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2024-12-19 13:33

リスナー名作劇場vol.05「コット、はじまりの夏」

クリエイティブプロデューサー 三好剛平
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感想

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スピーカー 2
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。おはようございます。
スピーカー 1
おはようございます。
スピーカー 2
寒い中、自転車で。
雨も上がってよかったね。
スピーカー 1
よかったです。朝、ほんとちょっと絶望したんですけど。
スピーカー 2
そうでしたね。
スピーカー 1
さあ、そして今日は、月に一度、リスナー名作劇場ということで、もう5回目になりますね。
今日のテーマ、今月のテーマは、「2024年、あなたが見たベスト映画は?」ということで、たくさんまた販売いただきました。
本当なんです。ありがたいことです。もう本当に。
スピーカー 2
その中から、紹介していきたいと思いますけども、まずは皆さんからお寄せいただいたお便り紹介していきます。
毎回、欠かさずメッセージを送ってくださっているビタミンKさんは、奥山博司監督の僕のお日様。とにかく映像が素晴らしいというご推薦でした。
ラジオネームカメさんは、カモメ食堂などを手掛けた、小木神直子監督、どうもとつよしさん主演の最新作、「まある。」
スピーカー 1
見たかったんだよな。
僕もまだ見られてないな。
スピーカー 2
常連リスナーさん、八幡の智子さんは、なんと新旧作品合わせて11作品もご推薦いただきました。
スピーカー 1
11?
いただいておりました。
スピーカー 2
中には、今年話題になったドキュメンタリー作品、「正義の行方」などから、クレヨンしんちゃんや名探偵コナンまで盛りだくさん。
今年も気の向くままに映画を楽しみました、というメッセージも寄せていただきました。
続いて、築地の市の山内勲さんが選ばれたのは、今年話題を集め、私、たまたま、今年ナンバーワンに選ばせていただきました。
サムライタイムスリッパ。
これはね、制作者の志が高い、脚本が面白い、俳優の演技と存在感が白紳、盾が見事、という熱量の高いレコメンドをいただきましたが、これ、三好さんもやっと見た。
スピーカー 1
はい、このレコメンドをいただきましてですね、今週の頭から劇場を書き込みまして、見れたので、やっと見てきました。
それはもうね、皆さんがお勧めされるのは、納得の痛快な娯楽対策ですね。本当に面白かったです。
で、レコメンドをいただいたこの山内さんからは、もし今日サムライタイムスリッパを選ばないなら、普段話半分で聞いている三好のコーナーも、今後は話3分の1でしか聞きませんとかって、ちょっと意地悪言われたので。
そんな意地悪言われると、俺なおさらちょっと紹介しないぞ、みたいな気持ちもなったんですけど。いうのは半分冗談ですけど。
でもな、言ったらあの作品はもうね、僕がわざわざ紹介しなくとも、見れば誰もが絶対楽しめる。
もうなんかね、僕が言い足すことはございませんっていう作品なので、是非ご覧くださいっていう作品ですね。
で、ちなみにこれ12月23日には、ユナイテッドシネマキャナルシティ13で、主演の桜井雄野さんと安田純一監督の舞台挨拶式上映がですね、決まっております。
まだね、席若干空いてるみたいなので、これ見逃した方はですね、このタイミングで是非ご覧になるのがよろしいかと思います。
スピーカー 2
はい。
さあ、そしてここまで今年風切りとなった新作を推薦された方たちだったんですが、それに限らず、今年見た映画っていうことだったので、旧作も推薦してくれました。
カミンゴさんはゴジラ-1、先日金曜ロードショーで見ました。
03:00
スピーカー 2
清掃を知らない世代ですが、主人公たちの苦悩や生きて抗う姿に胸を打たれましたというコメントですね。
愛田桃太郎さんは1981年ドイツの名作ユーボート。
スピーカー 1
ユーボート。
スピーカー 2
昨年人気漫画、沈黙の艦隊が大沢貴男さん主演で映画化されたのをきっかけに、潜水艦映画としてのこの作品もご覧になったそうです。
これ、三吉さんもご覧になったんですか?
