2023-10-13 16:51

【☆2】人事としての原体験ーリクルートの海外インターンシップ 「GLIP」で感じた、「人は、いつからでも、何度でも、変われるんだ」という気づき

さきっちょと2回目の配信です。


この番組「キッカケラジオ」は、20〜40代の生き方・働き方を応援する音声番組です。

人はキッカケがあれば必ず変われる。人生を変化させてきた、内的キッカケや外的キッカケをご紹介していきます。

人生100年時代、ライフステージの変化の大きな世代も以前に比べて様々なチャレンジを求められることが増えてきたと感じます。

同世代の生き方・働き方を等身大でインタビューするコンテンツも週1回のペースでお届けする予定です。

パーソナリティは、こどもの未来株式会社の代表の千葉が担当します。

1983年1月生まれ、私自身が40歳になったことをキッカケにスタートした番組でもあります。

40歳を迎え、改めて30代の過ごし方を振り返り、40代の10年間をどう過ごしていくかを自分自身が考えるにあたって

日々情報収集していることや取り組んでいることも平日は毎日10分ずつお届けしていく予定です。

30−40代を応援する番組ですが、今の10−20代に対しても少しでも参考になればと思っていますし

50代以上の先輩方の生き方も参考にさせて頂く為にスペシャルゲストとしてお呼びする機会もあると思ってます。


こどもの未来株式会社では

「こどものみらいがワクワクするキッカケをつくる」ことをミッション・ビジョンに掲げており、

「自分が主人公の人生」を生きる人を1人でも応援するために、「生き方」・「働き方」/「仕事」と「育児」の両立をサポートする人材紹介事業もおこなっております。


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サマリー

リクルートで行われていたGLIPというインターンシップについて話しています。そのプログラムに参加する学生たちの成長と、いつからでも人は変われるという気づきを得ました。人事としての原体験として、リクルートの海外インターンシップで感じた、「人は、いつからでも何度でも変われるんだ」という気づきです。【☆2】

