1. オトコの子育てよももやまばなし
  2. #41 自分でやりたがる人、待て..
2025-06-17 31:47

#41 自分でやりたがる人、待てない私たち

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玄関の鍵を開けたがるなど/バナナいちごヨーグルト作りたがる/途中でふざけ始める/どこまで付き合えばいいのか/優秀な学習者/スマホの影響/はなまるには「めんどくさい」も出てきてる/びしょびしょになる問題/飽きてる/待てる夫/やらせたい気持ちと他人の目の板挟み/『たのしい保育園』の書評/

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公園つまる(現象のラジオ)

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サマリー

このエピソードでは、子供が自分でやりたがる成長と親の葛藤について議論されています。特に主体性の重要性や育児における忍耐の難しさがテーマです。子供たちの自立心や待つことの難しさについても考察されています。親は子供の自主性を尊重しながら、時間的な制約に悩まされる状況が触れられています。また、セルフレジの利用や待てない現代社会についても議論され、子供たちの自分でやりたがる気持ちやスマートフォンの影響にも考察が加えられています。さらに、育児における「やりたい」と「待てない」のジレンマについても触れられています。

子供の成長とやる気
みなさんこんにちは。オトコの子育てよももやまばなし。この番組は、現在5歳の双子を育てる清太と、2歳の子供を育てる森田が、育児のよもやまばなしを雑談していく番組です。
はい。前回は、講演がつまらないみたいな。講演に対する苦手意識みたいな、そんな話を私がさせていただきまして、
ちょっとね、感想なんかも確かにいただいたかな。
そうですね。
意外と同じ思いをしてる人もいるんだなってことで。
結構Xでね、つぶやいてくれてた人多かった気がするなぁ。
そうだね。やっぱり、親としては、やっぱつまらなくね?みたいな思いもありつつ、楽しむための工夫とかね、それぞれ道具に頼ったりしてやってるんだなってことが、なんか分かってちょっとこう、心強いというか、嬉しかったような感覚がありましたけれど。
あとあれだ。前回最後の方にちょっと紹介した、上水雄貴さんっていう。
あ、講演ハッシュタグ。
ハッシュタグ講演とはの人が、自分のポッドキャスト、ひとりがたりのポッドキャスト、幻想っていうのをやっていて、それで、タイトル、講演つまるっていうね、講演つまらないに対するアンサーを話してましたね。
なんかこうやっていただいて。
いや、すごい面白かった。
静かな論争まで。
そうだね。まあ論争って感じでもないけど、まあそうだね。講演というものがどういう存在なのかみたいな、何をするのもどんな人も受け入れるのが講演だみたいな、そういうことを語っておられるので、ぜひですね、興味ある方は。
ちょうどね、今度、親番組の方でもね、少し連なるテーマをやりましたね。
なんだっけ。
ひとり行動の。
あ、そうかそうか。そうだね。
また私の悩みを、
そうですね。
トロしてる回がありますので、配信されたらぜひ聞いていただけたら嬉しいです。ということで、今回はちょっと私全く分かっておりませんけど、何を話すんでしょうか。
はい、今日のテーマはですね、自分でやりたがる人です。
自分でやりたがる人。
はい。
子育ての場面で。
そうですね。
どういう、例えば。
いやー、とにかくその、ワイちゃんが何でも自分でやりたがるんですよ。
あー、なるほどなるほど。
