1. Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話
  2. 〈UrbanistTalk06〉地域で活動..
2021-10-29 38:52

〈UrbanistTalk06〉地域で活動を起こすということ / 現代美術家・北澤潤さん&11-1Studio 砂越陽介さん

for Cities Week 2021 7日目。現代美術家・北澤潤さん、11-1Studio 砂越陽介さんにお話を聞きました。

00:12
はい、フォーシティーズウィーク、今日で7日目になりました。
はい、というわでしたね。
残りあと2日のみです。土日のみなので、皆さんぜひお越しください、という感じです。
で、7日目が終わって、終わったのか、まだ空いてるのかな?
なんですが、ゲスト2人に来ていただいてます。
美術家の北澤潤さんと、11-1Studioの砂越陽介さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
北澤さんは一回、我々のポッドキャストに、多分インドネシアにいたことがあって、
コロナが結構ガーッと上がっていった頃に、インドネシアのコロナはどうなっているのか、
自分たちで、自治を作って、ゲートを作っているようになったことを知ってくれたかなと思うんですけど、
今回ね、ちょっとタイミングがあって日本にいたということで、
このポーシティーズウィークにも参加してもらいました。ありがとうございます。
11-1Studioの砂越さんは、西池バレーの近くに、11-1という工房カフェ、
シェア工房ですね。
ちょっとものづくりができる、溶接とかもね、板金とかもできるような場所を作ってやっている建築ですね。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回のポーシティーズウィークが開催できたのは、本当に11-1Studioが西池バレーの近くにあったからだなーっていう感じで。
ちょっとものづくりができるとか、そういうスペースがあると随分違うねって話してたんだよ。
今回例えば材木を買うみたいなタイミングでお手伝いいただいたりとか、印刷も全部させていただいたりとかね、むっちゃ助かっております。
深夜までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回スタジオプリっていう建築チームもライブここで製作をさせていただいて。
ライブ使っていただいて。
そういう形で連携ができて嬉しかったです。
池田さんはね、今回例のベチャを、東京初ライドみたいな感じで、ちょっとそのプロジェクトを少し教えていただいてもいいですか?
そうですね、ベチャはインドネシアの三輪タクシーで、ちゃんとドライバーさんがいて、ちゃんと乗客を乗せてっていう、あっちではお仕事として動いているもので、
僕が生活と製作の拠点にしているジョグジャーカルタっていうのはそのベチャが盛んな地域で、路地とか街の大通りとかだいたいベチャが走ってる。
03:00
そういった乗り物、ベチャだけじゃなくて屋台だったりとか、あとは自転車にちょっと売るもの乗せるって走る人がジャカルタ都市部に多いんですけど、
インドネシアはそういった路上でのアクティビティがすごく多くて、僕は結構その仮設的な場所だったりとか、がっちりした仕組みじゃない空間だったりとか、
機能っていうのをプロジェクトの中で作り出すってことを日本でずっと丸見合ってきたので、インドネシアに行った時に、どこにでもプロジェクトがあるなと、
これ俺何もやることないなと思うぐらい衝撃的だったんですよ。それで日本とインドネシア行き来し始めた時に、
日本特に東京だったりとか都市部っていうのは、移動っていうのは最短最適の手段でしかなくなってきている。
例えば自転車に乗ります。着きます。ジャカルタだと乗ります。着くかな?乗れるかな?
