1. ごりの堂々巡り
  2. #128 【介護】希死念慮の強い..
2023-07-03 30:19:00

#128 【介護】希死念慮の強い利用者さん

介護

認知症

視力傷害

希死念慮

首を絞める

介護施設の職員

サマリー

介護の分野では、希死念慮が強い方がいらっしゃいます。最近、亡くなられた方の葬式の後、ご本人は激しい不穏な行動を取り始め、ご自身が殺されることを要求されています。また、ある利用者の方も希死念慮が強くなり、自傷行為を始められました。スタッフはその場でリスク管理を行い、最終的には保護入院が必要と判断されました。このような希死念慮に関するエピソードでは、バタバタとした状況にならず、介護スタッフが適切な対応をされました。

既死燃料の強い利用者さん
毎度、ごりです。
今日も暑かったですね。
雨は降らなかったんですけども、結構蒸し暑くて、なかなかだるい一日でした。
ごりの堂々巡り、よろしくお願いします。
さて、今回ですね、ちょっとまたお話ししたいのは介護の分野の話ということで、
何回か前、結構前ですかね、既死燃料が強い利用者さんがいて、その日大丈夫かなみたいな話を一度したことがあるんですけども、
ちなみにその方は全く問題なく、周りの利用者さんたちが楽しい話をしてくれていて、
その日のうちに既死燃料はすっかり忘れて、その後もそんなこと一度も言ってないですね。
すごく穏やかに過ごしていらっしゃいます。
デイサービスとショートステイを行ったり来たりっていう感じなんですけどもね。
ただね、今回ですね、かなり激しい既死燃料の強い方がいらっしゃいまして、
その方はですね、割と最近身内を亡くされたと言って、それはね、お子様なんですね。
お子様と言っても、50手前の僕よりも年上のぐらいの年齢になるのでね、
40代超えてくると突然何かあることもあるでしょうしね。
病気も増えてきますので、そういうことがないことはないんですけれども、
ご両親健在でお子さんを亡くすっていうところですよね。
ちょっとかわいそうかなとは思うんですけども、
実際ね、僕のいとこも50歳で亡くなってますし、そんなに珍しいことでもないんですけれども、
いざね、自分の子供が亡くなるっていうのはやはりすごい大きなイベントだと思います。
この利用者さんっていうのは、ほぼ目が見えない。明るいかどうかっていうのがわかるぐらいで、
ほとんど物の形も見えてないですね。人かどうかもわかってない可能性もあります。
色はわかっているかもしれませんね。
なので、明るさと色でなんとなく本当に薄ぼんやり判断しているという利用者さんですね。
この方なんですけれども、先日お子様が亡くなられて、その直後ですね、うちの施設を使っていました。
その時には、お葬式、つやから葬式その後のことも含めて、色々諸々手続きをした後に、うちの施設から帰るということになっておりました。
ただね、そのままお家に帰るのではなくて、別の施設ですね、そちらに行っていました。
ここら辺はあまり細かい情報を木山根さんからいただけなくて困ってたんですけれども、
一応特別養護老人ホームというところにいらっしゃったというところまではわかっています。
そちらの特別養護老人ホームでしばらく過ごしていらっしゃったんですけれども、
あるひとつ前、うちの事務所の電話が鳴りました。
そして緊急でそちらを使いたいというふうな依頼があったわけですね。
一応うちの施設というのは基本断らないというのが前提の施設になっておりますので、
以前にも利用されていたということもあるので、わかりましたと2つ返事で受け入れをしたわけですね。
妄想・妄言のエスカレート
ところが来てみたらですね、以前うちを利用していた時とは全く様変わりをしていまして、
大変精神的に混乱している状態でしたね。
妄想幻覚の類ですかね。
見えているわけではないわけですね。
緑内障がかなり進行していて、目に見えるものというのはかなり先ほども言いましたけれども光と色ぐらいのぼんやりしたものなので、
目に見えるものというのはほとんどないんですけれども、さも見えているかのごとくいろんなことを言っていらっしゃいました。
なので妄想幻覚なのか作話なのかというのはちょっとわからないんですけれども、
いろんなことを本当に見ているかのごとくおしゃべりしていましたね。
そこまではいいんです。
そこでね、作話なのかどうかわからないけれども、うちに来る直前の施設で薬を無理やり飲まされた。
