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2019-12-13 33:50

仕事力を上げるのに重要なのは「計画」ではなく「記録」 記録が「なぜ」重要なのか 【佐々木正悟さんにインタビュー】]

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「計画を立ててもいいことはない」と語っていた佐々木さん。

じゃあ何が重要なのか、って聞いたら「記録」だとのこと。

記録が果たしていったい全体どういう風に「役に立つのか」

個人的にも「記録はいいものだ」とは思ってますが、こういう風になんで役に立つのかというのをここまで納得できた話は他にはないなーという感じでした。

名作(自画自賛)

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こんにちは、ごりゅごキャストです。今日は、ビジネス著作家の佐々木翔吾さんを招きして、仕事術についてのお話というのを続いて伺ってみたいと思います。
佐々木さん、簡単にですが、自己紹介をお願いいたします。
はい、佐々木翔吾です。紹介いただいた通り、ビジネス著作家として、50冊ぐらい本を書いて、今日に至っています。よろしくお願いします。
何度かコッドキャストにもゲストとして出てきていただいていて、今回も言ってみれば、この前の続きみたいな感じで、
佐々木さんにいろいろお仕事のやり方みたいなのを聞いてみたいと思うのですが、個人的に前回で一番印象に残っていたのが、計画なんて立てない方がいい。
計画を立てても無駄だっていう感じのことを言ってたと思うんですが、その話をちょっと掘り下げてみたいなと。
そもそも計画というのはやっぱり無駄だと思っていますか?
無駄というか、立てない方がベターだと思ってはいます。
計画を立てない方がベターだと思うに、昔からそういうふうに思っていたという感じですか?
昔と言っても、一番最初にタスクシュートの話をすれば、タスクシュートを使う前は無駄かなぐらいに思っていて、
さらにずっと昔で学生時代まで遡るとすごく有益だろうと勝手に思っていた時代もあります。
実はちょっと前の段階で、いつぐらいからそういうことを思うようになったかみたいなのはちょっと伺っていたんですが、
少なくとも佐々木さんが会社で働いていた時代には、計画なんて立てない方がいいとは思ってなかったというふうに伺ったんですが、そうですか?
会社員だった時っていうのは、つまり私が24歳ぐらいだったと思うんですけど、計画を立てればうまくいくんじゃないかという期待を持っていた時代はその頃ですね。
一番強く持っていたのが大体そのくらいだったと思います。
その頃はいわゆる計画っていうのを立てていて、計画通りにやろうと思っていてっていうことをやってたってことなんですよね。
当時ですね、iPhoneとかもまだなくて、ポケットPCというものをですね、Windows CEみたいなのでデジタル手帳を使ってたんですよね。
そこにまさに計画っていうものをそれに作って会社の仕事を進めようと目論んでました。
話の流れからすると大体推測できるんですけど、うまくいかなかったというか失敗したという感じなんですよね。
要するに計画通りにいかなかったという意味ではうまくいかなかったことになりますね。
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計画通りにいかなかったというのがデフォーム。
計画を立ててた時代ではそうですね。
その頃はまだやっぱり計画というものは良いものだというちょっと雑な言い方なんですけど、良いものだと思っていてやっぱり計画を立ててたわけなんですよね。
いや良いものだとは正直言って思ってはいなかった。ただ計画を立てることしか考えつかなかったんです。
仕事のやり方としてその計画を立ててやるということしか思いつかなかった。
そうですね。計画を立てずにやるっていうことは選択肢として頭に昇ってなかったし、一番多分これがうまくいくだろうと思ってたのが計画を立てるってやり方で、
ただ成功したことがないわけだからこれが大変良い方法だとそう確信していたこともないわけです。
それしか知らないからそういう方法しかないだろうと思ってそうしていた?
それがうまくいったらいいだろうなと思ってそうしてました。
実際具体的に例えばその計画を立てるみたいなのはどういうことをやってたんですか?当時のお仕事ってどんなことをしてたんですか?
当時はですね、私は携帯電話を貸している方がお金を払ってくださらなかったケースにおいてその携帯電話番号ごとにどういう風にお金を滞納されているのかというのを
数年分についてまとめるというのが、1ファイルにまとめるというのが仕事でした。紙のファイルですよ。
人の情報があってその人についてのことをファイリングしてまとめる。
そうですね、その人について何もかも分かっているわけじゃないので調べたりしてどこに住んでいるのかとかそういうところも一応書いて
支払わなくなるに至った経緯をまとめていくっていう仕事でした。
それをその1日何件かやってくれっていう感じで支払ってそのファイルみたいなのをまとめて会社に提出して一仕事完了という感じですか?
