年には500万強だったが2020年までには2000万人を超えると予想されている。
えっそうなの?重慶?
それしかも2010年の記事だったこれ。
なんかwikipediaに3000万人とかって書いてあった。
そうそうそう3000万人とか書いてあったね。あ、現在3200万人か。すごいね。
そんな感じだね。だから今回コロナが始まる本当直前に前回行ってたんだよね。中国に。で今回3年半ぶりに行ったって感じかな。
そのコロナ前と後ではなんか違った?
そこがね今回また面白いなと思ったところなんだけど、前しお君と一緒に上海行って10年くらい前にそこから毎年中国には行ってたんだよねコロナになるまで。
で毎年毎年行っていて毎年毎年こう社会がすげえ変化するなっていうのがコロナ前の中国のイメージっていうか実際行って僕が感じてたことなんだけど、今回3年半ぶりに中国に行ってあんま変わってないっていうのが正直。
3年間も経ったのに。
だから今までだったら3年経ってたら浦島太郎というかもう全然違う社会になってるみたいな感覚だと思ってたんだけどそんなに変わってなかった。
なるほどね。
そこがねやっぱ変化というか。
予想とはちょっと違った。
だから今まではもう本当にもう爆速でもう拡大して変化して成長してみたいなそういうフェーズだったのが多分安定期というかある程度もうその拡大しきってその次のフェーズに入ってきてる感覚。
そうなんだ。みんなでガンガン立てて伸ばせ伸ばせとか立てろっていう感じじゃなくなってきた。
でも僕が行ったのが結構その都市の中心部の方だったからかもしれないんだけどね。その外側の方郊外とかもっと田舎の方行ったらまだまだそういう発展だ発展だみたいなそういう感じがあるのかもしれないけど、本当に都会の方はもう安定期に入ったかな、もうなんだろうもう頂点まで行ったって感じかな。
その重慶の中でその泊まったところとかあの何だろう訪れたところっていうのは本当にど真ん中って感じじゃない?都内の。
そうだねど真ん中だね。
どこだろう都市で東京で言うとどこら辺の都市にいたってことなの?本当に港区とか六本木とかそういうところにいた感じ?
そうねあの東京で言うとその港区とか千代田区的なところの隣の区っていうのかな。だから日本で言うとなんだろう中央区とか新宿区とか多分そういうイメージのところにうちの親戚が住んでてその辺りにいたって感じ。
なるほどね。あの写真とかね動画とかもシェアしてくれてめっちゃ良かったなと思ってなんかあのやっぱり百聞は一見にしかずじゃないけどやっぱりイメージしてるさ先入観がその10年前の僕が上海で見たものに引きずられてたりとかさ多分するんだろうなと思ってあんなにその高層ビルとか
あのインフラが整っているのがなんかその内陸のさかなり上海とかさその沿岸から離れたところでもあるっていうのが結構衝撃だったね。
そうかそうか海沿いは割とああいう感じだと思ってたけど内陸までそうなってるっていうのがちょっと意外だったみたいな感じかな。
多分勝手にバイアスがかかってて内陸だったりするとさなんだろうまあ変な話そのまあ本当にモンゴル高原の自然と何かを勝手に平均してた自分がいたのかもしれないけどなんかねあんなに高層ビルが建ってるイメージは全くなかったね。
なんか田舎で土地があったらさ上に建てる高くする意味ないと思うので特にアメリカだとアメリカの多分田舎も混ざってたかもしれない。
だから2,3階とか4階せいぜいぐらいの建物がさむしろ横に広い建物がいっぱいあるっていうのがアメリカだからさそういう風なのを多分イメージしててそれなのに
もう本当にね都内のもしくは上海の高層ビル群みたいなのがいっぱいこうあったじゃん。
いや本当にびっくりしたねこんなに縦に伸びてると。そんなにでも縦に伸ばす必要あんのかな。
重慶はねちょっと特殊なんだよね。なんかね香港にすごい似てて山がちで川に囲まれてるっていうのかな。山と川でできてる。
できていてその山のなんていうか斜面みたいなところにその狭いエリアに結構人が集中してるみたいな感じだから高層ビルが割と多いのかなって気もするかな。
今wikipediaじゃなくてgoogleマップで見たけどこの真ん中が平地になってんの? そう川と川に挟まれてるところが山になってんだよね山。
山なの? そう山。なんか本当に香港のね香港島、香港行ったことある?
