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こんにちは、ごりごキャストです。今日はビジネス著作家の佐々木翔吾さんに、三度か四度か五度目ぐらいの登場をお願いしております。佐々木さんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。佐々木です。
最近、佐々木さんに一回、二回、ちょっと間が空いているんですが、記録をする仕事術みたいな話を伺っておりまして、その話のまとめというか続きというか、実際に記録というものは記録をすること自体がすごい大事で、計画よりも記録を大事にしようという話だったんですが、
じゃあ実際、具体的に記録って何をどうやって記録したらいいんだろうかなっていう話を伺っていきたいと思います。
はい。
で、ご存じの方は、ご存じの方が多いと思うんですが、佐々木さんが記録をするのに使っているツールというのは、iPhoneアプリのタスクマっていうやつですよね。
はい、ベースは大橋哲夫さんのタスクシュート、Excel版のタスクシュートという、1分も間を空けずにですね、何をしたかということ、そして、それはいつ開始して何時に終わったかという記録を、かなり簡便にそこの部分はですね、少なくとも何を何時に開始して何時に終えたということを記録するという意味では、
ごく簡単にできるようにしてある、それのiPhoneアプリになりますね。それのタスクマといって、それを私は使っています。
佐々木さんはタスクシュートっていう話をずっといろんなところでもいろんな人にしたりされたりで、いろんな人に難しいんじゃないか、面倒じゃないかっていうふうに言われていると思うんですが、僕もやっぱり第一印象として、記録をつけるということ自体は全く苦にはならないと今でも思うんですが、
やっぱり1分も間を空けずに記録をするというと、それはちょっと大変すぎじゃないとか、面倒くさくないっていうことを思う人が多いと思うんですよね。入門編として、じゃあどういうことを記録したらいいんじゃないかって僕が考えた場合に、まずタスクマというものはiOSアプリなのでiPhoneを持っていないといけなくて、
一般的な文房具とかより安いんですけど、アプリ買ったら3,000円4,000円ぐらいしてしまう。もうそれならば極論、メモ帳を使ってそういう記録つけたらいいんじゃないとかって思うんですけど、そういうのでも良いと思われますか。
まずその前のメモ帳というのは聞いてて思ったんですけど、紙のメモ帳という理解でよろしいですか。
どっちでもいいんじゃないですか。本当に紙に手で書いてもいいと思うし、いわゆるテキストエディターみたいなものに手で書いてもノートを取るというニュアンスというのかな。
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まずタスクマが面倒くさいのに、これとほぼ同じことを紙で手でやるのは、僕はかなり無理があるんじゃないかなというのが率直なところですね。
笹木さんの場合あれですね、メモ帳を使う方が面倒くさいんじゃないかっていう意見ですよね。
そうですね、メモ帳の方が簡単だと思われるのは多分単に手近にあって書き込むのが簡単だからだと思うんですが、私の印象では時間の間を空けずに記録を取る上で紙のメモを使うっていうのは相当な何かが必要だとは思いますね。
やっぱり何時から何時まで何をしたかっていう、そこはすごく重要なことで記録をつける場合にあたってやっぱり最優先しないといけないことですか。
これの目的が何かというと、要は記憶への定着を素早くより正確にするというところが過去2回でも少しお話したと思うんですけどあります。
それで記憶の定着をより素早く確実にする上では間を空けずに自分のやっていることを記録していく。
つまりそれをやるためには常に自分が今何をしているかへの意識をかなり明快にしておかなければすぐ忘れちゃうはずなんですよ。
このすぐ忘れちゃうということを避けられれば、自分の行動の記憶への定着度が抜群に効率化されると目指しているのはこれなんですね。
だから何時から何時までっていうのが間が空いてはいけないんですよね。間が空くってことはそのところに関しては忘れてしまうということを意味しちゃいますから。
何をしてたか、その時間に何をしていたかということが意識に昇っていないというか覚えていないということは記憶もできないわけで、だからちゃんと空かないようにしておかないといけない。
