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2018-12-04 16:32

Rashitaさんインタビュー1月12日イベント予告編

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こんにちは、ごりゅごキャストインタビューの時間です。
今日は、ものかきの倉下忠則さんに参加していただき、
1月12日に名古屋で開催されるイベント、
スクラップボックス情報整理術活用セミナーの予告編になるような話をしてもらいたいと思ってます。
はい、よろしくお願いします。倉下です。
よろしくお願いします。
簡単に自己紹介を、倉下さんお願いしていいですか。
ブログRスタイルっていうのを運営しているブロガーで、
ビジネス書とか技術書の執筆を主にやっております。ものかきでもあります。
はい、倉下さんとですね、なんだかんだエヴァノートが流行り始めた頃からの長い付き合いで。
そうですね。
だいぶ長いですね。
8月にスクラップボックス情報整理術っていう紙の本が久しぶりなんですよね。
そうですね、だいぶ久しぶりでした。
で、その情報整理術っていうのをですね、僕が読んだら超面白くて、超参考になって。
はい、ありがとうございます。
そのまま8月に東京でイベントが開催されたんです。
そこにも参加させてもらって、聞かせた、もらった話が超面白かったんで、
ぜひ名古屋でもやってくれってお願いしたらやってくれると。
はい。
ありがとうございます。
はい、お伺いします。
ということで、その本の内容とか前回のイベントとかを軽く振り返りながら、
1月12日の名古屋はどんな感じの話になるんだろうかっていう予告編的なものでいきたいんですが、
本、どういうところから話していったらいいのか。
とりあえず僕は2017年ぐらいからスクラップボックスを使っていたんですが、
4月から2018年、1年ぐらい経った頃には、
なんとなくゆるーく離れていくぐらいの流れになってたんだけど。
僕も最初、たぶん同じぐらいの時に、たぶんどこかな、
大竜穂さんかしごたまさんの紹介でアカウントを取ってみたことはあったんですよね。
でも結構そこから同じように離れた、便利そうやなぐらいの感覚でいたんですけど、
どこで変わったのかはっきり覚えてないんですけど、
スクラップボックスプロジェクトの橋本紹介っていうところがあるんですけども、
そこのページにスクラップボックスの哲学っていうものがいくつか書かれてるんですよね。
確か見たことある。
それをいくつか読んでいるうちに、
自分がスクラップボックスの使い方やと思ってたものが、
実は大きく誤っているということに気がついて。
俺も同じですね。
違うっていうと違うんだけど、なんかこうもったいなかった。
だからハッシュタグで簡単に分類できるサービスやと思ってたけども、
実はそれはおまけ的なものでしかなくて、
実はそのページリンク、すげー便利だよっていうのに気がついてから結構熱心に使いましたね。
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そこから、例えば本に書いてあった、
固定的な情報は整理が簡単で、現在はそうじゃなくなったみたいな、
現在っていうと違うのか。
本の書き方でいうと、使い方があらかじめ決まっている情報というか、
道具という言い方をしましたけども、
それは使い方が一種類しかなければ、その使い方に合わせた場所に置いておく。
つまり電話帳ならば電話機の横に置いておけば問題ないんだろうっていう整理ができるんですけど、
知識とかっていうものは、あらかじめ用途が明確ではないんで、
一箇所に置いておくって無理なんですよね、実はね。
だからいろんなとこに引っ張ってこれる。
つまりリンクの形で参照できるのが一番いいっていう説明を本ではしたんですけども。
そうですね。その辺の知識系のやつは多かったですよね。
知識のネットワークの再編とか、知識の言語化は難しいとか、
それによって言語化できないものを言語で残しておくっていうスクラップボックスの不思議な感じがするんだけど。
あれはだからやっぱり最終的に言語が難しいから書かないことが多いんですよね、人って。
だから書きやすいツールで、あんまりきちんと書かなければならないんじゃなくて、
ちょっと書いておこうぐらいの式の方がいいんですね。
知識が出てきやすいというか。
それもね、確かに俺、本を読んでおーって思ったところで、
スクラップボックスって良い意味でも悪い意味でも綺麗に残せないっていうか、綺麗にまとまらないから、
メンテしないと役に立たないんですよね。
メンテがしやすいようにできてるっていうのがすごいのかなっていう。
それはあるでしょうね。意図的にこういう形にはなってると思います。
最近のエバーノート、少し前まではリメンバーエブリッシングだったかな?
