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コミュニケーション力を究めるゴールデン・トライアングル。仕事でコミュニケーションを扱う3人が、これまでの経験や最新の話題を語りながら、コミュニケーションとは何かを一緒に考えていくポッドキャストです。
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こんにちは、コミュニケーションを極めると自分が見えてくる、世界が見えてくる、コミュニケーション命、シン・田中こと田中愼一です。今日もよろしくお願いします。
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はい、SEからPRコミュニケーション業界に転職して、はや四半世紀、高木恵子です。
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外資系企業でマーケティングを経験してきた、アメリカ在住、中川浩孝です。
前々回からの続きです。引き続き、お楽しみください。
偶然性と好き嫌い
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いや、僕なんかは逆になれるというか、嘘でもいいから、そのふりをするんですよね。
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なるほどね。
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で、それやってるうちに徐々にそれを受け入れられるようになってくるんだけども。
いずれにしてもやっぱりね、何か起こった時に、それが自分にとって良いことか悪いことかって大体考えるんですよ。
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なるほど。
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で、起こったことが悪いことと良いことって分けるんだけど、でも結果、どっちが良いのかって分かんないんですよ、絶対。
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うんうんうんうんうん、そうですよね。
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それなのに、あの、パッと入った瞬間、起こった瞬間に良い悪いを分けちゃうんですよ。
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あー。
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で、良い悪いで分けるっていう。
で、あの、人間の、まあ煩悩の一つでもあるんだけど、その色付けして分けるっていうことが悪っていうかね、いわゆる悩みの種になっちゃうわけですよ。
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あー、そうですよね。
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若いと思ったら、もう、ちくしょう、もうっていうことで、なんで俺はついてないんだってこういう発想になるし、よく思えば、あ、嬉しいな、これはこうだなっていう、あるわけですよね。
うん。
で、結構やっぱり。
やっぱりなんとか、例えば好き嫌いなんかもそうですよね。
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うん。
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パッと来て、例えば、えーと、えー、好きな、えー、なんとか、えーと、ものが来たり、嫌いなものが来たり、えーと、そういうところでもやっぱりこう分ける、好き嫌いで。
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うん。
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これは自分にとって好き、これは自分にとって嫌いっていうのはね、あのー、分けるっていう、これはね、結構強かったんじゃないかなと思うんですよね。
なるほど、そうか。
だから。
やっぱりは、そこあたりっていうのは、あの、あの、あんまりもう、達観してるのかもしれないから、だから、逆に言うとね、達観できない人が、例えば、その仏教とか、そういうとこに入っていっちゃうね。
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でも、それは確かにちょっとあるかもしれないですね。
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多分。
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それって、あの、こう、今、今の年齢になったから、そういう思考回路になってきてるのか、割と若い頃から、そう、そういう感じだったんですか?
そういう感じっていうのは、好き嫌いの嬉しいっていう。
あ、だから、そう、そうですね。
あの、その、すべての物事に関して、何か、こう、判断をしてしまうっていう。
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判断、まあ、判断というか、決めつけちゃうというか、思い込んじゃうというか、要は、好き嫌いっていうのが激しいって言ったほうがいいかもしれないですね。
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ああ。
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だから、自分が気に入ったこと、嫌いなことっていうのと、それから、あと、なんていうのかな、えっと、実際に起こった事象が、事象に対して、それを、あの、はっきり言って、なんていうのかな。
えぇ……
客観的じゃないんですよね。
あのー、起こったもん、まあ、あのー、仏教用語で言うと、分別知っていう、分ける知って書いて、あの、要するに、物事はすべて分ける。
まあ、科学はそうなんですけどね。
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うんうんうんうんうんうん。
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科学は全部分けるじゃないですか?
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はい。
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全部分けて、その分けたものの要素同士の関係性を、こう、繋げていくっていう話なんだけど。
