1. Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話
  2. 【#05】都市のサウンドスケー..
2020-05-06 21:10

【#05】都市のサウンドスケープ♩ニューヨーク市立図書館がリリースした「Missing Sounds of New York」

先日、ニューヨーク市立図書館が、ニューヨークの街の音を集め、アルバムとしてspotifyにリリースしました。今回はその事例から、都市、公共空間と音、サウンドスケープといったテーマでおしゃべりしていきたいと思います♩


<おしゃべり中に紹介したリンクなど>

♩「Missing Sounds of New York」
https://bit.ly/2L6IhEZ


♩フレデリック・ワイズマンのドキュメンタリー、『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
http://moviola.jp/nypl/


♩NHKの番組「新型コロナと音の風景」
https://bit.ly/3bcck8W


♩テレワークでも会社気分になれる環境音サービス
https://engt.co/2YFBWbI


♩いま「合奏」は可能か?─心・技・体を整えて広場にのぞむために
https://bit.ly/2yAoefs


♩公共空間×音楽 メキシコシティの公園の例
https://bit.ly/35zbxxP


♩オリィ研究所の視覚障害者などのためのナビゲーションロボット「NIN_NIN」
http://bodysharing.net/


00:13
みなさん、こんにちは。編集者・ライターの杉田麻里子と、
プロジェクト・ディレクターの石川由加子です。
この番組は、都市というテーマが好きで好きでしょうがない2人が、
都市に関する様々なグッドニュースをザックバランに話す場所です。
都市をテーマに、国内外のプロジェクトやトレンド、雑誌、スポット、音楽など、
毎回気になるテーマをひとつ取り上げて、フリースタイルでお喋りしていきます。
先日、ニューヨーク市立図書館が、ニューヨークの街の音を集めて、
アルバムとしてスポティファイにリリースしました。
今回は、その事例から都市、公共空間等とサウンドスケープといったテーマで、
お喋りしていきたいと思います。
都市と音ということですが、このニューヨーク市立図書館のやつ聞いた?
聞きました。
同時期に、いろんな友達から、
こんなのあるよね。
そうそう。
気になってたんだと思って。
そうだよね。
私も今日の午前中は、この音を聞きながら仕事をしていました。
いいですよね。
タイトルもすごいいいなと思って、
なんか最後の、これ何番目だろう?一番最後のやつが、
そこまで静かではない図書館。
そこのタイトルがだよね。
そうだよね、ラッシュアワー。
ラッシュアワーをロマンス化する、みたいなのもあるしね。
そこのセンスがやっぱ素晴らしいなと思いました。
この事例を見たときに。
しかもこれを、一人のクリエイターとかじゃなくて、
ニューヨークの市立図書館がやっているっていうところが、やっぱり面白いなと思って。
なんかニューヨーク市立図書館って、ドキュメンタリーがあったよね、確か。
フレデリックス・ワイズマンのニューヨーク公共図書館Xリプリスみたいな、
ちょっと名前忘れたけど、なんかドキュメンタリーがあって、数年前に出たんだけど、
それを見てからすごい興味があって、
結構いろいろフォローとかもしてたんだけど、
こういった図書館がニューヨークの街にラブレターを出すというか、
なんかやっぱ人のことを考えてるんだなと思って、すごいいいなと思った。
音といえば、私も旅をしたりとか、なんかちょっと縁ある瞬間があったときに、
少し音を記録してたりして、
その場所を聞いたときに自分のボーイズ名を見返してたら、
結構面白い音がいろいろ残ってたなと思って、
ちょっと今日なんか紹介したいなと思うんだけれども、
個人的には、あんまり動画で映像を記録したりするよりかは、
03:05
音を記録するほうが、後々その瞬間を立体的に思い出せるなと思って、
音のほうが記録する媒体として好きだなというふうに思ったりしているんだよね。
なるほど。
で、これはね、最初のいくつか紹介する。
1個目。
これが、シンガポールに行ったときに、
チャイナタウンのあたりにインド系の神があって、
ちょうどたぶん毎日お祈りをしている時間だったのか、
住民の人たちが来て、この爆音が流れていたので、
これを撮ってたり、
あとは、
