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2020-05-08 31:58

iPadを買ったからといって仕事がサクサク進むわけではない【ジュン先生にインタビュー】

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教師のiPad仕事術を書いたジュン先生にインタビュー。

iPadの本の話をしていたのに、気がつけばキーボードの話をしている、というのが毎度すげえなあと思います。


教師のiPad仕事術:https://amzn.to/2zDBksA

ブログ:https://jun3010.me

教師のiPad仕事術 いい意味でタイトルと違う全部入りの本で良い感じだった

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こんにちは、ゴリゴキャストです。今日は、教師のiPad仕事術という本を書いた、愛知県の高校教師の上澄淳先生にお話を聞いてみたいと思います。
淳先生、よろしくお願いします。
上澄淳と申します。よろしくお願いします。
淳先生には、過去に2,3回、4,5回ぐらい、多分すでにポッドキャストに出ていただいてるんですが、先生の話とか、ハッピーハッキングキーボード愛の話とか、iPad愛の話とかをやってたのかな?
かなりマニアックなところを語っちゃいましたね。
はい。っていう、淳先生なのですが、もうすぐ出る本なのかな?
後ろは、今、学児出版のサイトからは購入できる状態にはなってます。もう納品されてるので。
でもAmazonに登録されてるのが、本の奥付けっていうんですかね、後ろのページのところに書いてある発売日に合わせているので、それが5月15日なんですけど、その日として登録されてます。
はい。で、ご近所の縁で1冊サンプルをいただきまして、読ませていただき、最初の私の印象では全然面白くないだろうなって思っていたら、なんかすごい面白くて驚いたぞっていうことで。
ありがとうございます。
これはいろいろ話を聞いてみたいなと、今回出演していただきました。
で、淳先生が本を作ったのは初めてですよね?
初めてです。
で、どんな流れで本を作ることになったんですか?
まず大まかなことで言うと、今回この本が出せたのは、ひとえにゴリュコさんと出会えたことがきっかけだなっていうふうに思ってます。
いきなりドチョッキューな褒め言葉ですね。ありがとうございます。
いやもういいえ、2012年だったかな。ゴリュさんのブログを初めて見て、ちょうど佐々木翔吾さんがタスク管理について語るっていうところで、こういうのがあるんだと思って。
ちょうどその頃タスク管理に悩んでいたこともあって、参加したりとか。そこからブログ合宿とかブログ塾とか名古屋風とかにも参加させてもらって。
で、ここ最近はゴリュゴキャストセミナーとかで倉下さんが来たりとかタクさんが来たりっていうところがあったので。
もうそういうところで、そうしたなんて言うんですかね。ライフハック界隈って言うんですかね。知的生産界隈と言いますか。
そういう人たちと知り合うことができたっていうのが何よりものきっかけだなって思ってます。ありがとうございました。
確かに知り合う人が、今の話で言うと普通に商業出版で本を出している人がいっぱいいて、その人たちと話してるとあれ意外とできるんだなって思えてきて、意外と思えるとやれるっていうのはあるかもですね。
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いや、一冊出したいなっていうのは結構な大きな夢になりましたね。そういう人たちと話していると特に。
念願叶いっていう言い方でいいのかな。念願叶い一冊本ができて、今どんな気分ですか。
今いろんな人の手に届いてるところで、これからどういうご感想をいただけるのかなっていうのを心待ちにしてるところです。
ゴリュさんたちはタイトルとはまた違った内容のようで、結構何でもやっちゃいかんのあるような面白い本だったっていうようなご感想が割と多いんですけど、逆に言うとちょっと心配なのが、
iPadの使い方を本当に知りたい人がその本を買った時に片透かしを食らうようなことになるのかなとか。スワイプとかピンチとかそういう用語は少しも説明されていないしね。
そうですね。僕からしてみたらそういうのはiPadの本、MOOC本とかを読んでくださいっていうことと、できれば何でiPadを使うことになったのかとか、現時点でiPadがいいかなって考えてるだけなので、そういうところのデジタルで仕事をしようっていうところの大まかなマインドというか考え方にフォーカスを当てた感じにしたんですよ。