自分は飲みたくもなかった薬なのにも関わらず無理やり口を開かされて、
喉の奥にねじ込まれたということをおっしゃいましたね。
全くあり得ない話だろうとは思うんですけれども、
どこまでの状況なのかということをね、ちょっとケヤマネの方に聞いて確認をとった絵を見たところ、
結局のところね、ご本人が飲みたくないよと言ったと。
でもまあ施設としてはやはり飲んでほしいよということで、
粘って粘って粘り続けて飲んでもらったらしいんですね。
その結果めちゃくちゃ不穏になったと。
もう毒薬飲まされたぐらいの、毒を飲まされたぐらいのことを言ってるわけですよ。
あれを飲んだから目が見えなくなった?
いやいやそれよりもだいぶ前から目は見えておりませんか?と。
あれを飲んだから私頭がおかしくなった?
それはわからない。
とにかく抑えつけられただとか、首を絞められただとか、いろんなことをおっしゃるわけですね。
ケヤマネの方に話を聞くと、もちろんそういう暴力行為はないんですけれども、
本人の中ではかなりトラウマになった事例だったんでしょう。
かなり混乱している様子が見受けられました。
来た初日は何とか苦しかった場所、自分の中で痛くない場所から物理的に離れることができたので、
少し落ち着い気を見せたようなんですけれども、もう翌日ですね。
翌日始まったのは、さっきほど言った妄想・妄言。
自己害を求める言動
見えてないものを、さも見えているかの如く言う。
ここが始まったんですね。
これがだんだんエスカレートしていって、
なんで返してくれないの?と。
いや、自分が望んでうちの施設に来た。
ということももう忘れたわけですね。
以前行ったところから、場所を移したいから、
うちの施設に行きたいよ、前にいたあの施設に連れて行ってと娘さんに懇願したそうです。
娘さんは2人いますので、亡くなってない方の娘さんに懇願したということですね。
そしてうちの施設に来たんですけれども、その言ったことはすっかり忘れて、
なんでこんなところにいるの?
こんなところにはいたくない。早く帰りたいから。帰らせてくれ。
娘さんの方に連絡を取ったら、やっぱりまだちょっとすぐに帰ってきてもらっては困るので、
そちらでお願いしますということで、直接電話をつなげてお話していただいたんですけれども、
結果ね、無理やりうちの施設に囚われているというふうに言い出しまして、
こんなところにいてもどうしようもないので、殺してほしいということを言い出しました。
騎士燃料ということでね、殺してほしい。打つ系を持ち合わせている方なので、
殺してほしいというのは言うだろうなと、そのうち言うだろうなと思っていたんですけれども、
割と早くに言い始めました。
でですね、その先なんですよね。
殺してほしいって言ってる後に、死にたいと。
本当の騎士燃料ですね。
で、殺してください。死にたい。
そして次に言ったのは、殺される。
っていうふうに言ったんですね。
もう周りの利用者さん、他の利用者さんたちも、さっきは殺してほしい?
で、次は死にたい?
で、今度は殺される?
この人何言ってんだ?
っていう感じで、割と冷静に見ている利用者さんたちが多かったですね。
まあ、笑っちゃうねなんていうふうに笑ってる利用者さんもいましたけれども、
言ってる本人、当の本人は真剣ですから。
で、その夜勤帯でタオルをください。
寒いんですか?どうしましたか?
まあ、もうそれでピンときた職員が、寒いんだったら毛布を持ちます。
ということで毛布を持っていった。
ところが何の反応もない。
タオルをくださいと言われる。
ガンとしてタオルをくださいと言われる。
ということで、タオルは渡すことができません。
もう皆さんね、1人2枚というふうに決まってまして、
1枚はお風呂用、もう1枚はトイレの時の手拭き用ということになっておりますので、
お渡しすることはできませんよというふうにお伝えしたらですね、
まあ、気死燃料がかなり強い方ですから、そこから枕カバーですね、
これを外すことを発見しまして、
その外した枕カバーで首を締めていた。自分でね、締めてました。
もううううといううめき声を聞いて職員が飛んでいったら、もう首を締めていた。
まあね、90前後の方ですから、そこまでの腕力はないので、握力も腕力もないので、
そのままね、コロッと行くほどの圧迫はされてないわけですね。
