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こんにちは。ひとなみクラブは、GMOペパボEC事業部の2人の高橋が、社内の出来事や最近気になっている技術について話すポッドキャストです。
こんにちは、くんさんです。今日は相方のたかぴーがお休みなので、一人で撮っています。
一人なので、好きなことを話そうと思って準備してきたんですけど、今日はPCのキーボードの話をしようと思います。
私はずっとKinesis AdvantageっていうErgonomicsキーボードを使っているんですけど、
これ、他に使っている人も何人かいらっしゃると思うんですけど、珍しいキーボードなので、なんでこのキーボードを使ってるのかとか、
何が良いのかとか、何が良くないのかとか、どういう風に考えてこのキーボードを使い続けているのかっていうところを話そうかなと思っています。
というわけで、私とKinesisキーボードとの出会いみたいなところなんですけど、最初に新卒で入った会社の同期が使ってたんですよね。
ある日、その会社にこのキーボードを持ってきて使い始めてたんですけど、それを見た時にめちゃくちゃびっくりして、
それまで当然ですけど普通のキーボードだったり、せいぜいMicrosoftとかLogicoolとかが出しているErgonomicsキーボード、
真ん中が少し膨らんでるというか、出っ張ってる、斜めになっているようなキーボードがあると思うんですけど、あれぐらいしか見たことなかったので、
このキーボード、今使っているキーボードって、マップだときにそもそもキーの配置が割れてるし、親指のところにいっぱいキーがあるし、
アルファベットのキーのところはくぼんでるし、なんなんじゃこれあって、その時社内でもかなり話題になってみんな触りに来たりしてたんですよ。
その中で私もそこで触らせてくれって言って触らせてもらったのがこのキーボードとの出会いでした。
その人からなんでこれ使ってるのみたいな話をしたり、どういうところがいいのって話を聞いている中で、
自分もすごくその通りだなと思った部分がたくさんあったので、その後2,3年、もうちょい経ってからかな、3,4年経って買ったのがこの今使っているキーボードっていう感じです。
彼これ10年ぐらい使ってるので、ある程度いいところだったり悪いところだったり、こういう人は合うとかこういう人は合わないっていうのもなんとなくわかってるので、そのあたりを話していこうかなと思います。
最初にいいところからいくのがいいと思うんで、私が気に入っているところっていうのをいくつか紹介していこうと思います。
一つ目は一番大事なんですけど、親指のキーですね。親指のキーがたくさんあるっていうのがすごくいいところです。
この私親指のキーどういうふうにマッピングしてるかっていうと、モディファイヤーキーと呼ばれてるやつら、例えばコントロールとかオルトとか、あとWindows最近使ってるのでWindowsキーとかそういうキーを集めているのと、
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あとEnterとかSpaceとかBackspaceとかそういうキーを集めてます。モディファイヤーキーを親指に置くと、よく言われる左手の小指問題っていうのが解決するんですよね。
基本的に親指でコントロールとかオルトとか全部押すので、親指って皆さん手見てほしいんですけど、他の指とちょっと可動域が違うんですよね。
結構独立して動かせるんで、親指でコントロールをしながら他の4つの指を自由に動かすっていうのがすごくやりやすい。
なのでコントロールをしながらキーを押すときに指の形がおかしくなるとか手の形がおかしくなるっていうのがすごく起きにくいっていうのが一つというか、自分が一番このKinesisのキーボードを使っていて気に入ってるところです。
2つ目はマクロとかリマップの機能がキーボード自体についてるんですね。最近は自作キーボードのファームウェアでも同じことができるんですけど、キーボードそのものにリマップの機能がついてるので、OSでいじる必要がないっていうのが結構いいところです。
なのでキーボードだけ持っていったら同じキーバインドをどのマシンでも使えると。持っていくことがなかなか難しいんですけど、そういうメリットがあります。
3つ目はカーソルキーであるじゃないですか。上下左右に動く。あれがホームポジションを維持したまま押せるんですね。人差し指と中指をずっと下に下ろしてきたところにその4つのキーがあるんですけど、
これ普通カーソル移動って皆さんEmacs Bindとかでやってると思うんですけど、コントロール押さないで押せるんだったらその方が良くないですかっていうのをすごく思っています。
自作キーボードのコミュニティだとレイヤーキー、レイヤーを分けるっていう考え方をしてホームポジションのままカーソル移動できるようにするみたいなことがされるんですけど、そのまま何も考えずに押せるなら押せる方がいいじゃんっていうふうに自分は思っています。
それに関連してなんですけど、キーの数が多いっていうのは自分はこのキーボードのメリットだと思っています。
覚えられる範囲でかつホームポジションから大きく手を動かすことがなく押せるキーが多いキーボードっていうのが自分は好みなんですよね。