iPadは手段であって目的ではなく、使うものは別に何でもいいけど、今だとiPadが使いやすかったっていう意味なんだよね。
ということですね。なのでiPadを買ったからといって仕事がものすごくサクサク進むようにはならないわけですよ。
なので、こういう考え方だったら、この先iPadよりももっといいタブレット端末だとか、タブレット端末っていう概念が変わるぐらいなものすごい考え方のデバイスが出た時も、こういう考え方でデジタルで仕事をしていきましょうねっていう本にしたかったんですよ。
タイトルは本当に褒め言葉なんだけど、全然iPad仕事術ではなく、上積み重仕事術だったなっていうのがやっぱり良かったなって思ったんだけど。
さっき目次を見直していたら、体感3割ぐらいがiPadのことだった。
あれ、そんなに少なかったでしたっけ?広い意味で言えば全部iPadなんでしょうけど。
コーヒーの話はさすがあれでしょ。
あとスキャナーの話とか、テストの採点をOCRでしているとか、それはiPadじゃなく普通にすごいな、めっちゃいいなって思ったりとか、スクラップボックスの話が出てきて、アウトライナーの話が出てきて。
多分目次を全部読み上げると25%ぐらいがiPadの話じゃないかなっていう感じだった。
一応、あの内容もiPadを通してできることにしもったんですよ。
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すごく善意を持って解釈すればそうなると思う。
そうなります。ただ、コーヒーの話はどう考えてもiPadじゃないんですけど。
あれはですね。
そんな話をしてもいいですか?
はい、どうぞ。
なんでコーヒーなんかが書いてあるんだっていうのが、倉下さんのポッドキャスト、打ち合わせキャストの中でも出てたんですけど、あれは担当の編集者さんがコーヒーが好きだったっていう。
多分ね、それが俺にとってはきっと同じくプラスな方向に進んでいて、締めがコーヒーの話だったことで、余計iPadの話してねえなって思った気がする。
広い意味で言えば、あれはリラックス法なんですよね。
だから、仕事にちょっと煮詰まってきた人たちがほっと一息つけるような何かないかなっていうところが元々あったみたいで。
僕はコーヒーの話を書けと言われて書いたわけじゃなくて、とりあえず投げてみたんですよ。
そしたらあれ採用されちゃったよっていうところだったんですよね。
やっぱりそういう意味でもなかなかiPadコーヒー術でよかったと思います。
ちなみにというか本題というかあれなんですが、
じゅん先生の本を読むと最初の頃はいわゆる辞書できない先生だった。
まあ本当に仕事が遅かったですよ。
付箋だらけでまだこれやってないよとかもう言われまくるような教員生活でしたね。
できないっていうのは大体の人が例え話でさ、
昔はできなかったよねっていうのは笑い話というかそういうような感じで言ったりするイメージなんだけど本当にできなかったの。
できなかったですね。
まあ仕事に慣れていないとか授業の準備が終わってないっていうのもでかかったんですけど、
すくずく教師の仕事って知的生産の分野が多いなと思ったわけですよ。
知的生産が多い。
学校の授業で次の授業はここの単元だからそれをうまく教えるためにはどうすればいいかなっていうのを考えたりとか、
黒板にどういうふうに内容を変えていったらいいのかとか、
版書メモとか版書ノートっていうのが大体の先生あるんですけど、
この単元では黒板にはこういうものを書こうっていうその簡編のようなメモがあるわけですよ。
それを作ったりとか、
あとはそれを書かせるときに生徒にはどういうプリントを作ったらいいかっていうプリントの内容だったり、
考えないとできないような仕事が多いんですよ教員って。
ってなるとその考えつかないとアイディアが出ないと終わらないことも多くって、
そうするとダラダラダラダラそのワードのもうページのレイアウトも何もいじってないような白紙のワードの画面でずっと画面とにらめっこしてることも多くって、
そうすると他の先生方が待ってるような締め切りになる仕事っていうのは着手できないんですよ。
それがいろんなところで仕事が遅いよっていうふうに言われた要因でしたね。
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結果として今であればその辺は本人としてはもうできるようになった?