だいたい渋滞にハマったりとかして3時間かかったりとかするんで、行く側も待つ側もみんなその感じを分かっているので、
あんまり厳しく構えてないところがあって、そういうところが日本にいる時のマインドとインドネシアにいる時のマインドの、
私のジレンマみたいなものが自分の中にあって、インドネシアの乗り物たちを実際に現地の職人さんたちを作って、
ベチャー6台、あと屋台を5台、自転車を10台かな?作って、コンテナに乗せて、40フィートのコンテナに乗せて、
船便で運んで、戸惑市の現代美術館での発表した作品でロストターミナル。
失われた発着所っていうタイトルで、ターミナルなんで発着所でもあり、終着地点、終末移動とかね、いうんで、
行き来する場所であり、ある種の行き着く先であるものみたいなのを作り出して、
そのベチャーたちを美術館の中に配置して、乗り物がたくさん並んでいるバスターミナルとか言うけど、架空のターミナルを作って、
地域の戸惑の人たちが、ライセンスっていうベチャーに乗れるライセンスとか、屋台に乗り回せるライセンスとかを美術館に通って取って、
ライセンスを持った人だけが借りれるっていう仕組みにして、
美術館に来たけど作品がちらほらないみたいな、街の中に散らばってて、そこにマイクロソフト社のシステムを使ってGPSつけておいて、
美術館の中で、あのベチャーないけどこっちにあるんだ、花屋さんのとこにあるんだみたいな感じで、
美術館と街を間にある存在みたいな形で動かしてて、それ5ヶ月くらいやったのかなっていうプロジェクトで作った、
活躍したベチャーを今回1台だけここに出張させていって、実験的にいろんな人に乗ってもらってっていうような流れ、ちょっと長くなってきましたけど、
なんかプロジェクトが終わった後にあれをいろんなところに貸し出していくみたいな、
今それをすごいやりたいなと思ってて、プロジェクトを、今こういう屋外での参加型のプロジェクトって、
06:02
そのアートの業界というか、中でも非常に冷え込んでるし、コロナもあって、
ベチャーたちも倉庫にいるだけじゃかわいそう、直前までは永田に行き、奈良に連れてかれみたいに忙しそうにしてたんだけど、
彼らもここ2年ぐらい倉庫で眠っちゃってるから、なんかうまく使いたいなっていうのがあって、
今後作品としてじゃなくて、なんか普通にイベントで貸し出したりとか、1ヶ月間行っておいでみたいなこととか、
1年貸し出すとかみたいな感じで、プロジェクトが終わった後も動けるような状況を彼らに与えたいなと思って、
ちょっと実験してるって感じですね、今回。
今回、ここの敷地内が私有地だったので、道路も走れるということで、やってみようかと思って。
どうでしたか?先週の土日、テストライドみたいな感じでやりましたけど。
そうですね、まず乗れる。ベチャー、当然前に2人乗って、後ろに1人ドライバーさんがいて、前に人が乗るタイプなんで。
そして乗り、漕ぐところがめちゃくちゃ高い。足つかないですからね。
そうですね、自転車と馬の間で若干馬寄りみたいな感じが。
馬寄り、馬寄り、本当に。
高さ的にはね。
あと人が乗ると重くなるからね。
そうだね。だから本当にライセンス式っていうのは結構重要で、いきなり乗れるものじゃないって感じはあるんで。
でも僕も今回ここに入れたので、いろんな人に乗ってもらって体験。
そうやって前に乗せられるっていうのは、日本の公道の法律は難しいので。
しゅうちだから乗せてできたっていうのはありがたいな。
このベチャーは今入口に置いてるんだけど、あれがあることでちょっと、
俺ここはどこだみたいな、ちょっと不思議な感覚になるとか。
みんなすごいワクワクした気持ちで入ってきてくれるっていう。
確かに。
そういった象徴になったなってすごい思いました。
なんか今回の4 Cities Week、結構近隣住民の人とか通りがかっただけの人とかが
興味を持ってちょっとフラット中に入ってくれるとかが結構多くて、
多分ベチャーが大きかったんじゃないかなって私は思っていて。
今日なんか中学生のカップルみたいな2人が声をかけてくれて、何してるんですかみたいな。
それも結構見た目にもう外から見た時の違和感みたいなのがあって、
結構オープンな感じもあったからなのかなとか。
子供がめっちゃ用心を持ってたりとか。
あと私がいいなと思ったのは、全然こう、何だろうな、
こういうとこ来なさそうな犬連れたおばさまが、お姉さまが犬とベチャーの写真とか嬉しそうに撮って、
その後中に入ってきてくれたりとか、いい仕組みだったなと思って。
なんかここってほんとに生活動線だもんね。
朝早いと掃除のおじさんとかがこうやってもの珍しそうに、
09:01
そうだね、確かに確かに。
確かにオープン前よくベチャーの中でちょっとパソコン作業とかしてたんですよ。
そしたらインド系の人が通りかかってすっごい嬉しそうに手を振ってくれたことがあって、
いいモーメントだったね。
懐かしさみたいなのあんだろうね。
顔にはなるかな。
美術館に置いたときも中庭にバーってあるから、ちょっとやっぱ来場者数増えてたもんね。
すごいすごい。
1万人くらい。
多分ね、多分ね。
分かんないよ、それだけじゃない企画の良さもあるんだろうけど。
何だろうみたいな。
あそこに置くと、その会場、メイン会場の前に置くといいなと思ったのはやっぱりそういうところかな。
なんか呼ぶきっかけになるし、何かをしてる感じが出るかなって。
みんなやっぱりあそこに、最初はこうやって乗っていいんですか?みたいな。
楽品なんでしょうねって感じだけど、乗るとね、子供に戻って、
普段笑顔を見せない人がめっちゃ満面の笑みになったりとか、
ちょっとこう動心に戻るというか。
確かに確かに。
なんか良かったです。
あの座った感じなかなかないもん。
それはあるかも。
乗りましたか?そこで。
まだ乗ってないですよ。
やば。
あの後乗って街に繰り出しますか?とか。
繰り出しますか?