はい。いわゆるこれ、やるやる気っていうらしいね。
やるやる気ね。
着替えも自分でやりたいとか。
そう。
手伝うと怒るみたいな。
主体性の重要性
そう。
あー、なるほどなるほど。
これがね、まあ、しょうみな話すごいめんどくさいんだけど。
そうね。まあまあ、すごく分かる気がする。
なんか、保育園、例えば今日迎えに行ってさ、まず歩きたがるでしょ?ベビーカーなんだけどさ。
あー、そっか。
うん。
そこから。
あとなんか玄関のドアを保育園の開けたがる。
はいはいはい。
家に帰ってきたらオートロック開けたがる。
はいはい。
宅配ボックス開けたがる。
エレベーターのボタン押したがる。
玄関の鍵開けたがる。
でも部屋の中入ったら入ったでさ。
なんかね、今日はね、バナナイチゴヨーグルト、バナナイチゴヨーグルトを食べるって言って。
それはヨーグルトにイチゴジャムとバナナを入れたものなんだけど。
うん。
で、そのヨーグルトとジャムをまず自分ですくいたがるわけよ。
ジャムの蓋も開けたがるんだよな。
あー。
そうそうそう。で、あとそのバナナはおもちゃの包丁があるからそれでなんか切りたがるわけ。
まあまあ確かにね、一つ一つのステップが。
で、ご飯食べ終わったら食べ終わったらテレビ自分でつくたがるしさ、お風呂入ろうと思ったら洋服は脱ぎたがる。
洗濯カゴに入れたがる。パジャマ選びたがる。歯磨きしたがる。スリーパーのボタン止めたがる。
歯磨きとかスリーパーのボタンとかはもう自分じゃできないんだけどさ。
まあとにかく。
トライしたいんだよね。
そう、トライ。そうそうそう。で、まあいいことじゃん。明らかに。
まあまあ確かに確かに。何か成長というかできることが増えていくというか。
そうだね。で、やっぱりイライラすることもあるしさ。
あとさ、なんかさ、できないのはいいんだけどさ、なんかさ、途中でふざけ始めるみたいなのあるじゃん。
確かに確かに。あるね。
なんか、自分でやりたがって今日あったのは脱いだ服を洗濯カゴに入れたがったわけよ、すごい。
で、俺が脱いだものを入れたらすごい怒って、で、じゃあわかったっつってもう一回戻して、で、洗濯カゴを下に置いて、じゃあこれに入れてって言ったらさ、
なんかちょっと遠くから投げたりして、それがもう超ムカついて。
なんかもうほんとこれ、どこまで付き合えばいいのかほんとすごい悩むなと思って。
そうね。
これさ、鼻丸ぐらいになるともうない?あんまりそういうのは。
いやいやいやいや、今聞いてても、やっぱ毎日そういうのあるなっていうのあるよ。
あ、ほんと。
後でちょっとこっちのターンだったらばーっと紹介してみるよ。
あ、ほんと。いやなんかさ、で、俺はふざけだしたら割と早めに相手にするのやめるんだけど、
さっきのあれだったらふざけ始めたらもう俺だけ先にお風呂入っちゃうとか、そういう感じにするんだけどさ、
ふざけだしたらあまり付き合わないっていう風に決めてるんだけど。
こっちにも限界もあるし時間に限りもあるしね。
そうそう。で、自分の興味としては、こっちの番組では何回か話してるけど、自分は教育に携わる仕事をしてるので、
これ主体性めっちゃあるじゃんと思って。
ん?何性?
主体性。
あ、主体性ね。
うん。
そりゃそうだよね。自分で能動的に。
そうなんだよ。これはね、小学生ぐらいになると、これがとにかく欲しいのよ、みんな。
そうなんだ。
そう、主体性。
主体性。
もう何をするにもやっぱり一番必要なのはやっぱり主体性なんだけどさ。
それはなんていうの?教育の柱みたいになってるの?それともみんなのこの現代的な課題みたいになってるってこと?
両方だね。教育の柱にもなってるね。
そう、いわゆる指導要領的なものから主体性を養いましょうみたいになってるってこと?