全てを残すっていうやつ。
最近のフレーズって、エバーノートってスッキリ整理できるっていうようなことを書いてあるんですよ。
言い方も変えてきてるんですね。
スッキリってわかりやすいんですよね。
確かにエバーノートでノートブックに入れるとスッキリするんですけど、スッキリして終わってしまうんですよね。
それですよね。エバーノート問題とスクラップボックスによって解決できるであろうことっていうのが。
スクラップボックスでどんだけ入れてもスッキリしないんですよ。
それは本当に思うからね。困るっていうか、ずっと触ってしまうっていうところは困るんだけど。
スッキリしないからこそちょこちょこ触る、ちょこちょこ参照するっていう知識の参照回数が増えるんですよね。
エバーノートって入れたら入れっぱなしで終わってしまうんで。
だからここは新しい情報との付き合い方がここのツールにはあるなという感じですね。
その辺の話は前のイベントでも大きなところで言うとそういう感じですよね。
どうやって使っていったらいいのか。今まではこうだったやつをこうしていったらよかった。
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一番面白かったのが、倉下さんのメモを全部画像にしてくれたやつ。
あの縦長のやつ。
それはぜひ今度のイベントでも見せてほしいと思ってるんですけど。
わかりました。了解です。
あれはしかも現地で見ないとあの雰囲気は伝わらないと思うんですよね。
おそらくはそうですね。
なんかこれは無理でしょうっていう。
あれはでもほんまに無理なんですよね。
メモを始めるスタート段階は、例えば10個とか20個とかやったらなんとかなる気がするんですけど、
1年とかの単位続けるとやっぱり膨大なメモをスッキリ管理するのは無理なんですよね、基本的に。
膨大なメモがスッキリ管理されていたらそれはおかしいですよね。
おかしいですよね。
だからそれ専用の師匠がいるんですよね、おそらくそのために。
だからもうスッキリじゃなくていいんだっていう割り切りというか、開き直りというか。
そういう感覚を持てたらスクラップボックスと結構楽しく付き合っていきますね、きっと。
じゃああれか、スクラップボックスといかに楽しく付き合うか的なことを話してもらうといいのか。
おそらくそういうのも出てくるでしょうね、きっと。
あとは全てを見返さなくていいみたいなこととかも。
そうなんですよね、やっぱりそれも思い込みみたいなのがあって、
やっぱり保存したものは見返さないといけないっていうのがあって、当然あってるんですけど、
全てを見返すってことになると嫌気がさすんですよね、やっぱり。
だから今の自分に興味があることとか、今の自分が見てるページに関係あることだけを見返せばいいんじゃって。
例えば4000とかのアイディアノートを毎回見返すっていうのはもう苦行でしかないですからね、これは。
1個1秒で見て4000秒ということは大雑把に1時間超え。
だから無理ゲーですよね、それを。
毎日1時間見返せばいい。
理想としてはそうあるべきやけど、現実には追いつかないよねっていう話をちょうどいい手の内ラインで収めてくれるんですね、スクラップボックス。
これだけ、あなたの見てるのはこれ関係しますよっていうのだけが表示されるんで。
あとランダムボタンがやっぱり他のツールにない特徴でもありますよね。
あれいいですよね、ランダムボタンめっちゃ使うようになった。
ランダムボタンの発想はやっぱりスクラップボックスにぴったり合ってますよね。
あれって100%ランダムで出しているんですかね。
実装までは分からないですけど、あんまり関連は人打ってないんじゃないですか、きっと。
じゃあやっぱりよりランダムになってくれているのかな。
おそらく。
Wikipediaのページに似た機能があって、それを参照したみたいな話は聞きました。
だからあれランダムだから、本当にいらないものを、いらないって言うと変なのか。
ランダムで拾ってくれるから、ちょっと直す気になれるっていうのは。
そうですね、ありますね。
逆に言うと僕はランダムボタンを押して楽しいスクラップボックスがいいスクラップボックスなんですよね。
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それいい発言。
つまりノイズが少ないってことなんで。
ゴミだべ情報になっているとランダムボタンも面白くなくなる。
絶対そうなる。
だからランダムボタンが楽しめるんやったらいい感じに保存できているスクラップボックスね、きっとそれは。
そういう場合はランダムでつまらんかったらもう消してもいいんじゃないか。
おそらくはそういうこと。あるいは楽しくなるように書き換えるかのどちらか。
もうちょっとメモを広げていこうっていう。
だいたいだからとりあえず保存しておくだけみたいなのがなくなればきっと楽しくなる。
そうですよね。一言で言うととりあえず保存しておけばやめろっていうことで。
そうですね。
そうやってまとめてしまうとイベントが成立しなくなるからダメなんだけど。
逆にエヴァノートによって植え付けられた行動習慣を一回変えなきゃいけませんよね。
とりあえず保存するはやめるですよね。
そうですね。
やるようになったな。やっぱりそうすると必然的に使う時間も増えるんだけど。
そうですね。
でも役に立つようになったですもんね。
例えばエヴァスクラップボックスでちょこちょこと書き換えるっていうのは事務作業ではないんですよね。
ちょっと大げさに言うと知識の整理をその瞬間にしているわけなんですよ、実際は。
だから自分の脳内ネットワークがそこで少し変わってるんですよね。
だからちょっとタグ付けしていくみたいな事務作業じゃなくて文章によって書き換えることによって自分の中にも変化があるっていうのが実は大きい。