そう、それがだからつまり1日に例えば最低でも3件多ければ10件とかを期待されている感じで僕は大体少なくとも5件ずつやっていけばいいかなぐらいな
1日5件というのは結構フルタイムが全部使い果たすぐらいの時間にはなった。
で、その頃の計画っていうのはどういうことをどういう計画を立てていたっていう感じなんですか?
一番ざっくりとしていた時はもう仕事を始めたばっかりの頃は毎日5件ずつやるっていうそれを計画と呼べるかわかんないけど
毎日5件ずつやれば例えば18日で90件が終わるみたいなそういう計画を立ててました。
そこからじゃあもうちょっと進歩してくると計画っていうのがなんか変わってきた感じですか?
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例えばですね人によって調べにくい人とか調べやすい人とかはいて
例えば外国人の名前で取られている方とかもう引っ越してしまった方とかの調査をするのを先にするとか
そういうこと細かなことっていうのかなその人その人の経緯を調べたりどのファイルを先にまとめるみたいな計画も後の方では立てるようになってきましたね。
言ってみれば1個の仕事が全然見積もりというか実際にかかる時間は全然違うっていう感じですか?
そうですね1件1件について金額も違うし経緯も変わるし1個した回数とかでも違ってくるので
1件1件の見積もりはすごく読みにくいものではありましたね。
ってなるとまあやっぱ言ったら計画ってめっちゃ難しいんじゃないかって思うんですけど
そういう場合の例えば熟練してきた頃の佐々木さんの計画ってどんな感じだったんですか?
結局熟練してきた時にやり出すことっていうのは難易度ごとにまとめるということになったりするんですよね。
難易度が高いファイルと難易度が低そうなファイルに分けて高いファイルをある日少なめにやって低いファイルを多めにやるとか
あと調査っていうのは実際に調査に歩いてごめんなさい調査に出かけて行ったりすることもあったので
それは調査をする日とかそういうものも1ヶ月の中でどの日に調査に行ってそのファイルをまとめるみたいなのが
だんだん複雑に日程を組み始めるそういうことをやるようにだんだんなっていきました
そのファイリングする人っていうのはちょっと前提の話になるんですけど
何十人いる中で今日はこれをやるっていうのはエラー分ですか?
エラー勝手には振り分けられるんですか?
1ヶ月の最初にまとめて100冊ぐらい渡されるんでその中からは選べます
でその100冊ぐらいを何人かでじゃああなたはこれ私はこれみたいな感じで分担する?
そうではなくて100冊まとめて1人に渡されます
100冊まとめて渡されて例えばじゃあ今月はこれだけやってほしいみたいな感じで
でそれを見て計画を立ててでも実際計画はあまりうまくいかない
結局例えばですけども出かけると決めている日に会社内のミーティングがあったりして
それに派遣も出ろみたいな出なくていい時もあれば出なきゃいけない日もあったりして
そういうふうにしてですね想定と全く違うことが頻繁に起こるので
結局は立てても立てなくても変わらないんじゃないかぐらい意味のないものにはなってます
例えばなんですけどじゃあ今計画を立てなくてもいいという感覚で
今月100冊やってくださいって言われたら具体的にはどういうやり方に変わったっていう感じなんですか
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具体的には今だったらですね1冊1冊やる記録を詳細にたぶん残していくだろうなと思います
当時全くやっていなかったのがその部分ですね
やったことの記録を残すっていうことが当時は全くやっていなくて今だったらやる
そう今だったらそっちしかやらないと思いますね
そっちしかやらない
もともと何年か2年ぐらいですけどそれでもこれをやるようにやっていて
つくづく分かったのは例えば一見のファイルが優しめだとかハードルが高そうだとか
当たりをつけても実際にはその当たり通りのわけではなかったので
極端に言うとどれからやってしまっても同じだったとしか言いようがないので
そういう計画は一切たぶん立てないと思います
立てる時間ってのがそれなりにかかってたし
たぶんその時間は明らかに今思えば無駄だったとしか言いようがないです
今だったらそのか立てる計画を立てる時間も実際にそのファイリングをするという分類の仕事をやっていた方がはるかに効率がいい
時間当たりの処理数で言えば当然そういうことにはなると
感覚として何パーセントぐらいがそういう計画として無駄に使ったっていう感覚ですか
それはちょっとわかんないけど5パーセントぐらいですかね
まあでも5パーぐらいは佐々木さんにとってやっぱり大きいと思います
そうですね無駄になったと思えば大きいと思いますね
じゃあ当時は例えばその5パーセントの計画の時間で100人渡されて