そうですね。空かないようにするというのはつまりいつでもその意識がはっきりしているっていう意味で、そうじゃない部分は結局無意識に近いところで事行動が行われたってことになりますよね。
その無意識に近いところだけで行動が行われたっていう状態を避けるためにこれをやってるわけです。
例えばなんですけど、僕もそういうのをやろうと思ってやっていて最初期に特に多かったんですけど、今ここで佐々木さんとポッドキャストを収録するっていう記録を14時何分からつけている。
終わったんだけど記録するの忘れてあれって気がついた。そういう場合ってどういうふうにリカバリーするというかどういう記録になっていますか。
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その場合の記録の状態です。記録の状態は終わったにも関わらずポッドキャストの収録が続いてるって記録になって。
っていう記録のままになってしまっていた場合、後から遡って多分何分に終わったっていう感じですか。
その通りですね。それをやらない限り記憶への修正がすぐに入らない。
とにかく記憶と現実の乖離をなくしていかなければいけないと思うので、それはする必要がありますよね。
例えば15時5分に終わっていたんだけど忘れて何か気がついたらという用語がまさにその通りだと思うんですけど15時15分になっていた。
その10分間みたいなのは何て書くのが最適という感じなんでしょうか。
思い出して書くのが一番いいですね。だから思い出せるか思い出せないかは大事なところで、思い出せないということはその分の記憶は落ちてしまっている可能性が高いということになるんで。
もしかすると頭を覚えていて何らかの拍子でいつか思い出すかもしれませんが、とにかくすぐには思い出せない。
すぐに思い出せないということは翌日も思い出せないし翌々日も思い出せないわけです。
それはどういうことかというと、それが仕事中のことであるならばその仕事のやり方はまだ記憶に残ってないということを意味しますよね。そこに問題があると。
だからこそ終わったら終わった瞬間に何らかの1回止めて次に何をしたか書いていく。
そうですね。その記録をするということは行動の切り替えが起こった時に無意識ではなかったということを意味するので、無意識でないってことは意識的にそれをやろうと思えばやれるって意味になるじゃないですか。
意識的にやろうと思えばやれるっていうことにならないと、ある種の行動はいつも無意識じゃないとできないってことになるじゃないですか。
そうするとある行動を意識的にやろうとしてもできないっていう事態が発生する。これは仕事をやる上で絶対プラスにはならない。
なんとなく仕事をやって多分終わった気がするみたいなのはいかんっていうそういうニュアンスなんですかね。
ある仕事をしようと意識で思ってもできない。例えばこれから原稿を書きたいと思っても意識的に原稿を書きたいと思ってもできないってことになると2つよく言われることがあって1つは先送りにしてしまう。
もう1つは集中できないって表現を使いますよね。
集中できないはめっちゃ言いますね。
このどっちかが必ず起こりますよね。無意識じゃなければ仕事に入れないのであれば。
つまり切り替える時に意識を使わないってことはそれを自分で招き寄せることになるはずなんです。
じゃあ極論というか言ってしまえば今から原稿を書くという風に記録を始めて原稿を書けばしょうがないからこの記録通りになろうとするというかそれによって意識が切り替わるというかそういう効果もきっとあるはずっていう感じですかね。
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そういう効果こそが一番大事ですね。
それが目的。
そうそれが目的です。
で今おっしゃった話の中で意識の切り替えができるというのは後になってますけどそんなことってないじゃないですか。
記録をその時原稿を書くって記録をつけるってことはもうその瞬間に意識的な切り替えは終わってるわけですよね。
つまり意識的な切り替えが先に来てる。
この状態が理想的だと思う。
そうなるこそそのために記録をつける。
そうですそれを落とすってことは意識的な切り替えじゃなく行動が切り替わっちゃってるってことになるわけですよ。
と次にまたやろうとした時にどうやったらいいかわからないというかなんとなく気が乗らないというか。
それが起こるわけです。
その場合にはもう無意識にやる気になるのを待つしかなくなるわけですよ。
効率悪いですよね言ってみればそれは。
効率悪いというかこれは全然自由じゃない気がします。
自由じゃない。