そうだね。主体的な態度を養うみたいなのは言うんだけど、それは養うのはやっぱりさ、養わなきゃいけないのは主体性がないからじゃない。
まあ、そっかそっか。
なかなか発揮できないからっていう前提があるんだけどさ。
勉強的なことで言うと、どんな教科でもそこにみんな宿泊してるんだけどさ。
勉強主体的に取り組むってのはなかなか確かに難しいなとは思うけどさ、実際はね。
まあまあね、好奇心があって。
好奇心を持つってすごい難しいじゃん。
難しいね。
なんだろう、だから中道体っぽいよね、たぶんね。
あーそうだね、持つぞーと思って持てるもんじゃないよね。
そうそう。で、まあそれはそれとして、いや、これめちゃくちゃ優秀な学習者じゃんと思って。この人。
なるほど。
で、これいつからそうじゃなくなるんだろうと思ったわけよ。なんかやっぱ小学生ぐらいになると、多い子とかもいっこ見てても、なんかここまでじゃないなっていうのがあって。
自分がやりたくないことをもうやらなきゃいけなくなるからなんだろうけど、シンプルに考えるとね。
うん、そっかそっか。
なんかこれがどういうふうに変化していくのかっていうのがすごい興味深いなと思って。
うん、そっかそっか。
これをさ、たぶんコントロールしようとするから、きっとね、嫌になっちゃったりするんだろうなと思いつつ。
だけどやっぱりある程度はこうさ、ずっと付き合えるわけじゃないしさ、だからすごい難しいなって思ってるっていうのが最近の、ずっと考えてることですね。
育児における忍耐
まあ面白いし、興味深いし、成長とかね、そういう頼もしいというか喜ばしいとこもあるけど、まあ単純に時間かかるし、めんどくせいし、遅いし、もどかしいしみたいな。
そうだね。
で、遊び始めたりして、まあ一日のその、この時間ぐらいまでこうしたいみたいな流れもうまくいかずみたいな。
そうだね。
いやー、あとやっぱりスマホ邪魔だなって思うね、自分に。
自分の忍耐強さみたいなものがスマホによってなんかすごいそがれてるような気もするわけよ。
ああ、なるほどね。
なんかちょっとした隙間にさ、つい見ちゃったりするからさ。
入り込んでくるし。
入り込んでくるしさ、ただ待ってる時間とかがさ、結構精神的にしんどいなって思っちゃうのは、結構スマホの影響もあるんだろうなっていうふうにも思ってる。
これ自分自身の話でね。
だから、なんかこちら側の問題でもあるよなって思ったりとか。
そうね。
いやー、難しいよね、確かに確かに。
ただ、ね、なんかその隙に数秒あれば、メールだSNSだ見て。
そうだよね。ほんとそうなんだよ、なんかさ。
なっちゃうもんね。
桃山障子アップした後とかはさ、やっぱさ、多少。
感想を誰か書いてくれねえかなとかね。
そうそう。
気になるよね。
まあまあまあ難しい問題ですね、それは。
うん。
どうですか?
いやいや、やっぱ、同じよう。
保育園の行き帰りでもさ、鍵をかけたい、エレベーターのボタンを押したい、靴を履きたい、コンビニに行きたいとかさ、こっちの道を通りたいとかさ、なんか気になるものがあれば、触ったり拾ったりするし。
今でもそうなんだ。
まあ、なんつうの、そういう質は変わってきたよ。
例えばなんかこう、そこに多少その、めんどくさいみたいな感覚も出てきてるから。
そうかそうか。
その前だったら、例えば、カバンとかなんてもん自分で持ちたいだったのが、持ってって言ってくるし、重たいとか言って。
もうちょっと、例えばなんか食事の時でも、納豆とかね、例えば前だったらさ、こっちで混ぜてご飯の上に乗っけて食べてもらってたんだけど、もう自分で剥がして、タレを自分で切って入れて、混ぜて食べたいって、そこはやりたいわけよ。
でもさ、なんか、納豆ってさ、ねちょねちょになるからさ、テーブルの上とかさ、パジャマとかについたりしてさ、あと髪の毛とかにつくからさ、環境を整えるた上で、ある程度混ぜてもいいけど、できればこっちでやってって思っちゃうんだけど、
