中川 浩孝
コミュニケーション力を究めるゴールデン・トライアングル。
仕事でコミュニケーションを扱う3人が、これまでの経験や最新の話題を語りながら、
コミュニケーションとは何かを一緒に考えていくポッドキャストです。
田中 愼一
コミュニケーションの修羅場を人生のチャンスと思い込んでいる田中愼一です。よろしくお願いします。
高木 恵子
SEからPRコミュニケーション業界に転職して、はや四半世紀、高木恵子です。
中川 浩孝
外資系企業でマーケティングを経験してきたアメリカ在住中川浩孝です。
田中 愼一
本日はですね、スペシャルバージョンというかですね。
中川 浩孝
18回目にしてゲスト、ゲストです。
田中 愼一
はい、ゲストですね。
もうこれからどんどんですね、いろいろな方々をお呼びしてですね、
ざっくばらんに、もうどんどんワイガヤしていこうと、話していこうと、
だべっていこうというふうに思っています。
今日はもう第1号ですね。
フラッシュマン・ヒラード、ジャパンの卒業生であられますAさん。
Aさんに今日は参加してもらいます。
ゲスト A さん
こんにちは、Aです。よろしくお願いします。
中川 浩孝
よろしくお願いします。
田中 愼一
今日はAさんはテーマまで持ってきていただきました。
中川 浩孝
そうなんですよね。
今まさに田中さんからワイガヤという言葉が出たんですけど、
このポッドキャストでも何回かワイガヤという言葉が出てきたんですけれど、
そのお話をしたいっていうのがAさんのご希望ということで、
それを今日話していこうと思うんですけど。
田中 愼一
なかなかね、僕がね、ワイガヤ説明してもなかなか理解されないっていうところがあるんで、
ここはやっぱりですね。
中川 浩孝
経験したことがないのでね、私もね。
高木 恵子
ヒロさんも経験したことがないんですか?
中川 浩孝
うん、知らないです。やったことはないです。
高木 恵子
あ、そうなんですね。
じゃあ、ぜひ経験者お二人にどんなものかという説明と。
田中 愼一
やっぱり、もうまさに経験豊富なAさんにですね、
そこあたりをワイガヤってこうなんだっていうのをですね、
今日は徹底的にこう話していただくとすごく嬉しくなって思ってます。
ワイガヤってね、やっぱりね、やるとね、経験するとね、
病みつきになるんですよ。
本当に、あのね、なんて言うんだろう。
僕に言わせると、ワイガヤやると元気になるんですね。
ワイガヤに参加した人たちもみんな元気になって、
なんか違うものが見えてきたっていう、そんな感覚にね、
囚われて、これは今まで思っても見なかったなっていうようなね、
世界がチラッと見えてくる感覚。
その時に心の底から出てくる喜びっていうか、
体全体でこの喜びを感じるっていう、すごいんですよ。
ただ僕が言うとなんか大げさになっちゃうんで、
Aさんの言葉をね。
高木 恵子
Aさん、そういう経験を感じたんですか?ワイガヤで。
田中さんはいつもこういう感じで、すべてポジティブに。
田中 愼一
そう、感じで説明するから、なかなかロジックがあるには説明できないんで。
Aさん、よろしくお願いします。
ゲスト A さん
その一人の人がワイガヤのスタートになるわけですよね。
そこに集まった人たちっていうのは、
全然その分野とか経験値がなくても、
本当に誰でもよくって、
どの部署、どのチームのメンバーでも参加できるっていう、
まずその特徴があるんですね。
で、全くバックグラウンドとかを共有していないにも関わらず、
集まった人っていうのは、
そこで提示されたテーマとかイシューに対して、
なんか異様な好奇心を発揮するんですよね。
それってどういうことなのとか、
なんで困ってるのとか、
そこにみんながどんどんアイデアをかぶせていく感じ。
この好奇心の塊みたいなものが、
多分場の一体感を生むんだなっていうのは一つあります。
で、それがなんて言うんだろうな、
その人物に対する好奇心もあるし、
そのテーマとかイシューに対する好奇心もあって、
その好奇心が向けられてるっていうことが、
それ時点でリスペクトがあるというか、
その場にリスペクトが生まれるから、
多分それがいわゆる普通の会議とか、
