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スピーカー 1
はい。
ということで、本編のほうにいきたいと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
アンゼリカ、聞いたことある人はいるかいないかみたいな、そこそこ有名なほうのハーブではあるかなとは思います。
スピーカー 2
知らない。
スピーカー 1
セリカ、セリモクで、和名が西洋トウキ。
スピーカー 2
トウキってなんか聞いたことあるな。
スピーカー 1
トウキはね、漢方とかにね、よく使われるものだけど、それの西洋トウキで、
名前がいっぱいあって、アンゼリカとかアンジェリカとか言ったりするし、ガーデンアンゼリカとか、あとは西洋トウキだったり、いろいろ読み方はあるんですけれども、
セリカのものです。
見た目で言うと、セロリとかイタリアンバセリとか、どっちかというとセロリなんだけど、セリカだからね、セリですよ。
スピーカー 2
太いの、じゃあ。
スピーカー 1
太い、セロリ、縦にビヨーンと伸びるセロリみたいなイメージでいいと思います。
で、どこからしゃべろうかな。
原産地がアルプスとかヒマラヤとかさ、
スピーカー 2
寒いところ?
スピーカー 1
寒いところなんですよ。だから本当に寒さに強い。
で、北海道でなんか作られてるみたいで、北海道で作られてるっていうか、北海道で作られてるのは西洋トウキじゃなくて、
かんぽんに使うほうのトウキかな。
種類も何種類かあるんだけれども、今回は西洋トウキの話。
結構山、山地に自生してるんですよ。
スピーカー 2
自生してるの?
スピーカー 1
薬草だよね、言うて。
でも香りはすごくいい香りっていうか、好き好きだけどさ、特徴的な香りがあって、
スピーカー 2
どんな香りするんだろう。
スピーカー 1
食べると苦みもありつつ、甘みもありつつ、みたいな感じです。
で、その香りがね、やっぱいいので、いろんな用途に使われたりするんだけど、
用途的に言うと、料理にもよく使われるし、
甘煮、砂糖煮みたいな、かんろ煮みたいな感じにして、ケーキに使ったりとか、ジャムにしたりとか、
スイーツ系にも使われます。甘みもあるので。
スピーカー 2
あれみたいな感じ?ルバーブみたいな感じ?
スピーカー 1
そうそう。ルバーブを知ってる人が何人いるかわからないんだけど、
ルバーブもそういう使われる。ルバーブは酸っぱいから、ジャムになるけどね。
っていう感じです。
おもしろ。
なんでアンジェリカって言うの?学名がね、アンジェリカ、アーチェンジェリカっていう名前なんですよ。
学名が。
で、この名前の由来が、ラテン語でアンジェリカは天使って意味です。
アーチェンジェリカは大天使っていう意味で、天使大天使。
スピーカー 2
なんか、聖なる植物って感じするよね。
スピーカー 1
その、由来はいくつかあるんだけれども、だいたい花が咲く、2年層なんですよ。
今、春に撒いたら、だいたい翌年の秋ぐらいに咲くのかな。秋じゃねえや、夏か。
夏ぐらいに咲くんだけど、2年層になります。翌年に咲くっていう感じ。
で、それが聖ミカエルの日、天使ミカエルの日があって、
それが5月8日、その頃に花が咲くので、そういう名前がついたみたいな。
あの、何だっけ、セント・ジョーンズ・ワートもそうなんだけど、
あれはミカエルじゃなくて、ヨハネか。
が、その日に咲くから、セント・ジョーンズ・ワートっていう名前になったみたいな、
そういうのがたまにあるんだけどね、そういう名前の由来が。
で、ヨーロッパ諸国では天使の葉とも言われているそうです。
スピーカー 2
すごいね、それ使いたいね。
スピーカー 1
ここまで言うと、じゃあ効果効能が期待できるんじゃないかっていう話なんだけど、
効果効能も実際期待できて、結構昔から万能薬として使われていたようです。
ほんとにいろいろ、いろいろ効果効能が。
スピーカー 2
どうやって?ハーブティーとして?
スピーカー 1
料理だったり、ハーブティーだったり、やっぱり多いのはハーブティーかな。
薬として飲むっていう感じになると、煎じて飲むみたいな感じだよね。
スピーカー 2
じゃあ今の風邪薬みたいな感じかな、万能薬ってことは。
スピーカー 1
そうね、実際風邪にも使われていたし、強制競争、腫瘍競争とか、
あと胃だったり、内臓の胆汁を出すとかさ、そういう効果効能。
あと離尿作用、発汗作用もあるから、実際病気になったときはほら、代謝上げたほうがいいから。
離尿作用と発汗作用、もう水ガンガン飲ませて、みたいな感じで。
スピーカー 2
それじゃあAちゃんが飲んだほうがいいやつじゃん。
スピーカー 1
そうね。薬としてよく使われるのが、消化器系の内臓。
スピーカー 2
ぴったりじゃん。
スピーカー 1
ぴったりですよ、私。肝臓弱いので。肝臓、胆臓。
スピーカー 2
早く済ませないと。
スピーカー 1
で、葉から根から、花から種から、全部使われる。
葉っぱがやっぱり料理によく使われて、根っことか種が薬になるのかな。
スピーカー 2
茎とか花がスイーツとかに使われると。そういう感じですね。
スピーカー 1
面白い。
もしかしたら、南のほうの日本だと、暑すぎて育ちにくいかもしれない。
やっぱ寒いのが好きなので。
スピーカー 2
寒いってどれぐらいの気温がいいの?