うん。
あの、やっぱり分けるっていうことが、
うんうんうんうん。
その中でも、その、好き嫌いってことがあるし、そういう意味できれば、やっぱり、仲介なものを、やっぱり、そういう意味できるってことだよね。
好き嫌いで分けるっていう
分けるっていうのもいろいろあるんですよ
でもやっぱり
人間が
こうなんていうのかな
ある意味で悩む
一つの原因っていうのは
好き嫌いあるいは
これいいこれ悪いっていう
そういう風に
それを色付けしちゃう
目の前で起こってる
それはね結構
多分
偶然性と悩み
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大多数の人間はそうだと思うんですよね
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そっか
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お二人はだからその大多数から
なんていうかな
上に超越してるから
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上か上かは分からないですけど
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でもそうだと思うな
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なんかでも悩む
私もでも
いつからかは分かんないですけど
なんかやっぱり昔
嫌だなと思ったことで
悩むわけじゃないですか
悩むことが
悩むことも
大変じゃないですか
悩むというか
なんでって
考えちゃうこと自体が
嫌になっちゃうと
じゃあもう悩まないようにしよう
ってなった結果が
結局そこで
区別をしない
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でしょ
だからそこはまさに
霊性というか
霊能力者の
けいこさんのことだから
そういう境地に
結構サッと入っちゃったんだよね
そっかそうなんですかね
人間っていうのは
四六時中悩んでるんですよ
いろいろなことで
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それつらいですね
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つらいでしょ
だから結構
四六時中人間っていうのは悩んで
ほとんど人間そうだと僕は思ってるんですけど
そうすると
なんで悩むのかっていうと
なんていうか
いわゆる好き嫌いを明確に
しちゃうんですよ
あるいはこれは悪いことだ
これはいいことだって決めつけちゃうんです
そうすると
非常になんていうのかな
悩むんですね
そこになぜかというと
自分の思った通りにならないから
だから自分が思った通りになるのが
いいことで
自分の思った通りにならないのが悪いことで
っていう風に決めるでしょ
そうすると
自分がいろいろやってて
人が動いてくれないとか
何も
こういう風に
狙ってたことができなくなった時っていうのは
やっぱり人間がっかりするわけですよ
だからそこのね
がっかりしたり喜んだりっていう格差っていうのが
だからそこをどう
そこを乗り越えるっていうの
だから逆に言うと
前もちょっと言った
キリスト教のイエスの言葉なのかな
要は右頬を打たれたら
左頬を出せっていう
つまり
打たれても殴られてもありがたいって思う
そういう境地を教えるのが宗教っていうかね
だからそれが必要のない人っていうのも
だからお二方みたいにいるんだけど
必要のある人間のが多分圧倒的多数だと思います
だって悩んでない人いるっていうと
ほとんどみんな悩んでない人いるんですよ
悩んでるって手を挙げるから
だから悩みの原点っていうのは
やっぱりそういうとこにあるんじゃないかなと
自分のその偶然性っていうのは
予想もしなかった子が目の前で起こるわけですよね
どんどん起こっていく
そうするとそれをやっぱり
やっぱり受け取っちゃうんですよ
ブワーッとこうなると
起きたって受け取って
そこに対してこれは判断しちゃうんですね
いいことか悪いことか
好きなことか嫌いなことかって瞬時に
でそれが実は尾を引いていくわけですね
偶然性の受け止め方
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だって悪いことだと思った瞬間に
これ悪いんだっていうのはずっと引きずりじゃないですか
そうするとだんだん元気がなくなっていくとか
ただいいことだったら逆に
今度は元気が出てくるとか
でもその不安定なところっていうのが
実は悩みが多く出てくるんで
だからそこを超越できるような感覚っていうのを
やっぱり育てないとかなり厳しいんじゃないかなと
いうのが実際そうですね
だから偶然性っていうのを
どう受け止めるのかっていう
その受け止め方っていうのはある程度
工夫することが
過去を見た振り返った時に
結果したたかになってきたなっていう
結果良かったねっていう
あの偶然が来たけど
あのおかげで良くなったねっていうような
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後から見た時にはね
後から見た時にそう見れるようなものを
現在進行形で仕掛けられるかどうかっていう
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なるほど
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ある意味ゲン担ぎなんかそうですよね
願掛けとか
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そうですね
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あれもだから一つのおまじないかもしれないけど
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そうですね
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でもあれも一つの表現なんですね人間にとって
その表現が何らかの
人間は絶えず表現してるんですけど
表現っていうのがいろいろな形で
こう周り回って
周りがその表現によって影響されて動き始めて
それが結果として
1年後にこういうことが起こるとかね
っていうのはある程度なんていうのかな
まあ想像できますよね
そういう絡みがあるっていうか
巡り合わせには
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まあでも良いことを探しがちか
悪いことを探しがちかっていうのは
すごい大切だと思うんですよね
今のその後から見た時に
あれがああいう風に繋がっててっていうのは
良い方にもともに
取れるし悪い方にも取れちゃうんですけど
基本的にやっぱり後で
良い方に考えられればすごくいいと思うんですけど
