1. Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話
  2. 【#64】今、アフリカが面白い..
2022-01-11 31:37

【#64】今、アフリカが面白い!アフリカのスマートシティを語る

明けましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願いします。
さて、2022年第一回目は、アフリカについて。杉田真理子が現在滞在しているトーゴのまちづくりやアフリカのスマートシティについてお話ししていきます。

for Cities🌏
https://www.forcities.org/
YUKAKO👀
https://linktr.ee/YukakoIshikawa
MARIKO🌈
https://linktr.ee/MarikoSugita

⚫︎お話し中に紹介したもの📘
Novissi
https://wired.jp/2021/02/02/clever-strategy-distribute-covid-aid-satellite-data/
AKONCITY
https://akoncity.com/
Urban Africa
https://storymaps.arcgis.com/stories/73a4b40120b44a3fb9d6935d53d49330
アフリカ都市を考える
https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/21569.pdf
Things to help me understand urbanism in Africa / Basic Introduction
https://www.travelingcircusofurbanism.com/ja/africa/introduction/

00:11
みなさん、こんにちは。杉田まりこと石川由加子です。
Good News for Citiesは、都市、建築、町づくりに関する様々なグッドニュースをザックバランに話す番組です。
明けましておめでとうございます。あっという間にもう2022年ですね。
お正月モードはもう終わっちゃいましたね、あっという間に。
そうだね、もうみんなオンモードになってきてて。
オンモードになってきてる?そっかそっか。
なってきてますね。
こんな感じで2022年もすぐ終わっちゃうのかな、みたいな気配もしますが。
今年もポッドキャスト頑張りましょう。楽しんでやりましょう。
はい、ポッドキャストね、今年もずっとコンスタントに続けていきたいなと思うんですけど、
2人の回とか、ちょっとそれぞれ1人で今気になることをしゃべる回とか、いろいろちょっと試してやっていきたいなと思っているので、
楽しみに聞いていただけたらと思います。
今回第1回目、2022年第1回目っていうことで。
はい、アフリカをテーマにちょっとおしゃべりをしたいなと思っています。
報告が遅れているんですけれども、私今アフリカのトウゴという町に来てまして、
もうこっちに来てから1ヶ月かな、経ったんですけど、ちょっと調べてきたこととか、今何でここにいるのかとかも含めて、
言うこともね、ちゃんとアフリカについて話したこともなかったので、おしゃべりしていけたらなと思います。
はい、そもそもなぜマリコさんは今アフリカにいるのかっていうところから始めるのはどうでしょうか。
はい、なんかこれもすごい説明がやたらめんどくさいというか大変なんですけど、
ことの発端は、去年私たちはアムステルダムにいたじゃない、1年。
私8ヶ月ぐらいいたんですけど、その間にやっぱりこう、オランダってすごいこう植民地で成り立ってきた国じゃない。
昔からこう植民地の歴史と植民地主義の歴史だったりとか、
そういったこう世界史的なところをすごい興味はあったんだけれども、
実際になんかオランダに住んでみて、会う人たちだったりとか話す人たちで、いろんなバックグラウンドの人たちがいて、
なんかアフリカを身近に感じ始めたっていうことがまず一つあって、
なんか周りのオランダ人の人たちも、例えばの私たちが一緒にコラボレーションしたカスコランドも、
ヨハネスブルク、南アフリカのヨハネスブルクでプロジェクトしてたりとか、
話題に昇ることもすごい多かったし、行ったことあるとか、研究の対象にしてるみたいな、
03:00
人たちも結構周りにいて、なんかそれまでもいつか行きたいなと思ってたんだけど、
ちゃんとこう意識し始めたのは、実はオランダがきっかけだったっていうのが一つあります。