こうざっと見てこの人は簡単そうこの人は簡単じゃ難しいかもしれないみたいに分類をして計画を立てて順番にやったっていう感じだと思うんですけど
今だったらそこはなんて言ったらいいんだろうもうランダムにいきなり始めるっていう感じですか
まさにそうですねまず間違いなくそうすると思います
何も考えずに100冊あったらじゃあ一番上にあるやつを取り出してそれをその実行する
そうですねそれしかそうですねはい
そこから記録を取るっていう言い方をされてるんですけどそこをもうちょっと掘り下げると
具体的にどうするってことなんですか
例えばですけれどもあれですね気がついた記録に残したいものをただ取っていきます
これは人によっていろんな考え方があると思いますけど
自分の場合は一番記録に残したいと思うものをただ片っ端から記録に残していって
例えばその時に当時はですね都市の地図を前林さんなんだと思うんですけども使ってたんですけど
それはすごく詳細でまだ非常によく覚えてるんですが
すごい詳細だったなみたいなのを感じたらそのことを書いたり
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あるいはですね今日は4件やりたいと思うみたいなことも気持ちのことなんですけども
思うってことを記録に残したりそういうことをしていくと思います
今やっていることはその一人目の人のファイリングという記録があった上で
前林の地図はなんか大変良いと思ったっていうことを記録して
今日は4件ぐらいやりたいなって思ったことを記録して
っていうことをひたすら繰り返すという言い方でいいですかね
そうですねそういうことをひたすら記録したりします
で許されないと思いますけども許されるんであれば
その時の地図の詳細さを写真に残すとかもしたいとは思います
今の佐々木さんだったらそういうことを記録に残しておきたいと思う
間違いなく残しておくでしょうね
実際例えば出かけて行ってその人が住んでいたとされる地域に出かけて行ったり
お家まで訪問したりするっていうその道順とかも記録すると思うし
その時に見た風景とかも写真に残すと思います
そういうものを記録しておいてもうあの身も蓋もない言い方なんですけど
変わりますか何が変わりますか
記憶の内容が変わります記憶の細かさが変わります
記憶がより細かく記憶できるようになる
記憶内容の精度が高くなる
記憶の内容の精度が高くなるということが良いこと
そういうことが仕事ができるようになるってことだと僕は思っています
それは俺の感覚からすると間がめっちゃ話が飛んでいるような気がするんですけど
なぜっていう聞き方でいいんですかね
多分ですけども料理が上手な人は料理のスキルを記憶しているはずですし
泳げる人と泳げない人って一番僕の中では明快な違いがあるんですけど
泳げるようになった人っていうのは要は泳ぎ方を記憶できた人で
でより早く泳げる人というのはより細かい記憶が水泳に関する身体の記憶なんですけど
それがより詳細になっているはずなんだよ
それをするために水泳とかアスリートはみんな記録を残してるんですよ
これをやればいいと思います
多くの場合仕事の場合はやっぱり言語で記録することが多いから
記録というものを言語でできるだけ残すことによって記憶が高まって
それによって仕事の能力が上がるという意味でいいんですかね
そうそういう意味です
記憶が上がれば仕事ができるようになるっていうので
料理ならなんとなく想像はできた気がするんですけど
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同じことが仕事でも言えるんですかね
いやむしろ僕は料理と比べてどっちかってことは言えないかもしれないけど
仕事の方が記憶ってのが物を言う分野だとは思います
何でかっていうと料理は多分大抵の人が身を見真似であっても
子供の時から何かしらの形でやり方を見て知ってるはずなんだけど
仕事は僕がやったファイリングだって
あの日会社に行って見たのが生まれて初めてでした
であれを記憶するところから全てが始まるのであって
記憶力が上がんないことには多分仕事ってできるように一切ならないと思います
でそこを普通の人という言い方は変なんですけど
普通はそこに記録を取ろうとしないから
記憶できることが少なくなってしまい
能力が上がりづらくなるっていう認識なんですかね
一つには記憶が定着するのに時間がかかるので
その都度その都度やることを思い出そうとする
その部分だけでも結構努力を要すると思うんですよ
でも同時に記録をしないってことは
これを覚えておかなければいけないっていう風に思ってるモチベーションが低くて
当時私が会社員でやってた時がまさにそうなんですけど
この処理をする計画の方にばっかり目が行っていて
要するに今やっていることから目がそれちゃってるんですよね
未来に向かって目が行っちゃってる
だからこの状態がずっと続いていると記憶にはやるから残ってくんですけれども