ない ないか。なんだろうね。なんか神戸みたいな感じじゃない?山があってさ。
山と海の間の狭い地域に結構集中してるみたいな。 神戸だったら分かる。
そういう感じ。 香港さんが特に。だからこんな狭いところに縦に伸びないといけないっていうことか。
そうね。でそこの中心部から離れると割とこう平地があったりするんだけど、まあでも平地でも結構高層ビルもたくさん建ってるよね。何でだろうね。
こんなに見渡した感じ?遠くまでも一応ビル建ってる写真とかあった気がしてさ。都内みたいな感じでしたんだよねイメージ。パッと見。
確かに。なんで上にそんなに伸ばす必要があるのかっていうのは謎なんだよね。でも中国の都市って大体そうなんだよな。土地があるんだけど上に伸ばすんだよねビルを。
でもそうするとさ人口密度を上げられて活発になるんじゃないの?いろんな商業的な。 ああそういうことか。そういう意味があるのかもしれない。
なんかあの日本のさ、特に東京でなぜそのミシュランのさレストランが多いのかとか言ったときに、やっぱ食事レストランのクオリティが上がるには人口密度が鍵だみたいな。
ある程度そうやって密集してないと競争が起きないし、発達しないみたいなのがあったから、人口密度をあえて上げてるっていうのは一つあるのかな。
効率が良い。効率が良さそうだよね。やっぱマンションを建てた方が。 うんそうだね。やっぱ昔ながらの古い家をどんどん壊して更地にして、ででっかいビルをボーンと建てて、でビルとビルの間にはこの公園みたいな空間を作ってみたいなそういうのがもうテンプレみたいな感じで。
なんかでもさ、街歩いてる動画とかあったと思うんだけどさ、それはそれで別になんか人がごった返してるような感じでもなかったんだけど、それはたまたま時間帯とかその撮ったところの問題なのかな。なんかこんなに高層ビルが建って本当に人が埋まってたらさ、なんか渋谷のスクランブル交差点みたいなのがそこら中にあるんじゃないかなぐらいの人口密度な気がするんだけど、そうでもない。
都市生活の変化と鳥の復活
俺がその住んでたというか暮らしてたその親戚の家の近くは、どっちかっていうとその中心地から近いんだけど、距離的には近いんだけど、川を挟んで反対側だから、なんだろうな、そんなに人がこう雑然といるっていうよりはちょっと静かな感じの地区なんだよね。だからそんなに人はたくさんいなかったんだけど、
動画で共有した本当に中心みたいなエリアの人口密度はすごいね、人だらけ。 そこにもやっぱ人住んでるのかな、その中心部に。
住んでるんだけど、なんだろう、中心部はやっぱね古い建物が多くて、本当になんか低層の、なんか昔ながらの家みたいなのがちょこちょこ残ってるのかな。
なんかでも日本とかアメリカみたいにさ、その人が立ちのかないから建てられないみたいなこととかないんだよね。 それはないと思うね。基本的に土地がその国のものだからさ、個人の私有財産じゃないから、国がどけよって言ったらもうどくしかないみたいな。
そうだよね。 そういう感じだと。これでね、結構ね、さっき安定期に入ったっていう風に言ったじゃない。で、一個ね、びっくりしたのがね、鳥がいるんだよね。 鳥? 鳥。
っていうこと?鳥がいるって。鳩とかってこと? そうそうそう。日本とかだとさ、街中にさ、カラスとかスズメとかさ、いるじゃない、普通に。 いるね。
でも中国の都市部で、今まで俺鳥って一回も見たことないのね。鳥いないんだよ。ずっと。それ謎なんだけど、一説によるとなんかさ、中国人は何でも食べると。だからそこら辺にいる鳥を捕まえて食っちゃうんだっていう説もあるし、
あとその空気が汚いから、鳥が住みにくいとか、あと昔なんかね、鳥が食料を食べちゃうとか、害を成す害虫?害獣?に指定されて、ことごとく殺されたとか、なんかそういういろいろ経緯があるっぽくて。
で僕が今まで中国行って大都市行ったら、一匹もその鳥って見たことなくて。なんでなんだろうなーと思っていたんだよね。で3年前もそうだったんだけど、今回行ったら鳥がね、いたんですよ。
しかもちょっととかじゃなくて。 そうそうそう。復活してて朝とか起きると鳥のさえずりっていうのが聞こえてきて、だからあれ?と思って。鳥いるじゃんと思って。
それはすごい変化だし、それに気づいたのもなんかすごいけどね。 だからコロナ禍で人間の活動が弱まったから鳥が戻ってきたのか、コロナ禍で鳥とかを殺しちゃう人がいなくなったので戻ってきたのかわかんないんだけど、何らかの理由で鳥が戻ってきたんだよね。
そこが結構いい変化だと思うけどね。今までやっぱりその不自然な発展をしてたのがやっぱりちょっと感じがする。
それ面白いね。
バリアフリーへの配慮とアクセシビリティの向上
あとね、やっぱり弱者への配慮みたいなのがちょこちょこ感じられるようになったね。
至るところに、エレベーターって言うのかな?歩道橋とかさ。
昔、前回中国に行った時に1歳児の子供を連れてって、そのベビーカーを押していろいろ移動してたんだよね。
その時ってさ、段差とか上下にすごい移動があって、めちゃめちゃ大変だったんだよ。
そこをね、エレベーターができてたりとか、歩道橋を登る時とかね、だからそういう配慮が徐々に徐々に増えてきている。
なんかパッと見歩道とかさ、さっき言ってた歩道橋とかさ、ちゃんと整備されてるなっていう感じがしたよね。
車と別れてて安全に歩けるとか。
なんか当たり前に過ごしやすそうだなと思った。
そうだね。
歩いて。安全そうだなと思ったし。
あそこはわりと新しめにできたところだから、多分そういう感じなんだと思うね。
中心地とかまだまだ結構入り組んで汚いところもあるかな。
なるほどな。じゃあそういうアクセシビリティみたいなものが手が回るようになったって感じなの?
そうだね。
バリアフリーとか。
今回じゃないんだけど、前回3年半前に中国に行った時も一個びっくりしたのがあって、
上海の空港に行った時に行って、飛行機から降りると荷物が出てくる場所があるじゃない。
バゲッジクレーム。
そこで荷物のスーツケースとかの取っ手が全部上向きになって出てきたんだよね。3年前。
だから今までってそんなのありえなくて、雑然とスーツケースがボンボンボンってぐるぐる回るところに出てくるっていうのは普通だったのが、
3年前の時点で上海はホスピタリティっていうの?
