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毎度、ごりです。
今日はね、またちょっと2週間ほど間が空いて、あれだったけども、山にようやく入ることができます。
草の話をちょっとしたいと思います。よろしくお願いします。
えっとですね、今日はね、山に行ってきました。
で、山に行くっていうのは、僕が山に行くっていうのは、まあ寮に行ってるんですけども、
何をしてきたかというと、
今年、去年か、2022年から狩猟を始めたいよということでね、来てくれてる。
年齢は僕と全く同じだったと。
その方が、寮をやりたいよということで、一応僕が先輩ってことになるんですね。
僕も全然、若手の部類の僕に教わりたいよということで来てくれてるとも、
まあそれで、今日はですね、罠を仕掛けてました。
で、どんな罠かというですね、
僕がですね、仕掛けている罠は箱穴という罠です。
織りですね、小さな小型の織りで動物が中に入って、
蹴りと糸をグーンと押すと、そこで後ろにある扉がガチャンと閉まる、
そういうタイプの箱穴というものを使っております。
で、その箱穴の周囲ですね、くくり罠という金属のワイヤーで動物の足をくくる、
そういう金属のくくり罠というものを仕掛けてきます。
3カ所?
3カ所ですね。
そうですね。
まあ、くくり罠というのはね、普通は根付けという大きな木のところにですね、
ワイヤーをぐるぐると巻き付けて、動物がかかって、
動物は罠にかかれば必ず逃げようとして、
例えばそれがイノシシやシカだった場合、体重が70キロ、下手すればもっと大きいですから、
その動物がかかった場合、逃げようとした場合、
それが逃げられないだけの根付けにくくっていないといいけれども、
僕がかけている箱穴ですね。
この箱穴の何十キロ、その箱穴を固定するために杭を打ってあります。
鉄筋で杭を打つけれども、そうするとですね、
その箱穴が根付けとして利用できるよ、そういうシステムになります。
その箱穴に根付けをして、くくり罠を全部で3箇所ほど仕掛けて、
イノシシやシカがかかってくれればいいですけれども、
箱穴の外というのはね、わりと小型の動物がかかることが多いイメージが、
タヌキやアナグマ、ハクビシン、アライクマですかね、最近だとね、
こういう動物がかかりやすい。
大物ですね、イノシシやシカももちろん、
くくりは箱穴の周囲、やっぱりね、箱穴仕掛けて餌が中にあって、
いきなり中にズカズカ入ってくるというのはあまりないんです。
で、その箱穴の周囲をね、うろうろする動物を取っちゃおうというやり方ですけれども、
これで何が取れるかちょっと楽しみですけれども、
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僕自身が掛けたというよりは、その新人さんですね。
新人さんが罠を掛ける場所ということで、
僕の箱穴に近接掛けたよ。
なんでこういうことをするんですね。
罠を掛ける場所というのは、なかなか新規の開拓部分があるんですね。
農家さんがここに掛けて欲しいよという場所があれば、そこに掛ければいいけれども、
狩猟の免許、狩猟免許でも、どこに罠を仕掛けていいかわからないというのが普通です。
一般的ですね。
狩猟の免許で、どこに罠を掛けたらいいかわからない。
一応ね、僕が先輩になるので、その先輩である僕に、
どっかないですかって聞かれて、
正直ね、その方の住んでいる場所のところでは、
僕が知っている罠を掛けられる場所っていうのは特にはないんですよね。
なので、僕が領域としているエリアで、
安全に罠を掛けることができる場所っていうものを、
ちょっと提供させていただいたということになります。
今日もその方とお話ししたんですけど、
新人さんですから、今までに一度も動物をとどめを刺したことがないわけですよね。
まあでも、たぶんですよ。
たぶん子供の頃に遊びでね、
ザリガニとったり、カブトブシとったり、
バッタをとったり、セミをとったりっていう経験はあると思うんです。
そんな中で、意図的に命を奪う経験もあったと思うんですね。
バッタとかザリガニとかね、
僕子供の頃とサワガニなんか思いましたかね。
イモリとかカエルとか色々ありましたけど、
そういう動物の命を奪うという経験が、
人によっては全然ない子ってもいらっしゃると思うんですけれども、
まあね、いろんな方がいますので、
まあちょっとその方は、
大きな動物を殺すという作業に関しては、
殺すというのは作業ですね。
両親の作業はやったことがないことで、
結局ですね、もし動物がかかって私をね、呼びたいです。
まあいい、僕も別にいいよ、呼んでくれということでね。
で、これはですね、結局前も話したことあるんですけども、
動物を捕らえた場合、殺せないというね、
農家以外のハンター、狩猟の免許を取ったり、
これはね、ちゃんと自分で殺せるだけの覚悟を持って、
資格を取れや、という人もいるかもしれない。
取ってみたいというところと、
実際に動物の間にはすごい大きな乖離があるので、
