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こんにちは、ゴリゴキャストです。今日は、ウィルパワーっていう本を読んで、なかなか良い感じだったので、その話をします。
ゴリゴさんが、図書館でなんか予約したから、これ取ってきてみたいな感じで頼まれて、何も知らずにその本をもらってきたんだけど、
見たら、なんか面白そうだったから、合間を見て、はるなさんも読んでいたっていう。
すごい簡単に内容を紹介すると、意思の力、意思力というものは、なんかね、筋肉のように疲労するもので、その意思の力が衰えてくると判断の能力が下がる。
だとか、自分の感情をうまく制御できなくなる、みたいなことを研究した分野のことについてまとめた本って言ったらいいのかな。
結構古い本?
そう、2011年ぐらいに日本で出ている本で、もともときっかけは、あのね、決断疲れっていう言葉を、普段見ているNESLABOっていうニュースレターかな、それで決断疲れっていう言葉が書かれていて、
ディシジョンファティーフ、すごい面白いなと思って、それについていろいろ調べていると、毎回毎回そのウィルパワーっていう本が参考文献として上がってくるんだよね、調べれば調べるほど。
で、これは読んでみようと思って調べたら、なんかどうやら絶版なのかどうなのか、Amazonではもうその新品を購入することができなかった。
で、本が古いので電子版も出ていない。図書館を調べたら出てきたので、読んでみましたっていう感じで、正直2011年の本、2010年、11年とかの本で、古い部分はある。
特にそのウェブサービスみたいなものを事例に出して、なんか今時はこういうふうに意思の力を節約できるみたいな例えとかそういうこともあったりするんだけど、その部分に関してはもうなんかちょっと時代が違いすぎて参考にならないみたいなことはあったりはするんだけど、
おおむねなんか良い本だった。これは真似したいなというか学びたいなっていう要素素材はすごいいっぱいあって、大体は確かにそのおっしゃる通りですねっていうような内容だったんだけど、個人的にね1個すげー面白かったのが、疲れてくると自分の感情の反応というもの、感情の動きというものは大きくなるらしいんだよね。
なんかその嬉しかったり悲しかったり怒ったりっていう感情って、疲れるほど感情が大きく触れるっていうのは、言われてみるまで分かんなかった。なんか感覚と逆のような気がしたんだけど、よく考えてみると確かにおっしゃる通りだっていう感じで。
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じゃあさ、疲れてた方が楽しいこととか嬉しいこといっぱい感じるってこと?
っていうことでもあるらしい。ただ感情が大きくなって疲れてくると感情の制御がしづらくなるんだよね。で感情の制御がしづらいということはすごい簡単に言うとすぐ怒るようになるんだよね。
で、このフォントの中でも例えば書いてあったりするんだけど、夫婦2人ともフルタイムで働いていて、家に帰ってきて疲れた状態で、例えばその会議というか今後どうしようかみたいな話し合いをしても、大抵の場合はお互いが喧嘩になって終わるから、そうじゃなくて休みの日の元気がある朝に話した方がいいみたいなこともあったりするし。
確かにその意志力が衰えた状態、消耗した状態というのは自分は明確にイライラしやすかったり怒りやすかったりするなあっていうふうに思うし、それを制御するって確かに感情が大きく反応しているんだなってことはなんか言われてみるとそうだっていうことが納得できてね。
まあその意志力というものが人間には有限で、一日朝起きたとき満タンで、そこからいろんなことを選択とか決断していくことに、そのMPだよね。
それがね、どうやら今までずっとそういうことについてMPという表現をしていたんだけど、やっぱねMPだと俺は正しくないとむしろ思った。
MPって残ってさえいれば呪文は唱えられるでしょ。
ただそのこの本に書いてあるのはそのMPという意志力が少なくなってくると、例えば面倒になって決断をしないとか間違った決断をしてしまうとか、やっぱね筋肉なんだよね。
使えば使うほど疲れていって動かすことができないわけじゃないんだ。
でも例えばその負荷が高い運動をしようとすると、もう筋肉が疲れているから動かすことができなくなってしまうし、減ってくれば使えば使うほどどんどん能力が衰えるっていうの。
決断をする能力だったり決断をしようとする力、足が疲れた状態だと歩きたくなくなるじゃん。
それも疲れてくると決断をしようとしたくなくなるとかっていうのですごく似ていて、ものすごい無理をすればできなくはないんだけどどんどんやりたくなくなるっていう感覚があって、
今までずっとそれに関してはそのMPで例えるとわかりやすいよねって思っていたけど、大きな意味では間違ってないけどなんかちょっと正確じゃない表現だなってこれを読んで思うようになった。
さっきの例で言うとさ、例えばあと10MPが残っていれば10の魔法は唱えられるっていうのと、10しか残ってないけどそれを全部使ったらもうすでにヘトヘトだから10すらも唱えられなくなってしまうみたいなそういう感じ?