まあそういうのいっぱいあるじゃん。なんか処理がめんどくさいから、なるべくこっちでやっちゃいたいんだけど、やりたいという気持ちには応えたいという気持ちもあるけど、めんどくせーなーとかさ、どうせこうなるのは目に見えてるから、あんまりやらせたくないんだけど、あんまりさ、そこ気をつけてね、あそこ触らないでね、こここぼれないように混ぜてねとか言えば言うほどさ、なんか向こうだって嫌になるじゃん。
うるせーって思うだろうし、自由にやらせてくれって思うだろうし、まあ自分だってさ、そういうことを人になんか言われれば言われるほどさ、やる気がなんかそがれていくみたいな体験はいっぱいあるじゃん。
そうなんだよねー。
だからまあわかるからさ、ねえ、こう、やらせてあげたいし、まああとなんか自転車かな。
おお。
ほら、こう、2人前後に乗せられるタイプの乗ってるじゃん。
うんうん。
で、まあ前々だったらひょいって持ち上げて椅子に座らしてたのがさ、今も自分で4時登れるからさ、自分で座るとこまで行きたいわけよ。
おお。
自分でやりたい子供の行動
まあだけどこう、2人いっぺんに前後ろでそれやるとチャリがもちろん傾くしさ、その間持ってなきゃいけないんだけど、マンションの例えば駐輪場でさ、後ろから人が来るとちょっと邪魔になっちゃったりするから。
いやそうなんだよね、そういうのあるよねー。
あるじゃん、なんか早いとこ乗せたいんだけど、とか保育園もさ、駐輪場混んでるしさ、まあだけど自分でやりたいって気持ちもわかるし、まあこの季節だとさ、蚊が来るわけよ。
うん。
だからパパッと駐輪場去りたいんだけど、まあやりたいとかさ、あるいは双子の場合はなんかどっちも前に乗りたいとかバッティングすると、そこでまた調整交渉がめんどくさいわけよ、時間がかかるし。
うん。
でまあ、やりたい、お互いのやりたいが重なり、物が一個しかない場合は、やっぱりバトルが始まるしさ、シャンプーのボトルをこう、例えば空になりました、詰め替えを入れますみたいなときもさ、蓋を開けたい、液体を中に入れたい、蓋を閉めたいみたいなさ、
うん。
フローでまあ例えばそういうことあるんだけどさ、詰め替えの液体がやっぱりこぼれたりするともったいないじゃん。
そうだね。
だからちょっともったいないからさ、ちょっとここって言ってもやりたい。
そうね。
だからちょっとアシストしながらとか、もう本当に一個一個さ。
でさ、そういうときちょっとふざけたりすんじゃん。
まあそれ楽しくなっちゃうよね。
そうだよね。わからないでもないけどさ、なんか、わいちゃんも自分で手洗いたいとかさ、自分で水出したいとかって言ってさ、やるんだけどさ、もう途中からやっぱ楽しくなっちゃってさ、ふざけるよね。
それでなんかさ、手洗いのとこで言うとさ、洗面の?その自分で泡出すじゃん。
あ、出すね。
で、結構ちょっと泡だらけになって、それを一回一回俺らがちょっと拭いたりしてたのを見ててさ、この自分たちで一時期なんか、コップの水をじゃーってこう、泡のボトルとかにかけて、泡を掃除するようになったのね。
ほうほう。
で、泡は落ちてるんだけど、その代わりビッシャビシャになってんの。
いやーわかる。
で、しおりさんはさ、乾燥ガチ勢だから。
そうか。
もうそのビッシャビシャにされることがもうたまらなく気持ち悪いと思ってるから、なんかもうやめてくんない?みたいな感じなんだけど、まあ、とはいえ意図はわかるじゃん。
そうだね。
まあなんかきれいにしようとしたんだなとかさ、なんか考えながらやってんだろうなっていうのもわかるからさ、
まあね、頭ごなしにやめろとか言えないけど、めんどくさいし気持ち悪いし、待ってらんねーしみたいなこう、かせめぎ合いですよね、これはね。
そうなんだよね。なんかほんとタオルビショビショにして拭いたりとかさ、なんかそれは本人にとっては掃除してるつもりだからさ、まあなーと思いつつ。
でもまあそのめんどくさがるようになるっていうのもね、わからないでもないっていうか、まあそうだろうなとか、だからどっかのタイミングでさ、そっちがさ前傾化してきてさ、やりなさいっていうのがさ、機会が増えていくみたいな。
まあそうだよね。
それはでもやっぱコントロールの話なのかやっぱり。
どうなの?