まあ一度ね、体験してしまえば、
2度目3度目というのは多分そこまで躊躇せずやれると思うと思うけども、
やる前だから大変なのかなーって気はします。
まあ僕自身はね、
子供の頃からザリガニを捕ったり、カエルを捕まえたり、
生き物を遊んでましたので、
そこまでね、動物を奪う予感はないんです。
それを残酷と思うのは普通だと思う。
それは人それぞれだと。
まあね、その方、新人で来られた方は、
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ちょっとなので、まあ僕もしたいと。
どうぞ、開拓はしており、早ければ明日の朝、
なんか動物かかってるかもね。
そういう意味では、漁師としてはね、非常にワクワクして、
この今回かけたワナはですね、
去年の12月の頭に一度イノシシワナです。
そこから2ヶ月間は、
ほぼほぼそのワナの種物の足跡が入って、
まあどういう理由かは分かりません。
気配の色々わからない人間からのね、感覚。
でも動物の間としては、
2ヶ月間近寄ることはなかったわけですね。
で、このワナに近寄ってきてる足跡を見受けられたので、
箱ワナ狩りにくくりワナを仕掛けて、
明日以降は、
くくりワナに関しては、
平日ですね。
土曜日から金曜日に関しては、
見回りができない可能性が高いので、
どうしたらいいですかと聞かれたので、
蓋をしてください。
そうですね。
日曜日の朝、見回りをする時に、
もうちょっと月曜日から金曜日、見回りがないのであれば、
もう蓋をする。
踏み板の蓋をしてくれば、
それで問題ないです。
指導をしてきました。
まあね、早ければ明日の朝、
動物が獲れてる面白いことになるんですけれども、
まあ、期待は薄いですよ。
実際はね、
獲れるかもしれないよとはね、
焚きつけてはおきましたけれども、
実際はね、
まあ、そんなに上手くいくことばかりでもないのでね、
どうなるか。
本当にまた明日、
なんかポッドキャストね、
あげることができれば、
それ話しておきたいなと思いますけれども、
まあ、期待は薄いかなというのが正直なところです。
で、今回ね、
その新人さんとお話をして、
やっぱりその、
トドメを刺す部分に関しては、
非常に戸惑ってしまうほど、
やはりね、
お話をいただいて、
まあ、農家さんがトドメを刺せないだけでなくね、
狩猟の免許を取った人間ですら、
トドメを刺すのに、
初回は躊躇する。
まあ、初回から確かにね、
まあ、普通に棒を持ってきて、
頭グワーンて、
何の躊躇も殴れるやつ、
そんなにいないかもしれないですけども、
でもね、やっぱり、
覚悟を決めて免許を取ってるって、
勝手にこっちは思ってしまいますので、
ぜひね、狩猟の免許を、
みなさんいっぱい取ってほしいんですけども、
取ってもらうためには、
動物の命を奪う覚悟をしっかり決めてからね、
資格を取ってほしいなっていうのが正直な話で。
でね、
まあ、そこからもうちょっと話をしたいんですけれども、
動物の命を奪うということで、
今回もね、その方と、
漁師、いわゆる漁夫界ですね、
ハンターと、
有害鳥獣捕獲と、
そして農家と、
あとは自治体の職員ですね、
地方自治体の職員なんかの話を、
ちょっとこう絡めながらね、
話をする時間を持ったんですけれども、
やっぱり誰がやるべきなのかっていうのは、
すごく大事なところだと、
やっぱり僕は思うんですよね。
誰が本当の意味で、
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山を守らなきゃいけないので、
自分の財産を守るっていう意味では、
農家さんはもちろんやるんですけども、
もうそれだけではまともに、
対応できないところまで来てるわけで、
行政がどこまでやるのかっていうのが、
やっぱり気になるんですけども、
あと10年ぐらいがタイムリミットだと思います。
あと10年の間に何か変わらなければ、
もう僕たちが住んでるような地方都市、
都市までは行かないですかね。
なんですけども、
地方の農村部を含むような街は、
動物の被害でかなり偉いことになるんじゃないのかな、
っていうのが実感ですね。
もうとにかく漁師がいませんから、まともに。
で、有害鳥獣捕獲に関するタスクを
漁師に課すということは、
もう今後リスクでしかないと思います。
なぜなら漁師はもう高齢化してますので、
僕がぼっちぼっち50歳ですけども、
50歳で若手と呼ばれてるような世界は、
もう終わってますよ。
もう完全に終わってると思います。
なのでね、もうあと10年、2035年、
10年ちょっとですか、
2035年ぐらいを目安に、
どうにもならないような状態に、
全国的になるんじゃないかなというのが実感ですね。
自分が山に這い実感です。
僕たち子供の頃、近所の山で、
5月ぐらいになったらタケノコを掘って、
それ家に持って帰って、
味噌汁にして食べたりとかしてましたけれども、
今その山、タケノコ出てこないんですよ。
なんでかって言ったら、