すごく残っていくコンテンツの量も少ないし
記憶の精度も悪いので時間がかかるんですよ
そうすると上達しないまま水泳の練習させられている子どもみたいに
モチベーションが落ちていくんですよ
これが一番僕は今は避けたいなと思うことです
極論を言ってしまうとそこを記録をすることによって記憶の能力が上がるっていう言い方ですよね
結局視点が今やっていることに向かうわけですよね
記録しようと思うとそれに集中するしかないので
その後ろに向かうんですよね
記録したことに目線が行くので
こういうふうに今から少し後ろに常に自然が定まっているのが
僕は一番仕事に集中する上でいい状態なんじゃないかなというふうに思ってます
計画を立ててしまうと未来のことばっかり気にしてしまうので
そこが良くなくてそうではなく記録をすることで
今やったことに意識を向けて可能な限りという言い方なのかな
そういうこと覚える努力覚える記憶をする努力をした方がいい
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記憶をする努力ってのが結構辛いので
だから目線を今やっていることと過去に釘付けにすることで
ある程度自然に記憶に残っていく程度を増やしていきたいということで
いくら未来に目を向けておいても未来には何にもないので
何一つ頭に残っていかないと思うんですよ
目線が記録と今やっていることに集中していれば
少なくともやっていることが目に映ってくるので
そうするとその目にはコンテンツが入ってくるじゃないですか
より多めに意識が集中するっていうのかな
今やっていることに意識を集中させてやったばっかりのことに
意識を集中させた方が記憶には確実に残りやすいんですよね
その量を増やすことの方が何にもない未来を見つめているよりは
だいぶこう生産的だろうと思います
本質的に重要なのは何て言うんだろう
記録をした結果というよりも記録をしようとすることで
今に集中できるということの方が重要という意味と捉えていいんですかね
今っていうのが僕のイメージでは点ではないので
一瞬先の未来と一瞬過去ぐらいは含むので
もうちょっと長いな
1、2分先と10分ぐらい前までを含んで現在なので
そういう意味で現在ってところに意識を合わせたいっていうのは
そういう意味ですけれども
できれば記録を
記録で現在に集中するっていうよりは
少し過去を同時に含むって感じはあります
じゃあちょっと具体的な話になるんですけど
記録をすることは重要なんだけど
その記録っていうのは基本的に見返したり
っていうことはあんまりしていない
しなくても別にいいと思っているって感じですか
記録を見返すっていうのが
いろんな意味を含んじゃうと思うんですけど
例えば後で何かをしなければいけないというタスクを書くのも
僕に言わせれば記録なんですよね
だからそれを見返さないと後でしなきゃいけないことが
見落としてしまうので
そういう意味でざっとにせよ
1日経ったら1日分の記録を一応見ておく必要は
あるんじゃないかなと思います
それをしないと言われたことをせずに
帰ったりすることになってしまうので
それを避けるためぐらいには記録を見返すと
あとはもう必要になることが必ずありますから
仕事をしていれば
仕事をして必要になったときに
該当する記録を読み返せれば
つまり読み返せる状態を作り出しておくっていうのが
大事かなと思ってます
極端な言い方になるんですけど
前輪の地図はすごく詳細だったっていうのは
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記録しておくことは大事だと思うけど
別にその記録に関しては
佐々木さんの中では大して重要ではない記録だという
言い方なんですかね
いやそれはそうではないです
これは結局何が大事かはわからないってことを意味してます
で前輪の地図がすごい詳細だったっていうのは
僕の中では結構こう
当時の記憶としても
鮮やかに残ってるんですね
だからそれは大事だったんですよ
でその時の前輪の地図の雰囲気を思い出すと
仕事をどういうふうにしていたかを思い出すんですよ
一緒に
よく筋トレでどんなに特定の場所だけを鍛えても
他の場所も一緒に鍛えられてしまうっていう話があるんだけど
それとちょっと似ていて
とにかく記録を残しておくと
その記録周辺の記憶を必ず一緒に思い出すようになるんで
それがつまり仕事に関する全ての記憶を含むんじゃないかなと
そういうふうに思ってます
だから前輪の地図が詳細だったということは
極端な話他人から見た俺にとっては
そんな情報はどうでもいいんだけど
やっぱり佐々木さんにしては
その文字だけじゃない価値があるから
その記録を取っておいて
それにその地図その記録を見ることで
当時のことが思い出せるっていうことも含めての記録の価値がある
そういうことになります
それが仕事のにせよ何にせよですけど