だからコントロール押せながらやればいいとかレイヤーキーで切り替えて押せばいいっていうのはもちろん一つの考え方としてあるんですけど、そういうことしなくても押せるんだったら押せた方がいいじゃんっていうのが自分の中にはあって、
なのである程度キーが多いんですけど、それは結構好きなところの一つだったりします。
あとは、形からして特徴的なのがくぼんでるっていうところについて言うと、キーボードのキーってみなさんどういうふうに打ってるか、指の動きとかわかりますかね。
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結構上から叩いてしまうパターンっていうのが結構ある気がするんですけど、くぼんでいるので、上から叩くというよりは指の曲げ伸ばしを使って押し込むみたいな押し方をすることが多いんですね。
なので叩くっていうような行為はあまりしないんで、指は楽かなって自分は思ってますね。
そういうのに関連してなんですけど、人間工学みたいなものを自分は勉強する気があまり今のところはないんですよね。
だから自作キーボード、自分で自分に合うキーボードを設計するみたいなのをあまり信用していないんです。
信用していないというか、自分がそういうモチベーションがあまり持てないっていうのがあるので、
基本的にはちゃんと専門なことをやっている会社がちゃんと作っているやつを使うのがいいでしょうという判断をして、今はこういうキーボードを使ってます。
最後メリットなんですけど、これめちゃくちゃ話のネタになるっていうのがあって、知らない人が見たらなんじゃこりゃって大抵なるので、
そこから触ってみますとか、こういういいとこがあるんですよとか、そういう話ができるんで結構いいなって思ってます。
メリットはそんなところですかね。
よくないところを挙げていくと、一番最初は大きいってところですかね。
小さい方がいいかっていうとそうでもないとは思っているんですけど、持ち運びは結構しんどいので、
今だと出社したり家でやったりっていうのが日によって変わってくるんですけど、
明日会社に行くからじゃあ持っていくかみたいなのは結構大変っていう感じですね。
あとは手の形とか指の長さに結構打ちやすさが影響するので、合わない人は本当に合わないと思います。
自分は合う方なんで良かったと思うんですけど、例えば親指が短いと多分キーすげー押しづらいだろうなとかあります。
なので結構合う合わないは人を選ぶキーボードだと思いますね。
ただ最初から最初にやってみて合わないっていうのはちょっと頑張ってみるといいと思ってて、
かなり形が変わるので今までと同じ打ち方は多分できないと思います。
なので練習した上でそれでもこう指の動かし方がやっぱり自分の指と合ってないっていうのであれば、
それは合わなかったんだなって思ってもらうのがいいかなと思います。
良くないこと自分はあまりないのでまぁそんなとこですかね。
でじゃあ最後にFAQですね。よく聞かれることっていうのもやっぱりあってそれを伝えておくと、
これあの一度これを使ったら普通のキーボードに戻れないんじゃないかみたいなのがよく言われます。
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普通に打てますかって聞かれるんですけど自分は打てます。
ただ打ちにくいキーボードっていうのはありますね。
打ちやすいキーボードはあのラップトップのキーボードでラップトップのキーボードに手を置くと多分脳のモードがもうそのラップトップのモードになるので指の動かし方とかは普通のキーボードと同じになります。
逆に混乱するのは分割キーボードであの多分肩幅の広げ方とか指の置き方みたいなのでなんか自分の脳はどっちのキーボードを使ってるかを判断してるっぽくて親指を使おうとしたりっていうのが結構ありますね。
うちだとチョコ60っていう自作キーボード一応1個持ってるんですけどこれを使おうとすると結構打って頭が混乱しますね。
あと重要なデメリットが一つあって今めちゃくちゃこのキーボード高いんですよね。
私が買った当時は10年ちょっと前なので今のHHKよりも安いぐらいの金額でした。
それを十何年使ってるんで実質無料っていうやつですね。
あとは数年前に自作キーボードの流れでキースイッチが好みのやつが見つかったのでキースイッチを全部取り替えるっていう大工事をやったんですけど
それを踏まえても実質無料ぐらいの範囲では使えてるかなと思います。
ただ今買うかっていうと自分はちょっと悩んじゃうかなって思いますね。
試し打ちができる場所がほとんどないっていうのもあってリスクが結構高いと思います。
はいじゃあそんな感じで良かったこと、良くなかったところ、あとよく聞かれることみたいな話を今日はしました。
今年実はですねこのKinesisから新しいキーボードが出ます。
Advantage 360っていう名前でKinesisが分割されたキーボードがついに出るんですね。
これが一応夏から秋ぐらいに一応販売、一般販売予定っていうことになっているので、
もし興味ある方だったり今使っているKinesis使ってるよって方は買い替えを検討するといいんじゃないかなと思います。
今日はくんさん一人でキーボードについて少し話してみました。
一人だったのでね好きなことを話そうと思って話したんですけれども、たまにはこういう回があってもいいかなと思います。
じゃあ今日はこれで終わろうと思います。
バイバイ