乗れるんだ。
なんかテストライドの時だけだと思ってた。
基本テストライドの時だけですね。
平日いる時はね。
乗ることはできる。
動かさないで乗ることはできるけど、
動くのは土日のテストライドの時にしてる。
座ってみるだけ、動かなくても結構あの、なんだろう、
ベチャに囲まれてる感じというか、結構新鮮だし、
動くとなおさらそれが面白く感じるから、
まさにどこに行かなくても、
今ここの乗っている状態とか、
運転している状態に結構集中する感覚があって、
それはまさになんか移動中を、
今ここにしかない体験にするっていうのは、
ベチャすごいなって思わされますね。
ちなみに今ね、久しぶりに日本帰ってきて、
数ヶ月経ちましたけど、
ね、経っちゃいましたね。
どうですか、日本。
最初来た時は最高だなと思ったの、本当に。
なんでなんでなんで。
なんだろうね、やっぱりこう、分かんないけど、
2人もね、海外にずっと行ってたからかもしれないけど、
やっぱどっかでこう、
まあ言葉ともそうだけど、
抑圧されてる部分あんだなと思って、
日本に来ると、
インドネシアだともっとなんだろう、
外国人に厳しいところがあったりとか、
制度上層だったりとかもあるから、
なんかこう厳しさをどっかで感じてて、
それがないって。
それがないんだ。
あんまりいろいろ考えなくても。
そうそうそうそう。
なんか振る舞いっていうのはなんていうか、
12:02
政権力とか日常の中で案にある権力みたいなのが、
外国人っていうだけでマイノリティになるから、
やっぱりどっかにあって、
それがやっぱり、
あの、権利上国民だからいていいよって、
されてる空間っていうのは、
まあすごいある意味自由だなと思って。
帰ってくるのちょっと大変でしたもんね。
そうそう、いろいろ難しい。
結構大変だったんで。
それもあったかもね。
解放感が。
解放感が。
それがあって。
あっちの入管がもう厳しいんですよね。
入管に常にやり取りしなきゃいけないから、
外国人だから。
インドネシアはそこらへん整ってないから、
結構それが大変で、
あれがないんだ。
確かに。
一回そういう外国人、
自分が外国人というマイノリティになってみると、
日本にいる外国人へのなんか、
エンパシーというか、
他の人の気持ちも分かったりとか、
他者への共感というか、増えますよね。
そういう体験を自分ですると。
そうね。
日本も相当大変だと思うからね。
日本の入国も、入管も。
でももう帰りたいですか?
めちゃくちゃ帰りたいですね。
もうすぐ終わったね、その解放感。
すぐ終わった。
しばらく。
もういいかなみたいな。
年切り食べたいものを食べたら落ち着いたね。
向こうに帰って、もういろいろ作り始めたいというかね。
作りやりたいですね。
まあまあでも、
いる以上楽しめてはいるけど。
大学でも教えたりとか?
そうそう。
それは何なんですか?
インドネシアのジョグジャカルタという町に住んでるんだけど、
そこのユニバーサルスカジャマタという国立の大学で、
美術学部はないんですけど、
人類学部、人類学科があって、
そこでビジティングプロフェッサーという形で教え始めて、
今、生徒、人類学科だけじゃなくて、
他の、よくわかんないけど、
いろんな学科の子たちが集まってきて教えてる。
何を教えてる?