それで、結局2人のスタッフが力づくでその枕カバーを奪う。
その後も何かタオルのようなものを欲しいと言ったらしいんですけども、
結局のところ、ほとんど見守り状態ということで、
職員がね、つかず離れずで声をかけずに見守りながら対応したそうです。
そして次の日ですね、僕も出勤しまして、かなり不穏な状況が続いていた時に、
まあ僕はね、計帳とかその起死燃料がある場合の対応なんかもちょっと研修というか勉強したこともあるので、
はいよ僕入るよって言って、そこの人の部屋に行って、ずっとお話を聞く。
基本的に僕はこういう時にはポーンとスイッチを、自分の中のスイッチを入れて、
完全計帳モードに入って、
死にたいよ、殺してほしいよって言っても、まあ死にたいって思っちゃうんだよね。
殺してほしいぐらい辛い思いをしてるんだねなんて言って、
利用者さんの希死念慮の始まり
否定をするような言葉を一切かけないというね。
そういう状況を5分、10分ぐらい続けたかな。
そうしたらもう突然静かになって、スーッとね、そのまま寝ていくような状態だったですね。
なんかこう、いろいろ喋ってみて、隣にいる人がそうだねそうだねって全部受容して話を聞く。
話を聞かれているうちに眠くなって寝ていくというところまで行きました。
まあこのまま寝ちゃって、お昼ご飯までほっとけばいいんじゃないの?ぐらいに思ったんですけども、
そこはそれね、他の利用者さんもなかなかにパンチの効いた利用者さんがいっぱいいますので、
あの人はどうしちゃったの?なんでこうなってんの?って言って部屋まで入ってて起こしちゃうおばさんもいるわけですね。
あんた何に寝てんの?いいやせっかく寝たのになぁなんて思いながら。
ただもうその時には僕その場にいなかったんですね。他の業務の手伝いをしていてその場にいられなかった。
そしたらその対応した職員は、座りましょうとか、あっちに行きましょうとか、ここにいましょうとかっていう提案をしてしまうというね、そういうパターンの対応でしたね。
これにはもうね、利用者さんっていうのは絶対反発しますので、それでかなり不穏な状況が続いていたみたいですね。
ご飯前に僕が戻ってきて、また話を聞いて、10分かかるかからないかで、またちょっと落ち着くってとこまで持って行って、
話をしていて、やっぱり帰りたい。そうだよね帰りたいね。死にたい。死にたいと思うぐらい苦しいんだよね。殺してほしい。殺してほしいって思っちゃうぐらいいろんなことがあったんだね。
スタッフの対応とリスク管理
なんて言ってまたやり過ごす。ご飯を、もうこの時にはね、基本的にこちらから提案することは一切やめましょうということで、
ご飯が来たということだけ伝えて、食べませんかとか食べましょうとかっていう言葉は一切言わないように、他のスタッフにもしっかり申し送りをして、
できるだけね、喋らない。提案をしない。座ってくださいってもう絶対言っちゃいけないよっていう感じで固く念を押して、僕もその場を離れたんですけども、やっぱり言っちゃうんですよね。座ってくださいってね。座ってください。
別に座らなくたって人死にはしないんだから、座ってくれって言う必要ないわけですよ。そこで立ち止まってくれって、いや歩きたい奴歩かせておいていいよと。
とにかくね、やりたいようにやらせてやれと。で、自傷互いの危険性がない限りはほっとけって言って、言ったんですけども結構強く、結構強くっていうか、座りませんかと座りましょう。
疲れませんか。お腹空いてませんか。ご飯が来ましたんでご飯食べましょう。普通の声かけなんですけども、これはもうね、マイナスアプローチですね。
で、しばらくしたら僕がその場で行った時に、もうまた始まったんですね。すいませんタオルをください。タオルはもう今洗濯してるからないよ。
っていう感じで、まあ受け流すしかないんですよね。で、それでもタオルをくださいって言ったんで、分かりました。今洗濯終わったみたいなんで、乾いたやつ持ってきますからその場でお待ちください。
ありがとうございますって言って言われて、こちらはまあ持ってく、取りに行く振り、持ってきませんけどもね。そんな感じで様子を見て、しばらく様子を見ていたら、
何も言わないわけですよね。タオルはまだですかとか、そういうことを一切言わずに上着を脱ぎ始めて、そして上着を首に巻きつけて、
そして両手で首の後ろ側でクロスした袖を引っ張るという、まあ自傷行為ですね。これが始まったわけです。