気にするマインドセットが出てきたってことね。
お客さんが取りやすいように取っ手をわざわざ上向きにして流してる、ぐるぐる回すやつが。っていうのもあったんだよね。
すごいね確かに。
そういう変化が面白いね。
やっぱ上海が一番そういうのは進んでるはずで、3年前の時点で上海はもうすでにそうなっていて、多分そういうのが徐々に徐々にいろんなところに広がっていくっていう感じなんじゃないかな。
すごいな。なんかアメリカはそういうのがアップデートしてって感じはしない気がするんだけど。
インフラも含めね、ロサンゼルスとベイエリアを結ぶ高速新幹線みたいなやつを作る計画が上がっては何年間も全然話が進まないとかさ。
そういったマナーじゃないけど、誰か、人のOSがさ、ちょっと発展してってるかって言われると、もうみんな違うからいいよねみたいな。
お金を払ったらホスピタリティの高いところに行けるけど、全体が上がるみたいな感じは、そもそも期待してない。
すごいね、今聞いて資本主義って感じがしたね。お金を払えばそういうところになるけどみたいな。
サービス受けたければやっぱお金が払わないと。荷物なんてね、そんな山積みになって出てきたりとか積まれたりとか、普通にただベルトコンベアで出てくるからぐちゃぐちゃになってるよね。
中国の電気自動車の普及と充電スタンド
いやー面白いね。あとね、気になったのが電気自動車がめっちゃ増えてるっていうことで、なんかね、中国の車ってナンバープレートの色でガソリン車かEVかっていうのが見分けがつくようになってて。
普通車は、ガソリン車は青色のナンバープレートなんだけど、EVは緑色っぽいナンバープレートになってて、それ見れば一目瞭然なんだよ。で、それ街で見てみた感覚としてだいたいね、40%から50%ぐらいはもうEVになってる感じがしたね。
なんかね、聞いたところによると、なんかね、EVにすると国から補助金が出るっぽいんだよね。で、なんかね、自動車メーカーが用意してる充電スタンドみたいなのがあるんだけど、そこに行くと無料で充電させてもらえるらしくて。
だから、経済的にも電気自動車に変える人が多いらしいんだよね。
なるほどね。中国の方針としてはもうEVでとりに来るっていう気持ちがあるのか。
そう、まさにそれは感じて、やっぱり都市の中での短距離の移動はもう全部EVにするっていう、多分そういう風な考え。で、都市間移動の長距離移動はまだやっぱりEVだとちょっとね、心もとないとこがあるから、そこはまあしょうがないんだけど、それ以外はもう全部電気自動車にするぞっていう意志を感じたね。
いやーなんか面白いね。日本は自動車の方でさ、ある意味世界を取っちゃったから、その勝った過去の栄光にさ、縛られちゃうっていうジレンマがあるよね。
そうだよね。だからそのエンジンっていうものに対する強みがあるし、こだわりもあるから、やっぱりEVっていうところになかなか変わらないんだろうなっていう。
手がつけられないっていうか、遅れるっていうね。全部オセロのようにひっくり返していかないといけないもんね、今まであるものを。
ちなみにアメリカは、そっちはどんな感じなの?その電気自動車っていう。
電気自動車かどうかは、簡単に見分けられない。テスラだったらわかるじゃん。100%電気自動車だから。
特にベイエリアの中心部っていうのかな、とかだったらやっぱり多いなって感じするよね。みんなテスラなんじゃないかっていうんじゃないか。
駐車場とかに行って、特にそのEVスタンドみたいなのも入ってるところは当たり前だけどさ、テスラがずらっと並んでて、一列ずらってテスラだなとかいうのもあるんだけど、
それでも割合的に4割もあるかなって思った。まだやっぱりガソリン車の方が多いし、そんなに。でもね3割ぐらい行ってるかもしれない。
本当に?まじか。3割テスラってこと?それはそれですげーな。
どうなんだろうね。かなり?わかんない。でもかなり見るってことね。かなり見るね。
どうなんでしょうね。日本の自動車産業はこれから。今パッと見たら新車の販売のうちの8割弱は電気自動車、テスラが占めるっていう。新車だったら。
新しくするってなるともう電気自動車。でもね、買い替える。
違う記事だと65だから、でもマジョリティはテスラとかEVだっていうことかな。
なるほどね、新しく買い替えるときは。
あとそうだ動画を送ったけどさ、車体の車載バッテリー?
勝手にロボットがこれ変えてくれるの。
タクシーとかもう形が標準化されてるようなやつで、その車体の下にバッテリーがついてて、それをバッテリー交換する場所があるんだよね、街の中に。
そこに行けば、動画を見てもらうしかちょっとイメージつかないと思うけど、車が持ち上がって、下からバッテリーがガポッって取れて、そのバッテリーが新しいバッテリーに交換されて、すぐに走れるみたいな。
すごいよね、レーシングカーのピットじゃなくて、パーツ交換してサッと出てくる感じ。
普通に充電すると結構何時間かかるのを、数分でフル充電にしてすぐ走りに行けるみたいな。
そういうのになっていました。
そういうことか。壊れてるわけじゃないのね。充電をフルにするっていうだけのためのステーション。
効率いいよね、その方が。充電は別に別のストックの方でしとけばいいから。
こういうのも土地が広いから、できるんだろうなって思ったね。
バッテリーとかを置いておく場所とか、結構場所を取るわけじゃない。
これ裏でバッテリーが積んであるの見えてるとかするの?
それは見えないね。結構でっかい倉庫みたいなのがあって、そこからバッテリーがウィーンって出てくるんだよね。
その中で充電とバッテリーの格納をしている感じかな。
でもその日本のガソリンスタンドぐらいの広さがあればできるかっていう感じかな。
すごいね。中身もハードも完全に進んでいる国ということで。
ちなみに10年前に上海に行った以降、中国って行ったことある?
行ってないね。
じゃあもうあの時の状態だね。
でも上海に一回行ったかな。もう一回上海に行ったかも。
2013…あれも結局10年前か。10年ぐらいに一回行ってるかな。その1年後ぐらいかな。仕事で。
やっぱり10年ぐらい前にストップしてるってことね。
でも上海だったから、やっぱりすでにハードは進んでるなというか、東京以上なんじゃないかと思った記憶はあるけどね。
あと思ったのが、ハードウェア的な進歩で言うと、地下鉄がめちゃめちゃ発展していて。
地下鉄なんだ。電車をいくつか動画撮ってたと思うけど、モノレールみたいなものかなと思ったんだけど。
モノレールと地下鉄が合体してるっていうか一体になってて、地下を走るところと地上を走るところで分かれてるんだけど、地下鉄みたいなもんで。
この3年間、コロナ禍の3年間で地下鉄の路線が3本新しいのが増えたっていう。
3本すごいな。
重慶の位置と歴史的背景
で、今10何本?地下鉄10号線とかさ、そういう感じまで増えていて、本当に東京みたいな感じの入り組み方で地下鉄が通っていたね。
すごいね。それ作るのはでも国なのかな?やっぱり公共事業の一環として。
たぶん地方の政府だと思うね。地方政府が。
作るんだね。
やってるんだと思うね。あ、そうだ。重慶はあれだ。直轄市だから、国なのかな?