で、ちょうどそのなんか興味があるなと思ってた時期に、
フランス人、フランス出身のスマートシティ開発を、
専門に研究しているデータサイエンティストの人、友達と会って話す機会があって、
なんか彼も今アフリカが気になってて行こうと思ってるんだよねっていう話をしてたんだよね。
で、だったらじゃあ一緒に行くかみたいな、結構軽いノリから、せっかく行くんだったら、
なんかこう観光客もいっぱいいるし、
今いろんな面白いイニシアティブがアフリカのいろんな都市で起こっているので、
なんか彼らと短期的にプロジェクトのコラボレーションするみたいな感じで、
ケラバン形式で何年か行ってみるっていうのはどうだろうっていう提案をもらって、
じゃあそれで行こうっていうので、予定を組み立てて、
で、二人だけじゃなくて、いろんなスキルセットを持ったアーバニストの人たちを世界中から公募する形で、
チームを組んで行こうっていう形になって公募もして、
すごい世界中からめっちゃ多くの応募が来て、彼らともインタビューして、
チーム作ってやってきたっていう感じですね。
なので、オフィシャルな大学とか企業のプロジェクトっていうよりも、
本当に完全に自分たちで作った新規プロジェクトっていう形で、
今一ヶ国目なんですけど、次はカメルーン、2月から2ヶ月間カメルーン、
その後に3月、4月かな、4月、5月かな、UN-HABITATの本部もあるナイロビティの
ケニアの首都のナイロビに行って、その後にモロッコ、もしくはナイジェリアのラゴスに
2ヶ月間、コラボレーター次第なんだけど行って、現地のリサーチをしながら、
短期のプロジェクトをやるっていうのを今やってます。
行く国はどうやって決めたの?
行く国は、基本的には面白いコラボレーションをして、
スマートシティ開発がいろんなアフリカの都市で盛り上がっていて、
私が一緒にこのプロジェクトをしているジュリアンっていう子が、
スマートシティを見に行きたいっていうことだったので、
スマートシティ開発の地図みたいなのがあってさ、
結構基本的にスマートシティの地図を見に行きたいっていうのがあって、
スマートシティを見に行きたいっていうことだったので、
スマートシティ開発の地図みたいなのがあってさ、
結構基本的に大都市だったりとか、
沿岸部がすごい多いんだけど、そこの中で、
ショートタームで一緒にコラボレーションしない?みたいな、
06:01
いくつか連絡をして、帰ってきたところだったりとか、
ここは見といた方がいいよね、みたいなところをベースに
組み立てたっていう感じかな。
いや、結構アフリカ未知だからさ、
なんか私の友人とかも住んでたり、行ったことがある子は結構いたけど、
やっぱりなんか、体感的にも遠かったり、話題には上がるけど、
リアリティがない感じはしつとしてるなと思ってたから、
どういう景色が見えるんだろうっていうのは、今私も気になるなと思って、
活動をぼっちしてます。
なんかアフリカのリアリティがないのは、私も本当にそうで、
来る前結構ビビってたんだよね。今まで海外によく行ってるし、
そこまで一人で行くことに対してビビることはないんだけど、
今回は結構知らなさすぎてビビったし、
なんかやっぱりこっちに住んでる日本人とかも少ないから、
例えばオランダに行きますってなったら、
ノートとかでだいたいオランダで起業してる日本人のブログとかあるじゃない。
なんかそういうのが全然こっちにもない。
なのに広いし、なんか治安は悪いとか貧困がどうとか、
そういう情報しか聞いたことはなかったから、正直不安だし、
今後もどうなるのかって感じ。まだ一家国名だっていうのもあるけど。
でもやっぱりそういう時に来てしまうみたいなのは、
一つ手なのかもしれないなと思って、
メキシコとかも行った時に、なんかめっちゃ治安悪いし、
大丈夫みたいな、めっちゃ言われたけど、そこまで全然怖い思いはしなくて、
そこまで怖くもないのに、なんでみんなこう言ってるんだろう、
みたいな思うことも多くて、
アフリカもやっぱり、日本に流れてくる情報っていうのがまだまだ少ないから、
どうしても国際援助とか、貧困の子どもたちみたいなイメージしかないけど、
それ以外のアフリカの姿っていうのは、来ないとまだまだ見れないなと思ったんだよね。
実際、私まだラゴスとかナイロビとか、キープタウンみたいな超大都市にはまだ行ってないんだけど、
東吾ってちっちゃい街ではあるんだけど、結構金持ちはめっちゃ金持ちだし、
結構発展してるとこはめっちゃ発展してるし、
なんか日本より住んでるんじゃないかみたいなところもあったりするし、
あと、リープフロック現象って言うんだっけ?
