こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は3月1日配信です。
春が近づいてきますね。
暖かいでしょう。まだちょっと寒いかな。
今日、衣良さん、あんまり自分の方にPRしたがらないんですが、ここ、目の前に不死鳥少年、これ例のあれですよね、毎日新聞で連載していたもの。
これがついに出たということですけど、やっぱり結構分厚いですね。
そうですね。やっぱり10ヶ月くらい連載しているので、もう500ページ近くあるのかな。
これ、でも楽しみにしていましたけど、内容はもちろんですけどね、この想定、ずっと、ど忘れしちゃいましたけど。
望月峰隆さんですね、漫画家の。
今回も書いてくれてですけど、これ、連載ものを本にするときって、多少過失修正ってやっぱりあるんですか?
ちょこちょこありますけどね。
はい。
僕の場合は、あんまり大幅に直るってことはないですね。
ただ、足りないシーンが1個あったんで書き足しているのと、あとは細かな細部の直しですかね、文章表現上のっていう。
今、読まれるべき3.10、東京大空襲の物語ということで。
東京大空襲の小説って、意外とないんですよね。
言ってましたよね。
エッセイとか式とか、いっぱい残ってるんですけど、小説で正面から取り上げているのは、これがほぼ初めてじゃないかな。
なんでなんで。やっぱりみんな、他の原爆とか、沖縄戦とかそっちに。
そうですね。あとは、リアルにそれを体験している人たちがいるんで、世代的になかなか書きづらかったんでしょうね。
そういうことなんですか。
でも、そろそろそういう人たちもどんどん亡くなってしまうので、きちんと書いておいた方がいいかなっていう感じで書きましたけど、いやでも、楽しかったですね。
楽しかったってまさに言葉出てきましたけど、やっぱり戦争の話を書いたり、戦争の話を聞くと。
うん。
どうしても外から見ると、ちょっと重かったり、苦しかったりっていうふうな、先入観なんですけど、井田さん、楽しかったって感じ。
前半の3日間が、軍事工場で毎日働いてるんですけど、仲良しの少年たちの普通の暮らしがあるんですよね、下町の。
そういう部分を書いていて、いきなり最後の夜の3時間の大空襲がやってくるんで、それが全体の3分の1ぐらいあるんですけど、その対比を描いている感じっていうのがなかなか。
はい。
なかなか盛り上がりますよね。
そうですよね、ほんとその細かい描写も含めてですけど。
うん。
なんかね、連載で読むのもよかったけど、こうやって一冊でまとめて読むっていうのも。
うん。でも本当に、あんまりあれですよね、時間のあるときに読まないとしんどいかも。
うん。
夜、ベッドに持って入ると、朝になるみたいなパターンになってしまいますから。
そうですね。だからまあ、井田さんね、たくさんのそういう意味では、もちろん小説なんで、フィクションを書いてきましたけど、これ書いててどういう感じですか?
まあ、フィクションはフィクションですけども、限りなくノンフィクションにしっかりというか。
うん。でもやっぱりこれは、なんていうのかな、時代にちゃんと残したいなっていう感じはしましたね。
うん。
あの、読んだ人は多分、東京大屈指がどういうものであるかっていうのは、一生忘れないでしょうし、できればそれこそ長編アニメーションにして、3月とか夏とかに毎年オンエアされるようになるといいなと思いますね。
うん。
まあ、それぐらいのポテンシャルはもう十分あるので。
うん。
これがね、もちろん素晴らしい本なんですけど、あれは空襲のシーンがちょっとやっぱり少ないので、本当の大空襲がどういう空気感だったのか、どういう世界だったのかっていうのは、これはよくわかると思います。
うん。
少々ね、アンディ・タケシの東京大空襲。
はい。
毎日新聞出版から、ぜひ皆さん手に取ってみてください。
はい。
さあ、そんなイラさんが、今日も恋愛の相談とうとう来てますけど、これ始まる前ですけど、この幅の広さは何なんですかね、イラさんの。
いや、たぶん、好奇心のあることをただやりたいだけなんですよね。みんなそれぞれ自分の商売でこれをやると、読者にウケるっていうのがわかると、ずっとそれをやるんですけど、でもそういうのがなんかちょっと退屈で嫌だなっていうのがあるわけですね。
そういう意味では昔から、なんていうの、誤解をさせればこだわりがない。
うん。自分がその時に面白い、これは素晴らしいと思うことを淡々と小説にできればいいなっていうだけで、これが得意だからそれだけやるっていうのはちょっと、どうなんでしょうねっていう。
うん。
はい。さあ、今日はですね、こんな質問をいただいています。3月最初の質問です。24歳の女性からです。
はい。
こんにちは。いつも楽しくポッドキャストを聞いております。長年付き合っている彼氏がいるのに別の人に恋をしてしまいました。
彼氏に全く不満はなく、今でも毎日連絡を取り合うほど仲良しで、お互い愛し合っていることもわかっており、今後も結婚前提に付き合い続けていくつもりです。
大好きな人がいるのにもかかわらず、別の人に恋をしてしまった。
はい。
彼氏は自分の身に起こってしまったことに戸惑いを隠せないでいます。新しい人と一緒にいる時間や連絡を取る時間がとても楽しい一方で、罪悪感もあります。
新しい人とは何とか理性的に友達としての関係を続けていきたいと思いますが、愛しい人がいる傍ら、新たな恋をしてしまうこと、またその折り合いの付け方についてイラさんはどう思われますか?