スピーカー 1
だって山だよ。アルプスとかだよ。
スピーカー 2
マイナスのほうがいいってこと?寝てるときはちゃんと寝て。
スピーカー 1
いや、ちょっとそこら辺も実験っていう話なのよ。やったことないから、俺自身も。
でも北海道で育ててるぐらいだからね。
じゃあできそうだよね。
実際でも、どうなんだろうね、そのまま越冬するのか、ちょっと雪が濃い的なのが必要なのか、そこら辺はやりながらっていう感じです。
で、1年目はそんなにっていうわけでもないけど、大きくわしゃわしゃ生えてくる感じ。
スピーカー 1
高年期このとかって言われてるけど、あなた。
スピーカー 2
すごい腹立つよね。
誰のせいだと思ってんのって話ですよ。
スピーカー 1
声が怖くなってる。
そういうのにも効きますよと。
スピーカー 2
もう一般的に販売はされてるのかな?
スピーカー 1
販売っていうのは薬としてってこと?
スピーカー 2
ハーブティーで買える?
スピーカー 1
あるあるある。
よくはないけど、出してるところはちょこちょこありますよ。
で、やっぱ代謝も上げるんで、冷え性とか。
逆に、のぼせたときとかね。
スピーカー 2
いいかも。みきめっちゃ代謝悪いから。
スピーカー 1
貧血とかね。そういう代謝も上げてくれるし、児童競争作業もあるので、免疫力強化。
スピーカー 2
いいね。疲れてるときとかね。
風邪だったりとか。すごくほんとに薬効がよくて、もう大昔は魔女が使う薬草とか、そういうものもあったりしてるみたいで、ほんとに民間薬としてはかなり高性能なものだったみたいですよ。
スピーカー 1
で、実際じゃあ栽培のほうの話になってくると思うんですけど、
特に手はかからないっぽい。
スピーカー 2
ほんとに?
スピーカー 1
うん。なんか大丈夫そう。だってセリカだからね。
スピーカー 2
まあ、イタパみたいな感じか。
スピーカー 1
イタリアンパセリとか。
セリカはやっぱ虫が少ない。
特にカメムシとかね。カメムシとかそういうのがつかないし、アブラムシはつくとは思うけど、
スピーカー 2
そんなつかないでしょ。
スピーカー 1
心配なのは、夏すぎから秋ぐらいのアオムシかな。
スピーカー 2
食べられちゃうとね。
スピーカー 1
そこらへん気をつけないといけないんだけど、でもセリカを食べるアオムシってでかいんだよね。
スピーカー 2
ヨトウとか?
スピーカー 1
ヨトウはそんなセリカ食べないかな。
ほんと?
うん。モンシュロチョウとか。
スピーカー 2
見つけてやるじゃん。
スピーカー 1
でかいから見つけやすいのよ、だから。
小っちゃいやつじゃないから。
スピーカー 2
そうね。
スピーカー 1
春先に出てくるアオムシは小っちゃいのが多いからちょっと厄介なんだけど。
楽しみなんだ。
スピーカー 2
どれぐらいやるんですか、それ。
スピーカー 1
この話でもしちゃうか。
だいたいね、10アールで200キロぐらい取れるって言ってた。
ただ、年によって全然違うみたいで、当たり年、はずれ年みたいなのがあるのかわかんないんだけど、
ちょっとまだデータが少ないから何とも言えないんだけど。
スピーカー 2
それでも1年目で収穫できないんでしょ。2年って言ってなかった?さっき。
スピーカー 1
2年そうなだけで、植えたその年には収穫にはならないかな、予測年の収穫っていう感じになるとは思います。
1年、丸1年使うって形なので、薬草系に多いんだけど、だから栽培方法はちょっと考えなきゃいけないよね。
スピーカー 2
化学肥料系の一般的な栽培方法だと、肥料に漏れを起こしちゃうし、治療君が試されるみたいなところはある。
スピーカー 1
なので、安定しないみたいで、その収量が。
だいたい10アールで、150キロから多い年は200キロ超えるぐらいな感じなので、
でもね、そんなに種も高くないし、やりやすいかなとは思います。
200キロだよ。うちで乾燥するの?
そういう話は後でしましょうよ。
気になる。
はい、そんな感じです。
スピーカー 2
初めて聞いたけど、食べてみたいな、その人。
スピーカー 1
ただ、ホルモンの、さっきちらっと言ったけど、ホルモンに作用するので、妊娠中の方はちょっと気をつけたほうがいい。
スピーカー 2
ああ、そういうのもあるんだね。
そうだね。PMS系のやつは、PMS系に作用するやつは、妊娠してる方は気をつけたほうがいいのかもしれない。
スピーカー 1
まあでもハーブティーで接種できるなんて、たっかが知れてるからね、とは思うけど、一応注意点です。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そんな感じかな。なんか気になるところありますか?
スピーカー 2
気になるところ?
西洋トウキに聞いて。
スピーカー 1
それ何に使われるんだろうっていうのが気になるけど。
スピーカー 2
香りは独特の香りがあるので。
スピーカー 1
独特の香りがどんな香りかなっていうのが気になる。
それは言葉じゃなかなか難しいですけど。
スピーカー 2
でもほら、同じセリカで言うと、フェンネルとかディルとかだってセリカ。
いい匂いだね。
スピーカー 1
イタリアンパセリもね、特徴的なパセリの香りっていうのが特徴的な香りがあるね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
ニンジンとかね、同じセリカで。
スピーカー 2
セリカだね。
スピーカー 1
セリだってすごいパクチーとかのさ、だからセリカって匂いが独特のものが多い。
スピーカー 2
結構主張強いね、そうやって考えるとセリカ香りが。
そうね。
うん、面白い。
スピーカー 1
はい、そんなアンゼリカでした。