ただまあこの人間の肩関節の可動域からして、後ろ側に自分の手で引っ張るっていうのはかなり無理がある状況なんですよね。
なのでまあリスクはない、このままやっていても首は締まりませんっていうことを確認しながら、ずっとつかず離れず見ていると。
その締めているのを止めても仕方がないので、まあどうせまたヒートアップしてしまいますのでね、そのまま様子を見ていました。
したらですね、自分でもこれは締まらんなと思ったんでしょうね。
一度その着ていた服を脱ぎまして、脱いだというかまた外しまして、今度はまた違う方法で首に巻きつけて、今度は前方ですね。
これはちょっと締まるかもしれないなっていう危険性を感じたんですけども、結果締まらず。
まあ残念長という感じだったんですけども、その後ですね、これは結構細かったんですけども、
今度はね、自分の着ている上着の襟を使って、一人突っ込み締め。これ柔道やってる人じゃないか分かんないのかな?突っ込み締めって言って、襟を使って締めるんですよね。
これはね意外に簡単に首が締まる状態で、軽度脇と軌道を同時に締めるような感じになるんですね。
自分で締めている場合は軌道までは潰せないんですけども、軌道脇は結構簡単に締まっていくんで、これまずいなということで、
見ててその場で僕はどんどんどんどん首を締めている服を脱がしていって、
全部上着を脱がしてしまう、下着一枚にしてしまうという状況まで持っていくというね。
その段階でようやく相談員も来て、今どんな感じですか?って。
あ、今首締めてたよ。え?ってなってるみたいなね。そんな感じでやり取りがありましたけども、
生地ね、自分が格闘技やっていたっていうのもあるんで、どこの段階までが大丈夫で、どっからがダメかっていうのはちょっと分かるんで、
保護入院の必要性
結構こう焦らないんですよね。ギリギリまで焦らないので、やりたいことをやらせておいて、
疲れるまで放っておこうと思ったらツッコミ締めが始まったんで、これまずいということでね、
外して見ましたけれども、そのツッコミ締めを見た直後ですね、
部屋にある長いものすべて、トイレのカーテンやベッドのコード、リモコン、テレビのアンテナ線、コンセント、これすべて外しました。
もう部屋に長いものは一切ありません。そして付くものですね、歯ブラシ、櫛、そして歯磨き粉、これも全部外してしまいました。
申し訳ないですけどもね、行動抑制ということになるのかもしれませんが、これ緊急避難ということでね、
自傷互いの疑いがあるので、疑いというかやってますのでね、
互いというのは職員に対してはずっとひっかいたり噛みついたり叩いたりというのは続いてますので、
これはもう互いは間違いない、自傷もやってますということでね、かなり強いリスクを感じていました。
で、まあ、相談員に早いこと家族に連絡取ってくれんかの、という感じで言って、
まあようやく家族が来たのが仕事が終わったであろう5時過ぎ、5時半過ぎか。
ようやく来て、ご家族が家、まあその利用者さんのお部屋まで来て、かけた言葉が、
おばあちゃん。
おばあちゃんもね、大変かもしれないけど私たちも大変なの。
ね、おばあちゃんはここで頑張って一晩泊まって。
一番言っちゃいけない、ね、既死燃料が強いってことは打つ傾向が強いわけですから、
その人に向かって一番言ってほしくない頑張ってがあっさり出ましたね。
おばあちゃんはここで頑張って一晩過ごしてって言って、
まあね、まあ当たり前ですけど、そんなことはできない、みたいなことで始めるわけですよね。
でもかなり強く言い合いがありまして、
まあこの状態ってのは普通じゃないですよと、まあご家族もわかるでしょうと。
で、まあなかなかね、ちょっとこう、普通にお家で見れる状態ではないとは思うので、
どこかね、精神科の入院ができる病院を探してみてはいかがですかと。
いくつかリストアップしましたので、こちらに自分でお電話してみてくださいと。
もうこちらが連れて行くことではないのでね。
まあもうなんで、それを渡した時点で退去ですね。
お帰りになる前提で探してくださいねとやったんですけども、なかなか見つからんわけですよ。
そう簡単にね、夜間緊急で入院できるところってのは見つかりにくいわけですね。
まあなんとかかんとか探してみてくださいってやったんですけども、結局探せない。
ということで、これはしょうがないといって一旦家に帰って、翌日電話をしたら、