あれがあったから自分はこうなって
こうなってこうなっちゃったっていう
私基本的には不幸せな人っていうのは
幸せを見つけられなくて
不幸せなことをばっかりが見えてしまう人だと思っているんですけど
っていうのは別に人々にそんなに
もちろん不幸な人っていうのは
アンラッキーな人っていうのはいるとは思うんですけど
でもその人にじゃあ
何にも幸せなことがないかって言ったら
そうではなくて必ず本当はあるはずなんですけど
多分見逃してるんじゃないかと思うんですよ
どちらかというと悪いことに
目は行きがちなので
そこに集中しちゃうというか
こういうことばっかり起こって
自分はアンラッキーな人間だと思えば思うほど
またアンラッキーなことが見つかっちゃうんですよね
きっと
その負の連鎖みたいなのを多分どっかで
解いてあげないと
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確かにねただ
重要なのはアンラッキーや
ラッキーってないと思うことが事実だった
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その通りですよね
だから
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よくストーリー
テーリングは
こういうことだっていうのを教えるんですけど
その時に一番重要なのは
自分の過去を意味付けろ
っていうことですね
自分の過去を
じゃあどうやって意味付けるか
自分の過去っていうのは事実は変えられないわけですよ
でもそれぞれの事実の
意味付けは自由自在になるわけですね
そうすると
基本的には
自分が元気になるような
今現在進行形で
元気になるような
意味付け
主観の重要性とトランスフォーメーション
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自分の過去の意味付けをしろって教えるんですね
それはどういうことかというと
所詮はですね
不幸だ
幸せだあるいは悲しい
嬉しいっていうのは全て主観の問題であって
主観がどう
それを感じ取るかで
幸せだったり不幸だったり
っていうのがあって
絶対的な存在として不幸があるってことじゃないと思うんですよね
だから
基本的には多分
不幸も
幸せも
あるいは好きも嫌いも
そういう二元論的な
発想ってのはもうなくてもともと
自分の外にそういうものがあるって
思い込んじゃうだけの話であって
そうじゃなくて
結局自分がそれを受け止め方に
それがポジだったらそれはポジだし
ネガだったらネガだし
だから人間として工夫できるのは
例えば僕
なんかのような
結構くよくよする人間はですね
どっちかというと
受け取り方をすべてポジにしちゃうんですよ
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そうですね
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嘘でもいいからポジで考えろっていうね
そうするとだんだんそれをやっていると
物事の受け取り方がすべてポジに
トランスフォームしていっちゃうんですね
そうすると
出会うものすべてがもう
チャンスがあるんですよ
っていう感じ
でよくクライシスコミュニケーションの時に
ピンチしかないんで
そのピンチの背後にチャンスを見つけろ
っていうことをしょっちゅう言うんですけども
あれも主観の世界なんですよ
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確かに確かに
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社長っていうのが一番被害者意識を持つんだけど
その社長がですね
やっぱり今目の前で起こってる
もうピンチしか実証はないんだけども
でも
主観的な
その受け止め方を変えることによって
実はその背後にピンチチャンスが
あるって見えるようになってくるっていう
だから主観の世界っていうのは
実は結構重要で
我々は
近代社会に入ってから
いわゆる客観性の重要性を
叩き込まれちゃってるんで
客観的に説明できないものは
存在しないっていう
客観性の
ある意味呪縛
っていうのかな
つまり必ず相手と自分って分けるじゃないですか
あるいは見てる対象と
自分って分けるじゃないですか
科学っていうのは
見ているものを
どんどん分けていくわけですよね
そこから
つながりをどんどん
究明しながらって
必然の世界をどんどん
作り上げていくってこんな感じですよね
だから
でもそこにはやっぱりもう一つ欠けてるのが
主観で
じゃあ主観の世界はどうなのか
客観の世界と主観の世界を
どうこうなんていうのかな
バランスを取っていくのか
っていうのは結構人間生きていく上で
結構重要なんじゃないかなって気がしますよね
偶然と向き合うときってのは
かなり主観の世界が入っていくんじゃないかなと
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まあそうですね
そうかもしれない
だから偶然ってあんまり思わないから
それが主観なんですよね
私の場合多分ね
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主観だと思いますよそれ
だから超えることができるんですよ
超越
ってことは
主観をちゃんとマネージしてるってことですよね
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そうかもしれない
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そうなのか
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それは主観をマネージしてるってのは
どえらいことで
自分との対話をかなりやられてるんですよ
多分
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でもそれはしてるかも
子供の頃から
でも一人っ子ってそうじゃなかったですか田中さん
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いやあのね
僕は間違った方向行っちゃったんですね
けいこさんは
実に
あるべき姿で
こう進化していったんですけど
僕の場合は
自分との対話っていうものの中に
なんていうのかな
変な意味での客観性ってのが入ってきちゃって
周りからどう見られてるかとかね
そういうことで周りを気にするっていう
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あーそっかそっか
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で周りを気にするとなると
あのなんていうのかな
えっと
逆に客観的にどう見られてるかとかね
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そうですね