何を教えてたら、
自分のプロジェクトのことも紹介しながら、
でもレポートとか出されても読めないから。
インドネシア語?
読めるけど、
英語じゃないのか?
全部インドネシア語だね。
話も、講義もまずインドネシア語だし、
それは救われてる。
なんか全然日本語しか話さなくなっちゃったから、
あっちにいると逆にインドネシア語しか喋んないんだけど。
だから、あの授業が常々あるから、
忘れない。
インドネシア語。
でもなんかその、人類学だから、
一つのその異質な文化をどう受け止めるかみたいな、
ところが一つのキーワードになっている授業項目で、
俺が先生で、君たちが生徒っていう時点で、
この授業は成立したから、
いかにこの言葉をうまく聞き取って、
この足りないインドネシア語を想像して聞き取ってね、みたいな。
そこでもう、お互い頑張ろう、みたいな感じで走った。
15:04
でもうまくいってます?
そうそう、大丈夫、今言ったこと分かるよ、みたいな。
分かるよ、分かるよ、みたいな。
いいですね。
すごい。
なんか日本の大学みたいに、
なんか上下関係が全然ないから、
なんか生徒っていうよりも友達ぐらいの感覚で、
まあ、接してるかなと。
いいですね。
インドネシア語をマスターしてすごいな。
どんどん溶け込んでますね。
でもね、英語出るときに、出すときにね、
言うの?っていうところを、
アパナマニャって言っちゃうね。
だってなんか、プリンスと話すときも、
インドネシア語のほうが。
インドネシア語のほうがさ、
マレーシアの子いるじゃない。
だから近いから、言うの。
インドネシア語のほうが楽だなと思って話したら、
そう、そう。
そういうのが楽だわって思う。
日本語で話すより。
アパナマニャ。
2人で何か話したい。
覚えたい、アパナマニャ。
言うの?みたいな。
そう、言うの?みたいな。
何だろう、みたいな。
アパナマニャ。
何だっけな、みたいな。
面白いな、それ。
何かちょっと、言うことと言うことの間に。
えっとー、みたいな。
えっとー、うん。
いいね、それ。
それ面白い。
私のパートナーも、
メキシコに行った時にスペイン語でめっちゃ喋る。
合間合間日本語が出てくる。
みたいな。
えっとー、だからー、とか。
全部分かんないのに相手。
辞書が生前と並ばないよね。
混ざってんだよね。
母国語、外国語で、
インドネシアの辞書なのにちょこちょこ英語が。
英語の辞書に浸食しちゃってるからね、今の俺。
インドネシア語がちょっと太くなってきてるから。
英語が元々薄いところにどんどんインドネシア語が入ってて。
アパナマニャ。
英語の辞書を開きたいけど、
インドネシア語入ってる入ってるみたいな。
ちょいちょいっていう感じだね。
浸食してってるね。
全然だから英語が喋れなくなってる。
インドネシアの辞書。
インドネシアってこういう。
あ、じゃないです。アラビアじゃないですね。
あのー、
左から?
結構普通に左から、
英語、アルファベットか。
アルファベット。
アルファベットですね。
だから、一応読めますね。
英語をわかれば。
読める。
けど発音が全然、ちょっと違かかったりとか。
インドネシア行ったことありますか?
インドネシアはないです。
アジアはあんまり。
アジアはインドしか行ったことない。
インド。
なんか、
インドって、一回行くと
やみつきになる人と
なんかもう一回行きたいっていう。
あー。
まあ、帰ってきたらみんな
もうあんなとこ行きたくないみたいな感じになるけど、
しばらく経つと行きたくなる人がいる。
へー。
ちょっと、もういいかなみたいな。
もういいかな?
もういいかな?
確かに。
私もインドはあんまり楽しめなかった記憶があるので、
もう一回行ってリベンジしたいなと思うんですけど、
インドネシアはね、めっちゃ苦労した記憶があります。
7学生くらいの時に行って、
いやー、苦労しましたね。
ジャカルタ?