スピーカー 1
はい。愛田さんのですね、これご推薦をいただいた以上はと思って見なきゃと思って、
当時のアカデミー賞でも、これ61年の時点で6部門ノミネートされるなど、名作と名高いこの作品でしたから、
僕は見れていなかったのでやっと拝見したんですけど、
完全なる密室空間である潜水艦という設定をうまく活かして、
艦隊から襲撃されるその恐怖を、ソナー音、音で聞かせるうまい演出だったりとか、
あとこの映画は、ご覧になった方誰もがわかると思うんですけど、ラストです、とにかく。ラストがやばい。
無情感に圧倒される素晴らしい映画でした。
これ愛田さんのご推薦あってのことだったので、ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございます。さらに玉二郎さんでいいかな。
この番組でも紹介したピクサーのソウルフルワールド、そういう皆さんも知ってましたよね。
3月に閉館した中津太陽でご覧になったチャプリンの街の日。これもいいですね、シティライツ。
中津太陽の閉館も2024年の福岡映画界のトピックでしたよね。
スピーカー 1
僕も実はこの中津太陽の最終美上映の街の日を友人と一緒に見に行って、
もう恥ずかしくなるくらい大泣いてですね。
スピーカー 1
やっぱりあの空間であの映画を最後に見れたっていうのは本当に素晴らしい経験で、
玉二郎さんももしかしたら一緒の劇場にいたのかもなと思って嬉しくなっちゃいました。ありがとうございます。
スピーカー 2
そしてみなみさんは映画、今日恋を始めます。
そしてバーズさんは映画、あんときの命。それぞれ大切な映画になったというコメントも寄せいただきました。
本当にたくさんの方々から今月もメッセージをいただきました。ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
そこでですよ。
スピーカー 1
はい。僕はですね、今回こうやってたくさんお寄せいただいた方の中から、
こがしひなたぼっこさんっていう方がですね、ご推薦いただいた作品をご紹介しようと思います。
このひなたぼっこさんなんですけど、今回が初メールということで、嬉しい限りなんですけれども、
この方ですね、なんと映画は今年公開の新作だけで225本。
さらに複数回鑑賞された作品までカウントしたら、なんと2024年この1年だけで241本ご覧になってるっていう。
すごいね。
とんでもリスナーさんでした。
スピーカー 2
毎日のようにね。
スピーカー 1
すごい。
この方、メインのご推薦作品には、キングダム大将軍の帰還ですね。
大沢孝夫さんがすごかったですけど、この作品あげてくださってるんですけど、
僕この作品公開当時見逃してて、これ配信どうやら3月ぐらいなんですね。
なのでまだ見れないんですよということもあって、これちょっとレビューできずでごめんなさいなんですけど、
この方ですね、さすがやっぱりそれだけ見てることもあって、
それと合わせて私の今年の上位10決ということで、素晴らしいラインナップの10本をですね、選んでくださっていて、
06:02
スピーカー 1
その中から1本ちょっとですね、選出してご紹介したいと思います。
スピーカー 2
何を選んだんでしょうか。
スピーカー 1
選出したのが2022年のアイルランドの映画で、コット始まりの夏っていう映画ですね。
これ日本では今年の1月から順次ミニシアターで公開された小さな作品であったんですけども、非常に話題にもなった作品でした。
この作品まずあらすじからご紹介します。
舞台は1981年のアイルランドの田舎町です。
主人公となるこの9歳の少女、コットっていう女の子なんですけど、
この子が大家族の中で自身の居場所を見つけられずにいるというところから始まります。
お姉ちゃんたちの会話にもうまくなじめず、おまけにお父さんは掛け言と酒に溺れて子育てにも無関心であるというお父さんなんですね。
さらにはお母さんのお腹には間もなく生まれる弟が今お腹の中に宿っていてということで、
家族のお腹にもどこにも居場所がないというところから始まるわけですね。
そんな中、コットちゃんの元に訪れた夏休みがやってくるわけですね。
その無関心のお父さんは牧場を営んでいるお父さんのいとこ夫婦にコットを預けるということにするわけですね。
初めはそのいとこのおじさんおばさんというその慣れない2人と一緒に暮らす生活に戸惑うコット少女だったわけですけども、
2人の愛情をたっぷりと受けて徐々に生きる喜びを実感していくという、そういう映画なんですね。
この映画なんですけど、2022年のベルリン国際映画祭で子供が主役の映画を対象にした国際ジェネレーション部門というのがあるんですけど、
この部門でグランプリを受賞していたりとか、その年のアカデミー賞の国際長編映画賞にもノミネートされているような、