そういうとこにこだわっちゃって
それが
いわゆる主観のトランスフォーメーションをですね
けいこさん並みに
ちゃんとこう行くのをですね
ちょっと道を外れて
グラグラ
なよなよなってきて
で今この歳になっても悩んでる
こういう感じです
でも
主観の問題って気がつき始めたのは
結構ね
50ぐらいに過ぎてからですね

あー
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あまりにも客観
物事を全て客観で考えるっていう話があったんだけども
特に50からどんどんどんどん
もうね
どんどんある意味で言うと
死に近づいていくわけじゃないですか
でね
死を納得
死を受け入れることを納得するかしないかって
客観的な説明をされても
一切納得しませんよね
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まあそうですね

要するに
実はあなたは死ぬってこういうことで
こっからこうなって
これが老化っていうことで
こうこうこうで
それあなたは死ぬんですよ
これはもう客観的な事実なんですよ
さあ納得してくださいって言われても
冗談じゃねって話じゃないでしょ
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そうか面白いですね
それそれにさえ抗おうとするというのは
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そうそうそうでもそうするとね
そうするとですね
あとどこに頼るかって言うと
もう客観には頼れないわけですよ
うんうんそうすると
もう主観しかないんですよ
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なるほど

すると主観がそれを受け入れるかどうかの話になってくるわけですよ

うんうん
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死というものを
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うん

多分人間客観では絶対救われないと思いますよね
そうするとどうなるかって言うと
主観をどうトランスフォームして
死を受け入れるかっていう方法しかないんじゃないかと思うんですね

確かにそれはその通りですね
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そうすると結構年取ってくると
いろんな人たちが死が近づいてくると
死を思うと
そこをどうなるかって言うと
乗り越えられるのか
あるいは中にはすごい達観した人がいて
来れば来いと言うだけで
その時をね
もう瞬時に終わることだから
そこでもういいという人もいるし
みんなそれぞれ死に対して
それぞれの向き合い方をみんな考えてるんですよ
うんうんうん
考えるようにさせられちゃうんですよね
年取るとねどんどん
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そうですよね
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その時にやっぱり自分の主観っていうものっていうのを
どう言うかって言うと
くるめるのか納得させるのか
あるいは納得させる必要もないのかもしれないけどね
分からないです
でもなんかそういうとこから主観っていうのが
人間の思考回路と均衡点

一体どういう役割を果たすのかなっていうね
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あのだから主観が自分にとって
ちゃんと腑に落ちた方が
自分が安心するんだったら
ちゃんと落とし込めばいいと思うんです