そんな沢山してないでしょ、中学生って。
18:01
ジャカルタ行って、その後ヨグジャカルタ行ったんだけど、
無一問みたいに乗って、
あ、なんか言ってたね。
そうそう、空港で寝たんですよ。
空港、しかもハブ空港じゃないところを
わざわざ開けてもらって、
なんか、モスクの中で寝ていいよ、みたいな。
あー。
謎の展開だったけど、ちょっと。
無一問になるまでにいろいろあったってことだよね。
そうそう。話すの長いんですけどね。
まあまあまあ。
ちょうどリベンジだね。
リベンジだね。
インドネシアとかフォーシティーズウィークに行きたいよね。
行きたい。
あの、インドネシアでフォーシティーズウィークはやってみたいなと思っていて、
そう、このポッドキャストでもね、何度も言ってるんですけど、
今年、まあ初めての試みで、東京と京都2拠点でやるんですけど、
今後は3拠点とか海外の都市も含めて、
私たちも今回やってちょっと感覚つかめたところがあるので、
次、海外で自分たちのフィールドじゃないところで成功できたら、
なんかいける気がしていて、今後は。
で、まあ私たちが例えばいなくても、
なんかそれこそ北沢さんにガイドラインというか、
一緒にやりたい共通のルールみたいなだけ共有して、
あともうローカライズ勝手にしてもらって、
現地でやってもらうとか、例えば。
そういう開催の仕方も面白いなと思って。
そうしたらもう同時開催とかができるのかなみたいな。
そういうのを夢見てたりするので、インドネシア楽しみですね。
佐越さん、ちょっと話を振ってみたいなと思うんですけど、
今回どうですか?
まだ残りは2日ありますが、
ガッツリ関わって。
たぶん全然関わってない状態でこの会場に来たら、
なんかすごい迫力ある展示ができてるなってだけ感じて、
運営してる人がすごいんだなっていう風に思って終わっちゃうところが、
今回なんかこの泥臭いジュミオンなんかも結構間近で見たので、
こうやって出来上がるんだっていう。
ほろほろになります。
それがすごく面白かったですね、今回。
結構言うてもヘルシーにできてはいたかなと思うがな、思ったよ。
徹夜はしてないね、一回も。
一回はしてない。
ご飯も作ってないです。
そうだね、なんだかんだね。
確かに。
それは良いことだね、ヘルシー。
パンキンカフェともう一つ。
溶接カフェ。
今回そのフォーシティーズウィークの期間中に11-1スタジオでも
溶接とパンキンができる試みをされていてどうでしたか?
今週末ですね。
今週末にやるのでどうなるかちょっとまだ分からないんですけど、
21:03
なんかただこういうイベントってすごい面白いなと思うので、
今後同じ都市の中で同時多発的にそういうのが起こっていくと、
なんかすごい面白いかなと思ったんですね。
だから今回多分2人で頑張りすぎちゃって、
地元にいるいろんな人たちにもっと何か委ねても良かったかもしれない。
何か委ねたら何かやってくれる人も結構いると思うので、
それなんかよそ者として来て、
いきなりこの人に任せて大丈夫かなっていうのがあるのは当然あると思うんですけど、
池袋は知ってるメンツで見ても乗ってきそうなメンツが多かったので、
そこを多分今後やる時にもっと何か委ねちゃっていいと思う。
そうですね。我々ね、委ねるのは結構苦手だった。
そっち勝手言うと。
でも多分今回の意識としては自分たちとしてまず2人にして、
多分そこから委ねていこうっていうところができればいいなと思ったので、
それが私たちの良い学びでした。
できるまで結構、
日上山さんとかも言ってたんですけど、
何が出来上がるかがまだ想像がつかない。
毎日変わってるしね。
そうだね。
お互い多分想像がつかない中でやったので。
それは良かった気がする。
何か見えすぎて分かりすぎてたらいけなかったこともあったかもなとか、
