2025-06-10 24:21

#42 これからの農業について考える/収穫体験/農家さんに負担ない方法

群馬をみんなで盛り上げたいと思い始めたPodcast番組🎤
運営は群馬の地域貢献コミュニティGALYEAのGoziとKota🌟

群馬の人はもちろん、群馬県外の人にも聴いてもらいたいです。
GALYEAではDAOを用意し、県外からも群馬の地域活動に参加しやすい環境を整えています。
このPodcastではGALYEAの活用方法や現状も理解してもらいやすいように情報発信していきます。

GALYEAの進捗状況を発信しているXがあります。
フォロー宜しくお願いします。
https://x.com/Gozi202409

Summary

最近、農業に興味を持つ学生が増えており、収穫体験を通じて農業の未来を考えています。高田さんは農家の負担を軽減しつつ、新しい農業の形を探る必要性を語り、コミュニケーションの重要性を強調しています。今回のエピソードでは、農業の未来や収穫体験について深く考察されており、特に副業としての農業の可能性や農家への負担軽減について議論されています。リスナーはこれからの農業のあり方について考えるきっかけを得ることができるでしょう。

00:01
はい、始まりました。群馬を盛り上げるPodcast、パーソナリティー農工児童。
はい、コウトです。
よろしくお願いします。
はい。
農業に興味を持つ学生たち
今日はちょっと農業をテーマに話をしたいと思うんですけど、その背景としては、最近農業をやりたいという学生さんが結構連絡くれることが増えまして、
高崎経済大学のその先っていう企業をテーマにした団体があるんですけど、そこの学生さんが、最近、新館とかでも1年生も増えたりして、
今回連絡くださった方は、農業の収穫体験を高校生向けにやってみたいということで、
2人いるんですけど、1人は秋田出身で、農業が身近にあった環境で育った方で、高齢化が進む秋田県、このままだと担い手が少なくなってしまって、農業が衰退してしまうから、
担い手不足に悩む秋田県だけでなくて、全国の農家さんがその課題共通なので、日本の農業をつないでいくために何かできないかという、そういう思いで収穫体験を考えたようです。
もう1人の方は青森出身で、青森で親戚の方が稲作やられているみたいで、その方も後継者が、稲作もいなくて、悩み苦しんでいる人がいるんじゃないかという、農業を良いものにしていけないかという思いから、
それを高校生の時から思っていたようで、今年大学に入って、同じ心出しを持つ大学生に高崎経済大学で出会い、それで今回その2人から連絡があり、この課題を解決したいという、なんかすごいビジョンを感じて、
ぜひ高田さんにおつなぎしたいなと思ったんですけど、今日のポッドキャストのテーマとして、本当に大学生の方も農業について関心を持って変えようとしているっていう、そういう人が増えてきている印象はあるんですけど、
実際農業をされている高田さんの視点から見た、これからの農業だったり、課題面もあると思いますけど、一方で高田さん、メタバーとかも取り入れながら、新しい農業を取り組んでいると、課題面だけではなくて、これから農業ってなんかもっと面白くなるんじゃないかなっていう、プラスの面も見えていることもあると思うので、
最初、冒頭、高田さんのこれから農業どうなっていくんだろうみたいなの、ちょっとお話伺ってもいいですか。
はい、そうですね。これからの農業。
高田さんが思う、理想的な農業でもあり、課題的な農業も。
具体的にすると、いろいろ多分、いろいろありすぎて、いろんな農業っていう枠組みの中にいろんなやり方だったり、野菜だったりとか、いろいろありすぎるので、
一言でこうとは多分、ちょっと言い切れないのがあるので。
でも、興味を持ってくれる人とかはすごい増えてきていると思うので、
逆に、それこそ農業に携わっている人たちは、そういう農業をやってみたいっていう人に向けて何かできることを考えたりとか、
提供とかしたりとか、かといって、難しいですね。
農業を始める人が今まで増えてなかったっていうのもあると思いますけど。
興味を持ってくれるのは嬉しいけど、そこから、農業にやっぱり生産を最終的にはしないと、農業に興味を持ってくれて、そこで終わっちゃっても何かもったいないというか、変わらない気はするので、
そこからちゃんと農業をやって、生産性を上げるっていうところを上げて、
