神田神保町という昔から中華料理屋さんの多い町に、 5月21日にオープンいたしました餃子の肉太郎。
私もオープンから1週間ぐらい経った頃にですね、ランチタイムに行ってまいりました。 まずね入って入り口の方に券売機がございまして、餃子定食。
これが標準の6粒で、あとは選択肢は1.5倍っていうですね、 9粒ダブルトリプルとありまして、トリプルになりますと6×3の18粒となっております。
その他にドリンクメニューが並んでおります。 私はね、餃子トリプル定食とゆかりソーダを選択いたしました。
定食を頼んだ方はですね、冷蔵庫の方から好きな小鉢のお惣菜を1つ選んで着席いたします。 このお惣菜を選べるシステムがね、とてもいいなぁと思いましたね。
お店の雰囲気としては定食屋さんみたいなさっぱりとした感じで、一角にですね、生命室がございます。 まあ入り口から入って目の前のところなんですけどね。
このお店の売りは4立てと言ってですね、 打ち立て、引き立て、包み立て、焼き立てにこだわりがあるのだそうでございます。
注文してから皮を伸ばして包むとかではなくて、おそらくね、前日の夜か当日の朝とかに小麦粉を練って皮を伸ばして包んでというね、冷蔵庫に入れて準備しているのかなというふうに思いますね。
で、注文を受けてから1人前ずつですね、焼き上げていきますけども。 トリプル頼んだので3人前が出てくるのかなぁと思ったんですけど、
まず1人前が出てきて、それが食べ終わったら次のひと皿お願いしますと言って、ひと皿またもらってても3回やるっていうですね。
トリプルっていうのは3食分出てくるんじゃなくて、2回おかわりが来ると。そういったシステムでございました。
なんでね、このめちゃくちゃ暑い状態の餃子が出てくるんです。焼きたてがポンと出てきます。
ただね、この焼きたてなんですけど、餃子全体にちょっとラードがまとったような感じで出てきましてですね。
すぐ食べるとちょっと味わかんないなってぐらい暑いし、結構油が多いなって感じがしました。
なんで少し冷ましてからですね、お酢とかつけてさっぱりさせて食べていくと、ちょっとこの餃子の味がよくわかるようになるのかなぁというふうに思うんですね。
で、その感じるのがですね、まず第一歩、小麦粉の味ですね。この小麦粉はですね、北海道産の強力粉、北の香りを使っているそうでございます。
皮のコシがね、とても強い食感があります。
他にですね、私が今まで食べた北の香りを使った餃子としては、天心坊スイカさんですね。
このスイカさんという、天心坊スイカさんというお店から取り寄せた餃子で食べたことがございますけども、
このスイカさんの場合もですね、やっぱり皮のコシはしっかりしてるなぁと思ったんですけど、
このスイカさんと肉太郎さんの違いをね、ちょっと思い浮かべて考えてみると、
ちょっと肉太郎さんの餃子の方が皮が荒々しさを感じるって感じがしますね。
これなんとなく説明しづらいんですけど、なんていうかですね、皮がゴワゴワっていう感じですかね。
寝かせて落ち着かせるとしっとりとした滑らかさみたいなふうになりやすくなるのかなぁと思うんですけど、
本当によく寝てそのまますぐ焼いているような状態ですと、やっぱり皮のゴワゴワ感っていうんですかね。
荒々しさみたいなのはね、感じるなぁっていうふうな感じがしましたね。
で、あとラードで焼いていらっしゃるんで、結構ラードの香りがすごい強いんですけども、
このラードの風味とこのゴワゴワの組み合わせがね、肉太郎さんらしい食感というか風味になっているような気がしました。
個人的にはこのゴワゴワ感がもうちょっと落ち着いてくるとさらに美味しくなるのかなというふうに思うんですけども、
で、ちょっとラードがね、何回か焼いたラードもちょっとまとり着いている感じがしましてですね、
胸焼けがちょっとするかなーって感じがしますかね。
人によってこのゴワゴワ感とかこの脂っぽさが好きっていう方もね、いらっしゃると思います。
実際ね、他のお客さんも人生で一番美味しい餃子でしたって言ってらっしゃる方もいましたんで、
こういうのが好みの方もいらっしゃるんだろうなというふうに思いますね。
好みがね、分かれるところかと思います。
なので私個人的には次に行ったらちょっと炊餃子食べてみたいなと思いますね。
炊餃子であればですね、この表面のつるんとした感じにもうちょっとなって、
これまた風味変わってくるのかなと思うんですね。
あんの方は名前の通り肉肉しいですね。
肉太郎さんという名前の通り肉肉しくてですね、
粗挽きした豚肉とニラの実というね、シンプルな構成でございましてですね、
シンプルさはね、これはこれでいいなと思うんですけども、
このゴワゴワした食感というか、ゴワゴワとした皮とこの粗挽き肉のダブルのコシがね、
口の中で反発してくる感じがしますね。
その食感もね、ありましてですね、一皿で結構お腹満腹になる感じがしますね。
変な癖もないので、そのまま食べても美味しいと思いますけど、
やっぱこの油の強さとかはですね、
お酢を多めにかけた方がというか、
お酢につけた方が美味しいのかなという風には思いましたね。
宅上の方にですね、通常のお酢とか香酢とかもありましてですね、
あとゆかりがありましてですね、
私はお酢にゆかりをパッパッパッとかけて、
それで餃子をトントンとつけながら食べていったんですけども、
この辺がですね、やっぱりちょっとトリプルってなってくると、
ガンガン飽きてくるというところがありまして、
ここで出番なのが、最初に選んだお惣菜でございますね。
このお惣菜によってもうちょっと味が変わってくるね。
個人的にはこのお惣菜トリプルだったら、
お惣菜2つぐらい選ばせてくれないかなという風に思ったりもするところなんですけども、
このお惣菜をどれを選ぶかによって、
肉太郎さんの餃子の体験が変わってくるんだと思うとですね、
次に来た時にはどのお惣菜を取ろうかなみたいなことをね、
考えるっていう楽しみもあるのかなと思いますね。
なのでこのお惣菜システムですね、
お惣菜を選ぶシステムはよくできてるなと思います。
この店で肉太郎さんを作った人がどんな人なのかっていうのもね、
ちょっと調べてみました。
オレンジページの学校というサイトにですね、
オーナー東山博紀さんのプロフィールが出ております。
1986年生まれ、東京農業大学醸造科学科を卒業後、
人材派遣会社を経て柴田書店に転職し、料理の知識を深める。
その後、汁なし担々麺専門店担担タイガーを創業。
現在は株式会社マジでうまいの代表取締役として、
東京都大某所で会員制レストランを主催。
飲食業のレシピ開発も行っている。
2025年5月、餃子の肉太郎を人房長に開業。
年間400件以上の飲食店を食べ歩き、
日本一マニアックな料理ブログクッキングマニアックを運営。
フロア数は7万人を超えるということでね、
この日本一マニアックな料理ブログクッキングマニアックとかですね、
東山さんのツイッター、Xアカウントを拝見しますと、
いろんな食材に関心があったり、
科学的なおいしさの分析もあったりしてね、
なかなか面白いですし、
実際今でもですね、お忙しいと思うんですけど、