そうだと思いますね
それが自分との対話になると思うんですよね
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そうそうなんです
だからそれが
それで安心するんだったら
そのもやもやしてるんだったら
その主観をちゃんと自分の中に腑に落ちるように
落とし込むように
自分で何か考えたり何かをするっていうのを
繰り返せばいいし
その主観のままでも別に何とかやってるんだったら
無理にそこを何かどうにかしようなんて
やることもまたエネルギーがいるから
それはそのままもうほっとけばいいんだと思うんですよね
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ほっとくというか
なるほど
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ただ最近ね
なんていうの最近でもないのかな
自分との対話をやっていって
今さっき言った
安らぎて落ち着くって言いましたよね
自分と対話して落ち着く
どうもね
自分とだけの対話だと
もう一人の自分との対話だけだと
やっぱり落ち着け安定
均衡点にいかないんですよ
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田中さんほら
二重人格とか三重人格があるからじゃないですか
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いやいやいや
いやもうそこあたりを自分の主観としてね
主観とか主観の世界だっていう風に
二重人格言ってもいいですよ
それ主観でね
でもあのね
どっちかというともう一人の自分と
自分とあともう一つ
うん
三極が必要なんですよね
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なるほど
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三極っていうのが多分
宗教の原点だと思うんですよね
人間って
人間って
安心するっていうか落ち着くっていうか
腹落ちする時っていうのは
自分との対話
だけじゃなく
もちろん相手との対話も入ってくる可能性はあるんだけども
実は
自分との対話にしても
相手との対話にしても
一対一ですよね
二人の間のこの対話になるんですけど
実はもう一つね
上の方に
いろいろ言い方言うと天とかね
人によって神様とかね
あるんだけど
やっぱりそことも話をつけとく
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なるほど

そうすると一つのね
均衡点が出来上がるっていうか
安定するんですよ均衡が
二人だけだと
四人だと全然バラバラだし
二人だとダメなんだけど
三人だと均衡点になるっていうね
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これ

平田オリザさんという
演劇脚本がいるんだけど
この話したと思うけど
コミュニケーションっていうのは
基本的には
二人じゃダメ
三人から
三人からやると均衡点になるような
会話が出来るんだけど
それにちょっと似てるんだけども
人間ってやっぱり実は三点でね
抑えないと
安定しないんじゃないか
例えば思考でも
よくトレーニングの時に言うけど
三つのマジックでまとめろって
三つでまとめろとかね
五つでまとめろとか
例えば話をする会話であれば
三つに要点をまとめろとか
あの
いわゆるパワポだったらせいぜい
五つにまとめろとか
論文だったら七つという風に
なんかその奇数
特に三っていう数字は
人間の思考回路というか
以上になんか均衡してる
形で
っていうのがよくあるんですね
自分が話してる時に三つにまとめると
本当に頭の中にスッと入ってくるんですよ
一番納得できる形が
三つ
なんですねポイント
でもやっぱりね
なんていうのかな
自分との対話も
自分ともう一人の対話
相手だけじゃダメで
もう第三がそこに上の方に
誰かがいないと
ただその存在っていうのは
主観の中から出てきにくいんで
主観の持ち方を変える
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主観を超えたなんか上の方のものっていう
なんか人間には多分宗教がこれだけ
ずっと流行ってきたってことは
見えない何かを
崇拝するっていう
癖っていうか
成功というか
そういう性質っていうのを
人間持ってるんじゃないですかね
何か何かを崇め
奉るとか
なんか自分や
自分と同じ相手
隣にいる相手以外に
上の方にもう一人相手がいるんじゃないか
そういう感覚もしかしたら
あるのかもしれないですね
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なんかでも今日ずっと話してきて
私がちょっと思ったことは
それだからこそ
その主観をもっと
強く主観の持ち方を変えろ
という話ではないんですけれども
ただ逆説的にというか
そうなった方がいいなと
そうなった方がいいというか
そうした方がいいなと思って
何言ってるか分かんないと思うんですけど
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分かんないね
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AIが生活の中に
今後どんどんどんどん
侵入してくるというか
入ってくる世界がやってくると
AIというのはそれこそ前にも
田中さんがむしろおっしゃってたと思うんですけど
いろんな今まであったこと
巨大なデータベースを
使っているわけじゃないですか
ということは可能性で
あらゆる可能性を考えられるものだと思うんですね
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で