ええ。
恋はロジックではないことも、魅力的な人に惹かれてしまうのは道理であることも理解はしていますが、ぜひアドバイスをお願いします。
何か似た質問も来ているので、一緒に紹介します。
今度は36歳の男性から、石田さんは結婚してから好きな人ができましたか?私は結婚して8年です。昨年身近に好きな人ができました。ただ、向こうに気持ちがなかったので片思いで終わりました。今好きな人ができた場合、どういう気持ちで生きていけばよいでしょうか?
やっぱりあるんですね、皆さん。
これはみんなあると思いますよ。それこそ恋愛小説の永遠のテーマだし、結婚しても好きな人ができるというのはしょうがないんじゃないですかね。
うん。
ただ、24歳だからね、この彼女の場合は。結婚もしてないし、それはそれで新しく好きな人ができた恋が始まったっていうのは仕方ないし、いいことなんだと思うんですけどね。
この彼女は当然結婚してないし、彼氏はいるけど、その好きな人も結婚してないのかな。
それはちょっとわかんないですね、この文章だと。
わかんないですよね。
どうでしょうね。
まあ、なんとか理性的な関係を続けていきたい。そんなことできるのかな、うまく。
理性的に友達としての関係を続けていきたいと思うってことは、まだそれ以上は表面的には進んでないってことなんでしょうね。
そうだけど、多分これはもう相手にも伝わっているし、そのうち、そうだな、この人にはじゃあまた半年ぐらいしたら次のご相談を聞きたいですね。
そうですね。
でも、こういうことが起こること自体はもうしょうがないんで。
うん。
何か悪いとか、不倫は犯罪だみたいなこととは別に、もうしょうがない、認めるしかないんじゃないかな。
ていうか、もう起きちゃうもんは起きちゃうわけですもんね。
そう。いやだからね、これ人類学の本で読んだんですけど、女性がセックスをするときに声を上げるのはなぜか。
うん。
あんな無防備な状態で声を上げたら、天敵に見つかって襲われる可能性も高いのになぜか。
はい。
例えば今、妊娠する準備ができているので、今この人とはしていますけど、他のオスの人も来てねっていうための声じゃないかって言われてるんですよ。
そうなんですね。
だから生き物ってそういうものなので、そういうその原点を考えた上でこういうことも考えた方がいいんじゃないですかね。
もちろん社会性を作るとかモラルの話は後からできてくるんですけど、生き物の一番原初の部分にはそういうものがあるという。
なるほど。
まさにこの方理性とか折り合いって言ってますけど、その現実はさておいて、その前にそういうものが本当にあるってことですよね。
そうそうそう。だからそう考えると不思議ですよね。今、恋愛とか全然しない人がたくさんいるじゃないですか。
はいはい。
お付き合いもしないし、恋愛もしないで30歳40歳になるっていう。
ええ。
でもそういう人よりは、例えばこういうことで、ちゃんとステディーな相手がいるけど新しい声が始まって悩んでいるっていう方が、
うん。
ずっと生き物として素晴らしいし健全だと思うので、あんまり自分を責めずに生きていけばいいんじゃないかな、そのまま。
そうですね。
ただ、相手にはうまくバレないように頑張ってほしいですね。
一方でね、状況似てるようでですけど、男性も結婚して初めて。
でもこれも一緒なんじゃないかな。
起きることは一緒ですよね。
結婚しているかしていないかっていうだけの差で。
まあまあ。
なんか、そうですね。しょうがない。