中国ってさ、直轄市が4つあって、国の直轄?地方っていうか国が直轄してる市っていうのが4つあって、北京と天津と上海と重慶だ。
なるほど。
その4つが直轄市なんだよ。だからたぶんこの4つはたぶん国?国なのかな?
じゃあダイレクトにお金も出してもらえるのかな?資本も入って。
そうね。だからやっぱちょっと特別扱いされてる都市なんじゃないかな?
なんででもそんなに重要だったんだろうね、重慶は。歴史的な背景とか地理的ななんか理由はある?
地理的な理由で言うとあれだよね、あの長江の流れに沿ってるっていうか、長江の内陸部っていうのかな?上流の方の交通の要所っていうのかな?
だったっていうのもあるし、日中戦争の時にさ、中国国民党かその時は。
中国国民党が南京に首都を構えてたんだけど、日本に占領されたんだよね。南京に陥落して。
でその後重慶に退却して重慶を臨時首都みたいな感じにしてたんだよね。
なるほど。
だから一時期首都だったみたいな。そういうのもあって。
多分そこに首都を臨時的にでも首都を定めたってことはやっぱり交通の便がいいとか、山に囲まれてるから守りやすいとか、多分なんかいろんな理由があったなと思うね。
でも南京ってかなり東の方でやってるのかな?地図を見ると。
そうだよ。
に対してこの東側に首都を、その当時の首都を移したというか、そっちで対抗しようとしたってこと?
重慶の安全性と監視社会
そう。もう海側も全部日本に占領されちゃったから、内陸の方に逃げたんだよね。
あとはその、ハードじゃなくてソフトでさ、人もさ、すごい安全そうっていうのかな?パッと見なんか過ごしやすそうだなとか思った。
アメリカにいるとさ、本当に危なそうな雰囲気とかって至る所にあるんだけど、そういうのが全く感じられなくて、
わかんないけど、夜とかさ、歩いたりもできるのかなと思ったんだけど、
そうだね。
女性だけで歩いてても問題なさそうな感じ?
夜も結構ね、一人で歩いてる女性とかいるね。
なんか前さ、上海に行った時には、青信号でさ、道とか渡っててさ、車が突っ込んでくるとか、
危なかったね。
危なかったし、なんか前一緒に上海歩いてた時に、目の前に歩いてたお兄さんに、突然走ってきたやつが頭を殴られてたのって覚えてるかな?
覚えてない。
そんなのあった?
あったんだよ。それ結構俺びっくりして、こんなこと起きんの?中国と思って。
そういうのがね、多分10年前はあったんだと思うんだけど、今ってもう至る所に監視カメラがさ、あって、もう全部見られてんだよね。
そっかそっか。
で、車とかで信号無視とかすると、全部そのナンバープレートで撮られてて、
後から連絡が来て、あなた何時何分にここで信号無視しましたねみたいな。連絡が来て罰金払いなさいみたいな。
全部もう捕捉されるのね。
なるほどね。監視社会が行き届いてるからか。
10年前とかそんな危ない感じがムンムンしてたけど、もう監視カメラが普及して、そんな感じに安全な感じになってる。
重慶の交渉社会と信用
じゃああれ?なんか信用スコアってやつがあるんだよね確か。
あるみたいね。
それが高いととか低いと、家を借りる時の金利が安くなるとか、割引がいろんなところで受けられるとか、そういうのがある。
ぽいね。でもあんまりなんかそこは滞在してて、そこはあんまり見えなかったというか、あんまりその目に見えるところにそこは出てこなかったかな。
なんかアメリカだとさ、クレジットスコアってすごい大事で、クレジットカードを定期的にちゃんと使って、支援なんか返してるかとか、家賃の滞納がないかとか、そういうのが日々ずっとモニタリングされてて、
それが高いかどうかで、家賃のね、家賃じゃなくて金利が決まったりとかいろんなところで影響が出るんだけど、
新しい家を借りるとか時も、そういうのをクレジットスコアを見るための手続きして、で、貸す側がこの人だったら大丈夫だっていうのをやるんだよね。
まあ似たようなものなのかもしれないなと思った。普段毎日気にするわけじゃないけど、ちゃんとしてないと日々が一回減っちゃったらそれをリカバーするのが結構大変で。
そうなんだ。
だからそのいろんな人がいるから、やっぱりそういうのがないと、日本みたいにね、何て言うんだろう、無条件で相手を信用できないというか、信用できる人もいるし信用できない人もいるっていう社会なんだね。
日本も無条件じゃないと思うけどね、大企業で勤めてるからとか、普段そういう無条件で信じられる側にいるとはあんまり気づかないのかもしれないけど、外国人とかね、やっぱり大半みたいだよね、日本だと。
信用がないから保証人を立てないと家すら借りれないとかさ、なかなか信用がない人にとっては結構日本は辛いかもしれないけど、みんな大半の人があるみたいな感じに見えるじゃん、多分。
でもその代わりアメリカはそれがどっちかというとグラデーションで、上から下までいろんな人がいるっていうのが結構感じられるから、それはちょっと違いかもしれない。
安全性とか安全そうな場所、治安の問題と似てるかもしれないけどさ、そこら辺を歩いてたらすぐ危険な場所が見えたり、収入がすごい少なかったり、家がない人みたいなのが近くにいるっていうのを目に自分たちが感じるっていうのと似てるかもしれないけど。
今その相手を信用するみたいなところでちょっと今思い出したのが、なんだろうな、中国ってやっぱね、まだまだっていうか、交渉社会、ネゴシエーションをやっぱりする社会なんだっていうのを痛感した出来事があって、
中国に行く時の航空券のチケットを取って、それって高かったからできる限り安いやつにしたくて、深夜の12時ぐらいに香港に着くチケットを買ったのね。
深夜12時ぐらいに着いて、なんとかタクシー乗ればホテルに着けばいいかなぐらいの思ってたんだけど、前日ぐらいに見たら勝手に時間が2時間ぐらい後ろ倒しにされてて、深夜の2時ぐらいに空港に着くよみたいな感じになってたのね。
で、そうすると大人だけであればそれでいいんだけど、子供連れて深夜の2時に空港に着いてそっから移動するって結構しんどいなと思って。
どうしようかなと思ったんだけど、俺の感覚だと航空会社がそういう風に変えたのはしょうがないから、それに従って進めるしかないよねって俺は思ったんだよね。
でもうちの奥さんはそれをよしとしなくって、中国にいるいとこにすぐ連絡して、こういうことがあったんだけどどうにかできないかなみたいな感じで相談して、そしたらそのいとこがわかったっつって、航空会社に連絡して交渉してくれたんだよね。