自給率だったりとか、賄えたりとかっていう仕組みをするまでが何かゴールというか、なのかなっていう。
興味を持って終わり、収穫体験をして終わりってなると、逆に例えば農家さん、農家さんに負担になる可能性も何か出てくるなって、ちょっと思いました。
みんなが興味を持ってくれるのはいいんだけど、そこで収穫体験をちょっとしてみたいなっていうだけで終わっちゃうのだと、もちろん農業に興味を持ってくれて体験してくれるっていうのは良いことなんですけど、
生産者としてしっかりやってる人たちにとっては、もしかしたら収穫体験だけして、それで終わっちゃって、
農業をやる側にとっては準備とかだったりとか、作業の計画だったりとか、全部天気とかそこの野菜の状態とか、そこから薬産とかをしているので、
そこで収穫体験だけしたりですみたいな感じで、もちろん収穫体験をして回している方とかだったら全然いいんですけど、今まで普通に農家として生産というか栽培している人たちにいきなりアプローチとかをしちゃったりすると、
これはそれで大変なのかなっていうのを、そこを上手いくらいにつなげて、お互いがウィンウィンになれるっていうのを作れれば全然問題はないと思うので、その辺も考えた方がこれからいいのかなっていうのをちょっと思いました。
そうですね、これから農業をやりたい人が増えてきて、農家さんにアプローチする人が、今回の件もそうですけど増えていくってなったときに、農家さん側の負担になってしまうと、やっぱり農家さん側も受け入れづらくなってしまうし、
特に今回こういう高崎県立大学の学生さんが連絡ありましたけど、なんかそれを農家さんになんかオンブに抱っこでやるというよりは、むしろ学生の方々がさっき甲田さんおっしゃったように、その販売するところまで、ちゃんと売れるところまでを一個描ききって、
そこに向かってスケジュール、逆算してスケジュールして、それに向かって農家さんの負担をできるだけ最小限にしながら農業を挑戦していく。その中に収穫体験っていうのが一個組み込まれているけれど、それが全部、すべてではないという収穫体験が一つの家庭の中の1カテゴリーみたいな。
なんか聞いた話なんですけど、他の聞いた話の農家さんなんですけど、収穫体験をしたいっていう人がある農家さんに来たらしくて、でもその農家さんは遊びじゃねえんだよって言って、言ってる方もいたみたいで、やっぱこう人によって何ですかね、ちゃんと仕事としてるから、
そこからなんかちょっと体験にしたいですみたいなぐらいの気持ちとかで来ちゃうと、やっぱりそこの管理だったり、やっぱりどこまでOKとか、どこまで収穫していいとかそういうのもあるので、やっぱりその辺をちょっと考えていって、もちろん広がるのは嬉しいんですけど、この辺も考えた上で実行するのが一番いいのかなと。
そうですね、もう本当にこうださんおっしゃる通り、やっぱり農家さんが本気でやっている職場みたいなところに入っていく側が礼儀も必要だし、そこに対して、なんだろう、その次のアクションがやっぱり明確にないと。
農業以外の就職体験って、そこに就職するかどうか決めるためにはその職場に行くみたいなのがあると思うんですけど、農業って多分そこに就職するとか関係なく体験できるものとしてカテゴライズされているから収穫体験っていう枠が。
だから。
人によってはちょっと甘く見えられちゃうみたいな、そう思っちゃってもなんかしょうがないみたいな、ちょっと思うんですよ、自分もなんか。
そうですよね。農業がなんか収穫体験が入りやすいからこそ、そこで終わっちゃうっていう、もったいないと。
しかもこの時代的にも米農とかがあったりとかで、それをきっかけにちょっとやってみたいんですっていうのがこう、
増えちゃうと、農家さんにとってはまだかみたいな感じで、何かなりえそうな気もしちゃうので、やっぱりそこの、もちろんそういう課題というかこういう想像があったからこそ、
ちゃんと農業に取り組んで、最終的にはこうなりたいんですっていう、そこまでちゃんと熱意があって、ちゃんと継続的に自分なりの思いがあって、
だから来たんですっていうのがないと今後もちゃんと解決というか、できないんじゃないかなっていうのはやっぱりありますよね、農家側から見ると。
そうですよね。これを機に、農家さんが負担、理想は負担ほぼない、ゼロに近い形で、だけど新規就農者というか農業やってみたい人が挑戦できてうまくいったみたいな事例を今回、