あれは、去年かな、
友達とベルリンに行ったときに、
あるバーに行って、
この音は、ベルリンのバーの音なんだけれども、
ベルカムの有名なテクノのクラブがあるんだけど、
そこの設計をしたキャンプチームが作ったバーっていうところで、
音響システムとかもすごくいいのが入ってたりして、
素敵なところだったなとか、
ね、こんなのもあるよ。
足立区をリサーチしてたときに、
すごい活気のある八百屋さんがあって、
この音を記録せねばと思って、
おもろに、
記録した。
へー、面白い、面白い。
ワイヤーっていうところの音だったり、
結構いろいろ、
なんか、
なるほどね。
なんか、旅先で私は結構動画とか写真を撮る人間なので、
音を記録するっていうことを、
今までは、
考えたことがなかったんだけど、
すごい、今回のコロナの件も含めて、
音、サウンドスケープっていうのは、
すごい面白いな、
今年の要素として面白いなと思って、
なんか、ゆかこ氏がこうやって、
音から、こう、
記憶を呼び覚ましてるんだと思って、
うん、興味深く聞いてました。
うん。
なんか、コロナでやっぱりこう、
人がみんな外に出ないから、
あらためて、
街って音だらけだったんだなっていうことを、
本当に気づいて、
06:00
今、例で流してくれた音とかも、
やっぱり人ありきで、
マーケットの音だったりとか、
クラブの音だったりとかがあるから、
それが今、シーンとしちゃってるよね。
うん、まさに。
なんか、こういうのを見てるって、
音でそういう場所だったりを、
なんか、
無意識に、
なんか、
なんか、
そういう場所だったりを、
なんか、
無意識にこう、
感じ取ってるっていうのが、
なんか、
そうだよね。
そうだよね。
確かに、なんか、
最近、私、京都市内で引っ越したんですが、
区が変わったのね。
うん。
で、なんか、
一番最初にやっぱり印象的だったのって、
朝起きた時の音の違いで、
うん。
今住んでるとこは山の近くで、
鳥の音がするとかね。
すごい感覚に。
そうそう。
一回ね、その家の時にお邪魔したことがあったけど、
そうだよね。
毎朝すごい、朝5時ぐらいに市場の音が聞こえる。
そうだよね。
すごいね。
だから、やっぱり引っ越した時に思ったのは、
見えるものとかはもちろん違うし、
匂いとかも全然違うけど、
やっぱり聞こえるものっていうので、
うん。
場所感覚ってすごい変わってくるんだなと思って。
うん。
で、さっきのニューヨークの
スポティファイのプレイリストの話に戻ると、
うん。
街っていうのはみんな視覚だけじゃなくて、
結構こう、
耳でも感じていたんだなっていうことが改めて分かって、
そうですね。
うんうんうんうん。
コロナによって消えてしまったニューヨークの音を取り戻すみたいなところで、
いいアプローチだなって思いました。
うんうんうん。
他にもなんか音と都市みたいなので、
面白い事例とかあるかな。
そうね。
最近ちょっと読んでたのが、
うんうん。
これもアーツカウンシルが出してたのかな、
東京アートキャンペーンプロジェクトで、
最近なんか出た、
公共空間と音楽かな。
音楽。
表現みたいなものを、
はいはいはい。
やっていけるのか、
その音楽のあり方で、
さまざまな専門家とか、
立場の違う人に対してインタビューを行ったような、
レポート?
はいはいはい。
それはちょっと読んでたんだけどね。
うんうんうん。
アーツカウンシルいいよね。
こういうさ、プロジェクトのレポートとか、
結構これ50ページぐらいのしっかりしたレポートだったよね。
こういうのがこう、
自由にダウンロードして読めるという幸せを噛みしめました。
すごく。
で結構その、
お医者さんから、
はいはい。
法律家からいろいろな立場で話している中で、
公共ある不動産の方とかもね、
09:00
公共空間と音みたいな問題。
いつもその騒音の問題とかが立ち塞がると思うんだけど、
それをどうやって越えていくかっていうところを話していたりして、
我々としても結構参考になるような、
言われたんですけどね。
トライアルサウンディングっていうのを、
公共ある不動産の取り組みとしてやっているっていう話があって、
はいはいはい。
これが結構そのね、
公園とかさ、
今その幼稚園とかもさ、
すごく騒音で苦情が来たりするじゃん。
新しいものを公共空間に作るときに、
そういう音がつくだったり、
何かいうものが想定できなかったりすると、
想定できないものをやらないっていう判断になる。
そうだね。
だからこういう見えないものをちゃんと可視化するために、
試しに業界の人とかと一緒に実験をして、