みんなの寛容度が結構高かったかな。
歴史的に言うのに。
どんな感じなのか。
俺は最初の土日しか今日来てないんで、
久しぶりに今日来るのか。
だけど最初は多分、
フォーシティーズウィークって何っていうところが多分、
形になってない時には説明をいろんな人にしづらかったと思うけど、
過ごしつつ来た人に話とかしてたりとか、
物とかアクティビティーがあると、
多分2人も言語化を過ごしつつ現場で出来てると。
だいたいプロジェクトってそういう風に、
やりながら言語をつかんでいくっていう。
実践の後に言葉が置いていってくるって感じだと思うから、
まさにそういう風に今感じてるんじゃないかなというのが。
そうですね。
説明するの大変でしたね。
状態で資金を集めるのとかむちゃくちゃ大変だったし、
私たちも正直自信がなかったっていうのは、
見るまで分かんなかったからそのプランもあったけど、
並べて、そうそうそう。
だから何とか形になって良かったなっていうのと、
24:02
本当にこんなに形になっていない状態がまだ分からない状態で、
曖昧なものに対してイエスって言ってくれる、
今回の深野さんのようなオーナーさんだったりとか、
11-1のスタジオのような協力してくれるようなスペースだったりとか、
久沢さんのようなよく分からないものに参加してくださる人とかは、
財産だったなと思いますね。
いろんな視点の人が関わってかサポートしてるわけだよね。
俺の視点はよく分かんないことを仕掛ける側として慣れてるから、
そういう意味では、
同じ仕掛ける側の人のスタンスとして、
やるんだったら応援しようっていう、
たぶん友達としてのそういうモチベーションだと思うけど、
地域側の人だったりとか、オーナーさんとかっていうのはまた違うね。
たぶん好奇心で関わってくれてると思うけど。
どういうことなのかね。
逆に聞きたい今。
これがさっきもさ、システムが地域に出ていって、
それが外国でも動いてて、もしくは都市の中で同時多発的にって、
それは夢だからだいぶ先の話かもしれないけど、
それって俺も地域でいろんなところでプロジェクトやってる中で模索して、
それに5年くらいかけたりとか、結果が難しかったりとかしてきたり、
感覚もあるから。
たぶん今回経験してね、
自分のものにしてる地域だったらまたここで来年やるみたいなことはできると思うけど、
Foxy's Weekって発行会は一体何なのかっていうのが、
共有されていく必要があると思うし、
今、俺はまだちょっと分かってないかな。
それが一体どういう実践なのか。
たぶん分かると思うけど、
アートプロジェクトって俺がやってきてるものも、
例えばさっきのロストターミナルみたいなもので、
地域に広がって花屋さんが屋台を借りて動いてるとか、
そこら辺でようやく見えてくるし、
そのぐらいのスケールを持ったアクションじゃないと、
言ってるだけになっちゃう。
現実を変えるって思ったときに、
一時的にも変えるってときに、
どこまでの、
規模って言いたいわけじゃないんだけど、
どういう実態を作る必要があるのかな。
どこまでを他社と、
他社というか、参加者というかに考えるのか。
たぶんここの西木バレアのエリアで見たらすごいいい反応が起きてる。
でもその大通り通ってる人って別に知らないわけじゃない。
誰に向けてやってるのかみたいなこととかもやっぱり、
27:02
常々プロジェクトをやりながら考えるし、
そこら辺がもっと京都に行って、
またそこが広がりみたいな感じになって、
産声を上げたぐらいなんだろうなと思ってはいる。
地域でのプロジェクトとか都市でのプロジェクトとか、
演劇とかのパフォーマンスとか見てるスケールからしたら、
たぶんまだこれってすごい小さいアクションだと思うんだよね。
それがたぶん二人のセンスで広がっていく?