スピーカー 1
しっかり評価もされている作品ですね。中でもやっぱりこの9歳の少女コットを演じた主演の少女、
キャサリン・クリンチさんという女優さんなんですけど、この子ですね、当時12歳だったんですけど、
アイルランドのアカデミー賞とも言うべきIFTA賞で史上最年少で、主演女優賞も獲得したというですね、演技もしっかり評価されたようですね。
この映画なんですけど、言ったらあらすじめちゃくちゃシンプルなんですよ。
言ったら本当にそれまで孤独で家族の中に居場所を見つけられなかった女の子が、
優しい親戚夫婦に引き取られて、初めて一人の人間として愛されて尊重されていくことで、
少しずつ生きる希望を獲得していくまでを描くっていう、本当にそれだけの小さな映画なんですね。
おまけに言ったら、割とよくある題材じゃないですか、こういう設定って。
スピーカー 2
舞台が日本でも描けそうな。
スピーカー 1
なんですけど、それでもここまで見逃せない作品だったなって思わせるものがあるわけですね。
それ何かっていうと、演出が凝っているというか、演出にすごく特徴があって、
09:07
スピーカー 1
まずこの映画、セリフをものすごく最小限に留めてるんですね。
で、少女が出会う一つ一つの何気ない出来事と、そこからもたらされる彼女自身の変化っていうのを、
言葉ではなく画面の中で起きる出来事の一つ一つのつらなりによって、丁寧に描き出していくっていうのは作品になるんですね。
こうした眼差しっていうのは、この監督自身がもともとドキュメンタリー畑ご出身なんですって。
そういうことにももしかしたら関係しているのかなっていう。
だからやっぱりその人を言葉で説明せずにちゃんと見つめていくことで、
ちゃんとそれを了解させていくというか、お客さんと一緒に共有していくというような映画になってるんですね。
で、そのおじさんやおばさんによる愛っていうものが、時に言葉ではなくその振る舞いによって伝えられるっていう、
この映画の中での物語的な振る舞いっていうのが、この映画自身の言葉以上の愛とか優しさっていうのを、
やっぱりセリフっていう言葉に頼らずに、映画自身の振る舞いによって伝えてくるような映画になってるんですね。
もうね、これは本当にさすがだなと思った。
さらにこの映画の元来、もともとのタイトルがThe Quiet Girlっていうことで、静かな女の子なんですね。
寡黙だった少女が大切な言葉を口にできるようになるまでっていうのを描くわけですね。
だからこそこの映画っていうのは、そのもの静かさ、クワイエット、静かでいること、自体の優弁さをこそ信頼して、その力を届ける映画になっているなというふうに思ったんですね。
僕も見終えた後には、自分の娘だったりとか、家族だったりとかを思わず抱きしめて、その気持ちを伝えたくなるような、本当に優しくて特別な映画だなと思いました。
やっぱりこの2024年っていうのが、結構悲しい出来事がたくさんあった1年だったっていうこともあって、
今年のそういう1年の最後に、このように本当に小さくて、だけど優しいこういう映画を見るっていうことは、きっと皆さんにとっても特別な時間になるはずだなっていうことだし、
僕自身も本当に見れてよかったなっていう一本だったので、今回この第5回のリスナー名作劇場は、日向ぼっこさんがご推薦いただいたこのコット始まりの夏映画を選出させていただきましたということです。
スピーカー 2
なんか癒されそうですね。
スピーカー 1
本当に地味深い。温かいスープをいただくみたいな、そんな映画です。地味深い。
スピーカー 2
それが喉元通って、じわじわと体の隅々に行き渡っていく、じっくりと行き渡っていくようなね。
スピーカー 1
本当にそんな映画です。
しかし、現代はザ・クワイヤット・ガール、これをコット始まりの夏って放題つけるところも面白いですね。
ちゃんと映画を見たら、なるほどこれが始まりの夏っていうことを言いたいわけねっていうのもわかるようになっている。
いいですね。いい作品だったと思います。本当に。
スピーカー 2
ということで、今日は月一恒例リスナー名作劇場2024年のベスト映画について語ってもらいました。
12:00
スピーカー 2
三好子兵さんありがとうございました。
スピーカー 1
三好子兵 ありがとうございました。
数学教師芸人の高田先生だよーん。
高田先生の算数ワクワクラジオ。算数が不安なあなたを算数ファンに変えるポッドキャスト番組です。
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スピーカー 2
4649よろしくー。
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