そのバグを出して、
大きな計画にそれを盛り込んでいくっていうのを、
取り組みを実践的にされてて、
そのデザインの中でもそういう、
事前にトライアルをちょっとしてみるっていう取り組みは、
とっても重要だと思った。
そうだね。面白いね。
なんか公共空間と音?音楽かもしれないけど、
音っていうところに行ったら、
私も一つちょっと印象に残ってるエピソードがあって、
メキシコシティに行ったときに、
チャペルテーペックっていう大きな公園、
すっごい大きな公園があって、
で、なんか周りがね、でも全部大きな道路で囲われてて、
結構公園に入ったばっかりだったら、
車の音しか聞こえない感じなの。
それこう、なんかもうちょっと公園の真ん中の方に行ったら、
その車の音が薄れていって、
なんか森みたいな環境になって、
鳥の声とかも聞こえてくるんだけど、
結構なんかその、この公園のプランニングの記事というか、
報告書みたいなのを読んだときも、
その騒音と都市と公共空間の関係みたいなことが書いてあって、
で、この公園の中に、
なんか音がテーマになったセクションみたいなのがあって、
なんかね、結構ちっちゃい、
えっとね、何メートルとか言えないんだけど、
なんかベンチが5個ぐらい置いてある、
周りが木々に囲われたセクションになってて、
で、毎週なんかね、違うテーマの音楽をかけてるの。
いい感じでかけてるの。
そうそう、周りが木々に囲まれてて、
スピーカーにも囲まれてて、
で、真ん中にベンチがいくつか置いてあるみたいな感じで、
で、なんか時間によってもかけられてる音楽が違うんだよね。
例えば火曜日はメキシカンクラシックとか、
なんかいくつかテーマがあって、
で、そこみんなこうフラッと入っていって、
こう座って音を聞いて、
で、音楽だけじゃなくて、
その木々のざわめきとか、
鳥の音とかも聞いて、
12:01
で、なんか音に関するね、
なんか本とかも確か置いてあったんだよね。
自由に借りられるようになっていて、
そう、周りがこう車で、
道路に囲われている公園で、
周りがすごい、
まあメキシコシティだからすごいうるさい街だからね、
そこでそういったオアシスみたいなのがあるのが面白いなと思いました。
すごいね、そういう木々の中で、
聞く音はまた違う。
うんうんうんうん。
そうだね。
いやでもなんか、
今家の中にいるからこそ、
公園とかこう外に出て行って、
なんか大きな音で音楽聴いたりしたいけどね。
うん。
全然ね、家の中だとなかなかそういう爆音はかけられない。
確かに。
家の中はどんな音が聞こえるの?
環境音というか、
なんか外から漏れてくる音とか。
結構だから、
あんまりやっぱり緑がない。
住宅街だったりすると緑がない。
緑の音、なんていうの、
木の音っていうのも聞こえなくて、
電車の音とか、
そういう音が聞こえない。
うんうんうん。
木の音っていうのも聞こえなくて、
電車の音とか、
サイレンの音とか、
車の音とか、
結構そういう交通の音がものすごく大きいなっていうのを改めて気づくかな。
なるほどなるほど。
そうだね。
私も東京に住んでた時はそうだったの。
だからきっとみんな家の中にいるけれども、
その、やっぱ聞こえてくる音とかで、
分かるんだろうね。
自分が今どこにいる感覚みたいなのを掴むんだろうな。
多分そういう交通の音ってすごくストレスになってると思う。
そうだよね。
ニューヨークも確か誰かがいてたんだけど、
もちろんみんな人がいないから静かにはなったんだけど、
サイレンの音とか、
警察の車の音とか、
なんかあと、隣人もやっぱうるさいし、
音は絶えないみたいだね。
そういうものが家にいるとどんどん聞こえてくるから、
結構スイッチがあって、
それが気になり始めちゃうとすごいなんか、
あーなるほどね。
確かに確かに。
だからあれじゃない、
テレワークでも会社給付になれるサービスあってね、最近。
はいはいはい。
どんなやつだっけ、
人の話し声とか、コピーの音とか、
靴の音とかね。
そうそう靴の音とか、空調のグオーみたいな、
オフィスで聞こえる音を家でも流せるみたいな。
それをBGMというか、バックグラウンドとして聞きながら、
集中して、会社にいる気分で在宅ワークをするみたいな。
これも面白いよね。
これも何気なく聞いてた音みたいなのをね、
デザインしたなって感じだよね。
15:02
そうだよねそうだよね。
よく考えた。
確かに確かに。
それがスイッチになってたりするんだろうね。
空間の椅子に座るとか、
そういう作法以外にも、
こういう音が始まる。
音がある方が集中できる人とかもいるじゃん。