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そうだね、なんかそういう感じがする。だからその残りMPがいくつとかではなくて、やっぱ疲れてくるっていうのがなんかそういう感覚なんだなって。
で、その一番疲れるのがやっぱ決断らしいんだよね。その細かなことで我慢するとかなんかつまんねぇ話を聞くっていう段階で我慢しているし、夜朝、朝に起きたくないのに起きようとするっていう時点でもうやっぱ意思の力を使って起きるという決断をしているし、
なんか決断という目線とか意思の力っていう目線で考えるとなんかねめっちゃやっぱすざまじい量の決断をしているなーっていうことを思い知らされて、そこに関して例えばどういう対策をすればいいとかこういうことをしたらその意思の力を節約、そもそもその意思の力というものを使わない工夫というものもすればいいみたいな話も出てきていたり、
読み終えたばかりなので、すごくちゃんと全部のことを普段ですね、ブックカタリストではこの後この読んだ本について1週間とか2週間時間をかけて書いてあったことを自分のノートにまとめてどういうふうにしゃべろうかっていうのを整理した上でしゃべっているんだけど、今回はそこが読み終えた直後なので結構自分がやっぱり言語化がきちんとできていないなっていう感じはするんだけど、
今、多分7章全部で10章ぐらいあって、7章ぐらいまでアルナも読んだところで、後半はなんかあんまり別に一番最後なんか結論のとこだけ読んだらいいよって言われたから、残り3章飛ばして先にその結論のところを今読んでるって感じなんだけど、
書いてあることはすごくどれも面白い、面白く読める本だなっていうのが一つと、あとはそれとは関係ない本で、最近読んだ時間を増やす思考法っていう本があって、その本の中でもそのウィルパワーが引用というか、こういう本で書かれている意志力の話っていうのが出てきてて、ちょうど読んでたからつながって面白いなっていうのを思った。
まあちょっと古い本なので、逆に言うとそういう新しい本で参考に引用されていたりとかも多いだろうし、分野としてやっぱ多分その結構有名な本、日本でどの程度その有名になったのかわかんないんだけど、そういう他の情報とかを調べてみる限りでも割と有名でその業界に影響を与えた本なのではないのかなっていう感じがした。
ただね、その本当に結論というか極論を言ってしまうとですね、最後のまとめさえ読めば全部事足りるっていう感じで、まあ大体どういう本でもそうなのかもしれないんだけど、1章から10章まであったんだけど、最後のそのまとめみたいなところをがっつり読み込めば、そこにほぼ全てが凝縮されているっていう感じはしていて、結論?