00:09
キッカケラジオ、この番組は、ワクワクのキッカケをつくる番組です。
パーソナリティの子ども未来株式会社の千葉です。
今日はですね、キッカケラジオの佐吉町さんとの2回目の収録となりますので、佐吉町よろしくお願いします。
佐吉町さん「はーい、よろしくお願いしまーす。」
いやー、ゆっくりよくね、2人の方が楽しいなと思って、最近は収録しておりますが。
佐吉町さん「それ、毎回言ってますね。」
確かに、昨日ね、1人で収録したんで。
今回はですね、前回佐吉町と2人で撮ってね、佐吉町さんの簡単な自己紹介みたいなことを少し深掘りしたんですけども、
今日はですね、佐吉町さんどんなテーマで喋りましょうかね。
佐吉町さん「はい、今日は前回その人事として、割と長いキャリアがありますっていう話をさせていただいたので、
結構その人事として何を大事にしているのかっていうところをもう少し深くお話しできればなというふうに思っています。」
ありがとうございます。人事としては、人体研とかですね。
今日はですね、事前に簡単な打ち合わせもするんですけど、
先ほどリクルートという会社でね、長くキャリアがあると思うんですけど、
何でそこに行き着いたのかというと、
現体研の話をちょっと伺えるって聞いたんですけれども、
ちょっとその辺の話を伺い始めたらよろしいでしょうか。
佐吉町さん「はい、ありがとうございます。
そうですね、今日は話したいのが、
そうですね、その人事としての現体研というところで、
リクルートで2013年くらいにやっていた、2014年くらいかな、
その辺りにやっていたGLIPというインターンシップのお話を
今日させていただきたいなと思っています。」
はい、GLIPですね。僕ちょっと初めて聞くんでね、
ぜひお伺いできればと思うんですけど、
GLIPってまず企画の概要というか、どんなものかまずお伺いしてもよろしいですか?
GLIPとは
はい、このGLIPっていうのがグローバルリーダーインターンシッププログラムで、
GLIPっていうふうに呼んでいて、
これがそのリクルートとして次世代リーダー人材を発掘し、
育成するっていうふうな施策としてやっていました。
割と掲げていたのが、自分のありたい姿にとって生きる
次世代リーダーを一人でも多く輩出するというようなことを目的に実施をしていたものになります。
で、コーネが新卒採用の部門の中に事務局を置きながら、
新卒採用とは無関係で、先行直結ではない施策として実施をしていたので、
大学1年生の方とか就職が決まっていらっしゃる方とかも含めて、
多様な学生さん参加していただいていたっていうインターンシップになります。
そうなんですね。グローバルリーダーシップを作っていく。面白い。
新卒採用をやりながら、ちょっと違う部門とか部門っていうか、
役割っていうところにも配属されたっていうのは、結構今の佐吉さんのところにも影響されてるっていうことですよね、おそらく。
そうですね。ただ、やっていることは、所属はあくまでも新卒採用の部門のまんまなんですよね。
ただ、やってることはやっぱり、学生とのコミュニケーションっていうことがメインで、この時も。
何をやったかというと、この40人ぐらいの学生さんを選抜をして、
数千人の学生さん応募いただく中から、面接だったりいろんな先行を経て、
40名前後の方を選抜させていただいて、ベトナムに行くんですよ、学生さんと。
そうなんですね。海外に行っちゃう。
その現地の企業でインターン生として就業していただくっていうプログラムになっていました。
なるほどですね。期間はどのぐらいやるインターンシップですか?
期間2週間ぐらいやっていて、その2週間の間に、うち10日間ぐらいベトナム現地に行って、
あとの残りの4日間は国内で研修をするっていうようなプログラムなんですけれど、
現地に行く10日間の間に協力してくださる企業様のところに学生たちは就業するという形で、
その協力してくださる企業様も結構多様で、24社ぐらい、20社強の企業様に現地でお協力をいただいていて、
旅行会社さんだったり、ゲーム開発だったり、事業開発のコンサルとか海外進出のコンサルみたいな、
いろんな多種多様な企業さんのラインナップがある中で、学生たちが2人1組で一緒にインターンしに行くっていう、
すごいリッチな企画です。
学生さんはその選抜というか試験に向かうと、無料でそれが参加できると、そういう仕組みになってるんですかね?
そうなんですよ。学生さんは無料です。
ただ結構選抜のその選考結構厳しいんですけれど、その選考に合格された方に関しては、学生さんは無料で参加できて、
かかるお金のところは、現地での飲食費、自分が食べる分のお金を除いては、都交とかホテルの滞在とかそういったものも含めてリクルート側で負担をしていたので、
予算の額は具体的なところは言えないんですけれど、相当な採用の部門でそんなにそこにお金を使うのっていうくらいの、かなり破格の予算をかけてやっていましたね。
なるほどですね。初めて聞きました。グリップですね。
かなり贅沢なプログラムだなっていう概要聞けたなと思っていて、