で、交渉したら昼間の便になんか変えてくれたんだよね。
おーすごい。
夕方に発着して夜の8時とかに空港に着くよっていう便になんか変えてくれて全員分。
すごい。
で、それでかなり助かった。その子供連れて行くときに。で、そこで俺結構ねショックというか、なんか自分のアマちゃん加減というかさ、なんかもう変わっちゃったものはしょうがないよねみたいな。
もうそれに従うしかないよねみたいなマインドでいる自分に結構ショックを受けて、だからかなわないなって思ったんだよね。
あ、それでもさ。
それで交渉で変えちゃうんだみたいな。変えられるんだみたいな。
でもそれはね日本にいると確かにそういうマインドにならないよね。
なんかどっかで読んだのがやっぱ日本ってさ、天変地異がこう多いから、とにかく環境が変わったりしたら自分たちはどうしようもないけどそれに対応しなきゃいけない、適応しなきゃいけないっていうのが日本人であって、
大陸の方は割と自分たちがせめぎ合って、相手が人間だからね。交渉したり、なんとかすればなんとかなるみたいなマインドセットでそもそもいるっていうのがどっかに根強くあるんじゃないかなって思うし、
それはアメリカでもね思うよ。同じことが。自分がなんとかしないと誰も何もしてくれないし、なんかしたら意外となんとかなるんだみたいなのが結構ある。
そうなんだ。
あるある。
こういう人たちとさ、グローバルな場でさ、交渉とかビジネスとかしていくって考えると、やっぱり相当覚悟を決めて交渉しないと難しいなっていうのを感じたんだよね、そっから。
俺もなんかあったよなーって思ってさ、思い出した例、本当に些細なことだけどさ、例えば支払いをしなきゃいけないって言ったときにさ、家賃とか。
一番最初の入りたての最初の月って、次の月かな?本当は自動引落しみたいなのを設定したつもりだったのにそれがうまく動いてなくて、最初の月の5日までに払わなきゃいけないのが払えてなかったみたいなのがあったわけ。
で、じゃあ遅れたから罰金というかその分のペナルティーがプラス90ドルとかで、それも払えみたいなことが来たんだけど、いや、これはちょっと最初の月だからのミスであって、もう自動振り込みを設定したし、次からはないから無しにしてくれっていうと、
大抵言えば無しにしてくれるの、一月目のそういうのとか、なんかそういうのも交渉?こっちはこういうことをしたから次はないとか、なんかうまく言えば向こうにもメリットがあるように言えば意外となんとかなるとかいうのはあったりして、言ってみるもんだなみたいなのはあるよ。
その日本ってさ、もうすべてがそのお客さんがなんていうのかな、あんまりそのお客さんが損をするみたいなのを突きつけてこないんだよね。
お客さんのことを考えてお客さんがいいように向こうの方で取り計らってくれるから、こっちから主張したり交渉したりしないと明らかにこっちが損を食らうみたいな事象に触れることがあんまりない感じがするんだよね。
相手がまともだった、詐欺じゃなければ。 詐欺じゃなければね、普通のビジネスをしていれば。でも中国はそういう社会じゃないんだなっていう、すべてが交渉で、日頃からそういう交渉をやってるからそういうマインドになって、すべてを動かしていくんだなって。
そういう手段の方が強いね。
うちの奥さんがさ、そういう問題に直面した時にすぐにそのいとこに相談をして何とかしてもらおうっていうそこのマインドも結構俺ね、最初はいやそんなのどうしようもないんだから、そんなのいとこの彼に行ったってしょうがないじゃんって俺思ってたんだよね。
でも違うんだよね。 変わったね。
すぐにその何て言うんだろう、血縁関係の人に助けを求める。躊躇なく助けを求めて、で助けを求められた方も全力でそれにこう応えるっていうかさ、そこの繋がりの強さみたいなのはやっぱりちょっと敵わねえなって思ったね。
素晴らしいと思うけどね。
血縁関係でね、そういうふうになんかパッと頼れる人が思いつくかって言うとね、どうだろう、いるかな。あんまりなんかやっぱ日本人って家族とかにも助けを求めないような気もするよね。迷惑をかけちゃいけないじゃないけど。
俺もね、自分の親とか兄弟とかにそんなに気安く頼れる気がしないんだよね。
日本での文化における交渉
頼られた方とかもきっとしょうがないと思っちゃって、結局何もアクション動かないんじゃないかって思っちゃうんじゃない。自分と同じマインドセットの人がもう一人いても。
相手もそういうふうに何とかしたら何とかなると思ってる人じゃないと意味ないもんね。
ショックだったね。
なんかでも一方さ、日本でそういうことを言い出すと、そういうのに文句言う人とかもいそうだよね。そういうことにいちいち交渉するなみたいな。店側の人だったとしたらとかね。
俺結構そういうタイプで、うちの奥さんとかも結構店に文句とか言うんだよ。やめなさいってよく言うんだけど。
でもそれで店側がミスとかしてこっちがちょっと損をするみたいなことがあった時に奥さんはそれに対して敢然とクレームをつけるんだよね。
俺はお互い様っていうか、向こうは別にわざとやったわけじゃないし、いいじゃないのみたいな感じで言うんだけど、奥さんはそれで主張するじゃん。
主張すると結構向こうもいい感じにその主張を聞いて、いい感じのところに落としてくれるんだよね。
やっぱり言ってみるもんだなみたいな。
さっきしおくんが言ったことと同じだよね。
似たようなことは僕も妻との間であるかもしれない。僕がどっちかというと言ってみようみたいな感じだから。
そうなんだ。奥さんの方はやめなよみたいな。
妻の方に催促状じゃないけど、なんか知らないけど上手くいかなかったとか、こういうの悪い知らせじゃないけど手紙で来たとして。
妻はもうこんなん来ちゃったってそれに言われた通りに従うじゃないけど、受け入れるしかないかみたいな感じだけど、とりあえず電話してみようみたいな。
電話してなんとかそれを軽減できないかとか、なかったことにできないかとか、なんかできるんじゃないかってとりあえず話してみようとしたりとか。
でもそもそもやっぱり電話するのがめんどくさいとかさ、いろんな理由をつけて動かないように妻側はどっちかというとバイアスというかあって、
妻側はどっちかというととりあえず行ってみたらなんかなるかもしれない。10回に1回ぐらいはいいことあるかもしれないみたいなそういうマインドセットかもしれない。
それは何?アメリカに行ってからそういうマインドセットが身についたってこと?それとも昔からそんな感じだった?