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大体この手の本のさ、やっぱりよくあるやつがさ、1から10までがなんていうの、こういうことがある、こういうことがある、こういうことがあるっていうなんか事例がいっぱい紹介されていて、最後の方にじゃあどうしようっていうのでこうまとめてあるっていう感じなのかな。これがそういうフォーマットなので、時間を節約したいなら、そのじゃあどうしようかだけ読んでしまえば、大体エッセンスはつかめる。
最後のところを今読んでて思うのは、ちょっと凝縮されすぎてて、個々の事例とかさ、過去にこういうテストがこうこうあって、こういう結果だったからこうみたいな、その過程みたいなところが全部省かれてるっていうか、それを読むために1章から10章までがあるんだと思うけど、そこが全然ないとちょっとつまらないというか、
結論だけを最初に読んで、これでもうおしまいってしちゃうと、あんまりそのこの本の面白さっていうのはわかんないかも。
それはあれか、やっぱ俺が10まで読んだ上で結論を読んだからそう思ったってことだよね、きっと。
その1から10までの事例だったり、こういうサンプルとかこういう話みたいなその関連付けみたいなのが一切なかって、結論のとこだけをパッて渡されて、はいこれですって言われて読んでも、あんまりなような気がしてる。
何にしてもその習慣化とかセルフマネージメントとかそっち方面を、やっぱ何て言うの、根性でどうにかしようというのはもう完全に時代が違うじゃん。
で、その意思の力というものは限られているということを知ったりだとか、節約するっていう考え方をしたりだとか、
例えばで言うとそのやっぱねご飯の根立て決めるのに、毎日の根立て決めるのに意思力消耗するってなんかこれ結構嫌だなと思って、
最近は例えばそれに関して言うと、何て言うの、まあレパートリーが10ぐらいあるとして、もうその10のご飯レパートリーずっと使い回し続ければそんでいいやと思うようになってきていて、
もうほぼ毎週カレーにして毎週豚生姜焼きにしてみたいな、なんかそういうシンプルなものでもういいなって結構考えが変わって、考えが変わったじゃない、そういうふうに思うようになってきたりもしていて。
少なくとも1年以上前、1年ぐらい前からその毎食サラダを食べるっていうふうに決めて、1品がもうサラダ固定になったっていうのはかなりその根立てを決めるその意思力はめっちゃ少なくて済むようになったきっかけでもあると思う。
他にもさ11歳とか、どいよしはるさんがお勧めしているやつなんだけど、11歳っていうテクニックがやっぱそのご飯ってやっぱ作ることの大変さはもちろんあるんだけど、それ以上に苦痛なのがやっぱ根立てを考えることだっていうのは世の料理を作っている人ほぼ全員がきっと同意してくれると思うんだけどさ。
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やっぱそこで何ていうの意思力を消耗してしまうのはちょっともったいない。それは今度違う本の話にもなってくるんだけど、晴れの料理と毛の料理っていう概念で、なんか日常の料理で消耗するのはあんま嬉しくないことで、もちろんご飯というのは生きることに直接つながるので、
特別な日に特別な料理を時間をかけて作るということに間違いなく価値はあると思うんだけど、やりたくもないことで苦労するっていうのはやっぱ間違ってるよねっていうのはすごく思っていて、そういうところでもそういえば最近読んだ本とかでそういうふうにもつながったりもするね。
ま、まとめると意思の力っていうのが消費消耗するもので限りがあるものだって知っておくことがやっぱ一番重要なのかな。
多分意識を向けるだけでも結構変わるよっていうのはずっと多分書かれていて。
ダイエットがなぜできないのかとかダイエットするにはどういうことをしたらいいのかっていう目線のことも書かれていたりだとかもしていて、やっぱあの根性でどうにかしようなんてことは嫌だよなって思うんだったらぜひ読んでみるといいと思うんですがちょっと入手するのがめんどくさい。
そうだね、電子もない、本屋さんでも新品がもう手に入らない。
アマゾンで売ってないだけでちょっと詳しくはわかんないんだよね、その絶版になっているかどうかみたいなのはちゃんと調べていないので。
まあ何にしてもあとですね、このまま何もなければ近いうちにポッドキャストのブックカタリストの方でこの本についても話をしようかなと今のところ計画しております。
じゃあもっとこう読み込んでブックカタリストでもっと深く語るみたいな?
そういうふうに語ろうと思いますので気になる方はゴリゴさんと倉下さんという人と2人でやっているんですがブックカタリストというポッドキャストもぜひ聞いてみてください。
まだウィルパワーの話はしていませんという感じですかね。
あとはるなさんはiPadワーカーズというポッドキャストをだいたいゴリゴさんと一緒にそれも毎週何曜日だったっけ?
木曜日配信もしているのでよかったらそっちも聞いてみてください。