そうだよね、確かに確かに。
カフェでさ、今まで仕事をしてきた人とか、
やっぱ音楽とか大切だったんだなと、
カフェで流れる音楽がね、
あと雑音とか、
改めて思った私もカフェ仕事族だったので。
だから結構無意識だからこそ、
それをデザインするってすごく難しいなと思ったかな。
結構音の事例とかも探してても、
あんまり方法がないっていうのがあって。
なるほどね。
なるほど。
日本に海外から帰ってきた時に、
東京に行って、
すっごいうるさいなと思ったことを覚えていて、
今回も、
コロナってしばらく家にいて、
突然みんな外に出始めたら、
あ、改めてなんか今までは普通だったけど、
今は聞こえるようになった新鮮な音とか、
あるんだろうなと思って。
確かに。
私がその時うるさいなと思ったのは、
エレベーターとかの、
黄色い線の内側にみたいなのが、
すごいかぶって聞こえてて、
5列エレベーター?
エスカレーターか。
エスカレーターが5列だったら、5列分喋ってるみたいな。
あれはすごいよね。
すごいよねとかね。
でも、今はあんまりそこまで気づかないんだけど、
その時は気づいたとか。
そうだね。
すごい。
スケッチナビゲーションがすごいよね。
危ないとか。
確かに。
でも、音のことをいろいろ考えてた時に、
音が都市の中で必要な人は誰なのかなと思って、
結構目が見えない人、視覚障害があって、
どれくらい音に頼って都市歩いてるんだろう、
っていうのが気になって、
いろいろ調べてたんだけど、
思ったより視覚障害の方に
今までの都市デザインみたいな分野では、
音っていうよりかもどっちかっていうと、
足の感覚情報とか手の感覚情報。
結構そういうものが発展していて、
まだまだそこまでのデザインっていうものが、
発展っていうか、今もいろいろな取り組みをされて、
そこまであんまりまだまだ活用されてないのかもなっていうのを
1個気づきとしたんだけど、
1個面白い事例としては、
オリー研究所っていう分身型ロボットっていう、
18:02
小さなロボットを開発している会社で、
彼らが開発した視覚障害者などのための
ナビゲーションロボットにんにんっていうロボット。
なんかキュートでかつすごくかわいいなと思って、
これがシェアリングロボットっていうものらしいんだけれども、
忍者型の小型ロボットを肩に乗せて、
その忍者の目にカメラがついていて、
輪郭でまた違った人が、
歩いている人のビジョンを見て、
囁いているようにナビゲーションしてくれるみたいなロボット。
すごくシンプルなんだけど、
素敵なアイディアというか、
カメラを通じて視覚をシェアするシンプルなアイディアなんだけれども、
取り組みって、もっといろいろ出てくるといいな、
みたいなことを思ったかな。
うん、面白いね。
こんな感じで結構音と年って調べていくと、
いろいろ出てくるなと思って、
今まで私は意識をしていなかったんですけど、
さっき床腰が言ってたみたいに、
旅先で音を録ってみたりとか、
日常の音、もしかしたら起きてすぐに録ってみたら、
毎日違う音が聞こえるかもしれないし、
冒頭で説明したニューヨークの図書館が出した、
プレイリストみたいな感じで、
自分の日常のミュージックリスト、プレイリストみたいな、
作ってみたら面白いんじゃないかなと思って、
作ってみたら面白いんじゃないかなと思いました。
なので、今回の回は別にオチがあるとか、
そういうわけではなく、
私たちも年と音っていうのを習った、
考え始めたきっかけになったみたいな感じの。
もっと深い分野だと思うので、もっと深めたい。
そうだね。
今度話したいなと思ったのは、音楽。
年に関する音楽って結構あるなと思って、
なんかジェントリフィケーション歌ってる、
なんかベルリンのパンクとかね。
ベルリンに攻めてる。
なんか知り合いが、
年デザインを勉強してる知り合いが、
そういった年音楽リストみたいなの作ってて、
それこそSpotifyで、
なんか結構いろんな人に、
そういう音楽ないですかっていうのを聞きたいなと思っていたので、
面白い、面白い。
ぜひ皆さん、ボイスチャット機能とかで、
アンカーでもメッセージを残せるし、
Twitterとかでもコメントできたりするので、
おすすめの音楽とか、
おすすめの音と年のプロジェクトとか、
教えてもらえると嬉しいです。
じゃあ、今日この辺ですかね。
21:00
はい。
今後もこの番組では、
年のテーマに様々なおしゃべりを繰り広げる予定です。
次回もお楽しみに。
21:10

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