1. 後藤さんはラジオでもひとりごと
  2. スランプとか、伝えたかたとか..
2019-04-20 10:59

スランプとか、伝えたかたとか、表現とか。

伝えるって、難しいよね。
00:04
すいません。書けないんです。書けないんです。この先の、この原稿の先の、笑顔が見えないんです。
どんな言葉を紡いでも、どんな仕掛けを作っても、ばせーばかりが、僕の頭の中をぐるぐる、ぐるぐると回って、書けないんです。
とりあえず、スランプをテーマに、軽く、ひとり芝居というか、ひとりごとというか、思いついたセリフをそのまま喋ってはみなんですけど、
まあ、私の場合は、基本的に趣味でしかやってないので、スランプって言っても、要するにその間、書かない時期が発生するっていうだけの話なんで、その辺気楽だと思うんですけど、
どうしてるんでしょうね、それが職業のかたって。
どうして唐突にそんな話になっちゃうかっていうところなんですけど、
少し前に、今年やりたいこととかそういう風な話を地元のコミュニティラジオ局でメッセージ部に出した時に、
中戦記念日あたりに戦争関係の話を創作できたらいいと思ってるけど、それはもうなんでもできてないっていう風な話っていうのを書いたのがちょっといまだに頭の中引きずってまして、
というのも、もうすでに半世紀越えて4分の3に近づいてきようと、4分の3世紀に近づいてこようとしているわけですよね。
第2次世界大戦、教科書には載ってて知ってはいるけど、どういうことがあったかっていうのが知らないっていう人が大半なわけなんですよね。
03:14
僕も知らない世代で、当然ながら僕の父や母も知らない世代、おじいちゃんおばあちゃんも存命ではないんですけど、一応時代としてはかかってはいるっていうところですね。
そこまで立っちゃうと、物語の裏付けになる時代背景が全然変わってきちゃってる。
3劇を伝えるっていうのは、もちろん私も大切だとは思うんですけど、そのまま伝えたところでわかるかどうか。
だから、戦争の資料とかを見てわからないって書いてる人も正直な気持ちだと思うんですよね。
だからその折り合いをどうつけるべきなのか、正直自分自身もわからないまんまなんですよ。
なんで、過去に書いてるのを見てると、本当に関係のないところに着地して持ってきて逃げてるって言ったら微妙は微妙なんですけど、
そういう風な感じの流れで文章を書いてることが多いなっていうか、2つか3つぐらいしかブログの中に見つからないんですけど。
じゃあちょっとその中で、広島関係のお話ですかね。
特に広島関係というよりかは正直よくわかりませんっていう、どちらかというと僕ら寄りの流れですかね。
06:10
ちょっとそれを今回朗読してみようと思います。
945年8月6日。
このお話は作者の主観に基づくフィクションです。
戦争の難しいところって、その惨劇が発生した後じゃないと悲惨さを判断できないところだと思うのよ。
年こそ存じ上げないが、私たちには原爆ドームという名前でしか記憶のない広島県産業奨励館の写真を見ながら女性は言った。
実際これだけ年月が経っても理解できてない人もいるでしょ。
1945年の今日、この写真の場所に今まで見たことのないような爆弾が落とされ、すでにもう67年近くこの後長崎にまた違うタイプの同種の爆弾が落とされ、日本ではそれ以降戦争というものは発生していない。
あくまでも日本では、なのですが。
そのエリアではそれまでの爆撃機の襲来が少ないということはあったにせよ。
その時代、空襲は日和三半地、もちろん帝国軍についても敵国軍に対しても同種の爆撃を行っていた。
この2箇所に落とされた爆弾がそれまでのものと違う点、それは未だにそれに関連すると思われる死亡者を出している点ではないかと思う。
同時、あの辺は安全と考えられていたからね。
広島の彼の疎開先のあたりが米軍の新型爆弾で攻撃されたって聞いたのは、弟のように可愛くなっていたから、そりゃ恨みますよ。
ただ、私はあれからまだ彼のお骨も見てないし、その時その場にいませんでした。
他の方が怒り狂っている中で、何か実感がわかなくて、冷静というか、何と言うんでしょうか。霊学の人間なのか、よく悩みました。
09:11
教科書の上の話しか知らない私としては、何に例えてよいのかはよくわかりませんでした。
ただ、霊学というのはむしろその時代のことで、当たり前のこととして考えられていた常識や教育の内容までがガラッと変わってしまったという時代を経過することとなります。
あの時代、狂気だったのは、日本だってアメリカだって同じです。
もし、何か時代が違って立場が逆だったとしても、似たようなことが起こったかもしれません。そればっかりは私にもわかりません。
ただ、条約にも違反している、理学説にあたるような爆弾を使ってしまったことは事実ですし、大切なのはこの惨劇を再び別の場所で起きないようにしっかりと検証することじゃなかったのかと私は思うんですけどね。
結局、変わってないんですね。日本もアメリカも。
そう私が言うと、その女性は苦笑いをして、軽くなずいて、
これ、2012年ですね。
さて、次回配信までにモヤモヤは解消されるか、たぶんしないでしょうね。また次回お会いしましょう。
10:59

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