もうタケが密集して、タケノコ出てこないんですよ。
僕たちが子供の頃は、
それこそね、タケの周りを走り回れるぐらい、
非常に隙間がゆとりもある中で、
タケノコもスクスクと育っていたわけですよね。
でももう今、人間が通る時には、
もうタケとタケの間を、
なんて言うんでしょうね。
本当にくぐり抜けるというよりは、
無理やり通り抜けるような、
そういう感覚で移動しなければいけないぐらい、
本当にタケとタケとの間が狭い、
30センチないぐらいの場所もありますから、
そういう場所をいかに減らすかが、
今後の問題だと思うんですけども、
今はもうとにかく増えてるよね。
あと10年ちょっとで、
この世の中変わらなければ、
日本の農業のかなりのパーセンテージの部分が、
動物に荒らされてしまうんじゃないかな、
っていうふうに思ってます。
どうするか、
僕自身が直接考えることではない、
いや考えたらどうだっていうこともあるんですけども、
僕農業やってません、
なんとも言えないんですけども、
でも言いたいことはいっぱいあるので、
言いたいこといっぱいあるから、
ここのポッドキャストで話はしてるんですけども、
それが農家さんだったりとか、
自治体の職員さんに伝わってるかって言ったら、
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まあ難しいですよね。
伝わってないと思いますけども、
まあでもね、
本当に今後どうなるか、
どうしたいのか、
どうしていかなければいけないのか、
難しい問題だと思ってます。
本当にね、
今後自分たちが食べるもの、
明日の自分たちが食べるものは、
自分たちが守らなきゃいけないということを、
本当に切に考えてるんですね。
まあ明日の自分たちってね、
ちょっとまあ修了とは離れますけれども、
ちょっと前に話をした障害の話ですね。
障害の話の中で、
あなたも今日から障害者になれますよと、
私が言われたというところで、
明日自分が、
今日自分が障害者になるかもしれない、
だからこそ、
障害者の目線で物事を全て考えなければいけない、
っていうところ、
そこ伝わってたかどうかちょっと分かんないですけども、
とにかく、
明日自分が障害者になっても困らないような世界を作らなければいけない、
と思って行動してほしい、
行動していくべきだ、
っていうふうに思ってるわけですよ、
僕自身はね。
自分の子供が、
発達障害、
自閉症スペクトラムという、
発達障害かどうかのグレーゾーンにいる、
っていうこともあって、
いつそっちにかかるか、かからないか、
もう本当に高校生、
もうぼちぼち高校生になるんですけども、
高校生になれる、
いわゆる高校生になれるのか、
なれないのか、
本当にグレーゾーンなんですよね。
そこに対しての状況っていうのは、
本人ももちろんですし、
社会全体がどういうふうな社会、
その障害を持っている人、
さらにグレーゾーンの人までを、
どこまでをどのように受け入れるのか、
っていうのはすごい問題だと思うんですね。
なので、
明日の自分に関わるような問題だ、
っていう感覚で、
障害に対しても思ってますし、
獣害、獣の害に関しても、
明日の自分、
明日自分の自宅の地基地に、
動物が入ってくるかもしれない、
っていうぐらいの感覚で、
対策をみんな考えなければ、
先に進まないんだっていう、
そんな感情を僕は持ってるんですけども、
皆さんどうですかね。
もしかしたら自分が住んでる家に、
明日イノシシが入ってくるかもしれない、
なんて思いながら生活してる人いないわけです。
いないと思うんですけれども、
いたらごめんなさい。
でもですね、いないと思うんですけども、
なのでね、とにかくね、
今の自分がどう考えるかではなくて、
最悪、最悪じゃないかもしれんけども、
自分がそうなるかもしれない、
っていうことを考えながら、
過ごしていくことがとても大事ではないのかなと、
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今自分が大きな障害を感じていないから、
障害ってものを考えないっていうのは、
とてもナンセンスじゃないのかなと、
今自分は障害があるとは感じていないけれども、
明日から障害かもしれない。
今まであった、
例えば目の前にある段差一段が、
今までは障害ではないと思っていたものも、
明日はもしかしたら障害だと思うかもしれない。
だとしたらその意思を、
今どうするべきなのかという感覚、
その野生動物に関しても、
今自分の庭がどうもなってない、
自分の職場がどうにもなってないけれども、
自分の職場に動物が出てきてしまうことを、
やはり考えておく、
そういうことが自分のためというよりは、
今自分がそれを考えれば、
他人の役にも立つっていうところを、
もうちょっと感情移入をしてね、
自分の気持ちをそこに込めて、
多くの人が考えてくれたらいいな、
というふうに思っているよ、
今日はそれで話を終わりたいと思います。
またよろしくお願いします。
失礼します。