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2019-11-02(土) -

チームで「Kindle個人出版」を成功させるコツ ~新しいセルフパブリッシングのはじめ方~

  • Podcastを本にする方法(ごりゅご)
  • 商業出版からセルフパブリッシングへシフトした理由(佐々木)
  • 一人出版から共同出版へ(Tak.)
  • 今後のセルフパブリッシングや書籍のあり方(鼎談/ファシリテーター:F太)

こんな感じのことを話す予定なんですが、その触りみたいなお話です。

当日イベントがどんな感じのものになるのか、これを聞いていただけるとイメージしやすいかと思います。

申し込み、詳細はこちらから

https://nokiba.doorkeeper.jp/events/98776

今回の話題についての詳しい内容や補足リンクはこちらから確認できます。

感想や質問、リクエストなどはTwitterのハッシュタグ #ごりゅごcast にお送りください。Anchorからのボイスメッセージも受け付けています。

収録機材や収録方法、各配信の概要などはScrapboxにて詳細を公開しています。

ごりゅごcast on Scrapbox

00:00
今日はあなたの知らないApple Watch出版記念トークイベントで話すことがだいたい決まったので、主に話す3人でどんなことを話すかっていう話を話したいと思います。
今日は史上初で3人しゃべるっていうイベントです。イベントじゃないです、ポッドキャストです。
佐々木翔吾さんとタクさんにお越しいただいております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
簡単な自己紹介をお願いしたいんですが、2人同時にしゃべると聞こえないので、プロフィールに書いてやる順でまずはタクさんからお願いします。
タクと言います。今回、あなたの知らないApple Watchでは編集というか、そっちのそういうことを担当しました。
自分ではアウトライナーの本とかを出しています。
ありがとうございます。では佐々木さんも簡単にですがお願いします。
はい、佐々木翔吾です。ライフハック心理学というブログをやっていたり、仕事ので寄稿していたり、最近ではチェンジ図という有料メディアでも書いていたりして、一般的に言うと多分ビジネス書作家で通っていると思います。
これまでに50冊ぐらいは多分本書いてきました。
今回はあなたの知らないApple Watchという電子書籍、KDPをゴリゴさんと共著でタクさんにまとめていただいて出したという流れになっているんですが、その話を多分今日するんじゃないかと思っております。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
出版記念のトークイベントっていうタイトルがついているんですが、何を話すかっていうのをまだ現段階でちゃんとみんなの前で見える状態になっていなかったなと思いまして、さっき打ち合わせをしました。
今回3人が3人ともみんなでセルフパブリッシングをやったっていうのは初めてだったんですよね。
僕は初めてというか、初めてKDPの本を出したというわけではないけれど、この形セルフパブリッシングで間に出版社を介してないのは初めてですね。
タクさんも今まで何冊も出してるけど、完全に1人でやっていたので、みんなでやったみたいなのは初めてという感じですよね。
そうですね。今まで数冊セルフパブリッシングでKDPで本出してきたんですけど、基本的に全部最初から最後まで1人でやっていたので、共同でチームで本を作るというのは初めてですね。
03:08
あなたの知らないApple Watchっていうのを3人で一緒に作ってみたんですが、僕個人としては当初期待していたよりも割といい成果が出せたのではないかと。
お二人も割と同じような意見みたいで、みんなで本作るって結構いいんじゃないっていうことを思いまして、出版記念のイベントも新しいセルフパブリッシングの始め方みたいなので話をしたらいいんじゃないかという感じでまとまってるんですよね。
はいはい、そうです。私もそうですし、そもそも強調で多分KDPをやるということ自体がこの形式では初めてだし、今の話で言えば自分ができなくはないけれどもできればやりたくないようなところを人にやっていただくというのは
大変作業の進行という意味ではすごくスムーズだし効率的だし、いろいろ良かったのではないかと。
その出来上がったものもですね、表紙が結構決定的に良かったかなと自分なんかでは思ってます。