記録を取ることの意味かなと
だからそういうふうに
一種の目印がつくことで
全体の再構成をしやすくなる
それが狙うところですよね
結局それを翌日以降に持ち越すことで
記録に残ってるから持ち越せるんですけど
持ち越すことで翌日以降
全く同じ全く同じじゃないけれども
似たような仕事をするときのレベルが
自然と上がっていくはずっていうことです
大げさな言い方すれば
それさえやっていればうまくいくと言える感じですか
私の感じではこれを何よりもしておくべきだと
そういう感じです
じゃあもうちょっと
実際にどういうことを記録するのかみたいなのを
できれば具体的な感じで
現代に当てはめて聞いてみたいんですけど
例えば今で言うんだったら何がいいのか
佐々木さんのセミナーを開催する場合
世間一般で言う計画みたいなものを立てないと
この日に会場を取って人を集めて
その日までには必ず話すことを決めないといけなくって
っていう意味で
一般的に計画がなくしてはできなさそうな
ニュアンスがあることなんですけど
そういう場合ってどうやってやりますか
実際にセミナーはやってるんですけど
要するにセミナーでは今おっしゃったように
会場を取るとか人を呼ぶとかありますよね
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だから会場とかも思いついたときに会場は取るし
人を呼ぶっていうのも基本的には思いついたときに
思いついたときってのはつまり何かしらが頭に
頭の中でアラートが鳴ったので
そのタイミングで人を呼んだりも
告知をしたりもします
それは別にその何日までにやらなければいけないから
何日にやるみたいなそういうふうには私は捉えない
要するに実行するよりも前であれば原則は良くて
しかも計画するってことは先のほうの日程に
それを送ってことなんだと思うんですけど
そういうことはしないですよね
どうしても今日中にできないなら明日することにします
例えばなんですけど今が12月10日で
2月10日ぐらいにセミナーをやろうと決めたと
決まったという言い方をしたほうがいいのかな
決まったとします
場所を取るみたいなことは実際にはいつやるとか
どうやるっていうふうに想定されますか
いやもう今日やります
今日空いてる場所を探してもうそこでやる
はいそうします
今の今の今で言うとPodcastを話しています
できないですよね
そういうときっていうのはどう対処しますか
今日はだから書いておきます会場を取ると
だからつまりこれは記録なんだと思ってるんです
会場を取るっていう記録をして
その記録は見返さないといけないですよね
言ったらそのやろうと思ったことなので
基本的には私は記録を見返したくなるんです
だから私は記録を取って見返そうって
見返すべきであるとか見返さなければいけないっていう風に
あんまり言わないのはですね
自然と見返すでしょうっていうのが正直なところです
見返したくなるから見返します
じゃあちょっと未来の想像で申し訳ないんですけど
今2月10日にセミナーをやる会場を予約するという記録をしたとします
実際にはどのタイミングいつどういうタイミングで予約をすると思われますか
記憶に基づくと
多分今日の夜寝る前ですね
寝る前に家に帰ったら帰り道に記録を見ていたから
やろうと思いつくっていう感じですかね
多分今それを決めたら夜寝るまでは忘れないです
私の場合はね
忘れていないので寝る前に5分10分できっと終わるであろうという
見積もりなんですかね
いや寝る前にやろうって思うだけで別に見積もりは出さないと思います
見積もりはある意味計画になってしまう
いやこれは今日中にただ覚えておいたことをやるだけなので
多分計画とは言わないんじゃないかという気がしますけど
もうちょっとセミナーの話になると
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会場の確保は終わったんですけれども
やることいろいろあるんで
いろいろ省いて当日までにどういう話をするか
具体的に言えば多分だいたいスライドを作って
どういうことを話すか決めるっていうことだと思うんですけど
その準備みたいなものは
いつどういうタイミングでやるものやると思われますか
99%が今まで私がやってきたのは
当日にスライドを作り始めるので
いつどうのように作るかっていうのは
一切当日になるまでは多分考えないと思います
それに関しては佐々木さんがセミナー慣れしすぎていて
どういう話をしようかっていうのを準備しなくてもできてしまう
でもそれは記録を取って上達したからできたってことですか
結局そういうことになるんですけども
私はこれ一番最初の頃のことを思い起こしてみると思うんですけども
本当は最初からそうしたほうが良かったと思ってます
最初から当日そういうセミナーで話すことを決めて
スライドを作ってやってしまえばそれで良かった