今、甲田さんとであり、ガレアとであり、一緒に何か作れたら高崎経済大学であり、何か作れたらこれからのそれこそ今日テーマこれからの農業っていう話ですけど、本当これからの農業にあたって新しい人が入る入り方ってこういう形が理想だよねみたいなのを、
もしうまく作れたらすごい良いですし、何かそこを目指すべきだなっていうのを今日甲田さんと話しながらすごい思いましたね。
コミュニケーションの重要性
こうやってコミュニケーションを農家さんとフラットに取れる場というのが、私と甲田さんはもう付き合いも長いですし、話せるから当たり前のように話ができてる感じはするんですけど、でも多分農家さんと一般の人がコミュニケーション取る場って、もっと何かそのコミュニケーションが多分取れてないと思うんですよ。
思ってることも多分言い合えなかったりとか、逆に言い合っちゃうとさっきの農業は遊びじゃねーんだよみたいな感じで、コミュニケーションが遮断されてしまう、多分言われた方はもう農業やらなくなると思うんですよ。
これって何か本当コミュニケーションなんだろう、ロスというかコミュニケーションミスというか、それが何か今幸いにもここがしっかりコミュニケーション取れてるからこそ、今回挑戦する人が本当に挑戦したいという思いがあるならばできる環境があると思うし、それが本当は他の農地というか農家の方とか、
農場所でもできれば農業の未来につながっていきそうですよね。
そうですよね。やっぱり自分の今のトマトの先輩とかの方が、JAと連携出荷とかもしたり、こういう個人経営で一からやったっていう経歴とかもあるんで、
自分がそこまで自分はできてないけど、でもなんとなくリアルの農家さんの状況は知ってるぐらいの感じだからこそ、自分が入り口になって、
どこまで収穫体験を、農業に携わりたい人がどんな感じで農業をしたいのかっていうのを自分のところでお話とかして、
別の農家さんに紹介するとか、通していくとかっていうのができれば、スムーズに生きるのかなと。段階的に。
いいですね。こんな話しやすい農家さんいないですよ、普通。
神田さん、トマトは先輩と一緒にっていう形だと思うんですけど、ベビーリーフは本当に一から一人で取り組まれたじゃないですか。
どうやって育てたらいいかわからないところから1年目いろいろ試行錯誤しながら、しっかり形ができるようになって販売して、
味も認められて八百屋さんに卸したりとか、そうやって着実に一人でもやり続けて形にできた農家さんでありながら、
フレンドリーに接してくれる農家さんって多分あんまり今の特に20代でいなかったからこそ。
まだ仕事としてできてない、ベビーリーフのほうが仕事としては本業としてはできてないからこそ時間があるっていうだけで、
多分それが本業になったら忙しくて、逆に多分対応できないと思うんですよね。
利益があんまり出てないからこそ、いろんな方に畑の状況とか見せたりとか、体験とかは時間を汲めたりするんですけど、
それが本当にベビーリーフががっつり本業でベビーリーフだけで稼がなきゃいけないってなった時に、
収穫体験を初心者の方と一緒にしてる余裕は多分ないなっていう。
そうですよね。
逆にこれはこれで、今の状態スタンスのほうがいろんな本業やりつつ副業やりつつみたいな分散型でできてるので、
農業のスタンスとキャリア
逆に大規模農家さん、大規模農家を目指したいっていう方にとっては多分自分のやり方はお勧めできないと思うので、
そこもどうやりたいのかっていうのが明確になってないと、もちろんつなげられないですし、
実際にその人がどんな感じで農業をやりたいのかっていうのは決まってないと農業もできない、経営とかができないのかなと思うので、
この人はどういうスタンスでやってるんだろうっていう、それこそ自分のスタンス、ベビーリーフやりながらトマトやりながらみたいな、
どういうキャリモデにつながりますけど、どんな感じのキャリアでやってるんだろうっていうのを収穫体験、農業やりたい人がそこを理解しないと、
ベビーリーフでトマトもやりながらできるんだみたいな感じで入っちゃうとちょっと危ないかなっていうのもあるので、
その辺も理解というか一緒に考えたりとか学んでいきながら、どんな感じのスタンスで農業をやってそこで利益を得ていくのかなっていうのも、
なんか考えております。本当にベビーリーフだけでやってるっていう感じで見られちゃうと、
実際にベビーリーフやったときに全然、今販路とかほとんどないので、
お金は全然もらえないので、それでいいなら全然いいんですけど、そこから本業とか探して、