もともとあんまりテクノロジーが、
カエルがジャンプするみたいなメタファーらしいんだけど、
09:00
もともと全然テクノロジーとかインフラが整ってないところに、
急激に新しいテクノロジーがやってくることで、先進国にはできないジャンプができるみたいな。
急に発展できるみたいなことがあるらしくて、
それはすごい日々感じる、日常生活の中で。
なんかちょうど、今年の初めぐらいかな、ワイヤードの記事かなんかで、
東吾がデジタル交付システムを使ったコロナ禍の新近の受給を始めたみたいなニュースがあって、
のびっしーっていうのかな、のびっしーってシステムがあって、
スマホからのテキストメッセージと称号させて、位置情報と称号させて、
そのエリアの人だったら、その瞬間に新近が振り込まれるみたいなものを、
デジタル大臣、東吾のデジタル大臣が進めたみたいなニュースがあって、
結構東吾も小さな国だけど、こんなことがこんな素早く行われてるのかって、
私もちょっとびっくりしたニュースでした。
そうだね、なんかそういうの結構事例としてアフリカ中にたくさんあって、
うがんだとかさ、うがんだって虐殺のイメージあるじゃない、内戦のイメージあるんだけど、
なんかその後にかなり発展を遂げたらしくて、
今なんかあの、浴血っていうの、血液を運ぶ技術みたいなのドローンでやってるらしくて、
なんか陸路で行くよりもドローンの方が10倍早い時間的に。
そこにこうスタートアップ、ドローン技術とかのスタートアップとかが集まり始めてとか、
それをなんかこうインフラとか、
放設備みたいなのがちゃんと整ってない状態だったからこそのその技術だったみたいなところもあるし、
今のその送金の話もそうだけど、
だからこそなんかその電子マネーとか、そういうところが発展しやすいし、
なんか持ってないからこそできることみたいなのすごいあるなと思う。
確かに確かに。
なんかないからこそ、そのスタートした技術が、何て言うんだろう、若い人たちが、
そういうのもあるかもしれないね。
そう、若さで行くと、今なんかいろいろこう、アフリカ来てるぜ、みたいなことを言う人たちがめっちゃ多いから、
こう数字とかも調べてたんだけど、やっぱりなんか総人口の70%ぐらいが35歳以下なんだって。
そういう人たちが、
だから中国とか、インドみたいな形で、こう若いエネルギーがバーッと盛り上がっているのが今アフリカで、
あとこう、
インドとか、
インドとか、
インドとか、
インドとか、
インドとか、
インドとか、
インドとか、
インドとか、
バーッと盛り上がっているのが今アフリカで、
12:02
あとこう、都市化、アーバナイゼーションもすごい急ピッチで進んでいて、
そうそうそう。
なんかまあ、ラゴスみたいな大都市もそうだけど、
私が今住んでいるロメンっていう東吾の首都も、
ここ10年で、南下からかなりの人口が都会に集まってきて、
それ、今アフリカ中でそれが進行しているらしくて、
だからこそコンストラクションブームというか、新しい建設が進んだりとか、
新しいビジネスとかスタートアップ支援みたいなのが、
今かなり投資が集まっているし、
なんか来てる、来てるっていう感じがする、こっちにいると。
勢いがある感じがするんだ。
勢いある感じする。
で、なんか最近もう、
なんかワイヤードのアフリカ特集とか2017年出てて、
それも改めて読んでたりしてたんだけど、
いろんなスタートアップもそうだし、
なんかカルチャーの分、音楽とかさ、
映画とか文学とか、
なんかあと有名人とかインフルエンサーとか、
結構全然知らなかったから、アフリカ初のそういったコンテンツを。
だから今それを毎日のようにいろんな人に聞いたりとか、
記事とかで探したりしながら、
読んだりとか聞いたりとか学んでるんだけど、
なんか新世界感がある。
なんか今までこんなに知らなかったことがあったんだ、みたいな感じ。楽しい。
ロメ自体は、結構ビルが立ち並ぶ街並みなのか、
結構田舎の平らな街並みなのか、どういう感じなの?