もっと理想言うと最近そうしてるんですけれども
当日行って話すことをその場で決めて喋り出す方がベターだと思う
そこは佐々木さんがそういうセミナーの回数も多く慣れているからできる
というニュアンスになるのかな
でも初めての時もそうではなかったんですよね
初めての時は何が違うかっていうと
今小龍さんおっしゃった通り上がるわけじゃないですか
要するに上がりさえしなければ全く変わらないと思います
何度もやったから慣れているっていうのは
それはただ緊張するレベルが全然下がったという話であって
話の考えつく考えつかないっていうのは
多分当時だろうと今だろうと違いはないはずなんです
リラックスさえできれば
だから本当はリラックスができるように心がけるべきで
準備をすべきだったっていうふうには
自分はあんまり思わないです
緊張しなければ上手いこと喋れる
そう思います
今の話を伺うと
佐々木さんがセミナー上級者すぎて
残念ながら俺は当日それでやるということは
少なくともできる自信はないので
準備すると思うんですよね
どういうことを話そうか
その場合に佐々木さんが考えているので
俺だったらどういうふうにやったらいいんだろうかっていうのを
教えていただきたいんですけど
どういう感じですか
結局そういうお話になると
2つあって2つしかないんですけど
まず準備したいと思った時に
どんな準備をしたいのかの記録を残して
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あとはその記録自体をスライドにしていくっていうのが
多分準備になると思います
これをひたすら繰り返していって
あとはどうして終わるかということは
どのように終わるかということは一切考えずに
たとえ終わらなくても終わらなくても
セミナーの日は来ちゃうので
当日を迎えてしまえばいいんだと思います
多分途中まで準備してあれば
あとは流れで持っていけるんじゃないかと思います
じゃあ例えば俺が2月10日に
そういうセミナーをやるとして
今準備したいと思ったら
今準備をしろと
その場合に重要なのは
例えば今準備したいと思ったというのは
2月10日が心配だ
2月10日まで2ヶ月あるけど
心配すぎるので早く準備をしなければと思ったという記録とともに
実際に準備をして
その準備をやめるタイミングみたいなのはありますか
やめるタイミングは簡単で
ここまででいいなと思ったところでやめればいいんです
心配になってずっとやってしまうだったら
別にそれでいい
心配になってずっとやってたら
当日を迎えますからそれでいいんです
じゃあまずはそれでいいっていう言い方なのか
現実的な話をするとそれだけをやっていてはきっと生きていけないと思うので
何らかの判断でここら辺でやめようってなると思うんですけど
つまりそれはやらなければいけないことが来ることで
多分心配というものがどこかで打ち切られるので
その時にやめてしまえばいいんじゃないかと思います
なのでそれだけを多分俺だったら
それだけをずっとやることは結局できなくて他のことをやるであろう
でその場合にもやはり重要なのは記録を取ること
というかこの場合には記録それ自体がスライド
スライドってのは記録の成果ですよね
まあそうですね何をそうかそういう感じになりますね
あともう一つさっき二つって言ったねもう一つを簡単に言うと
でもですね僕は結局第一回目のセミナーをやった時も
準備が最後までは行ってなかったんです
そして途中準備してなかったところからの方が
出来は圧倒的に良かったと自分では思ってるんですね
だからゴリュウさんもできればですね
もう心配を一切せずに当日をいきなり迎えた方がきっといいと思います
もうあの大丈夫なんだと
大丈夫なんです
大丈夫なんですかね
大丈夫
そこはそういうことになるんですかね
そのためには結局大事なのは記録という結びにしてしまっていいんですかね
とりあえずはこれでいいんじゃないでしょうか
何をやるにしても一番大事なことは未来を見る計画を立てて
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未来を見るんじゃなくて今現在とちょっと前というものに主眼を置いて
そうですそして例えばセミナー会場に着いちゃって準備一切してなかったら
目の前の人が喋ってほしそうなことを見ればいいんじゃない
そうなんだそれで生きてしまうんですね
だって準備を一生懸命してセミナー会場にいる全ての人が聞きたくもない話を2時間もとうとうとするってのが
どうしてそれがスムーズにいけば一番いいのかっていうのはちょっと考える意味はあると思う
ということでだいたい時間なのでここら辺で今日はおしまいにしたいと思います
佐々木さんありがとうございました
どうもありがとうございました
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