割とできるようになりました。
というのもある程度蓄積が出来上がってきたなっていうのもあるんですけど、
それこそスクラップボックスでの蓄積の仕方だったり知識の勉強したこととかの、
そういうところの効率が上がったことで、
割と情報整理整頓するルーティンワークとかもできるようになったので、
余分な時間が省けるようになったなっていう感じはあります。
そのできない感じだったのができるようになったの、その理由みたいなのは何がでかかったんですか?
自分の仕事のルーティンワークが自分に合った形で確立できてなかったっていうのが最大の要因で、
例えば職員会議は全部紙媒体での資料が渡されるんですけど、職員会議終わりました。
次、例えば学校行事の始業式の要項はこれですとか、だれだれ先生はこの係をやってくださいっていうのがそのプリントに載ってるんですけど、
そのプリントはその時は不要なので見る必要もないのでどこかにしまっておかなくちゃいけないんですけど、
その学校行事の当日になったらそれを引っ張り出してくる必要があるわけですよ。
てなるとその時にサッと出せる方が割とスマートに仕事が、
時間を短い時間でその目的の種類にありつけることができた方が当然探してる時間が短縮できるわけで、
そうすると、あの書類どこ行った、ここにしまったっけな、この日出しに入れたっけっていう人の方が当然仕事が遅くなるわけですよ。
なので僕はそういうところに時間が取られていたところを何とか何とかEvernoteとかを駆使するようになって、
iPadも使って他の人たちがサッと書類を出せるようなことをiPadを使ってやってのけたっていう風になりましたね。
紙が大量にあって整理が大変だったっていう感じ?
僕はそれが苦手でしたね。
それが別にできている先生だったらそんなものはなくてもいいんじゃないかっていう気もする?
もちろんそうです。なので序章に書いていたR先生っていう人がいるんですけど実際に。
そのR先生はiPadは持ってないんですよ。
でも机の上何にもないぐらい本当に綺麗な机で。
でもあの書類どこ行ったっていう風に他の先生方がそのR先生に聞いたらこれねって言ってどこからともなくサッと出してくるわけですよ。
魔術だね。
もうなんじゃこれっていう人がいるので。
なので僕のそのiPadの本はその人の仕事のその感覚がモデルなんですよ。
それと同じことをデジタルで僕なりにやってのけるようなことができるんだったらきっと僕も仕事が早くできるようになるだろうっていうところの仮説からですね。
12:02
そこがスタートだったんだ。
そうです。
方法としてはスキャンスナップを使ってその紙をスキャンしてエバーノートの中に整理をしてこれをどう整理したら自分にとって使いやすい形になるかっていうのを試行錯誤してだいぶ形がまとまったということになります。
なので情報整理しようと、紙もそうなんですけど情報整理しようって考えたときにいかにこれまでの僕自身が整頓しかやってこなかったなっていうのもわかったわけですよ。
後でその書類をなるべく少ない時間で手にするようになるためにはきちっと整頓だけではなくて整理まで必要だったなっていうのも痛感したところですね。
整えるんじゃなくて断りにのっとる?
まあ整理整頓ってよく言うわけですけど整頓ってただ綺麗に整えるだけなんですよね。
でも整理っていうのは後から使うときにパッと出せるように自分なりにどこに何があるのかっていうのを把握しやすくすることだと思うんですよ。
僕は紙を整理することがどうも苦手で、なのでこれは検索して出るようにした方がいいとかタグで追えるようにした方がいいとか、むしろiPadなんだからその時間その日付になったときに通知で出してくれた方がいいんじゃないかって思ったわけですよ。
通知はデジタルだよね。デジタルじゃないと無理だからねほぼ。
ほんとそうですよ。じゃないとアナログだったら秘書か誰かに言ってもらわないとダメですよ。
どんだけ金かかるんだっていうねそれを現実でやろうとしたらがiPad一個あればもうできるようになりましたっていう感じだよね。
にしましたね。
で紙の整理ができたっていうのともう一個出てきて印象に残ってたのがスクラップボックス。
はい。
スクラップボックスもその仕事に役立っている。
僕が主に使っているのは個人のプライベートな利用も含めた自分の個人のスクラップボックスのページとあとは授業用のページですね。
授業用のページ?