ただタグ付けだけじゃやっぱちょっと違うよなっていう。
自分の中で何かは変わってないかなっていう。発見は少ないかなっていう感じがしますね。
そこに文章を書けっていう。
書いた時に何か分かってくるものがあるとか関連付けたくなるものが出てくるとかがありますよね。
そういうのはあれですね。やっぱ具体例とかが見れると一番いいですよね。
なるほどなるほど。
それはじゃあ具体例とかを見せてもらうのは当日期待しています。
はい了解です。
そうだよな。俺の使い方はそういう要素はあんまり多くなくて。
多分そこら辺はらしとさんがやってることの方がはるかに広げるっていうか。
俺なんだかんだ一番多いのは料理レシピなんですよね。
ああそういうことか。
そうそう。だから話そうと思ってることが4つぐらいあって。
いわゆる本で書いた情報整理術についてと、セミナーでしゃべった知的生産術、つまり情報整理するだけじゃなくて。
もう一段階。
生み出すために何するかっていう話。
あと僕が実際どう使ってるかっていう実際例を見せること。
あとおまけとして超マニアックなカスタマイズの話みたいなことを。
でも参加者の人たちがどれぐらい今使ってるのかによってその話が受けるか受けないかちょっとわからないんで。
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それはおまけ程度ですけど。
カスタマイズは本当どこにも教えてくれないですからね。
しかもかなりディープなんでこれ。
CSSとJavaScript。
JavaScriptはもう一度やると再現がなくなってくるんで。
言ったら多少パソコン的な知識がいるのかあれは。
コピペだけで済むと済むけど、それがなぜどうなってるのかっていうのがちょっとわかったかんと、カスタマイズを自分でカスタマイズしにくいんで。
日付挿入とかならコピペにいいけど、もうちょっとやろうとすると無理ですよね。
こういうこともできるよっていうのを示すだけでも面白いかなと思ってますけど。
だから序盤の話が6で、自分の使い方が3で、マニアックなカスタマイズが1ぐらいかなの考えですけど、今のところは。
もしこういうのをもっと聞きたいとかっていうのがあれば、イベント参加のときにアンケートとかもあるので、その辺を送ってもらって、
それをラシタさんに伝えておくので取り入れてもらえればなっていう感じですかね。
そうですね。そこはどんどん言っていただければ。
あとは、イベントでそういえば聞いた話でよかったなっていうのが、スクラップボックスは手間に対するリターンがでかいっていう。
でかいですよね、でかい。
そこが今までの情報整理的なツールと違うところなのかなっていうか、世の中の流れが変わってきたのかな、これは。
いや、スクラップボックスがかなり得意だと思いますよ、これは。むしろだから人間の手間はかけないほうがいいっていうのがITツールの流れなので。
じゃあスクラップボックスだけがそういう流れに行こうとしている雰囲気なの?
おそらくは、それでは情報は使えないよっていう話にこのツールは言ってるような気がしますけどね。
確かにな。
たぶんここの10年、20年ぐらいがやっとITによっていくらでも情報をためておくことができるようになって、引き出すこともできるようになったんだけど、
つなげることがまだ難しかった。収集してくることがまだ難しかった。とかっていうのが変えてくれそうなのがスクラップボックスっていう感じなのかな。
そうですね。保存のための、違うな、貯蔵のための保存ではなくて利用のための保存なんですね、スクラップボックスって。
ためといて嬉しいっていうものではないので。
確かに確かに。
必ずスクリプトとか自動操作によってノートがバンバン勝手に作れるっていう機能が絶対に実装されないと思うんで、これって。
あなたがページを作りなさいっていう線をキープしてるんで、これは。
APIあるけど自動にはできないですもんね。
読み出すことはできても、ページの作成そのものはブラウザを立ち上げる必要があるんで。
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この線を譲らないとこはさすがですね。だから。
っていうとあれですね、イベントの案内で書いた情報は貯めておくけど活用できていないっていう人にまさに向いている話になるんじゃないかっていう。
なると思いますよ。
世の中のツールを普通に使ってると貯めるばっかりになるように設計されてるんで。
貯めても使えなかったら意味がないっていうところにやっとそうなってきた。
逆に言うと、例えばエバーノートツールによって初めて個人が簡単に情報を蓄積できる環境が整ったわけなんですよね。
それが2008年ぐらいか。
ちょうど10年。
10年経って、その10年で何したかっていうことが初めて1つ結果が明らかになって、実はほとんど使えてなかったよねっていう話になって、じゃあどうするねっていうのが今からの話かなと思いますけど。
いいな、今後の10年を変えていくツールと言える。
多分言えると思いますよ。このツールがどこまで続くか、このコンセプトは多分生きると思いますよ。
もう今から10年使える情報整理術みたいな。
そんな感じ。
それはいいな、面白いな。だいたい時間的にこのぐらいでっていう感じなんですが、1月12日にそんな感じの話をクラスターさんにしてもらおうと思っているので、ぜひイベントの方もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はありがとうございました。
ありがとうございます。
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