そうですね、俺も身内を褒める感じになるのであれなんですが、表紙はすごい良くて、少なくとも俺と佐々木さんとたくさんだったら表紙作れないですもんね。
そう、表紙がない。
表紙は素晴らしいですね。
素晴らしいです。
っていう意味でやっぱりセルフパブリッシングで、もうまず表紙作るのが無理だったら誰かに頼んでしまおう。
編集するのが大変だったら誰かに頼んでしまおうで得意なところを組み合わせてやったら、あれ意外といい感じでみんなでいい感じにできるんじゃないかっていうのは思ったんですよね。
表紙はその、いわゆる紙の本と違いまして、物がないので中身もいじれないし見に行くこともできないので、表紙が割と全部の看板になってしまうので、その割に表紙っていうのをKDPで努力して作るのは難しい部分が、私なんかだったらもう字しか書けないですからね。
その意味で大変助かりました。そういうのはあります。
で、今回3人でそれぞれ2時間のイベントの中で順番にちょっとずつ話した後、今後どうしようかみたいなことを話せたらなって思ってるんですけど、一応仮タイトルみたいなものも先ほど決まりまして、
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僕はポッドキャストを本にする方法。もう1年ちょいぐらいポッドキャストをずっとやっていて、経済的にもやりたいこと的にも今のところ完全に趣味でしかなかった。
これを成果につなげるものにしたいなーってずっと考えていて、たどり着いた1つの形がこのポッドキャストを本にするっていうことだったのかなと思って。
結果的に自分が好きなこと得意なことと、ちゃんとお仕事として成立することができそうになってきたっていうような話を話せればなーって思ってるんですよね。
ささきさんが仮タイトル、商業出版からセルフパブリッシングへシフトした理由。
非常にチャレンジングなタイトルだなと改めて聞いても思いますけど。
チャレンジングですね。
商業から1つ大きいポイントとして、商業出版では絶対に外せないポイントとして出版社さんがあるんですけど、出版社さんという存在とともに印刷所さんという存在が絶対になきゃおかしいのが商業出版なんですね。
紙の本ですよね。
紙のパッケージを必要とするから。
そこにはもう本屋さんとそこへ運ぶ流通ですけれども、取杉さんというんですけども、そういう一連のシステムが紙が刷られるということから必然的にこう繋がってなきゃいけないものとしてあるわけで、
そこからいろんなものが逆算的に発生してくる、もう来ざるを得ないシステムになってて、そこに私はずっと乗って仕事をしていたわけで、乗るのがもうなんだろう、性格の一部みたいになりかけているんだけれども。
性格の一部。
そう、そうなんですね。だから、こういう本は出したくないんですかとか、こういうふうな本では出せないんですかと尋ねられた時、僕、割と最近驚いている自分がいて、ああ、そういう本は出ないよなあっていう、なぜならばそれはシステム的に出しようがないからってんで、そういうのが良いとか悪いとか考えなくなってたんですけれども、
その商業出版からどうしてもですね、KDPというものが出てきて、そういうシステムがない世界なんですよね、逆に。紙がないから。
それにまつわるいろんなものも全部ない。
やっぱり、根幹は大変なのが何と言ったって、200ページかける全部、何ですかね、20万ページぐらいの紙をするという、それがもう全ての始まりみたいなところあるけど、それがないから。
09:13
代わりにどんどんなくなるものがあって、結局何もないところで本を書くんですよね。そういうところをぜひぜひやってみたいっていうのが。
ずっとあったんですけれども、特に最近できるようになってから一層強くなって、していないということがもう日々引っかかるみたいなところがありました。
それでやりたくなったっていうのが第一歩でした、今回。
タクさんが借りたいとおる一人出版から共同出版へ。
僕はもう完全に佐々木さんと逆で、初めて出した本がKDPというかセルフタブリッシングから始まっていて、
セルフタブリッシングをきっかけに商業出版の機会をいただいたりしたこともあるって、それでも出したんですけど、
基本的に今まで出した本のほとんどはセルフタブリッシングでやってきたというところがあって、
そもそもセルフタブリッシングしかほぼ知らなかったというところがあるんですけど、
セルフタブリッシング、KDPって佐々木さんが今話したみたいなメリットというか、
出版社とか印刷とか流通とかっていうところから離れたところで本が作れるっていう大きなメリットがある一方で、
これまで分業で出版社さんがいて、編集者さんがいて、印刷所さんがあってっていう、