生徒向けに公開するのとプライベートとまあ2つ持ってるんですけど僕は。
スクラップボックスはまあ情報整理に長けてるなっていうのもあったんですけど知識の整理というか。
それ以上に僕にとって何よりもいいなと思ったのがウェブで公開する時のページの作りやすさだと思ったんですよ。
まああれだよねそのメモ帳に書くのとレベルは同じだよね。レベルは同じどころじゃないか。もっと新規ページ作りやすいかもしれないぐらい。
まあ本当そうですよ。
僕はまあhtmlもゴリゴリ書いていたこともあったりとかワードプレスも使ってますけどそれよりも何よりもただそこに文字を書いて画像を貼るだけで教材が出来上がるわけですよ。
しかも生徒がパソコンからもスマホからもタブレットからも見れるっていう。それがすぐ作れるっていうのはいいですね。
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実際に授業でスクラップボックスを使っているってこと?
使ってますよ。
授業中にスクラップボックスのページを見せたりとか?
見せてます。なのでコンピューター室、僕が今使っている学校のコンピューター室のデスクトップにスクラップボックスがホームに設定されているGoogle Chrome Portableを用意している。
ホームに設定されてるんだ。すごいな。
それを環境設定で勝手に書いちゃあかんなっていうところもあったので、そのエッジとかの設定はいじらずに、
Chromeのポータブル版をフォルダごとポンと置いて、それを必ず開くようにしてますね。
最初はタイピング練習とかやらせるんですけど、タイピングが終わった子から終わった子からスクラップボックス開いてくださいって毎回アナウンスをしますよ。
もうそれさえ覚えれば、そこを見てもらえば、もう言ったらこれ見ればいいよねっていうので何もやらなくていいんだ。
言いたいことは全部書きましたからね。ので、課題もそこに書いてあるんですよ。
新しく教えなくちゃいけない内容は最低限、僕もそのスクラップボックスをみんなに見せながら、僕も見ながら話はするんですけど、
あとは課題のページも用意してあるので、その問題を解いてくださいとか。
その問題を見ながら別のコピペして解くとか、なんかそういうイメージ、答えだけ別の紙に書くとか。
ノートを一人一冊用意してもらうようにしてるので、そこに解いてくださいとかは言いますね。
あとはスクラップボックスをよく使っていた時は、スクラッチを使ったプログラミング教育をやってたので、
なのでこの問題をスクラッチをスプリットビューじゃないですけど、2画面ぐらいに自分でウィンドウ幅を設定をして、
じゃあこの問題が解けるようなプログラムを作ってくださいとか、そういう課題を投げるようにしてますね。
すごいね。なんか全部スクラップボックスで足りるんや。
足りますね。
もう言ったらその先生がプリントを作る時間はスクラップボックスがあればいいからいらなくなって、
授業のスクラップボックスがもはやカンペでもあるし教材でもあるってなるんだよね。
本当楽ですよ。だって印刷をしなくていいんですよ。
多分それ、もう紙が不得意な順先生にはきっとそれも面倒で大変なことだよね。
もう本当に嫌ですよ。いまだに学校ぐらいじゃないですかね。リソグラフっていうかガリバン印刷をやってるのが。
あれってまだ残ってるんだ。ワラバン紙?