ダメ出しをするだけの会議とか、
単調なブレストとかとは、
やっぱりちょっと違うんですよね。
レイヤーが違う感じの。
田中 愼一
で、ここで鍵になるのが、
さっきAさんが今言ったように、
悩んでる人間が必ずいるわけで、
つまりそこを解決しなきゃいけないっていう、
すごい真剣に悩んでる人がいて、
そこに周りのいろいろな人たちが、
偶然に近いんだけどそのまま集まってきて、
そこで議論が話してて、
話の展開があちこち行くんだけども、
それがみんなの好奇心に支えられて、
どんどんどんどん発展していって、
で、みんなが乗ってくるわけですよ。
で、ある意味さっきAさんが言ったね、
誰でも参加できるって結構キーワードで、
みんなバックグラウンド違うし、
仕事やってるのも内容も違うけど、
みんな参加できるタイプもね。
で、参加してどんどんどんどんみんなで議論していくっていう。
で、そうするとなんていうのかな、
みんなの一体感が強まれば強まるほど、
あと課題認識がだんだんだんだんみんな共有化されると、
どんどんどんどんいろいろな意見が出てきて、
で、こう、なんていうのかな、
終わった後本当にね、
今言ったリスペクトが生まれる、
あるいは気持ちがいい、
それから元気になるっていうだけじゃなくて、
その人との人間関係が徐々にこう、
出来上がっていく感じ。
だからワイガヤを通してずっとやってきた人達ってみんな仲いいですよね。
高木 恵子
いいですね。
田中 愼一
だって多分Aさんも加わったんじゃないかと思うけど、
なんか中堅のみんなでなんかワイガヤ広めたい、
なんとか言うっていうなんかさ、活動なかったっけ?
ゲスト A さん
ありましたありました。
これをちょっとフライシュマンの黒歴史なんですけど、
もともとこのワイガヤが自然発生的にね、
出来てる文化があったんですけど、
ある時から組織が大きくなって、
チーム性とか部門性が敷かれるようになって、
その、なんていうのかな、
他の部署の仕事に時間を使うってなると、
もうちょっとね、自分のチームのリソースそっちに割く余裕ないぞみたいな感じで、
なんかね、だんだんちょっとワイガヤを部門横断でやるの難しくなっちゃって、
で、若手のメンバーでワイガヤ広めたいっていう、
ちょっとチームを結成して、
そういうちょっと部門を超えて、
ワイガヤに時間を使ってもいいよっていう、
いいよっていう部門長のハンコをもらって、
やることをやったんですけど、
全然ね、たぶん2,3回ぐらいで終わっちゃったから。
田中 愼一
でも、あの時もう少しね、
ワイガヤっていうのはもう少しずっと保ち続けていくといったら、
もう少し、なんていうのかな、
面白い世界が出てきたかなと。
やっぱり組織が大きくなると、
やっぱりAさんが言ったように、
だんだん上下関係が出来上がったりですね、
横のグループ間のですね、サイロ化が始まったりですね。
お互い共有するっていう場がどんどん少なくなって、
だからそうなるとやっぱりね、
組織っていうのはなかなかきつくなってきますよね。
だから、やっぱりそういう、なんていうんだろうな、
あの、やっぱりそういうワイガヤ的な雰囲気っていうか、
そういうものっていうのは一つのカルチャーとして残すっていうのはね、
やっぱりすごく重要なんだなって気がしましたよね。
もともとワイガヤっていうのはHONDAで生まれた発想なんだけども、
僕もHONDAに入って別にワイガヤを教わったって記憶はないんだけども、
少なくともそういうワイガヤに入るわけですよ、結局。
で、やってるうちに誰かがね、
いやこれワイガヤって言うんだよとかね、
あと偉い人たちがワイガヤするぜってワイガヤ言葉を使ってて、
そういうふうに自然にワイガヤって言葉が入ってきて、
で、実際自分のその行動もですね、
基本的にはワイガヤ的になるし、
で、ある意味ワイガヤって何なのっていうのを
アメリカにいたアメリカ人に聞かれたときに何て言ったのかな、
要するに leverage
everybody's brainっていう感じで、
つまり自分一人の頭で考えるなと、
いろんな人の頭もレバレージしろよと、
いう基本発想に近いのかな。