それぞれ分業していたところを全部、印刷はいらないけれども、編集も構成も、それから実際にKDPにアップして売るのも、
表紙を作るのも全部自分でやらなきゃいけないという世界で、
それはそれですごく面白いし楽しいんですけど、ある意味では非常に孤独だというところがあって。
寂しくなりますよね、ずっと一人でやってると。
そうなんです。しかも歯止めがないというか、それはちょっと時間かけすぎじゃないかとか、
それは突っ走りすぎじゃないかみたいなこと言ってくれる人もいなくて、相談する相手もいなくてっていうところで。
今までって基本的に誰にも見せずに一人で全部書いて全部終わらせるぐらいが基本だったんですか?
いやもう基本そういう、本当はそういうものだと思ってましたね。
だから良いか悪いかを聞く相手もいないわけですよね。
それはそれでいいんだけれども、ちょっとそうじゃない方法もやってみたくなったというか、
12:02
人と仕事をするということが、もともと僕、人と仕事をするのがすごい苦手なタイプで、またからこんなことしてるんですけど。
でも自分にもできる人との共同作業って何だろうっていうのを結構考えてたところがあって、
ちょうど今年の春ぐらいからそういう方向の仕事もやってみようっていうのでやり始めてたところがちょうどあって、
インタビュー本みたいなものを作ったり、それは自分一人の企画としてやってたんですけど、
そこにちょうど今回佐々木さん同僚さんから、
アップルウォッチの本作るんだけど一人どうですかっていう話をそこでいただいたんで、
これはまた新しい形の、自分にとっての今までやったことのない共同作業による出版っていうのをちょっと一つ実験というか、
そういうものになるんじゃないかなというところでやったっていうところがあって、
ちょっとその辺の話をしたいなというふうに思ってます。
そうですよね。みんなしてやったことはやっぱ初めてのことだらけだったんだけど、
個人的な意見としては一人で全部やるよりだいぶ楽で大変良かったなっていう印象だったんですけど、
佐々木さんとかはどうでしたか。
そうですね。正直その本を出すという点で同じだから似たようなものに思われるかもなんですけれども、
全然全く違うので比較のしようがないっていう感じでして、商業出版ととにかくKDPはあまりにも全てが違うので、
同じところがあるとすれば出来上がるものが本であるということだけなぐらい違うんで、
どっちが楽とかも感覚的にはピンとこないんですが、これは大変良いやり方だなと、
これである程度ビジネスになるんなら今後もずっとやっていきたい、
少なくともしばらくはやっていきたいかなって思いますね。
それは俺も同じようなことを思っていて、これが出来るならKDPもっといっぱいやりたいわっていうのがすごい思ってるんですよ。
タクさんは編集っていうのである意味今回は自分で書いた文章が全くなかったんですけど、その辺は。
そうですね。
だから自分で書く、書いた文章がない、自分以内の人が書いた人の文章を編集、
何を編集という話はあるんですけど、仮に編集と言ってしまうとそれを編集して本の形にしてっていうところを担当したんですよね、今回は。
それもまた初めての経験で、今回はトークが元になってるんですけど、
15:06
自分が書いたんじゃない文章を編集する、でも自分が書いたんじゃないから全面的に直すことはできないし、
その中でどうやって本としてはその形を整えていくのかっていうところも結構初めての経験だったんで、
そこが非常に良い経験になったというか、自分が文章を書く上でもすごく勉強になったところがありましたね。
ただ、その意味では僕に楽だったという感じは全然ないんで。
確かにね、大変なことを全部タックさんがやってくれたっていう印象はあります。
だから楽で良かったなとは全然個人的には思わないんですけど、でも別に嫌だったとかではなくて、非常にためになった感はあるし、
あとやっぱり迷ったときに相談する相手がいるというのが非常にこんなにありがたいことかというのが非常に感じました。
そうですよね。タイトルどうしようとかどうしたらいいだろうって結構、何だかんだ打ち合わせの回数も割とありましたもんね。
そうですね。かなり回数、実際商業よりも打ち合わせの回数が多かったんじゃないかなっていう気がしましたね。
ある意味でリーダーみたいなのが明確に存在していなくて、割とフラットな立場だったから、そこは難しいというのかどっちがいいのか次第ではあると思うんですけど、そういうのはあったかもしれないですね。
もっともですね、商業出版だからといって、じゃあ誰がリーダーなのかっていうと、そんなに、もちろん向こうは会社だから和訳はいると思うんですけど、編集さんと著者の立場でどっちが上とかないし、