実際、先ほどの運営やっていたので、どんなことをやって、どういうことを学生とか企業が学んでいるかっていうのを知っているのかなと思うんですけど、その辺もぜひ聞いてもいいですか。
ありがとうございます。現地に行くと、普段そんなにすごく選抜された学生さんたちなので、
GLIP参加者の成長
普段は自分のコミュニティとか、いろんな団体なり、部活なり、サークルなり、アルバイトなり、貯金団なり、いろんな自分のコミュニティの中で、ものすごくリーダーシップを普段から発揮している学生さんたち、すごく優秀な人たちばかりを集めて海外に一緒に行くっていうことなんですけれども、
現地に行くと、もう言葉もろくに通じないんですよね。
言葉もろくに通じないし、日常の習慣とか、金銭感覚みたいなことも含めて、全然自分が日々生きている世界とは全く違う人たちとの共同を経ていくわけですよね。
なので、そこに参加した学生さんたちというのが、本当に驚くほどの変容を見せるというか、ものすごく成長するんですよ。
普段は本当にいろんなコミュニティを率いていたりとか、すごく高い成果を人生通じて出してきて、そんな大して挫折を味わったこともないような人だったりしても、こんなにも自分が通用しないっていう。
それがそれぞれ10日間の中に、だいたい絶望するんですよね。こんなに通用しないっていう。
その絶望の中で、それでも自分はその時どうしたかったのかとか、何を大事にして自分の歩む道なり打ち手なりを選択するのかっていうことを何度も、絶望しては選択肢っていうのを繰り返して、何度も決断をして、
また新しい自分として、目の前のことに向き合っていくっていうことを繰り返していくっていうところで、本当に顔つきもどんどん変わるし、すごくどんどんみんなが力強くことに向かっていくっていうことをより見せてもらって、
っていうそんな期間でしたね。
なるほどですね。聞いてるだけでめちゃめちゃ学びありそうですね。
そうなんですよね。
数千人から40人ぐらいまで選抜された、要は本当にエリートの学生さんたちが、僕らも社会人になってるんで、やっぱり学生の根拠ない自信ってどっか社会人で崩れるみたいな当然あるかと思って、そこで絶望した後の成長幅っていうのはきっとあるかなと思うんですけど、
それを10日間とかその短い期間で、いわゆる強制的に体験をしてもらって、すごく成長を生み出すプログラムなんだなっていう話を聞くと思うので、すごい確かにめちゃくちゃハードそうですけれども、学びが多そうなプログラムですねこれは。
そうですね、めちゃくちゃハードです。だから本当にもう夜中までその日の振り返りをしてたりだとか、チームごとに活動していたので、
私は初め、リクルートの社員はメンターとして現地に行くので、メンターが8人ぐらいのチームを担当してたんですけれども、その8人の学生たちと毎日そうやって夜中まで振り返りをして、ちょっと今だと考えられないんですけど。
そうですよね。だから普通に先っちょも社員として10日間とかずっと現地にいるわけですよね。
そうですそうです。
ハードなあれですね、仕事ですねそれは。
だいぶハードですね。
確かに。
人はいつからでも変われる
はい、そうなんですよね。でもやっぱりそうやってもうすごく学生とお互いに自己開示をし合った中で、私自身もすごく成長させてもらったなっていう実感があって、その中で自分が気づいたことで一番大きかったのが、なんかそうやってどんどん変容していく学生たちの姿を見ていて、
なんか人はいつからでも何度でも変われるっていう、なんかそういう価値観をもともと持ってたのかもしれないんですけど、それをもう本当に痛いほど痛感したっていうこと。
で、すごくそのそういう変わっていく人の姿っていうのが本当にパワフルで美しくて、なんかすごく胸を打たれたし、ずっとこういうことやっときたいなみたいなことを思ったっていうのが、すごくその濃い体験を倒して思ったことでしたね。
いやこれいいですね、そのエピソード素晴らしいなって、さっき言ったような現代圏にまた触れられたなと思いますし、子供未来のきっかけっていう意味でも、人はきっかけがあれば必ず変われるっていう日はすごい僕も近いなと思ったので、すごいいいなと思って。
そうしたらその当時の会社員という話なんですけど、グリップをやった後に結構また気づきがあって、その後ってお仕事としてはどういうことされていたんですか?
そうですね、そこのグリップでの体験っていうのがやっぱりものすごい強烈だったので、自分としても。ただそのグリップのような本質的な成長みたいなものをもっと多くの学生に届けたいなと思ったんですよね。
グリップに参加している学生さんって48人とかくらい、だけど就活マーケットには40万人の就活生がいるので、全然ごくごく本当にごく一部にしか届けられてないっていうのがあったので、これをもっと拡大したいなというふうに考えたんです。
なので、人はいつでもどこでも買われるとするならば、本来別のベトナムに行く必要すら本当はないのかもしれないっていうことを思って、わざわざ海外に行くっていうふうにしなくても、グリップの型を踏襲しながら国内で同じようなコンテンツのインターンのスピリットっていう企画をリリースをして、これは3年後で100人くらいの学生さんを動員したものですね。