だって自分が好きな時に仕事を始められないんですから。
不自由ですねそうやって言われるとそれは。
そういうのが一番問題なんだって思ってますね。
やろうと思った時に仕事がやれた方がそれはそれはいいに決まっているし自由という表現はちょっと考えたことがなかったですけどその方がそのそれができないと不自由だって言われるとできるっていうのはなんか自由な感じしますね。
無意識任せでなければ仕事が始まらないというのはかなり拘束されている感じが私だったらしますよね。
だから自分の自由自在に仕事に集中したいと思ったら一旦意識を切り替えるってことができるようにならなきゃいけなくてタスクシュートで開始時刻が頻繁に落ちるっていうのは自由じゃないんですよ。
意識の切り替えができていない。
そう自意識になったらできなくなっちゃうってことになりますよね。
じゃあ意識の切り替えの練習をするというような記録という言葉になっているけれども同時にそれは意識を切り替える練習というか切り替える行為というそのものというかそういう意味があると。
そうですまさにそれこそが意味ですよね。
意味であり目的でもあって手段でもある全部ってことですかねもう本当に。
そこからそもそも最初に聞こうと思っていたのがですねじゃあ実際に記録するとしたらタスクマというものは難しい気がするので例えばメモ帳でやってもいいんじゃないかという。
でじゃあ仮にメモ帳に何かこういうことをやるっていうことを記録するにあたって大事なことっていうのはさっきは何時から何時というのは大事っていう風に言ってましたよね佐々木さんは。
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もちろん何をやるかというのは大事ですよね。
何をやるかをどこまで細かくするかはちょっと難しいところではあるのでとりあえず置いといてあとは何が大事ですか。
そうですねあとは順番と場所ですねだから何をいつどこでそしてそれをどういう順番でやってきているかということが大事です。
どこでやるっていうのは家とか会社とかそのぐらいの流度ですか。
これはですねそのタスクに直接ひも付くイメージっていうものがあって私は家に関して言うと部屋ごとに分けていて例えばそれがリビングだったらリビングだしキッチンだったらキッチンなんですね。
リビングとキッチンうちの場合近いんですよ近いんだけれども例えば野菜ジュースを作るんだったらキッチンで飲むんだったらリビングで。
そういうそのどこでやっているっていう感じがはっきりとそのタスクに結びついていればいるほどいいです。
そこも場所の意識というものが人によっては家という感覚なのかもしれないし佐々木さんの場合特に家比率が自宅で基本仕事もすべてなので高いからより正確にする方がより再現度が高まるというか。
そう記憶の再生度が高まるということになるねだけれども多分大体の人部屋単位なんじゃないかなその辺はとは思います。
言ったら寝室と生活空間のそのリビングキッチン的なものと仕事の場所とっていうのが大体の人がきっと使うであろう場所。
そうですね。
トイレとかも書いてますか。
トイレは書いてます。
あとは外に出た時とかは。
外に出た時はもうちょっと大雑把になって僕の場合ですと渋谷とか茅場町とか品川とか横浜とかになってでタスク自体を行ったところが特定のカフェとかだった場合にはそのタスクマンの場合特定のカフェの名前とかを紐づけることもできるのでそうしてます。
渋谷にあるルノワールとかそういう米田コーヒーみたいなことをでき場所と位置情報がないにしてもその地名っていうかお店の名前っていうか。
はいはいそういうところですね。あるタスクは渋谷の米田コーヒーで行ったそれを何時から何時まででタスク名が大橋さんとミーティングだったらこれでわからないってことはないですね。
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まあ確かにそういうふうに言われるとあれですね。全部メモ帳に書こうとしたらなんか大変な気がして他のツールを使った方がいいんじゃないかっていう気もしてきますね。
これは専門のタスクマを使うのが僕の思うには一番簡単です。
あとはそうですねタスクマが楽そうな気がしてきてるんですが場所の場合移動してる場合っていうのは。
移動は最近私はもう移動にしちゃっていて移動についての場所として渋谷なのは必ずしも書かなくなりましたね。
だから電車で移動なのかほとんど電車で移動なんですけど電車で移動なのか車で移動なのかは若干分けますけれどもどうかなもう大体見ればわかりますんでその辺は移動ですね移動はあくまでも移動。