どうだろうね。アメリカに行ってから強まった気はするけどね。そういう成功体験みたいなのが多分あって、なんとか意外となったとか、行ってみるもんだなみたいなのがちょくちょく積み重なってたっていうのはある。
今ので思い出したんだけど、やっぱり中国にいて中国語ができないじゃないですか。だから相当ディスアドバンテージだなっていうふうに思ってたんだよね。
行ったらそのままで買ってくれるからね。
自分が日本にいてさ、日本にいればさ、どうとでもできるようなことも中国にいると何もできないっていうのがやっぱり痛感したね。何もできないんだと思って。
今のを聞いてて2つ思い出して、1つはさ、確かね、修学旅行でも中国に1回行ってるんだよね。
誰が?
学生の頃かな。
中学旅行だったか忘れたけど、中高のどっちかで行ってて、その時に確かね、中国人なんだけど同級生がいて日本語喋れる人。中国語彼わかるのね。
で、何か出店か何かでお土産屋さんとか見るじゃん。で、向こうはさ、観光客に向かってこれ買ってよみたいな感じでさ、ニコニコしながら頑張って売ろうとするわけよ。
で、こっちもさ、高いの知ってるから、何か値切ろうとしてたのかな?何か英語か何かわかんないけど手で数字を出していくらだってやりとりぐらいはその時やろうとしてたと思うんだけど、
何かそれが多分相場と全然違う値段を僕が言ったからかわかんないけど、決裂したんだけど、その後に何か中国語で何かボソボソっと言ってたらしいんだけど、
それをその隣の中国の、中国語がわかる友達が何かすごい悪口言ってバカだとか言ってたって言われてたよっていうのは思い出した。
あ、その言葉がわからないってところね。
言葉がわかんなくて、ちょっと言いたいように何か多分言われてたなって。多分まあそれはどこでもあるような気がするけどね、相手がわかんないと思って、あの母国語でちょっとボソっと何か言っちゃってたみたいな。
で、もう一個思い出したと思う。
忘れちゃった。
全然違う話で何かもう一個ね、今交渉の話してたよね。
うん、そう、交渉。
なんかね、俺が感じたのが、日本で日本語であれば同じようなトラブルが起きても、日本語で交渉できるから、そのやろうっていう気持ちが湧き上がるんだけど、言葉が使えないと、そもそもそういう気持ちも起こらないっていうか、だから。
いやでもね、今もね、ちょっと感じるのがさ、多分中国人の人が日本に来てても、日本語を理由にその態度は弱めない気がする。
理由は多分何かつけないと思うね、そこ。何かわかんないなりにも、何かギャーギャー騒いで何か主張するんじゃないかなと思って、中国語でしてるんだったら。
そこが俺の弱さなんだっていうところにね、気づいたわけよ。
アメリカでも、もうブロークンだろうが主張して、意外とやっぱりこいつは怒ってんだなとか文句言ってんだなっていうのは伝わったりして、何とかなることもあるし、っていうのはあると思う。
思い出したわ。もう一個は、今アクセントっていうか喋れるかどうかって話してたじゃん。英語の話ではあったんだけど、何かそのアクセントがあるかどうかとか、その言葉が巧みかどうかによって、やっぱ人ってバイアスがあるらしいっていうのをアクセントの勉強したときにね、読んで聞いて。
何かやっぱ正しい発音で話してる人の方が信用できるように見えるっていうのがやっぱあるらしいのね、人は。
例えば、どっかで火事が起きてる、逃げろっていうのを、何かすごいちゃんとした僕語でイントネーションもしっかりしてる人が言うのと、何か変な名前で言うのとだと、どっちの人を信用しますかみたいな。
で、やったときにやっぱり、本当に同じ情報を伝えてるのにも関わらず、発音がしっかりしてる人の方が信用できそうっていう人が増えるっていう。
だからそれを聞いて、やっぱり言葉が巧みじゃないと、ネゴシエーションもきっと自然と弱くなるなっていうのは思ったね。相手をなめてかかっちゃうというか。
で、多分日本にいる外国人に対しても日本人が取ってる態度って似てるようなものがある気がして、片言の人に対してさ、ちょっとこうなめてかかるみたいな態度ってなんか見るような気がするんだよね。
で、そういう人に対してだけちょっと横柄に出るとか態度がでかくなる日本人の人とかって多いような気がするんでね。
本当は発音が悪いだけで、別にその人の頭脳というか何か知性が本当に低いかどうかって違うかもしれないのに、なんかそこからこの人はあんまりわかってないとかさ、あんまり頭が良くないみたいな感じのことを考えてる人がいるんじゃないかなっていうのは、
自分も含めてもしかしたらあるバイアスがかかってるなーっていうのはそれを見て思ったし、それがネゴシエーションにも多分出るなということを思い出した。
今ってしおくんはさ、英語でネゴシエーションは結構自然な感じでできる感じ?