なるほどね。グリップの経験を活かして国内で新しい企画を携わっていったってことですよね。
そうです。
それはどういう特徴があったんですか。
そうですね。そのインターンスピリットっていうものに関しては、やっていたことは長野県の塩尻市に最初ご縁をいただいて、その塩尻市の地域課題を解決しに行くっていう、なんかそういうようなプログラムにしたんですよ。
なんで地域にいたかっていうと、本当にその地域の課題って誰の答えがわからなくて、だけど本当に心の底からリアルにそこにいる人たちがめちゃくちゃ困ってるっていうものすごいリアルな課題があると思ったので、
インターンシップってその自社の業務体験をするっていうことが多いんですけれども、私たちはやりたかったことはその自社の業務体験よりも本当に世の中にある本物の課題っていうものに触ってほしかったんで、学生さんたちに。
そういう本物の課題に触れることで自分が全く通用しない感じとか、でもそれでも何を選択したいのかっていう、そこの体験をお届けしたかったので、あえて自社で受け入れるんではなくて、そういう地方に連れて行ってとか。
はい、ということをやっていました。それが国内でやったインターンですね、グループの後に。
すごい今時ですね、すごく地域の課題とかと絡めていくとかっていうのは、今興味がある研修領域なんですけど、それを当時やってたっていうのがすごいなという話を聞いて思いましたし、なるほどですね。
ありがとうございます。
はい、そうですね。プラス、それでもまだ100人なんで、学生さん参加できたのは。もっともっと広げられないかと思って。
インターンの次の企画による学生の成長と影響
ただしたらもっと短時間で、インターンってどうしても1週間ぐらいとかかかっちゃうので、もっと短時間で人の変容を起こすっていうことってできないのかなっていうふうに考えて、1回2時間の単発のワンデーのイベントのルーツっていう企画を次は作ったんですよ。
これは会社説明会と一応目を打っているんですけれど、一切会社の説明はしないんですよね。一切説明しなくて、学生と社員でとにかく対話をするっていう、そういう企画。
これはもうぐるぐる回すっていうことにこだわってたので、単年度で2000人ぐらいの学生さんを動員をしたんですよ。
加えてこの企画には社員も結構出張ってもらったので、社員も1200人ぐらいとか動員をして、結構その社員側も学生に対して自分のキャリア感みたいなことを話していく中で、自分の夢って何だろうとか、自分のキャリアってこれからどう考えていくんだろうとか、
社員のキャリア感のアップデートみたいなところもできた企画に。これちょっと副次的な効果なんですけど、になったかなっていうのがSpiritというインターンの次の企画ですね。
なるほどね。素晴らしいですね、インターンから。ベトナムのグリップを経験にどんどん企画を作っていくっていうのは素晴らしいなと思っていて、多くの人にどんどん価値を届けてきたんですね、それを。
うんうん、そうなんですよね。しかも私がその後、移動したり、3級でお休みに入ったりとかしたんですけれど、その後も5年間ぐらいに渡って継続をされていったので、その企画自体が。
なので、これらの場で届けてきたような本質的な成長みたいな価値を受け取った学生が、結構本当にリアルに数万人、数万人、1万人とかはいると思うんですよね。
はいはいはい。
はい、とかっていう。
大きい影響ですね、本当に。
うん、それの原体験、元になっているのはその48人と一緒に行ったベトナムのグリップだったので、そこからすごく輪が広がった感じはありましたね。
なるほどね。いやありがとうございます。ちょっと2回目めちゃめちゃいい話聞き上げましたね。その印象的だったのはですね、その先ちょうど言ってください、その人はいつからでも何度でも変われるっていう。
あのキーワードがたぶん今先ちょうど、なんだろうな、すごく信念にも紐づいているのかなと思うので、すごいいい話が聞けたかなと思っております。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
その原体験、今のそのところがたぶん今やっているその人事のプロフェッショナルのところとかにたぶん通じているのかなと思いますので、ちょっと今日は時間になってきたので。
次回はそこですね、そこをさらに深掘っていく、人事として大事にしていることみたいなテーマを先ちょさんに聞いていければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。きっかけラジオではそのワクワクのきっかけを届ける番組として、今20代、40代の生き方、働き方を応援する番組として情報を提供しておりますので、ぜひまた先ちょに聞きたいことだったりとか、なんだろうな、お悩み相談とかやっても面白いかなと思っておりますので。
いいですね。
皆さん、コメントや感想お待ちしております。
今日は先ちょさんありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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