そうするとすごい大雑把に佐々木さんが例えば自宅で準備をしてセミナーを開催する場合に渋谷のなんとかっていう場所でセミナーをして帰ってくる場合っていうのはその記録されている事柄としては最初は家で準備。
で次は移動。
で渋谷のセミナー会場でセミナーをした。
で移動した。
戻ってきてなんかその後片付けというかなんとかっていう感じで記録されている。
その通りまさにそういう感じです。
これを今ゴリュさんがおっしゃったような感じで脳内に再生すればこの記憶がですね完全に自分の中でもう1回再生されるわけですよ。
そうすると若干専門的な用語になっちゃいますけどそうすると脳内の特定の多分シナプスっていうのかな神経系列が全く同じように再度活性化されるはずなんですよ。
されてないとおかしいんですよ。
でそういうふうにしてその実行したことをの感触を再度もう1回脳内に再現するとですね記憶定着率は20倍以上上がると僕は思うんです。
これが仕事ができるということに直結するんじゃないでしょうか。
その場合例えばあとは随時記録を何か思ったこととか書きたいと思ったことがあればメモしろっていうのがあったと思うんですけど。
そういうのは渋谷のセミナーの会場で何とかと思った何々しようと思った今度は何とかしようみたいなことは随時記録されているんですよね。
はい随時してます。これもですね何の関係もないようなことであってもそのタスクに直接書き込んだ方がいいと思うのは
その時に何時頃にその会場でこういうことを全く関係なくても娘の洋服のこととかを思い出して何か書き込んだら
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そういうふうに頭は動いたっていうことをきっと思い出すはずなんですよ。これがかなり大事なことなんですよ。
頭ってのはコンピューターじゃないんで整然とはしてなくていいはずなんです。
何の脈絡もないことが突然思い浮かんでくると言いますよね。でも僕はこれは絶対に脈絡はあるはずだと思ってるんですよ。
そのシナプスの何か近いところが刺激されてそこが何か繋がっていたから思い出したんじゃないか。
そうです。だからお客さんの着ている洋服から何かを連想するとか何か意識できなかったにしても何かがあったはずなんですよ。
だからそれは完全に偶然じゃないわけですよね。こういうことを繰り返すことによって
例えばセミナー中にふと何か娘絡みで面白いことを思いついて口にできるとか
こういうのが仕事をするときの装飾として結構役に立つような気がしてるんです。
だから絶対この流れの方が僕はいいと思う。
なのでメモをする記録をする基本のルールとしては何時から何時っていうのと
どこでやったっていうのと何をした。誰かがいればその誰か。
それをその下に連なるようにというか何か思いついたことがあればそこに付け加えるというか
ぶら下がる形でこういうことを思ったとかこういうことをこういうふうに思った。
こんなことをしたっていうのを追記していくみたいなのが基本のメモの取り方記録の残し方。
そうですね。そしてその場で気になったことがあって可能であるならば写真も撮っておくと。
これも結構大きくてタスクマじゃないと難しい。
写真撮ろうと思ったら紙では実質不可能ですよね。それは。
不可能ですがその写真撮ろうと思えばスマホで撮ることはできるわけですよ。
それが許されるシチュエーションなら。ただタスクマの場合は実行タスク中にその写真が入るというのは非常に大事なんです。
ついでに言うならば何かを思いついたその光景を写真に撮る。
これはセットでいつもできるわけじゃないですけども何か思いついたその時の光景を写真に撮るっていうのを習慣付けるようにしておくとですね。
なぜこれを見てこういうことを考えついたのかってことがだんだんわかるようになってきます。
自分の脳内で起こることです。こういうことを繰り返すうちにその仕事の中での自分の脳の働き方というものがだんだん把握できてくるような気がするんですよね。
こうしないと結構物を書いたり物を喋ったりするっていうことをスムーズにやるのが難しいんじゃないかなって思うんです。
スムーズに書いたり喋ったりできている秘訣がきっとそこなんじゃないかってことなんですね。佐々木さんの場合。
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大事だと思うんですよ。セミナー中でこういうことを喋ったらよさそうだとか、次の原稿にあることを書いたらよさそうだってことを時々シャワー中とか散歩中に考えつくって話あるじゃないですか。