社長が出てくるわけでもないですから、そんなに簡単にまとまるわけじゃないんですよ。誰かが強引に進めてしまうだけというケースもありますからね。
そこは確かにね、3人にしても誰かがこうしましょうって言い切れるような流れを作っていかないとグダグダになって進まないっていうのはあるかもしれないですね。
正解はないですからね。
その意味ではでもグダグダにはならなかったですよね。誰もリーダーシップをそんなに取らなかったけどグダグダにはならなかったっていうのも非常に面白いなというか。
やっぱ3人ぐらいだから、ある程度話が得て、かつ3人ぐらいだからかなって気はしますね。これが7人ぐらいになるとダメでしょうね、このパターンでは。
無理でしょうね。
例えば今の個人的にいいと思っているポッドキャストで誰かと喋ってそれを本にするっていう方法だったら、まさに今の人数で喋っている人2人と編集をやってくれる人1人の3人とかだと立場的にもやり方的にも一番バランスはいいかもしれないですね。
18:05
多分これに普通の商業だと、実際加わってるんですけど、表紙を作る人とタイトルを決める人とあと営業さんという人が入ってくるはずなんですよね。
そうですね。営業みたいな人が、KDPだったらやっぱりいない方がいいのかな。
正直僕は営業というものをやったこともなければできそうでもないので、どっちにしてもよくわからないというのが本当のところなんですけどね。
そうですね。多分見出してたいして向いてない職業なので、やるとしても何やったらいいかわからんから。
ただマーケティングとは確かに違うところで、出版社のさんが営業というのは本屋さんに持っていくっていうお仕事ですからね。
それはやっぱりないわけですよね、この世界には。
そうですね。そこはだからやっぱりコストがかからなくて済む分、著者編集者の取り分を大きくできるっていう、KDP始まった時から言われているメリットですよね。
そうですね。あとはその取り分多いから、別のことができるっていうことなのかな。
あと私が商業と違って、これは良くも悪くもすごく違って、トータルで見るとこれは心理的に楽だなと言えるのが、本屋さんに並ばないという、これが実はいいんですよね。
並ばない方がいい。
いいですね。並んでしまうと、最初はそれはやっぱり並ぶことそれ自体が嬉しいっていうのがあるわけですよ。
でも並ぶことが仕事になってくると、平置きになった瞬間にゾワッとくるんですよね。やっちゃったかなとかであるんですよ。
怖いみたいな感覚ですか?
例えばですね、結局もう完全にその頃にはタイトルからしてそうなんですけど、自分の手を離れてしまっておりまして、例えば色合いという意味でも黄色が流行っているであろうみたいなそういうのがあったりするわけですよね。
表紙作る方には。黄色が流行っているわけだから、黄色なんだけどもちょっと青を入れて目立たせようみたいなそういう戦略も出てくるわけですよね。
でも実際にはなぜかその時になってみると、ほとんど白しか流行ってないみたいなことが起こるんですよ、実際にね。
その時に自分の本だけ黄色っぽくて青みがかっていると変なんですよ、すごくね。そういうのを見た瞬間に、しかしそれは自分の本しか見えないんですよ。誰が見てもそうなっちゃってるわけですよ。僕はノータッチなんだけど、僕が全責任を負ってるみたいになっちゃう。
紙の本というか本の印象はそうですね。実は編集がやってることめっちゃ多いけど、全部著者がやってるように思われるっていうのはあるかも。
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表紙なんていうのは全くそのパターンでありがたい面ももちろんあるんだけれども、表紙に関しては1%も自分は関与できてないけど、全責任は私にあるみたいになっているのが、もうああやっちゃってるなっていうのがもう結構耐えがたいものを感じたりしないわけではない。
これがAmazonに置いてあるだけだとそんな苦しみとは縁がないんですって。
Amazonだと平置きされないからってことですか?
Amazonだったら条件次第でどんどんどんどん本は並んで置かれてる本は変わっていくし、明瞭に本屋さんの中での競争ってのはもうその置かれてる瞬間にも始まっているわけですから、自分のがこういかにも売れてませんみたいなポジションに入っていたりするのは見る見る明らかで、でも見ずにはいられなくてつらいわけですよね。
たとえばAmazonだともう無いっていう数字出てくるんですけど、それは違う?