その中で偶然というのはもちろん
偶然性はもちろん確率の問題なので
小さい確率のものであればあるほど
AIも想像しにくいんだと思うんですよ
なので
これから人間がやっぱりやるべきこと
っていうのはまさにでも偶然に対応する
ところだけなんですよね逆に言うと
あとはAIにお任せできるんですよいろんなことが
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まあそうですよね
だからこそ偶然とどう向き合うかって
やっぱり議論しておくのが重要
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そこにだけフォーカスするくらいの方が
いいってことなんですよむしろ
想像できる部分は
想像してももうあまり意味がなくなってくるので
そこは放っておくというか
こういうことがあるかもしれないなっていうのを
期待すること自体が
人間にとってはあんまりもう無駄になってくるんじゃないか
偶然性に対する免疫
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ちょっとしたりしたんですよね
今考えていて
むしろそれが偶然に対して
いい悪いを判断したりとか
それが偶然に対していい悪いを判断したりとか
一喜一憂するみたいなことをやり始めちゃうと
そこだけにだから人間は
フォーカスせざるを得なくなってくるので
さらに人間の生活は辛いものになっていくというか
その考え方を排除しないと
さらに大変な世界がやってくるんじゃないか
っていう気がちょっといましたんですよね
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まあそうでしょうね
やっぱり
そういう意味で
AIと人間って考えたときに
やっぱり人間の方が
感覚機能は全然
発達してるんですよね
もちろん
五感六感っていうところまで
六感も含めて考えるとね
だから結局
頭だけでロジックだけで考えてるっていうのは
やっぱり感覚機能としては
非常に一部のものしかなくて
だからやっぱり体を動かすっていう
だから動物なんでね
我々動くものですから
動いて初めて
全体の環境から受信して
その中からいろいろな発想とか
いろいろな
アイディアとかそういうのが生まれてくるわけですよね
だからやっぱり
そこを生かすっていうことが
多分これから人間が生き残っていくことが重要なんで
そこはAIが
そこまでいくかどうかAIがね
ただAIの感覚って全てデータですよね
しかも過去のデータじゃないですか
そうですね
だからやっぱりそこはね
さっきヒロちゃんが言ったように
人間がやっぱり注力すべきは
偶然性の世界で
必然性の世界は
少なくともAIに任せときゃいいと
いう風になる
っていうのは結構納得感ありますね

だから主観を鍛えていくとか
偶然性に対する免疫をつけていく
っていうことは今後
さらに大切になってくるのかな

大切になってくる
主観を鍛えるってすごく重要だと思いますね
あまりにも我々客観の世界に
行き過ぎてて
主観がすごい
弱くなってるんですね
やっぱり主観を
鍛えるって僕絶対的に重要な要素かなと思ってて
だからその
ただその時の主観というのと
いわゆる自我意識っていうのと
これどういう関係になってるのかっていうのが
僕にはまだ明確には分かっていない
で一応ね
あのユングのですね
自我と無意識って本買ったんですけどね
ここにですね
いわゆる主観の意識を鍛えていくっていうのが
ここにですね
いわゆる主観の意識を鍛えていくっていうのが
主観っていうのがどこに隠れてるのか
つまり主観っていうのは
自我の
もともと自我っていうのは
意識の世界のものなのかどうか
あるいは無意識がそこに関わってるのかどうか
自我に
多分ね関わってるんだと思いますよ僕は
でそうするとその
無意識と意識の世界の中で
自我っていうものがあって
でその自我と主観って
どういう関係になってるのか
でこれさっきから読み始めたんですけどね
これが偶然
さっき出会ったもんですから

偶然ね

部屋の中で
これいつ買ったのか記憶には全然ないんですけどね
だからやっぱり
結構これからは主観っていうものを
鍛えるっていうことで
そうすると自然的に自我っていうものと
向き合わなきゃいけなくなるし
あと意識無意識の世界と
今どうなってるのかっていうのを
考えるっていう
こういうのはやっぱりなんか分かんないけど
面白いですよね考えていくと
だからあのね
僕の冒頭の言葉に
このコミュニケーションを極めると
自分が分かる
世界が分かるっていうのは
ますます自分と世界が分かってくる
っていう感じですよね
自分って結構未開拓市場じゃないですか
自分って誰?
って言った時に
我々が思ってる自分ってのは
意識の世界にある
えっと
なんとか自分ってのは確かに分かってるけど
無意識の世界に潜んでいる自分って
どんなのかなっていうのは
たまに興味ありますよね
ひろちゃんどうしたの?
なんか考えて
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いやー無意識の自分って何なんだろうって
じゃあちょっと今考えてました
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無意識の自分がいるんだっていうことにすら
私は今まで考えたことがないかも
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次回は1月の2週目に配信予定です
どうぞ来年もよろしくお願いします