結構平らで、中心部に行くと、
背の高いホテルとかちょこちょこあるんだけど、
そこまで大都会っていう感じではなく、
ただなんかアーマンスプロールっていうか、
昔の頃にあるなさ、園上の海岸沿いの都市から、
かなり広がってバーって郊外が広がってて、
それは全部、だいたい1階か高くても2階建てぐらいの、
低層住宅みたいなのがバーって広がっている感じで、
なんかね、それが面白かった。
なんかね、それはなんかみんなも言ってて、
アメリカと、アメリカと違うのかな?
他の先進国と比べて、ロメの場合は結構平らに広がっていくみたいなこと言ってて、
で、私も今そういった郊外的なところに住んでるんだけど、
なんか田舎っぽいよ、なんか村っぽい、正直。
なんか道路も舗装されてないし、
土ぼこりの中でみんな裸足歩いてる感じで、
で、なんかニワトリとかも歩き回る、ニワトリとかヤギとか、
牛とか歩き回ってる感じ。
なるほど。
そうそうそう。
あとあれだよね、なんか一番音が違うみたいなこと言ってたよね。
15:01
オンラインをしてるとさ、いろんな音が今背景に聞こえてくるって話はちょっとしてたけど、
音も全然また日本と違うね、聞いてると。
そうだね、音むちゃうるさいよ。
どんな音があるんですか?
なんか教会の歌みたいなのがめっちゃ聞こえてくるんだけど、
なんかもう5、6時間とかずっとぶっ通しで歌うみたいな。
でもいわゆる私たちも知ってる、なんか晴れるよみたいな音じゃなくて、
たぶん現地の仏教とかの信仰と結びついてるんだろうけど、
全然違ったリズムだったりとか、今私それを真似して歌えないけど、
なんかちょっとこう、ラップみたいな感じとか、ギターかき鳴らす。
独特なリズムあるよね。
そう、あるあるある。
彼らのね。
むっちゃ面白い。
私が今滞在しているのがインキュベーションセンターで、
WayLaboって言うんだけど、
なんかアフリカ建築家がやっているインキュベーションセンターで、
彼は東郷生まれでフランスで教育を受けて、
アフリカの建築の知恵だったりとか、アフリカ的なアプローチを
建築業界に持ち込むみたいなことに一緒にずっと活動していて、
このインキュベーションセンターは彼が作って10年目なんだけど、
いろんな若者の小さなプロジェクトみたいなものを支援しているんだけれども、
向かう先はハブシティって言って、
なんかアフリカならではのスマートシティの在り方とか、
テクノロジーの使い方で、もっと街を良くしたいっていうミッションでやっていて、
今7つから、10個くらいあるのかな、いくつか。
スタートアップ入ってるんだけど、例えばプラスチックのゴミ問題収集みたいなところに
注目して作っているプロジェクトとか、
あとストリートキッズ、親がいなくてストリートで住んでいる貧しい子どもたちが
テクノロジーを学べるためのコンテナを使った学校みたいなのを提案してたりとか、
あと毎週、近所の子どもたちがわらわらとやってきて、
パソコンの使い方とかを習ってるんだけど、
なんかそういう形で、あと何あったかな、
あとオーガニックファーミングみたいなのもあって、
なんか今かなりの食べ物を輸入に頼っているらしくて、
でもなんか土地は余ってるし、自然環境にも守られているのに何でだろうみたいなところから、
ブラウンフィールドみたいな使われてないエリアとか、