あります。
あれはすごく知的生産系の中では受けのいい話なんですけど、僕それって非常に何かこうもったいない話でもあるような気がする。
もし散歩中に何かを考えついてメモをするとしますよね。
それだから次の何かのセミナーの時にそれを思い出せるようにタグをつけるとか整理するとかいうことを必要とするんだろうと思うんですけど、
だから例えばエヴァノートに入れておいてもとっさに引っ張り出せないとかいった問題をみんな口にされるわけじゃないですか。
それはですね、思いついている場所が良くないんだと思うんですよ。
思いついている場所が良くない。
思いついている場所が良くないんですよ。
やっぱりこう面白いことをセミナー中で喋ろうと思うんだったら、その面白いことを思いつくべき場所はセミナー中であるべきですよ。
散歩中であるべきではないし、お風呂場の中ではダメだと思うんですね。
そうするとお風呂場の中で思いついてしまうから、これを次のセミナーの時に生かすということで紐づけるわけじゃないですか。
この紐づけるという作業でみんな苦労されてるわけじゃないですか。
僕はここのところに余計なことがあるとしか思えないんですよね。
やっぱりセミナー中に思いついた方が何も何も必要としないわけですよ。
エヴァノートに入れておくだろう、スクラップボックスに入れておくだろう、タグをつけておいてそれを後から引っ張り出す。
それがそもそも無理があると思うんですよね。
だから本を書く時もよく言われるんですけど白紙に向かって書けないみたいな。
それは本を書こうとしてる時に思いつくべきことを違う時に思いついちゃうから。
だから考えたことをメモしておいて、本を書く時にはそのメモを見て書く。
僕それは全然効率的だとは思わない。
本を書くというスイッチ切り替えた時に今までの経験値が高まっていればそのモードになれるから思い出せる。
というかその時に書けるようであるのがいいわけですから考えつくこと、メモをしておくべきこと、アウトラインとかに別途書いておくべきことが全部原稿を書く時に出てくるべきだし、
原稿を書く時だけに出てくるのがいいわけですよ。他のタイミングで出てくるべきではないと思うんですよね。
出てこなくてもいいし、出てきてくれたらまあいいんだけど、欲しいタイミングで出てきたほうがいいですよね。
だから僕は他の時に考えたりは極力しないようにはしてます。
基本的に佐々木さんが残している記録っていうのは何か思いついたではなくて、何かをしている時に何かを感じたみたいなことばっかりっていうことですかね。
その場で直後に喋れるのは限らないし、今言ったようなのは理想であってあくまでも後でやるべきことについて考えついちゃうことはあるんで、その場合は記録しますが、
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そこにはタイムラグが発生しているっていうことも記録に残ってほしいじゃないですか。
つまり本来は原稿用紙に向かっている時に考えつくべきことなんだけれども、どういうわけかセミナー中に考えついてしまった。
それはどうしてなんだろうということと、それは何時間後に本当は思いついたら嬉しかったってことを自分にフィードバックしたいじゃないですか。
それをするためにはタスクマがベストだということです。
1日の途切れなく記録があって、振り返ってっていう流れなんですよね。
1日の流れそのものを脳内でもう1回。流れが大事なんですね。だから内容だけじゃないんですよね。
この順番でこういうことをしてこういうことを思いついたということを振り返らないといけない。
途中に途切れはなかったはずなんですよ。移動したのにも関わらずいきなり渋谷にワープはできない。経過は必ずある。
だから頭は決して途切れはしなかったはずなので、記録は途切れ途切れにしかできないけれど、頭はつながっているわけだから、家から渋谷までずっとつながってるわけだから、
このつながりを再生したいのであって、何分かかったかだけがわかればいいっていうようなものでは全くないわけです。
だからやっぱその隙間を開けないように可能な限り。
そうです。隙間を開けちゃうとそこの隙間は記録から落ちるんですね。落ちてしまったらそこは脳内は多分何かをデッチ上げてつなぐんでしょうけれども、
それだと不完全になる。多分その分仕事はやや雑になると思います。
割と今のはじゃあ誰もがきっと難しくって理想の最終形みたいなのはそこなんじゃないかなって思うんですけど、
例えば入門編として仕事の間だけそういう記録を全部つけておくっていうのでも効果はあると考えられますか?