学校によりますね。ワラバン紙って再生紙なので、学校であるからにはワラバン紙を使わなくちゃいけないみたいな風潮があるんですよ。
エコに貢献してますよっていうワラバン紙は多いですよ。
でもまあ単価としては変わらないんですよ。変わらないんですけど真っ白い紙だとどこかなんか学校の先生方は罪悪感があって、
いい紙を生徒に配っていいのかみたいな。
あのなんか質素であることが美しいみたいなやつね。
まあそういうところがあるんですよ。
18:01
まあただこれちょっと愚痴になるんですけど、リソグラフっていうその印刷機でワラバン紙を使うとよく詰まるんですよね。
紙の質がなんか変っていうかちょっと劣るので、あの茶色い紙って。
重曹とか紙詰まりとかよく起こすんですよ。
僕はもうそういうのも嫌で、子供たちにこの情報をこの問題とか僕が考えた文章とかを提示をするっていうところが本来の目的なのに、
いつの間にか240枚×10みたいなものを毎回印刷するのがもう嫌になったんですよ。
それだったらスクラップボックスを見せた方が早いなと思ったんですね。
そっか生徒全員にプリント配ったら1回で単純に40枚いるんだ。1枚が。
もちろんそうですよ。
5枚配ったら200枚いるんだ。やばいね。紙の本1冊分の厚さがもうプリントしないといけない。
そうなんですよ。ので割とよく見かけるのが子供たちでクリアファイルはよく使ってる子はいるんですけど、
1枚のクリアファイルがボロボロになりながらなんか5センチぐらいの厚さになるまで紙を溜め込んでることがいるわけですよ。
それだけ先生からも配られるってことなんだ。
そういうことです。僕はそれを見たときに他の先生とかだとこの子は整理整頓ができない子だとか、
プリントをとりあえずクリアファイルに入れてるだけでそのインボックスが処理できてないなっていうふうに思う先生を見るかもしれないですけど、
そもそもその原因を作ってるのは我々教員なわけで。
だったらその必要な情報を必要なタイミングで提示した方が子供たちにとってもはるかにためになるなっていう思いがあるわけですよ。
それを本に書いたっていう感じです。
すごい本よりかっこいい感じだった。
本当ですか?照れるな。
確かにね、俺もプリントない先生とかいたらめっちゃなんか羨ましいっていうか、この人はいい先生だって思う気がするもん。
紙を配った時点でその紙は大事なもので、それを管理しなくちゃいけないですからね、子供たちが。
配らないといけないものが存在しないとは思わないんだけど、紙じゃなくていいものはきっと無数にあるよね。
あると思いますよ。
その課題とかなんて言ったら別に紙じゃなくてもいいだろうし、特に情報の授業とかだったら。
そう、なのでデジタルで住むんだったらデジタルにしたいっていうのが僕の思いですね。
で、そんなデジタルで住むんだったらデジタルにしたいっていう教師のiPad仕事術っていう本なんですが、もともとどんな人に読んでほしいとかどういう人に見てほしいっていう感じで作ったやつなんでしょうか?
ターゲットとしてメインになってくるのは、それこそ仕事が遅くってあんまり回っていないなっていうところの悩みを抱えている、割と教員になりたての人たちだなっていうふうに思ってます。
僕もそれぐらいの時に苦労したって話を書いたのも、共感してくれるだろうなっていうところがあったからなんですよ。
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なので仕事がどうしても大変で、でももっと多分上手いやり方はあるはず、でもそういうのを教えてもらってないしなっていうところで救いの手になるような本になるといいなっていう願いを込めたつもりです。
一般的にはやっぱ先生向けの本ではあるのかな?
僕はそこにメインのターゲットを絞ったなと思いますよ。
あとは読み物の一つとして捉えてくださるなら、学校という環境はここまでアナログなのかっていう現状を知ってもらったりとかですかね。
紙がいっぱいある。意外と世の中みんなそうなんじゃないかっていう。他の仕事の人でもファックスが通常連絡手段とか今まだいっぱいあるらしいからね。
みたいですね。中小企業とかだと。
そのあたりがどう変わってくるかわかんないけど、そっか、それは言われてみると似ているかも。
別の知り合いの人でファックスが当たり前な業界の中でデジタルを普通に駆使していて、ファックスはエヴァノートで受け取るみたいなことをもう7、8年前ぐらいからやっていて。
例えばもし今、純先生がこの本の対象読者と言えるような後輩が入ってきて、会社、会社っていうか学校ではないかもしれないけど新人担当みたいなお仕事をすることになったとします。
その場合にその新人の先生にまず何を教えますか。
タッチタイピングをマスターしなさいですね。
最初タイピングなんだ。
いや、これも愚痴になっちゃうかもしれないですけど、他の企業の方は知らないですけど、やっぱキーボードをちゃんとしっかりそのものの通りに使ってる人を僕はあんまり見たことがなくてですね。
そのタッチタイピングができない?