ゴミダメになっているところをきれいにして、土作りをして、
そこでデジタルセンシングとかを使って、
スマートテクノロジーみたいなものと掛け合わせたファーミングをやってたりとか、農業をしていて。
18:05
面白そう。
その人がいうアフリカっぽさとか、アフリカならではみたいなところはどこらへんなんだろうね。
なんかいろいろあるんだけど、例えばリソースがもう本当に全然ないとか、高いお金をかけられないとか、
あと、そもそもの基礎のインフラがないみたいなところで、
なんか西洋的な、例えばスマートシティ一つとっても、
西洋的なスマートシティの考え方をそのまま持ってきてもそもそもできないんだって、
そこまでお金もないし、こういう最新のテクノロジーがとか言っても、
それを可能にするそもそものテクノロジーのインフラもそもそもないから、
新しいまた違ったアプローチを使わなきゃいけないしとか、
そういう話をしていて、
印象的だったのは、
テッドトークで、多分YouTubeとかでもすぐ見つかると思うんだけど、
次世代のアフリカのデザイナーと建築家はどうあるべきかみたいな、
マースデザイングループって人の創始者が話してるやつなんだけど、
アフリカのこれからの都市の開発とかテクノロジーの作り方は、
中国を中国モデルではダメだ、みたいなことを言ってて、
中国は基本的に、
欧米を真似して経済発展を遂げた、みたいなことを言ってて、
シャンハイとか高層ビルで、
最新テクノロジーで、みたいなのも基本的に欧米モデル、
だけどそのままアフリカに持ってきても通用しないよね、みたいなところから、
じゃあアフリカならではのスマートシティって何なんだろうとか、
アフリカならではのアイデンティティだったりとか、
あとは土着の知恵、もともとの建築の知恵だったりとか、
フードにあったものとか、
そういったものをみんなで考える、みたいなところで活動している感じ。
私自身もアフリカならではの、みたいなところがまだまだ完全には理解しきれていないから、
いろんな人に話を聞いたりとか、いろんな文献を漁ったりとか、
そういったテッドトークを見たりとかしながら、
少しずつ学んでるっていう感じかな。
なるほど、なるほど。
でもアフリカ由加くんも来てもらいたいな。
ね、面白そう。
西とか東とか南とか、このエリアでもまた全然違いそうじゃん、アフリカ。
うん、そうだね。
それもなんか面白そうだよね。またなんか文化や価値観も違いそうだし。
確かに、なんかアフリカってやっぱ一口に言っても国じゃないから、大陸だからかなりのダイバーシティがあって、
私もなんかアジアが、あなたアジア出身ね、とかアジアがとか言われるとそんな単純じゃないぞって思っちゃうんだけど、
21:05
多分こっちに住んでる人たちもそうで、
なんかこうパンアフリカニズム的なアフリカみんなで頑張っていこうぜ、みたいな動きもありつつ、
ちゃんとそういったこう、なんか内部での多様性みたいなところもちゃんと意識していかなきゃいけないなと思って、
アラブ語圏があったり、今私がいるのフランス語圏で、
ナイロビとか行くと英語とかになるし、
現地の言葉をみんな話してるしとか、宗教も違うしみたいな、面白いなと思う。
いやー、ディグリがいがありますね。
そうだね、ゆか子はどう、なんかアフリカで気になっていることとか、
なんかこういうところを知りたかったとかあったりする?