言葉と信頼の関係
どうだろうね。だからそのブロークンだけどやるっていうマインドセットではある。
多分ネイティブ並には流暢じゃないのはもう明らかだし。
でも別に言いたいことが伝わんないわけじゃないし、向こうも聞き取れないっていうわけじゃないっていうのはわかってるから、
ちょっと訛りがあって外国人だなとは分かられてると思うけど、なんかそういうのを主張してちゃんと筋が通ってれば、
ちゃんと交渉できてる感覚はあるけどね、ちっちゃなものであれば。
でも一方で全職で自分の尊敬するマネージャーがいてて、
僕はアクセントとか訛りとかを気にしてた文脈でなんだけど、
彼が知ってる一番の有名なスピーカーは英語自体はブロークンだったけどロジックがしっかりしてたから、
彼のスピーチは素晴らしいみたいな、そういうことを言ってて。
で、要はアクセントとか発音の仕方は問題じゃないと。
何を言うかとかそのロジックがしっかりしてるか、それがクリアにちゃんと伝わるかどうかで、
その人のスピーチ力というか、話力っていうのが変わるんだみたいなことを言ってて。
ブロークンかどうかを気にしてたりアクセントを気にしてると、ちょっと本筋からずれてくる気もする。
なんかね、俺が今聞いて思ったのは、なんかその発音とか流暢さを気にしてるというよりは、
自分が言いたいことを筋道立ててロジカルに説明ができないっていうところに、
すごい自分の心を弱めている要因があるなって思ったんだよね。
日本と海外との比較
だから最低限ロジカルに片言でもいいから、
喋れるようにするっていうのはすごい大事だなって痛感した。
それは確かにあるね。
それがないと本当に何もできないんだな俺は。痛感した。
そこは確かに大事だね。
そこまでできればやっぱ物事を自分で変えれるっていう状態になるってことだね。
そうだよね。
だから英語、少なくとも英語は英語で流暢じゃなくてもいいから、
自分の考えてることをロジカルに説明して相手に伝えるってことはやっぱり最低限できないと厳しいね。
これから。
外国というか異文化と触れ合うときは。
日本にいると何も不自由なくさ、やれてるから、
あんまそういうのって気づかないんだけど、
やっぱそれじゃ良くないなって思いました。
でもさ、中国に行ってる間さ、不自由って意味では言葉とか、
自分で何かを変えれないっていうこと以外は不便さはあんまなかったって感じだよね。
生活。
生活面で、仮に自分が言語能力を手に入れてたとしたら、住める。
そうだね。不自由はないと思うな。
なんか気になるところとか、
今食事の話とかあんましてこなかったけどさ、仮に永住じゃないけどさ、
もう数年間長く腰を据えて住むとしても、行けるかなみたいな感じ?
そうだね。住む分には全然問題ない感じはするね。
でもやっぱり日本の方がいい国だなっていうのはね、思うよ。
だから、
その差は?
えー、なんだろうね。
やっぱ日本の方が、全てが優しく感じたね、帰ってきて。
やっぱり雑っていうのかな。
アメリカも多分そんな感じあると思うんだけど。
もっと雑だと思う。
全てが大雑把っていうか、
でも日本に住んでるとやっぱりすごい細やかだなとか、
細やかだよね。
全てが愛おしく見えたね、帰ってきて。
雑だなっていうのはどこで感じた?
雑っていうか、やっぱり日本と比べると、
80%でOKでしょみたいな、そういう感覚があって、
日本じゃなんかもう100%、99%もかっちり揃えてこないと、
なんか気持ち悪いみたいな感じで、
なんか社会が構成されてるような感じがしていて、
大体80%ぐらいあってれば多少ずれてても、
問題ないよねみたいな感覚で多分中国人はいて、
そこがなんかいろんなところっていうか、
社会のいろんなところに現れてる感じがするかな。
アメリカもそうだと思うんだけど、僕がそれを感じたのはさ、
例えば物を買って、パンとかさ、
生活の些細な違い
買って出てくるときに紙袋のさ、
茶封筒の半分開いたやつにパンをポッて入れて出してくるみたいな。
とかね。
それって日本でもパン屋さんだったらあんのか?
その茶封筒のパン屋さんって、
その茶封筒の袋にそのままパンを入れるっていうこと?
そうそうそう、そんな感じとか、
あとあの液体洗剤みたいなさ、粉?重曹みたいなやつ?
とかがさ、紙のパックにそのまま直に入ってるみたいな。
分かる?
この四角い箱に入ってるんだけど、紙でできてる箱に入ってるんだけど、
それをパッて開けると粉みたいな。
普通日本だとさ、一層もう一個プラスチックの袋があって、
なんかこう密閉されてますと。
で、なんか異物入ってませんっていう状態で、
自分でこう袋を破って、
クリーンですっていうのが確認できるような状態でさ、
やるんだけど、
そういう粉物が紙袋、紙の箱の直に入ってたりとかさ、
マカロニとかもそうなんだよね、確か。
マカロニも紙の箱の中に直に入ってたりとかして、
なんかすごいなって。
些細な例だけど。
やっぱりそういう些細なところだよね。
大体はもう日本とあんまり変わらないような生活してるから、
全然気にならないんだけど、
その8割はいいんだが、残りの20%の差が、
日本で生まれて日本で暮らしていると気になってしまうっていうところかな。
そこが気にならなくなるんだったら、
もう全然快適に暮らせる気がするね。
キャンプでの反省と生活のありがたみ
僕の話をちょっとすると、
この2週間の間に1回キャンプに行ってさ、
逆に僕はすごい不自由な生活をして、
改めてでもこの日常生活のありがたみを感じるみたいな、
そういう感じだった。
蛇口をひねれば水道が出るみたいな。
そうそう、そういうやつとか、
温かい、本当にヨセミテっていうさ、
自然公園にキャンプしに行ったんだけど、
まだ寒くてさ、夜寝袋で寝ると。
火を焚いて暖かいなって段を取って、
夜はテントの中で寝袋を使って寝るんだけど、
それでも寒くてさ、冬用の寝袋でも。
自分たちで火を起こして、
その上で肉を焼いて、お湯を沸かして、
インスタントコーヒーなんだけど、
暖かいものが寒い自然の中で飲めるってだけでさ、
家の中でインスタント飲んでも何とも思わないんだろうけど、
その時にはすごく美味しいと思うみたいな。
生活レベルを一回下げて、
改めて家ってありがたいなとか、