正直言ってあれはですね、ある意味確かにそれはそうですけれども、やっぱりこう、そうだなぁ、書店はそうやって消えていくわけですよね、売れない本は、要は。
消えますね。
約3週間ぐらいで消えるんですけども、やっぱりその消えるコースに乗っかっている感じで確実に消えていく、その後はもう一切存在しなかったものになっていく、あの感じは本当に嫌なもので。
Amazonは確かに順位が網絡していくけど、打つ手がないわけじゃないですし、諦めなければ。
無くなりはしないですよね、少なくとも。
無くなりはしない。だからいろんな意味でね、やっぱりAmazonの方が自分の精神衛生上は実はいいんですよね。
じゃあそういう意味でも商業出版からセルフパブリッシングにシフトした方が佐々木さんには良いことが多そうだ。
いや、多少のシフトは必要だろうと。
時代の流れもあるけれども、やっぱり商業出版ってあまりにも、なんていうのかな、そんなに商売的にはそうじゃないかもしれないんですけど、欠けてるものが多すぎるみたいなのがあります。
すでにその分の結構大きなお金もいただいちゃった後だし、何しろ売れない時の痛さっていうのが大きい。
ああ、まあそうですよね。それも佐々木さんの責任じゃないとしても、売れなかったら書者のせいみたいな。
他の誰の名前もそこにはないと言っていいようなもんですからね。
そうですね。今回の本とか失敗してもせいぜい3人、4人ですからね、困るのは。
本当のところ損ないっていうのはあんまり与えてない感じで済むんだけど、出版っていうのはそうはいかないかなっていうのもあったりします。
24:08
でも商業出版、たくさんの商業出版をしてきた佐々木さんならではのあれですね。
そうですね。僕はでも著者としてしかこれをやっていないからね。
全部が著者目線なんですけど、著者目線としてはこう、退場を迫られてる感っていうのは結構つらいんだよなっていう。
日本語にすると結構つらいですね。退場を迫られてる感っていうのは。
それが非常に自分の中ではしっかりとあるんですよね。そして割と売れてる時ですらこういうのは起こるし、売れてる時は売れてる時でやっぱり非常に強い恐怖感にさらされるんですよ。
売れなくなってきたっていうのがやっぱり目に見えてわかるんですよね、あの世界は。
そういうふうにできちゃってるんで。
いつかは必ずある程度で止まりますよね。
そうですね。よほどのでない限りはいつか必ず退場を迫られるんですよね。
だから後味が良かった本ってほとんどない。
全部がなくなって終わっているから。
それにやっぱり本というのは原則処ずりで終わるものなんですよね。
よほどの著者さんでない限り原則は処ずりで終わるものなので、退場を迫られる本の方が圧倒的に多いんですよね。
これはうまくいったっていうのはほとんどないわけで、いずれにしどんな本でも基本は退場を迫られて終わるわけですから。
本当はね、後味の良い本って少ないんですよ。
そうやって考えると確かにKindleの場合Unlimitedとかなんてもう古い本普通にいっぱいありますもんね。
そうですね。本来元々紙もそうだったんですけど、今は本当に新陳代謝が異常に早いので、この感じが切実にきますね。
それを考えるとKindleで出しておけば細く長くで、今回のやつもApple Watch新しいの出たらちょっと順位とか上がって売れたりとかありましたもんね。
そうですね。これはね、やっぱりいろんな意味で割と安心感がある。つまり棚の制約から解放されているということなんですよね、これは。
そこも商業からセルフへっていうやつですよね。
そうですね。これは一つありますね、はっきりとね。棚の争いにずっといなきゃなんだっていうのはやっぱり避けたいかなとは思ってます。
あと個人的にこのポッドキャストを本にできたっていうのがすごい良かったんですけど、佐々木さん的にも喋ったやつが本になったっていうのってあんまりほぼないですよね。
ほぼないですね。よくほら、紙でも公演をまとめるとかあるじゃないですか。
ありますあります。
本に関してはないし、当然この点においては書くよりは早いことは間違いないので。でもここはたくさんに結構やっていただいたっていう感覚はあるんですが。
27:13
まあでも時間的には間違いなく早いんじゃないですかね、書くよりも。
編集も含めてもやっぱり早かったっていう印象っていうのはたくさんかけた時間が見えないからわかんないけど。
結構かけてますけど。逆に言えば、編集なら編集に集中できるっていうか、個人でやってると直すとき、要するに本を作る、原稿を書くんじゃなくて本を作る過程で原稿も直しちゃったりするっていうところがあるんですけど、