ちっちゃくても広がっていくみたいになってくると、
たぶんらしさが出てくるんだろうけど。
一つの、たぶん京都に展開して、
その二つのアーカイブとかを一緒に見れたら、
たぶんまた出てくるんだと思うけど。
スケール感として迫ってくる感じがあるかっていうと、
まだ俺はそこまで分かってない感じはする。
でもなんか最初の土日とか、
地域でやってるプロジェクトって、
もっとすげー泥臭いわけよ。
なんか、おしゃれやんって。
それはなんかたぶん、
二人の作家性なんだろうけどね、ある意味ね。
企画してる。だからやっぱり呼び込んでる。
ネットワークもあるし。
もっとゴリゴリに地域の人とやる。
泥臭い。地域の現場。
でもなんか都会、東京でもあるし、
そのネットワークがすごいアーバンだな。
見えてくる感じが。
東京の良い週末。
ベチャ乗りに来てんだけど。
東京の良い週末の中の
ベチャに乗れる週末が現れたみたいな感じ。
だから、東京の週末をぶっ壊そうって言ってるわけじゃないよ。
それをぐるんとくずかれてるよりも、
その空気があって、そこになんか
良い花咲いてるみたいな。
感じのざわつきはしない。
良い作品を地域で、
地域の良いプロジェクトを見た時って
やっぱ肌がヒリヒリするよね。
なんかすごい幸せだし、地域でやってるんだけど、
なんかこいつこれやばくない?結局みたいな。
どこまで行くと面白いなって思うんだけど。
なんかその、やっぱりそのムードとしては
良い感じ、良い雰囲気。
それでいいんだろうと思うんだけど。
それがテイストなんだと思うんだけど。
色々あっていいと思うし。
だからそこら辺がたぶん今後、
それこそインドネシアとかに行った時に、
こういうアーバンな実践って
誰しもがやってる街だから、
これそのまま持ってったんじゃ弱いんよ。
超やってるから。だってベチャ乗り回してるわけじゃん。
俺のタッドの宿題だけど、
ベチャ乗り回してるとこでベチャ持ってったって。
ただの日常でしかない。
じゃあここでの、東京でのアクティビティとか
自分たちの思う面白いことっていうのが、
その国を越えた時に真に迫るものなのか。
インターナショナルで、
どこでも通用するってことと、
あと一方でそのローカリティー、
そこでしか通用しないことっていうの。
そのジレンマって常にあるから。
そこら辺は自分もじゃあ、
インスピレーションを受けてるインドネシアで
俺は何ができるのか。
さっきのプロジェクトだらけの。
30:00
だからこのままそのコンテンツを持ってっても、
うーんってなる。
もちろん響くものもあると思う。
響くものもあるけど、
だからそこら辺は多分キュレーションみたいな感覚で。
インドネシアだったらこれがいいんじゃないかみたいな。
あわせて肌がヒリヒリするようなものを
やって欲しいなっていう風には思うかな。
年ごとに結構ガッツリローカライズはしていきたいなと思っていて、
この後京都に行くのもそのまま持っていくわけではないので、
ローカライズしていて、
インドネシア出るときも当然、
私たちも現地に早寄りして、
かなりガッツリとリサーチをした上でないと開けないものだなと思うし、
そこは現地のコラボレーター、いい人を見つけて、
ある程度を委ねる、
その場所を知っている人たちと一緒にやるということで、
そのヒリヒリした感覚を私たちも目指していきたいなと思うので、
同じものをモジュールとしてのストラクチャーとかベースとか
考え方みたいなところは持っていくけど、
あとはもちろん都市に合わせてカスタマイズしていきたいっていうのもありますね。
あと多分私たちのスタンスとして、
なんか結構いい意味での軽やかさと浅はかさがあって、
なんか泥臭い感じはしないと確かに思うけれども、
それは多分作家性なんだ、さっきほどの言葉で言うのは。
そうですね、あとはなんか、
私たちのマドフォーシーズビックが何なのかって定義してきれてないところがあるんですけど、
なんかこれを通して現実をカッと変えたいとか、
長期的なインパクトを残したいっていうよりも、
どちらかというと最近をばら撒きに来ているような感覚なんです。
このご時世。
言い方悪かったか?
悪かった。
コロナウイルスという意味ではなく。
一番たとえちゃった。
確かにたとえが悪かったんだけど。
逆に面白いけどね。
言いたいのは、いろんな面白いことって、いろんな偶然が巡り巡って、
数年後とかにポンって生まれるものだと思っていて、
この西池バレーという場所を使えたのも、
この人とこの人がこう繋がっていて、
その時にこのオーナーさんがこういう経験をしていて、
だからこういう私たちのような人たちに場所を提供してくれたんだみたいな、
結構長い経費の中でこれが奇跡的に実現して、
私自身も過去に行った、
エキセビションだったりとかイベントだったりとか、
一家制の飲み会みたいな場でも、
数年後にこれが生きたみたいな瞬間が実はあったりして、
それって計測できないし、
今すぐってことでもないし、
