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2025-04-11 05:32

2025年4月11日銅版画のはなし

今日は銅版画のはなし #声日記

サマリー

最近、彼女は完全に健康を取り戻し、スケートや銅版画に復帰できることに喜びを感じています。銅版画の技法や環境についての課題も語られ、今後の活動に期待が寄せられています。

健康復帰と活動再開
実後の経過観察状態だったんですけど、今日病院に行ってきまして、もうほぼ完治ですってことで、これ以上の通院は必要ないですってことだったので、やったーって感じですね。
スポーツの方も完全に復帰していいよって言われたので、思う存分スケートしたいと思います。
あとそれからですね、しばらく手術とかあって、お休みしてたんですけど、銅版画の方にも再び復帰できるということで嬉しいですね。
銅版画はですね、家にプレス機を置いてるので、家で印刷はできるんですけど、版を作るのに薬剤を使うんですね。その換気ですね、換気が必要になってくるんですけど、その環境がね、まだ整えられてなくって、家ではちょっと難しいんですね。
なので版を作るときは美術館の市民講座に行ってます。家でも換気ができるようにするか、どこかのアトリエを借りるか、今洗濯を迫られている感じです。
昔の売れっ子版画家はホテルに缶詰だったりとかしたことがあるらしくて、薬剤を使わずに銅を直接掘るっていう方法とかあるんですけど、それだけで作品を作ってたりするので、技法を変えればね、できないこともないんでしょうけど、薬剤を使ってね、腐食をするんですよ。
その版があって、銅のプレートがあって、それに溝を掘っていくんですけど、その溝を掘る掘り方が、手で直接自分の力で掘るか、薬剤に浸して腐食の力でね、自分の代わりに掘ってもらうっていうやり方をするか、みたいなところがあって。
自分の力でやると、高確率で私腱鞘炎になっちゃうんですよ。手首の力が弱いのか使い方が悪いのかわかんないんですけど、腱鞘炎になっちゃうので、なかなかその技法だけでするっていうのはちょっと難しいです。
私はいろいろ組み合わせてやってるので、一部ね、そういうふうに自分の力で掘るっていうのもやるんですけど、全部それだけでってなると手首が死んじゃいますね。
版画で面を掘るって時に、どうやって面の部分を作るかって、私全然やる前は想像つかなかったんですけど、松柳を使うんですよ。
アクアチントっていう技法なんですけど、私ね、それがね、すごい好きなんですよ。技法が好きっていうのもなんか変ですけど、神秘的な空間がふわっと現れる感じがして、すごい好きなんです。
銅板に松柳を振るんですよ。細かい、ほんと細かくした松柳を振って、振り方もね、いろいろ機械を使ったりとかあるんですけど、松柳を振ると、銅板の上には松柳で覆われている点の部分と松柳で覆われていない点が現れて、
その松柳で覆われていない点が払拭をされる、覆われている部分は払拭をされないっていう、その印刷でも、よーく細かく拡大していくとドットがあるじゃないですか。印刷されている部分と、されていない部分と、それを松柳で表すみたいな感じなんですけど、その技法がね、私すごい好きなんです。
松柳の方も目視ではちょっとわからないぐらいのつぶつぶで、もしかしたらルーペで見ないとわからないぐらいかもしれないんですけど、もし銅板が見ることがあって、うっすらグレーだったりとかちょっと黒い部分があったら、もしかしたらその、よく見たらそのつぶつぶが見えるかもしれないですね。
それの一つ一つが松柳で作ったつぶつぶの跡かもしれないですね。
銅板がね、もうちょっと気軽に始められる環境が揃うといいなと思ってるんですけど、どんどんね、環境的には悪くなってて、大学とかでももうね、版がなくなってたりするんですよね。
割と大学に大きいプレス機があったりとかするんですけど、それがもうどんどん廃棄になってて、そのプレス機もらえていませんかとかいうことが起こったりとかしてるんですよね。
もしお近くにね、銅版ができるところがあったら、ちょっと一度体験でもやってみたらいいかもって思ってます。
自分で絵が描けなくてもあの、模写とかもね、できますし、油彩を模写して版画にするとか、そういうのをやってる人もいますね。
最後はちょっと銅版画のお誘いで終わりたいと思います。ありがとうございました。
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