医療保護入院できますよと言ってくれた病院が一箇所あったということでね。
保護入院ということで、本人の意思は別としてね、かなりリスクが高いということで、
本人が拒否していても家族の同意によって入院ができるという、
そういう保護入院ということをやってもらって、今そこにいるということでね。
まあ疑似念領は強い自殺願望、簡単に言えば自殺願望ですね。
まあこれが強い方。
僕は本当にこう、結構やばいところまでは、かなり見ておくタイプの人なんで、
他のスタッフからしたら、え、いいの?ゴリさんあれ首絞めてるけど大丈夫?
うん、大丈夫大丈夫。全然あれ、刑道も縛ってないから。
え、ゴリさんあれ、本当に大丈夫なの?
うん、大丈夫大丈夫。
腕の稼働域の問題で、あっち側に締め手があっても締まんないから。
で、ヘラヘラしてた直後ですよね。
お、ごめんごめん、まずいまずい、外すってね。
利用者さんの希死念慮への対応
なんでまあ、逆に僕が焦ったイコール、相当やべえみたいなね、感じなことがあったみたいですけども。
あの、ゴリさんが焦ってたんで、こっちも焦っちゃいましたって笑ってましたけども、
まあ笑ってられるんで、よかったねなんですね。
まあいい経験。もう申し訳ないけど、これも我々の経験値になってしまいますのでね。
ありがたいなんやと。
で、まあ僕なんかはね、あっさりその、すいませんじゃあ今日はこれで連れて帰りますって言った家族に対して、背中に向けて、
あの、本当に前みたいないい状態のね、おばあちゃんに代わったら、いつでもお待ちしてますので、
あの、その時は遠慮なく言ってください。いつでも本当にお部屋開けて待ってますんで。
って言ったら、家族もありがとうございます。その時はまたよろしくお願いしますっていう感じで言っていただきましたけどもね。
まあ既視念領は強い。自殺願望が強い。実際に首を絞めるっていうところの対応を、ちょっと先週はバタバタバタバタしてました。
なかなかね、一筋縄ではいかないものだとは思います。
まあこれも経験っていうのがものを言う部分ですかね。
僕はあの、警長、電話での警長という経験でね、結構こう、もうこんな世の中嫌だみたいなことを言う人の相手をしたことがありますのでね。
基本あまり声かけずに話を聞くっていうことを、自分の中でポンとスイッチを入れてそういう感じでやっていく。
苦しいんですとかじゃなくて、もう今すぐ死にたいですっていう人に対する対応ってなかなかもう取れることはないですけどもね。
まあ電話の場合は数段階難しいけど、目の前にいる場合は手が出せますからね。気楽でしたけどもね。
まあいろんなことがあってし、当然ですよね。長いこと80年90年生きていればいろんなことが起きていく。
まあ本当に大変だなぁと思いますし、誰にも誰しもこういうことを経験する可能性があるんだということを自分にも言い聞かせながら、
今回はたまたま首合わせが良くて、大きな問題、大きなトラブルにならない。大きなトラブルってのは死ですよね。
死に繋がらずに何とか過ごすことができましたというね、そういう結果になりましたけれども、
まあ残念な結果になる場合もあるわけです。
まあでもね、それもね、あの時、ああすればよかった、こうすればよかったって後悔する、
まあ後悔も必要な行為かもしれませんけども、
苦しんで苦しんで生きてることが本当に辛くて辛くて辛くて辛くてどうしてもたまらないっていう方に対して、
僕は無理に生きろとは言い切れないっていう気持ちが常にあります。
生きてることが本当に辛い辛い辛い辛い辛い、もうどうしてもここから逃げるには死ぬしかない。
解決方法がその人の中で一つしかなくなってしまった場合、それを無理やり止めるというのもエゴかなと考えてますので、
まあそうならないような声かけの仕方、どのようにしてその人が自分で解決していくかというところに心を砕きますけれども、
今回は、実際に首を絞めるというところまでは言ってましたけれども、直接死というところに繋がっていなかったので、
まあなんとか対応できたのかなという、そういうお話をしてみました。
介護施設のスタッフの多忙さ
まあなかなかね、介護施設のスタッフっていろいろやるんですよ。
今日はこれで終わり。またよろしくお願いします。失礼します。
30:19:00

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