プラスでちょっとやるぐらいの方とかであれば全然いいんですけど、
がっつり本業とかってなっちゃうとまたちょっと見方が変わるので、その辺も含めてぜひちょっと。
そうですよね。がっつり農業という方法もあれば副業で農業的な形でやる場合もあれば、
それどれが正解というよりはその人のどういうスタンスでやるかっていうのが大事ですよね。
そこに合わせた農業を取り組んだらっていうので、それに対しての今回相性がいいのかどうかっていうところですし、
高田さんと今回の高崎県大学の学生さんもそうですし、他のこれから農業をやりたいという人との目指しているところがどういうところかによってだいぶ
一緒にやった方がいいのか、それとも他の農家さんとやった方がいいのかっていうのも変わってくると思いますし。
変わってきますね。農業の課題解決とかをするのであれば、本業で農業をやってしまうと
本業で稼がないといけないっていうのがまずあるので、そうするとそこからプラス課題解決っていうのは
なかなか今見てて難しいなっていうのも感じるので、それこそ自分みたいなスタンスで副業で農業をやって
お金も稼ぎつつ環境にいい農業みたいな感じで課題を解決していくみたいなコミュニケーションを作っていくみたいな
そういうのだったらやりやすいかなとは思うんですけど。
農家への負担軽減
そうですね。
そういうスタンスを自分なりに考えて、かなり本当に時間と計画とか多分本業になってくると大変なので、
それを先輩を見ているので。
いや、小田さんがそういういろんな農家の方を見ているからこそ見える視点だし、
今回の高崎大学の学生さんたちにもこれから聞いてみたいですけど、どういうところを目指していくのか。
今LINEでメッセージやりとりしている感じだと、高校生とか大学生もそういう農業に関心ある人たちを増やすことで、
これからの人手不足の解決をしたいという点で言うなら、その副業的な農業で最低限の収益で継続できるための収益基盤と
自立した農業というのを農家さんに頼るではなくて、自分たちができるというのを最低基盤で作りつつ、
でも忙しすぎて本来の目的を達成できなくならないような時間の余裕を持ちつつ、
大学生ということで多分学業という本業もあるので、そこの時間も確保しつつできるものというのを
多分目指していくというのが、今後もしやるとなった場合は狙うところなのかなという思いと、
それと合わせて考えるべき、農家さんへの負担を極力なくすというのも今回取り組めたらいいなと思ったので、
本当に河田さんの迷惑、邪魔にならないような、負担にならないような形で逆にこっちから提案と、
この前伺った農地の場所を使っていいよというのを、逆に僕らがデザインをしっかり考えて、
使わせてもらえたら、新しい取り組みができたら、活用自体はこれからどんどんしていかないと
開いてしまった土地だけが増えていきますもんね。
そうですね、場所にもよったりとかするんです。それこそ農業メタバースで知り合った農家さん、別の県の農家さんなんですけど、
自分自身は農地が開いてて借りられたんですけど、そのお話をしたら、うちの県じゃありえないって言われて、
どんどん土地は建物に変えられちゃって、余ってる土地とか無かったりとか、全部買われちゃうみたいな。
そんなことも起こってるんですか?
そこに恵まれてるねって言われて、あ、そうなんだっていうの。それも他の県の方とお話しして、
自分もそこで知ったりとかしたので、本当にはこの状況がありがたいんだなっていう。
確かに、場所によってはどんどん建物が建って、農業の場所しかない。
そうですね、農地がバンバン余ってすごい農業やりやすくなるんだみたいな、ちょっと楽観的な考えもあんまり良くないんだなっていう。
本当にありがたく使わせてもらって、ちゃんと生産して還元をしなきゃなっていう思いにも。
確かに、土地が使えるという。貴重ですよね、土地っていうのが。
そうですね。
ありがとうございます。時間になったので、そろそろ聞きたいと思うんですけど、相当貴重な話を聞けたので、
内容、今日は結構、よりフォーカス絞った話になりましたけど、
リスナーの方々の中にも、農業をこれから興味関心を持っている方もいると思うので、
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それではまた来週もよろしくお願いいたします。
24:21

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