というところが普通かもしれないんですけど、例えば右手の人差し指でエンターキーを爆音とかやってる人たちを見るともやもやするわけですよ。
エンターキーはね、あれ日本語キーのエンターキーの形が悪いと思う。
それは悪いかもしれないですね。
いろんな、例えばライフハック系の本とか仕事術の本とかでショートカットキーとかは出てくると思うんですけど、僕はそれよりも先にまずはタイピングを覚えんかいっていう思いがずっとあったんですよ。
もうiPadの話なんて、まずそこを終わって素振り500回こなしてからだってことだよね。
僕はそう思います。iPadを使うにしてもQWERTY配列出るじゃないですか。ソフトウェアで。ってことはやっぱりその配列なんですよ。きっとこれからも多分。
まあ多分その細かいテキストの入力はきっとそうだろうね。
ということはあの配列に慣れた指使いができるようになることが何よりもの仕事術だと僕は思ってるわけですよ。
例えば先生の仕事でプリントを作るのは当たり前にパソコンというかそのタイピングで文字を入力しないといけない。
もちろんそうですよ。
それってそのいわゆるご高齢な方々も同じようにやっている感じ。
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やってますね。
だからやっぱ何が何でも文字入力は絶対やってるんだ。
一応その教科書の出版社からは教科書に載っているような文章のテキストデータを買うことができるんですよ。
教科書って生徒たちが使う教科書とこの前のゴリゴキャストで春名さんが喋っていたような指導書っていうのも存在していて、
その教え方のポイントとか書いてあるような。
カンペが入ってるやつだよね。
そうです。
そこにテストの例とかも入ってるんですけど、その教科書に書いてある文章のテキストファイルとかワードファイルも入ってるんですよ。
だから一部引用してテストに使う場合はコピペができればあまり入力しなくてもいい。
そうです。例えば現代文とか古典のテストとかで教科書の本部がまんま載ってることがあるんですけど、あれはコピペです。
あれはさすがに自分で書くって言ったらちょっと間違っているからね。
そうなっちゃうのであるんですけど、でもそれ以外の問題の文章とかっていうところはどうしても誰かが入力をしなくちゃいけないわけですよ。
あとそれから学校だと指導要録っていうのが存在していて、この子はこういう特徴のあるいい子だったよっていう文章を担任をしたら一人一人400文字ぐらい書かなくちゃいけないんですけど、それも結局タイピングなわけですよ。
少なくない400書くの人数分だったら。
となると本当はその文章の内容を考えるっていうところも疲れるポイント、頭を使うところのポイントだと思うんですけど、それより何より打つ文字数も少なくないわけですよ。
400×40でだいぶいく、16000だね。
となるとやっぱりその文字を入力をするっていうところに対して手書きと同じぐらいストレスを感じてしまうっていうのはもったいないと思うんですよね。
なので親指シフターになれとは言いません。ので自分が思い浮かんだ文字をそれとなくサラッとタイピングできるぐらいにはなった方がいいかなとは思うんですよ。
手書きで書くよりは早くなりたいよね。スピードで言うならば確かに。
僕はそう思うんですけど、やっぱり多くの先生方は手書きよりかはちょっと早いかもぐらいの速度の方が多くてですね。
そう思うとタイピング練習をどこかの時間で見つけてやっていただいた方がきっと後々の仕事率のアップにつながるって僕は睨んどるんですよ。
じゃあ乱暴に結論をまとめると、まずは先生になったらタイピングの練習をしろと。
それが第一歩ですね。
それ言ったらさ、じゃあ上積み論で言うならばさ、もう先生問わず今後全ての働くデスクワーカーの人たちはそうだってことだよね。
宗教的なことを言うとハッピーハッキングかえを言いたいんですけど、まずは自分のその手持ちのキーボードで早く打てるかどうかっていうのはやってもらって、
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ある程度の早く慣れるようにタイピングスキルが上がったところで、そのキーボードってあんまり打ちづらいんだとか打ち心地が良くないんだっていうところに気づき、
そこでこうリアルフォースいいんだよっていうところに行ったりとか、ハッピーハッキングいいんだよっていうところとかがせめて落としどころでいいよフィルコの知熟でとかそういうところに行き着くとよりいいんですけど、
まずはタイピングがノートパソコンのキーボードでも別に僕はいいんじゃない?僕は使わないけどっていうふうに思いながらでもいいと思っているので、
まずは慣れてもらうのがいいかなって。
じゃああれなんだ、本音を言うならまずiPadの前にハッピーハッキングキーボードを買えってことなんだ。
ハイプリトタイプSいいですよね。買うといいと思います。
iPadと近い値段するけど、どっちを優先するべきですか?