ほかほかの布団で寝れるって素晴らしいみたいな。
そういうのをやってました。
今思ったけど、そういうのが結構価値になるような、
あえて生活レベルを下げるとか、
低レベルなものを感じることによって、
今を肯定できるようにするみたいなのって、
海外行くとそういうのを感じたりとかすると思うし、
今のキャンプとかそうだと思うし。
これメタ認知だなって思うんだけど、
自分のものを相対化する。
今持っているものをもう一個データポイントを持つことによって、
こんなに自分が持っているのは良かったんだみたいな。
メタ認知だなと思った。
前あれだよね、
俺がインドに行ってさ、
自分がいかに恵まれているかを知って、
仕事を乗り越えられたって話、過去にしたけど、
それと一緒だよね。
それも一緒だね。
全く違うデータポイントを持ったら、
比較ができるようになったってことだね。
なんか俺それビジネスにできるんじゃないかなって思ったね。
普通多くの人が持っているデータポイントとは違うものを体験するサービスみたいなやつ。
そうだよね。
でもそれって、本当に抽象化したらみんな似たようなことをやって、
みんなっていうのはおおげさか、
それを狙っているサービスってあるような気がするよね。
体験を売るとか、Airbnbとか、
あるスタートアップも、
普段やったことのない活動を体験してみませんかみたいな、
それに近いのか。
そうね、だからそういうビジネスはあると思うんだけど、
それがいろんなところでできるんじゃないかなって。
ただでもそれ難しいのは、
何を持っているかは人によって違うから、
そこからずらすためにはその人をよく知らないとわからない。
ずらし方がわかんないみたいなのがあるかもしれない。
多くの人が一般的に持っているとか感じているみたいなところを、
ターゲットにすればずらす。
キャンプとかが流行るのもそういう理由なのかな、もしかして。
そうかね。
結構今長くなってきたから、
いったんこんくらいで切るか。
何かある?その中国の話で、
最後に何か言っておきたいこととか、
聞いておきたいこととか。
そうね、いやでも本当に今回、
こうやって写真とか動画を通して、
いろんな話聞けたのは良かったなと思った。ありがとう。
こちらこそ。
そっちのアメリカの生活みたいなのもちょっと知りたいな。
なんかね、写真とか動画とか身近なところで。
そういうのあってもいいかもしれないね。
何かあったら共有してください。
そうね、そういう感じで。
何かあったら共有してください。
そうね、そういう回もあってもいいかもしれない。
そうだね、アメリカの生活が
どんな感じなのかっていうのも結構興味あるな。
じゃあまたいつか番外編で、
それを共有してみてください。
こんなとこかな。
とりあえずでも、あれでもさ、
コロナについての体験談と価値の再評価
コロナになった時の対応とかは大丈夫だったの?
そうだ、それ言うの忘れてた。
元々ね、これあれだよね、
俺が中国行って、中国で収録しよう。
中国とアメリカで収録しようみたいな感じで話してたんだけど、
途中でうちの奥さんがコロナになっちゃって、
なんかね、肺炎になったんだよね。
え、あ、そうなんだ。
結構苦しそうな感じで。
で、ちょっとそれどころじゃないと。
ということで、中国で撮るのを諦めて、
今日本に帰ってきて、
で、日本とアメリカっていつもの感じでやってるんだけど。
で、そうね、だから行った後半は、
もう結構奥さんが辛そうな感じで。
で、それをね、刺激しないように、
あんまり移動とかもせず、外に遊びにとかも行かず、
まあ、おとなしくしてたって感じだったね。
え、でもその奥さんは部屋でずっと休んでて隔離みたいな感じで。
いや、なんかね、隔離ってほどはしてないね。
同じ部屋にいたし、
まあちょっとその、コップを分けるとか、
そういうのがしてたけど、
なんかもう普通に、コロナっつっても、
あんまりもうみんなそんな気にしてない感じだね、中国の。
あ、そうなんだ。
でもなんか風邪ひいてもさ、
あのちょっと、まあ隔離っていう意味じゃないかもしれないけどさ、
部屋で一人、病気になった人は休んでて、
周りの人がご飯を運ぶじゃないけど、
そういうことをするかなと思ったんだけど、そうではない。
そうではないね。
あ、そうなんだ。普通にじゃあ生活はしてた。
そう、普通に生活はしてたね。
なんかいとこの、その中国の、さっき航空券を交渉してくれたっていう、
いとこの会社でも、なんかみんなコロナなんだけど、
マスクつけて出社してるって言ってたね。
あ、そうなんだ。
なんかもう全然気にしてないみたい。
あ、そうなんだ。
あれ、今日マスクしてますけどどうしたんですか?つったら、
あ、ちょっとコロナになっちゃってみたいな感じで、
普通になんかね、出社して仕事してるみたい。
周りもそれになんかそんな気にしてない感じ。
もうそこまで、
普通の風邪というか、大したものじゃないっていう風になった。
そうだね、なってる感じがある。
ワクチンはでもみんな打ってるのか?
打ってるんじゃないかな。
信じられないね、2年前からしたら。
ね。
本当にもう終わったというか。
そうだ、中国の街中に結構そのなんかPCRのさ、
検査場みたいなのがね、打ち捨てられてて、
打ち捨てられる?廃墟というか。
そうそう、廃墟みたいなのが至る所に残ってるんだよね。
ロックダウンしてさ、人が通るようなところって封鎖してさ、
そのPCRして陰性証明をしないと先に進めないみたいな、
そういう関所みたいなのが街の至る所にあったっぽくて、
それのブースが、
ブースみたいなのが打ち捨てられてるのが至る所にあって、
そこは結構なんかね、
廃墟感というか、あ、もう終わったんだなっていう感じを醸し出してたね。
まあ、そんな感じかな。
そんな感じかな。
なんかもう、
ありがとうございました。
無事帰ってくれてよかったね、お帰り。
帰ってくれてよかったです。ありがとうございます。
はい。
じゃあ今日はこんな感じで。
はい、今日はこんな感じで。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
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