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おはようございます。ひとり旅食日和のHACHIです。
このチャンネルでは、ひとり旅が好きな私が、現地で見た素敵な景色や美味しい食べ物、あるいは日常についてゆるっとおしゃべりをしています。
はい、ということで、4月ももう後半になっていて、新生活を始めた方たちも少し慣れてきたかなというところだと思うんですが、
ちょうどゴールデンウィークに入るタイミングなので、ここで少しリラックスをしつつ、また5月になってちょっと鬱気味になっちゃう人とかも定期的に出てくると思いますが、
あんまり頑張りすぎずに、自分のペースでまずは新しい生活を始めていただければなと思います。
日本の新卒採用文化
今日は新生活にちなんで、日本の新卒の就職状況、就職事情についてちょっと思っていることを話そうかなと思います。
私のブログを見ている方はご存知かもしれませんが、私はですね、今人事の仕事をしています。
ただ新卒の採用は担当していないんですけれども、ちょっと別な方面で人事をしているんですけれども、
日本の新卒を採用するっていうカルチャーがまあすごいなと日々思っています。
なぜならですね、私はアメリカの大学を卒業してまして、日本の就職活動を一度も経験したことがありません。
なのでちょっと今日は日本とアメリカの大学を卒業後の進路とか就職活動の違いについてもうさくっとお話しようかなと思います。
でまあ皆様ご存知の通り日本では結構新卒の採用が主流ですよね。
毎年春にね多くの新卒が一斉に入社をする仕組みになっています。
就活のタイミングが大学3年生とか最近早くて2年生とかから始める方もいますけれども、
だいたい同じ時期に皆さん就職活動をされているなというイメージです。
いろんな会社にエントリーをして面接を何回も受けて採用されるというところがあると思うんですが、
結構学部とか専攻に関係なく今の時代はもう総合職が一般的かなと思うんですけれども、
総合職で採用されて入社後に研修を経てから配属先が決まることが多いのが結構一般的な大企業とかかなとは思っています。
中小企業でも新卒研修をきちんとやられているところも多いかなと思いますけれども、
まず入社後に一から社会人としての研修を受ける文化があるのが日本だなと思います。
まずは名刺交換の仕方とか、あとメールの書き方とか、ちょっとしたビジネスマダというその基礎を学ぶところが多いかなと思います。
アメリカの就職活動
一方、アメリカでは新卒という考えがもともとなくて、新卒採用というのも全くありません。
1年中いつでも採用しているので、皆さん入社するタイミングはバラバラですね。
なのでポジションが空いたときにまた求人を出してそこにはまる人が入るみたいな感じで、
卒業する時期にも縛られないことがほとんどです。
あとアメリカの大学って結構4年間で卒業する人がすごくメジャーかというと別にそうでもなくてですね、
結構アメリカ人の、私の友達とかもそうなんですけれども、仕事をしながらバイトとかをしながら大学に通う子が多いので、
そうするとなかなか勉強する時間もないので、みんな結構現実的な科目というか単位だけを取って、
とにかく卒業は5、6年かけてするっていう子もいるので、皆さん卒業のタイミングがバラバラなんですね。
で、就職活動という概念もないので、卒業してからさあ何しようって考えることがほとんどです。
私もそうでした。
卒業するまでが本当に忙しいので、アメリカの大学はですね、タイミングを落とさないようにするのが本当に大変なので、
実習と課題がですね、ものすごい量であるので、卒業式のギリギリまで私はずっと課題に追われてました。
ようやく課題を全てクリアして、ようやくやっと卒業できるみたいな。
私はまあ合計4年間で卒業できたんですけれども、もうそこで結構疲れるというか、
もうしっかり勉強もして課題も出して、ようやく卒業できるっていうタイミングで、
さあそこから今後どういう会社で働こうかなっていうようやくそこで進路を考えるんですね。
みんなそうなんです、このアメリカの大学を出るときには。
なので私の場合は卒業式を終えてから、まずどこで働こうかっていうのを探し始めて、いろいろ応募し始めました。
私のクラスメイトも大体みんな同じような感じでしたね。
すぐ働こうと思わない子もいたので、しばらくちょっと休暇を取って、そこからまた仕事を探すっていうのをやってましたね。
学生を終えて卒業した後は、まず自分が専攻していた学部にあったもの、あるいは大学で学んだスキルにあったポジションをとにかく応募します。
あるいはインターンの制度も結構あるので、大学に在学中の間に専攻している分野のインターンというものを経験して、
そのまま就職をするっていう子もいました。