それは迷いますね。それだったら無印の第7世代iPadでも買えばいいのではと思うんですけど。
一応そういう結論にはなるんですね。
ただキーボードはよくわからんメーカーので3000円とか4000円でいろんなそのブルートゥースキーボードが出てるじゃないですか。
それを買うっていうふうになるんだったらもちろんロジクールの方がいいと思うし、
でもロジクールのものを買うんだったらハッピーハッキングの方が後も持ってしまうので、
どこかで予算の見切りをつけないといけないんですけど、
こういう考え方になると僕が買っているものと被るんじゃないかと思いますけどね。
いいね。なぜか本の話をしていたのにやっぱりハッピーハッキングキーボードの話に帰ってくる。
そうなりますね。本の話になるんですけど第5章でおすすめのフィルムはこれだとかっていうのがあったと思うんですけど、
あとApple Pencilがいいとか、そこの中の1個の項目としてハッピーハッキングについてあったんですけど、
担当の編集さんからこれはキーボードが長すぎるから第6章にしますねって言われちゃいましたね。
iPadの付属品ではないからね、世間一般のイメージとしては。
でもキーボード、物理キーボードを持っておくっていうのはいいなっていう思いをのせたつもりだったんですけどね。
章が増えましたね。
っていうぐらいはやっぱ、本音で言うなら教師のハッピーハッキングキーボード仕事術。
いやー気持ち悪いですけど見てみたいですね。みんながハッピーハッキングを持ちながら移動する姿とか。
うん、まあやっぱすごいね、その愛の根本はやっぱりそこにあるんだっていう。
いやーハッピーハッキングで原稿は仕上がったようなものだって僕は思ってるので、
これはあのサオトメオトライフでもユカさんが質問してきた時に、
ハッピーハッキングがあれば本が書けるぜみたいなこと言っちゃったテーマもあるんですけど、
やっぱハッピーハッキングキーボードがあったおかげで、
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僕の頭の中でモヤモヤ考えていたことを可視化することができて、
で、それをアウトライナーで整理をしてっていうところができたので、
もう元々はハッピーハッキングキーボードのおかげだなっていうふうに思ってます。
何の話ですかねこれ。
デジタルで仕事をすることがこれからの教師のやり方として重要で、
そのためには文字入力が早くならないといけない。
で、一番早く文字入力ができるためにはキーボードがいる。
あ、そっかそっか。そうでしたね。
すべてハッピーハッキングにつなげてしまう自分がいて。
ちゃんと筋が通る話になったからいいんじゃないですかね。
そうですね。
じゃあ最後になんですが、
何か聞いてくれている人に言いたいことがあれば、
一言で終わる感じでお願いします。
教師のiPad仕事術を買ってください。
Kindle版が5月15日に配信スタートとなるのでおすすめです。
はい。なんか最後だけすげえテンプレみたいな喋り方だったけど。
ぐらいでいいですかね。
このKindle版も結構苦労したんですよ。
最初は出ない予定だったんですよね、Kindle版。
出版社が対応してなかったもので。
でもこれは絶対Kindleで売れるから出してください、出してくださいと頼み込んで、
iPadの本なのにKindleっていうか、
iPadの本なのにiPadを読めないとは、
これはいかにっていうところを訴えた結果が実現したので、
買っていただけると嬉しいなと思って言いました。
すごいね。そこを交渉で何とかしてしまったっていうのはすごいと思います。
結構頑張りました。どんだけ頼み込んだことかっていうぐらい。
はい。多分キーボードの話をすると終わらないので、
ここで終わりたいと思います。
今日は、教師のiPad仕事術という本を書いた上澄淳先生にお話をいただきました。
淳先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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