分業してるとそれが起こらないというか、ここは良くないんじゃないとか、ここはこうしない方がいいんじゃないっていう確認作業があるとしても、原稿を直すという作業が発生しないんで、逆に原稿の方は原稿の方で作業をやってあるので、そういう意味では多分早いですよね、多くの場合。
それはいいですね。俺的には本当、多分前もポッドキャストで言ってたと思うんですけどね、この本にするためにポッドキャストを始めるでもいいんじゃないかぐらい、この方法は自分の趣味とやりたいことと一致していて、一定以上の成果が少なくとも出たと言えるので、本当に真似してほしいというか、ジャンルとして広まってほしいと思ってて。
タクさんがなんかポッドキャストから本が新しい方法なんじゃないかみたいに言ってくれてたんですけど。
そうですね。今回はたまたま対談形式の本に出ましたけど、別に対談である必要ってよく考えたらなくて、一人で喋ってる普通のポッドキャストでも、それを本にするってあり得るなと思うんですよね。
だからポッドキャストやってる人は一つ道筋としてあるんじゃないかなというのを今回やりながら思ったりしました。
あと一個、意外とそういえばって思ったのが、今回それなりに打ち合わせをしたのに一回も顔を合わせずに本を作るところまで全部できてしまった。
合ってませんね。
今日話してて、そういえば一回も合ってないですねって思い出して。
30:00
面識はあるからっていうのもあるかもしれないですけど。
初対面、一回も会ったことない面識がない人とはさすがにちょっと難しいかもしれないけど。
まあでももう本当メッセージとファイルが共有できて、音声で通話ができれば、紙の本作るのなんてむしろ対面で得なことなんて少ないんじゃないかぐらいですからね。
遠隔に住んでる人には絶対いいと思いますね。実際私とゴリさんだとそういうことになります。
会える距離感ではないですからね。会おうと思ったら1時間以上のコストがお互いにかかる。1時間で済まないんだよな。片道2時間ぐらいだから。
中間地点で会えばいいんですけど。
静岡で会いましょう。
中間地点、今度新幹線の駅がないですからね。
でもその意味で思った以上にスムーズにいったかなっていうのがありますよね。
この形なので打ち合わせを頻繁にすることができたということもむしろありますね。
そうですね。むしろ会わないからこまめに30分とか。30分めどとかでやってましたもんね。あんま長くしない。あとはまた来週にしましょうっていう感じで。
その辺ですね。その辺がかなり幅広くかつ手軽にやることができる。これも結構言われてきていることではあるんですけどね。
そうですね。多分10年前から言われてたことなんだけど、やっと普通にできる環境が整ったっていうか。
そうですね。実現性が高くなってきたというかね。
なんかみんなして違和感なくやれたっていう感覚はあって。
そう思いますね。
そうですね。その辺のどういうことがやったのかっていうのとかももうちょっと詳しく話せたら良いですね。そこは。
はい。
ということで、大体いい時間になったので最後に一言ずつまとめみたいな感じのことをお話しできればなと思うのですが、たくさんから一言よろしいですか。
まとめ。
まとめ。
今回やってみて思ったのは、先入観にとらわれないで人との分担の仕方とか作業の進め方とかいろんな可能性があるんで、先入観にとらわれずやってみると結構新しい可能性がいろいろ開けてるんだなというのを改めて思ったなというところですね。
他にもいろんなやり方があり得るんじゃないかなと逆に思いましたけどね。
そうですね。別にこれは一個のサンプルであって、いろんなやり方っていうのは個人レベルでできることはめっちゃ増えそうな感じはありますね。確かに。
33:03
良かったなと思いました。
それは良かったですね。お互いにみんなして。みんなして良かったなって言えたのが一番良かったですね。
そうですね。そう思います。
はい。ということで、この続きは11月2日土曜日、コワーキングスペース、かやば町?かやば町?
かやば町。
かやば町小江戸っていうところで出版記念トークイベントとしてお話をしたいと思います。
あとその後懇親会も皆さん参加されるんですよね。
であれば一緒にお話したりもできるので、僕は今回ちゃんとホテルもとって準備万端なので、ぜひともよろしくお願いします。
はい。ということで、今日は佐々木将吾さんとたくさんにお越しいただき、
あなたの知らないApple Watch出版記念トークイベント、新しいセルフパブリッシングの始め方っていうことについてのお話をさせていただきました。
佐々木さんたくさんありがとうございました。
ありがとうございました。
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