あーでも、なんで、でもさっきの話でなるほどなーと思ったけど、やっぱり今その技術を利用して急速にこう面白いスタートアップだったりさ、
そういうものが取り上げられてるけど、なんでそういうものがこう世に出てくるようになったのかなーみたいなところは気になってて、
でもそういったこう、人口が若い人が多くいるとか、結構こう目の前のイシューが明確だったりとか、
あとは民主化が他の国より遅かった分、そこからこう一からスタートできたっていうところもあったりとか、
なんかそういう状況があるんだなーみたいなところで、また多分私たちが感じて肌感と全然違うこうムードなんだろうなーみたいなの。
ぜひ遊びに来てください。
ね、For Cities Weekもね、なんかどういう形でかわかんないけど、なんか開催できたりしたらまた面白そうだね。
うん、確かに。なんかモロッコとかでできたらいいなって私は妄想してるんだけど、なんか今いろんなネットワークを駆使して、
アフリカでその建築、街づくり、都市関係の活動している、主に若い世代のイニシアティブとかにコンタクトを取ってて、
結構みんな元気ですぐに連絡も返ってくるし、なんかホームページとかでメール、
なんかこんなことして、こういうのどう?ってポロンと送ったらすぐにこう、なんかいいねーみたいな感じで返ってくる。
なんか何かアクションを起こす前に100の質問をしないみたいなところが、
とりあえず話してみようよとか、とりあえずやってみようよみたいな、とりあえず来てとか、
すごいいいエネルギーだなと思って、ここで今作ってるネットワークっていうのをうまくFor Citiesにも活かせたらいいなと思ったりしてます。
スマートシティに関しても、今回アフリカだけじゃなくて、アフリカとスマートシティみたいなところを話せたらなと思ったんだけど、
スマートシティの開発マップみたいなのがあって、それちょっと後でゆか子に送りたいんだけど、
ライブ資料ではあるんだけど、むっちゃたくさんあるの。
もちろんまだできてないところとか、プロポーザルだけのところとか、たくさんあるんだけど、
24:03
やっぱり今一番多いのは、高層ビルにマスターアキテクトを起用して、シャイニーな感じ。
象徴的なのを作るみたいな感じなんだ。
そうそう。もちろん富裕層向けで、みたいなのがすごい多いから、
私が今滞在しているウェイラブっていうインキュベンションセンターのオーナーとかは、そうじゃない形でスマートシティを作りたい。
そもそもスマートってなんだとか、スマートなシティ図って何なんだみたいなところで考えたりしているみたいなところがあるので、
スマートシティの議論、日本でもかなり今も盛り上がっていて、
富士山の近くで行われている。
ウェイブンシティ。
ウェイブンシティか、とか、また日本とは全然違った文脈でスマートシティの話が出てるんだろうなと思って。
やっぱりケレンとしては、私もそのスマートシティマップみたいなの見てたんだけど、
欧米の建築家が起用しているところがむちゃ多いんだよね。
それはほとんどいないなと。
そうなんだ。
ブルキナファソ出身の好きな建築家がいて、フランシス・ケレンさん。
発音あってるかわかんないけど。
彼はアフリカのフードと文化にあった土着のマテリアルとか、土着の建築の作り方みたいだから、
そこにモダンな要素も掛け合わせつつ、
あくまでもアフリカに合う建物っていうのをみんなで作るみたいなのをやってるんだけど、
なんか彼も欧米のマネをすべきじゃないみたいなことをいつも口を酸っぱくして言ってるらしくて。
そう、スマートシティ。
なんか私もスマートシティっていうと一つの型しか思いつかないというか、
スマートシティって聞いたらなんか高層ビルになんかこうハイテクモビリティみたいな、
シュンシュンシュンみたいな、そういうイメージない?私だけ?
確かに確かに。
そうそうそうそう。なんだっけ、そうじゃない形のスマートシティっていうのを見てみたいなと思うし、
見れるとしたらアフリカだなと思ったんだよね。
うん、なるほど。
うん、なんかそうだな。
なんかわかりやすい例で言うと、これ欧米の建築家じゃないけど、
エイコンかな?エイコンってわかる?知ってる?