あるとは考えられます。
結局例えば仕事であっても9時5時だったら9時5時の中の記録がつながっていれば十分なんじゃないでしょうか。
その仕事をしている間可能な限り全く隙間を開けずに何時から何時まで何をしたかが記録できていればそれだけでも効果はある。
思いますね。
あまりにも忙しくてっていう言い方はあれなんですけど記録を全くつけられなくて、
全くじゃないの間3時間飛んでしまってその続きからしか残せていないけれどもそれでも書いたことには価値はある。
書くことによって記憶に残るんでそういう価値はあるとは思いますね。
可能な限り振り返って記録をした方がいいですか。その3時間が飛んだ場合は。
そうです。なぜならばやりたいことは記憶の定着なので。
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極論を言えば9時から仕事を始めて11時まで記録できてたけど14時まで記録を忘れていたのであればそこまでの記録は可能な限り振り返ってもう1回記録をつけた方がいい。
そう思いますね。
でその17時までの記録というものがきっちりつけられていれば記憶が十分に定着をして効果は十分にあるはずだと。
そうですね。記憶ですからね。すべての仕事の作業の実行というのは。
あと多分前回も聞いたかもしれないんですけどそういう記録は見返した方がいいけど別に見返さなくても見返すことよりも残すことの方が重要ということなんですよね。
そうですね。まず残ってさえいれば見返そうとさえ押しすれば見返せるんで見返すことが優先記録することが優先になるのはそういう意味からも当然で。
もう一つは記録をした瞬間に記憶の定着度は上がっていくので見返した方がいいというのは見返した方が絶対記憶に再生されるんでその方がいいんですけれども。
まあ見返すのが面倒臭ければ見返さなくても効果がないとは思わない。
見返した方が見返さないかったからつけても全然役に立たないじゃんっていうそんなことは全然なくて。
そうですね。見返さなくてもつける意味はあります。
記録をしたこと自体が意味があって大事なのは順番。隙間を空けずに順番通りに書いて見返せる状態になっていればいい。
そうです。流れがそこにあって流れを再生するトリガーがそこにあればいいと思う。
使うツールはきっと何でもできるけど結局めんどくさいから流れを順番に書こうと思うとやはりそういうタスクマとかタスクシュートと呼ばれるツールを使った方が結果的には楽なんじゃないのかっていうことですよね。
圧倒的に楽だと私は思います。
タスクシュートのイメージとかだと先にこういうことをやるみたいなことが書かれているっていうイメージがあるのでやっぱりそうじゃない。そこに難しさというか窮屈さみたいなのを感じる気がして。
そういう意味では僕は更のメモ帳から始めてもいいとは思うんですが、やっぱりそこがイメージなんですかね。何々を本来は記録が先に来ることが全てであって。
記録をしようと思った時にすでに書いてあった方が簡単なんで。真っさらの方が楽って言っても真っさらな場合は書かなきゃならないわけですから。
職人と何らのほぼ確実に書くことになることは最初から書いてあるという状態が楽なんですよね。書いてあることをしなきゃいけないっていうその視点さえなければ絶対書いてあった方が楽だと思う。
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そこですね。一番の肝が今の発言の底なんじゃないかなって。書いたことをしなきゃならないんじゃなくて、いつもしてることが書いてあるからやることを記録するときに楽になる。
そうですね。その通りです。
それを聞くと多分いろんな人のきっとタスクシュートのイメージというものも変わるような気がするし、仕事をするにあたっても。スイッチを切り替えるときにもこのスイッチに切り替えればいいというものが書いてあるから、そこでスイッチを切り替えたほうがいい。
切り替えられるはずですね。
切り替えやすいってことですよね。
大体今日の話したことをまとめたいのですが、実際にどういうふうに記録をしていったらいいのか。
ツールは何でもいいとしても記録しておくこと、記憶の定着というものが記録の目的で、そのために重要というか思い出しやすくなることっていうのが何時から何時までやった、どこでやった、何をした、誰かが関わっているのは誰がいたということを書くこと。