なので結構、そうですね、自分が何を学んできたのかっていうのをすごくどこの企業を見ているなという印象です。
結構大学で何を学んでどういうことをやってきたかっていうのをすごく面接でも聞かれます。
例えばこういう研究をしてきた、こういうものを作ってきたっていう実績をすごく見るので、
その辺がちょっと日本の就職活動とは違うのかなと思います。
自分が何をやりたいのかみたいなことを多分日本の就活では面接で聞かれると思うんですけれども、
アメリカでは結構自分が在学中、大学でどういうことをやってきたかっていうのをすごく見ている印象ですね。
ちょっとどうしてそういうふうに就職活動に差があるのかっていうのは、今はちょっと変わってきていると思うんですけれども、
日本って元々やっぱり就寝雇用が一般的な国でしたので、年功序列を前提とした総合職とか一括採用というものが根付いていた文化ですね。
今は就寝雇用という考え方もだいぶ減っていると思うんですけれども、アメリカと比べるとまだちょっと残っているかもしれないなとは思っています。
アメリカでは一方、転職が普通というか一般的なので、いろんなキャリアパスが可能性としてはあるなというのと、あと本当に実力主義なんですね。
やっぱり何かを成し遂げた人ってどんどんどんどん上に上がっていけるし、いいプロモーションをもらえたりするので、そこがちょっとシビアではあるんですけれども、日本との差はあるのかなとは思っています。
あと学生生活でどういうことをしてきたのかっていうのが就職でも結構大きく影響するかなと思うんですけれども、日本の場合は結構アルバイトとかサークル活動とかボランティアとか、あとどこどこでインターンしてましたみたいなことを結構アピールする子が多いかなと思うんですけれども、
アメリカではですね、何を学んできたか、あとはどういうふうにこれからのキャリアを準備しているのかみたいなことが結構重視される印象ではあります。
ということで、私はアメリカに大学で通っている時も全く就職活動をしなかったんですけれども、一部の日本人の子はやっぱりその辺はきちんとアンテナを張っていて、ゆくゆくは日本に就職しようと思っている子たちはだいたいキャリアフォーラムというものに参加をしていました。
アメリカではすごく有名なキャリアフォーラムがありまして、いわゆる新卒向けの就職フェアなんですけれども、ボストンキャリアフォーラムというものすごく大きな規模の就職フェアがありまして、そこにみんな行ってましたね、わざわざ飛行機に乗って。
私はもう全く就職活動をするという発想がなかったので、みんなすごいなと、就職するためにわざわざ飛行機に乗ってボストンまで行って話を聞くんだみたいなことを当時は思ってたんですけれども、日本の企業がボストンにやってきて、留学をしている日本人をいろんなところでうちの新卒作業を受けませんかみたいなのをアピールする場ではあるんですけれども、
企業が参加するメリットとしては英語力とか異文化に対する適応力というものを持っている学生をですね、いかにスカウトして自分のところに就職してもらうかみたいなところ、あとグローバル人材というものをやっぱり大事にしている企業は、そのボストンキャリアフォーラムには結構参加をしているようなイメージでした。
ただ私は全く、当時はですね、もう日本の企業に就職をするという発足はゼロだったので、そういうものを全くせずに、アメリカの会社に最初は就職というか普通に仕事をしてたんですけれども、
文化の違い
まあちょっとね、いろいろとビザが取りにくい時期でしたので、取れずにそのまま泣く泣く帰ってきたという、日本に帰ったという、20年ぐらい前の話がありますが、日本で働くのか、あるいはアメリカとか海外で働くのかっていうのは結構やっぱり考え方の差とか文化の違い、もちろん就職活動でも全く違うところが多いので、
まあ自分がどこに、何に合ってるのか、どちらのシステムが合ってるのかっていうのは結構人それぞれだなと思っています。
で、日本で生まれ育ったと、日本の就職活動がやっぱり当たり前にはなるんですけれども、まあちょっとね、外に行くと、海外に行くと、あ、全然違うんだ、そんなことしなくてもいいんだと思うこともあると思うので、
まあどっちがね、自分に合うかっていうのはそれぞれなので、そこはね、もしこれからそういうことを考えている方がいれば、いろいろとリサーチしてみるのがいいかなと思っています。
はい、というなんかちょっとね、あんまり取り留めもない話をしてましたが、あのそうですね、私が最近人事の仕事をしながら日本の新卒文化ってすごいなっていうのがものすごく感じているので、ちょっとその辺を今日はお話をさせていただきました。
はい、ということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございます。それでは良い週末をお過ごしください。