エイコンっていう歌手がいて、めっちゃ有名なんだけど、もともとウガンダ出身で、
あれウガンダだっけ?セネガルかな?セネガルかウガンダどっちかで、
で、なんかそのスマートシティをビジネスとしてやりたいっていうので、
今プロポーザルを出して土地もゲットして、
で、でもまだね、建設、コンストラクション着手するかしないかみたいなところで、
本当にできるのかみたいな批判も受けてるんだけど、
かなりの投資を彼はして、で、中でこう、えっと、
27:02
何だったかな、エイコンなんちゃら、エイコンコインみたいな名前のこう、
エイコンコイン。
確かそういう名前。
めっちゃ自分出してくるやん。
自分出してくる、確かに、エイコンシティもそうだね。
確かに。
その内部で使える電子通貨みたいなのがあって、
それで成り立つ理想都市みたいな、
ウェブサイトを見ててもすごい超ウルトラハイパーモダンみたいな感じで、
でもなんか、彼のアルジャジーラとのインタビューとかも見てたんだけど、
いくまでもビジネスとしてやっているっていうところで、
なんかまだすごい貧困層の国民も多い中で、
ターゲットもちろん富裕層になるし、
そういうところはどう思ってるの?みたいなところで、
彼はビジネスなんで、みたいな結構ドライに構えてたりとかもするんだよね。
でもやっぱり、結構都市って大きいものになるし、
そういう結構資本主義的な考え、
ビジネス的なところでたくさん街ができてしまうと、
なんかまた格差が生まれるし、
なんか先進国の荷の前だなと思って、
それはちょっと、そういう未来はつまんないなって思うよね。
確かに。
なるほどな。
確かに、このエイコン以外もこういう事例はたくさんありそうだね。
そう、めっちゃある。
なんか今それをまとめようと思って記事を書いてるんだけど、
もう永遠と出てくる。
だからちょっとそういう、今イルキビエーションセンターがやってるようなものとか、
ボトムアップのスマートシティの物語みたいなのを、
ちゃんと拾い上げて発信していけたらいいなっていうふうに思っていて、
なんかさっき未来の話になったけど、
アフロフューチャリズムっていう言葉があって、
フューチャリズムって未来主義みたいな意味なんだけど、
アフロって黒人による未来の描き方みたいなところで、
それをその言葉というかコンセプトに影響を受けたSF小説とか、
音楽とかアートとかがすごい増えていて、
今まで未来ってそういう白人というか、
欧米社会が描いた直線的な未来の考え方っていうのが多かったけど、
そうではない未来の作り方とか考え方みたいなのを、
もっとポジティブに考えたいみたいな、結構ポジティブな言葉なんだよね。
で、なんか僕そのアフロフューチャリズムって考えた時に、
黒人だけのための未来っていうよりも、
今ある一つの欧米社会が作ってきた近代文明みたいなもの、
30:04
一つの大きな物語みたいなのとは違った分岐点をたくさん生み出すみたいなところで、
結構これからのアジアとかにも私は可能性はあるなと思うし、
やっぱり一つ何かしら括弧として世界構造があって、
そこにみんなついていくっていうよりも、
それ以外の進み方とか発展の仕方とか、
未来の描き方みたいなのがあったらいいなっていうところで、
私もこの概念には注目していて、
今後もそういった視点でアフリカ色々リサーチしてみたいなと思ってます。
いいね、暑いね。いろいろ面白いトピックが話せそうで楽しみです。
気温も暑いです。
そうだね。
今めっちゃ汗かきながら話してる。
なんか、ポッドキャストでもぜひアフリカのテーマでなんかやりましょう。
やりましょう。ぜひぜひ。
はい、こんな感じですね。
グッドニュースforシティーズでは、毎週新しいエピソードを配信しています。
次回もお楽しみに。
31:37

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