今すぐ現実を変えるっていうのは結構、
瞬時的にはできると思うけど、
すぐに池袋の日常を変えるなんて、
私たちよりはまだ全然できないことなので、
なんかその種みたいなの、
最近と私は言ってしまったんですけど、
種だね。
そうそう。
それがうまく、最近じゃないな、発酵種みたいな。
33:00
うまく発酵すればいいプロジェクトになるし、
うまくいかなくて、
それも菌だね。
うまくいかなくて腐っちゃうこともあるかもしれないんだけど、
うまくいけばいい。
発酵、そうだね、菌だね。
でも何も菌がないと発酵は進まないじゃないですか。
そこに外から菌をパラマキに来てくる、
みたいなイメージが私はあるかも。
まだちょっと言葉にはうまくできないです。
そこら辺のテイストって多分、やってみないと一番言葉にならない。
自分たちのテイストって。
結局やる前ってなんかわかんないから、自分で。
結局多分そのテイストっていうのを、
多分二人とか、
それに集まっている人たちが共有している部分だよ、多分。
物だけじゃなくて。
それってすごい重要だから、
それを転用して、
あっちでもできるって意外と菌がそこになくなっちゃったりとかするから、
この二人だからできてるっていうか、そこに。
そこってすごい難しいよね。
二人不在で、さっきそういう話もあったかもしれないけど、
リサーチにちゃんと入って、
みたいなこととか。
うーん、
菌っていうかね、
変異種と言いますか。
分からないけど。
それが目に見えた回だから、
自分たちのテイストとか、
自分たちがどのくらいのいい菌なのかっていうかね。
なんか、
結構その、
物っていうよりもどういう自分たちがテイストなのか、
空手なのか柔道なのかみたいな。
柔らかなのか合拳なのか柔拳なのかみたいなこととか。
もっと全然違くて。
でもそこら辺って物じゃなくて、
やってみると一番自分たちが体感できるし、
人にも意外とそういうテイストが伝わってるから、
何したかっていうよりも。
この空気感みたいなね。
で、なんか広げていこうとするとそれがなくなるよね。
展開していこうと。
そうすると結構終わっちゃったりとか、
うまく。
形じゃなくて、やっぱその人とか。
そういう、それこそ本当に菌よね。
目に見えないものが。
多分みんなに影響してる。
それがすごく伝わったし、
そういうファミリーが増えた回だったんじゃないかな。
感染したと言いますか。
どうせなら言っちゃおうと思って。
後で切ってもらっても全然。
感染しましたか。
目に見える、すごいそれは。
集まってる人とか。
この二人の菌に感染してる。
時期か時期じゃなかったらすごい良い、
例えでしょ。
良いメタファーですよね。
そうだね、我々もまだ
京都もあるしね。
なんかまだ明確に
こうであるっていうことは
分かんないけど。
なんか分かってきそうな感じがする。
そうだね。
今回やったことで。
その感じ、目に見えないムードがみんな
36:00
恋しくなってまたやるときに多分みんな来てくれるんだよね。
多分。
今までいなかった分野だから
面白いですよね。
自分は建築大学でずっと学んでて
その中で町づくりとか都市づくりみたいなのがあって
ただそれはなんかすごい行政側というか
おっさん的というか
すごい時間がかかるので
教えられる事例もすごい古くて
10年前とかのやつなんですよ。
一方でアートのプロジェクトってあるじゃないですか。
いろんなところ。
直島とか
錆びれてしまったところにアートが介入して
盛り上げていこうみたいな
そういうのも外側から見てきたんですけど
なんか今回のって
その本当に間というか
アート文脈だけど
なんかすごい町に絡もうとしてる
っていうのは今までなかったし
そこはすごい期待してますっていう感じですね。
建築の人もそこまでなかなかやらないですし
建築の人多いね。結構でも来てくれる人も。
そうだね。
建築の人もそういうものを求めてるんだけど
実際やっていくとそういうところからどんどん離れて
離れていくっていうか
なかなか建築からすると外側なんですよね。
外側まで考える余裕がなくなってくるというか
なんかそこの間をうまくこう
繋いでいくというか
入り込んでいく分野っていうのが
今回あるんだなっていうのを発見できたのがすごい良かったし
希望を感じました。
嬉しい。
素晴らしい。
いいまとめでしたね。
もう終わりか。
結構喋れましたね。
ちょっとじゃあまとめてこの後ノンクロンしますか。
ノンクロンね。
しかもノンクロンするときってノンクロンしようって言わんのよ。
自然とノンクロン。
まあまあまあ。
希望からのノンクロンで。
希望からのノンクロンしましょうね。
でもちょっとなんか私たちもこれが何だったのか
ちょっと時間を置いてまた語れるといいね。
そうだね。
ありがとうございました。
残り2日よろしくお願いします。
お願いします。
38:52

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