大事なのは途切れずに上から順番に書いていくこと。見返すことはできるから、やりたくないならやらなくてもいい。
そうですね。面倒だとどうしてもおっしゃるなら。ただそんなに大変なことはそこにはないし、かかる時間も知れてはいるんですけれども。
できるならもちろんやったほうがいいってことですよね。
そうですね。
24時間100%が無理だとして、仕事の時間だけでもつけておいて効果は十分あるし、見返さなかったから意味がないってことはないと思います。
一番大事なのは記録をつけることだっていうところですよね。
はい。
ではそんな感じで何か最後に一言ありますでしょうか。
そうですね。いろんなことが言われてるし、いろんなことを自分も言ってきたと思うんですけど、やっぱり今やっていることっていうものを意識するには何かが必要で、
多分よく今こことか今に集中するって話は、話としてはもうそれこそふんだんに出てるわけですけど、マインドフルネスとかでも、やんなくなりますよね。すぐ忘れちゃう。
私たちはよっぽどのことがないと無意識に行動していると気持ちがいいんだと思うんです。
それはわかりますね。
無意識に行動していることが自由なわけじゃないんですよ。無意識ってのは自由ってのは自意識的なものだと思うんですね。
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無意識ってのはやっぱり無意識に任せている限りにおいてはかなり環境次第で決定されていくんで、無意識に行動してて全てがうまくいくっていうわけにはなかなかいかなくて、一番うまくいかないのが多分時間管理なんですよ。無意識では。
だからコアというのはですね、タスクシュートもよく言われる通り、ある種のある程度は面倒臭くないとダメなんですよ。
完全に自動的に記録が行動を向こうがウォッチしていてね、機械とかAIみたいなやつが完全に補足してくれてモニタリングしてくれているでは多分何の効果も得られないと私は思いますね。
一般的にはそれ全部自動でやってくれたら一番楽じゃんって思うんだけど、そうじゃない。
一番楽ですよ。でも効果はないでしょう。つまり意味はないと思うんですね、それでは。
実際Googleタイムラインが行動移動に関してはほぼ正確にとってくれますが、あれを眺めるだけで時間の節約ができるようになるとは絶対思えないですね、私には。
だから記録を言ってしまえば面倒なことは大事なことだと。
面倒なことこそが大事なことだと。
耐えられるならば、あまりにも可用でないならば。
そこがつい人が嫌がってしまうというか、面倒なことはやりたくないという意識になってしまいがちなんだけど。
クレジットカードを持ってあらゆるところがキャッシュレスになって、その記録が完全に取られるようになって、それをぼんやり眺めていたらお金の節約になるというのは私にはちょっと信じがたい。
どちらかというと現金を全部支払うようにしてその記録をつぶさに取っていくという面倒くささを取った方がお金の節約にはつながるでしょうね。
その感覚のお金の足し算が難しいというのと同じようなことがきっと時間の感覚としても同じようなことが言える。
言えるはずですよね。
そこは確かにお金に関しても可能な限り自動にしようと思ってたけど、そうじゃない方がいいかもしれないですね。
よくわかります。でもそれはある程度お金に余裕がなくてそれをやるのは危険だと僕は思いますよ。
ああ、そうかもしれないですね。では、ということで最後はお金の話というちょっと関係ない話も混ざってきてしまいましたが、お金と時間はどちらも足し算難しいから人間が直感で足し算ができないっていうところとつながるような気がするんですけど。
そうですね。きっとそうだと思う。
直感的になんか平均はわかるけど、直感では人間はわからないというのを聞いてすごく納得していて、きっとそういうことがあるんでしょうね。
はい、そうだと思いますね。
なので面倒でも時間に関してはその面倒なことをした方が結果的に時間を節約というか有効に使えるのではないかと。
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有効に使うためのタスク管理ツールであるならば、その効果が出るのはそういうことなんではないかなと思います。
はい、なかなか綺麗にまとまったんではないでしょうか。
ありがとうございます。
佐々木さんありがとうございました。
ありがとうございました。