なんかまあ見てると言うようはさ、まずは楽しいわけじゃん。まあもちろん親のやってる姿を見てるから、なんか多分ああこうしてこうしてこうすんだろうなぐらいのなんかこう観察はしてるはずだしさ。
で実際にその自分でやってみるとさ、なんか鍵を閉めたときにカチャンってなったとか、手応えとかできたっていう達成感とかでまあ楽しんだとは思うんだけどさ。
である程度それをやっていくとそのなんつーの、予想通りの展開になるって感じになるじゃん多分。
そうだよね。
そうすると多分なんつーの、刺激が減っていくじゃん。
そうなんだよね。
まあそうするとそれは飽きるみたいな状況になってさ、まあ移ろっていくんだろうけどさ、まあそういうものの中で、その前はこう刺激とかワクワクっていうインセンティブがあったから自分からやってたけどさ、
疑問になっちゃってさ、めんどくせえみたいになっていくんじゃないの。
まあ確かにそうなんだよ。
今日なんか宅配ボックスのところでさ、毎日開けたがるからさ、ないのにさ、開けたがったりするから、ちょっと複雑なことをしてこう、居住者もなんか預けられるわけよ。
だからなんか一回入れて、それで取り出すみたいなことをやったりしてたんだけど。
自作自演みたいな。
今日なんか行ったらさ、やりたいみたいなこと言うからさ、こうじゃあピッてやろうかって言ったらさ、ピッてやる前にないとかって言って、なんか勝手にないって判断してさ、まあもうこれちょっと飽きてるなと思って。
飽きてる。
飽きてやがると思って、それはそれでちょっとムカついたんだけど、しかも今日に限ってあったんだけど実際。
いやだからそういう、なんつーの、それだから飽きた上にさ、へりくつをもうこねてるじゃん。
そうね。
ないっていう。
そうだね。
飽きたとは言ってなくて、あーもうたぶんないわこれみたいな感じでさ。
そうそうそう。
そういうのってやっぱ、どんどん出てくるしね、その向こうの変化にこっちはさ、なるべくついてこうとしてさ、
なんかいろいろそうやって工夫ね、そうやって荷物があるようなふりをするような工夫とかしてんのにさ、もうそのこっちが追いついた頃には向こう飽きてるみたいなさ。
そうだね。
それでなんか、この手目のためによ、こっちはよみたいな気持ちにさ、まあなんていうんですかね、ありますよね、足を外されるというか。
あるし、あるだろうなと思うし、ちょっと調べるとやっぱりそのさ、そのやる気はちゃんと受け取ってあげた方がいいみたいなさ、こと書いてあるけどさ。
そうね、それはまあ、そうなんだろうな、まあいわゆるなんていうんだっけその、なんていうっけその、カーリングペアレントって言うんだっけ、それはちょっと違うかもしれないけど、
要はなんでも先回りしてさ、道を拭いてあげて怪我しないようにするみたいな。
まあいろいろ言うよね、ヘリコプターペアレントも言うし。
まあまあなんか先回りしてなんでもこうやってあげるとかさ、リスクをあらかじめ取り除いておくとか、あるいはもうめんどくさいからなんでもこっちでやっちゃって、
まあ進行はスムーズにいくけど、主体性とか思考作業する力が養われないみたいなさ、あるじゃんそういうの。
まあ確かにそういう側面はあると思うから、なるべくね、付き合って、自分でやれることを増やしていくとかさ、それはもちろん大事だなとは思うんだけど、
そういうものとキャバシティや時間の問題と忍耐力、あるいはまあそういうあれだよね、これは絶対自分でやったら危ないよみたいなのもあるじゃん、窓の。
窓の鍵を開けちゃうとかさ、そういうダメなものはダメっていう線引きをちゃんとするとかさ、
まあとはいえ身をもってここまでは危ない、大丈夫だけどここから危ないんだなっていうのはなるべく身をもって知ってもらうことも大事だから、
まあ安全装置をつけた上で、ちゃんとこうトライアンドエラーの境界線を一緒に見定めていくみたいなことも大事なんだとは思うんだけど。
社会的な視線と子供の自主性
そうだね、忍耐力を問われるよね、すごい、忍耐力と観察力を問われるなみたいな、俺そこまでないかもってちょっと早くも思ってるんだけど、
なんかさ、知り合いでさ、すごい待つ夫がいるらしいのね、もうとにかく待つんだって、
やりたいようにやらせて、待つ力がすごい人がいるんだけど、だけど妻の方はいろいろやっぱりさ、スケジュールとかあるじゃん。
日々のね。
そう、そういうのもあるから早くしてよっていうふうに思うんだけど、でもそれをあんまり無限にもできないしと思って、ちょっとこうやっぱり、そこのギャップとかめっちゃありそうじゃない?夫婦で。
そうだね、それはすごい引き裂かれるじゃん、やっぱり今俺らも話してるように、基本的には待ってあげたりじっくり見てあげるってことが大事だってのは頭ではわかるけどさ、
現実的になかなか時間がないし、あと性格的にも、俺も自分はせっかちな方だなと思うから、やっぱりこうした方がいいだろうなっていう頭で思うこととさ、
心身で感じてる感覚がこう反対方向向いてたりするとさ、ちょっとこうもどかしいし、板挟みに合うじゃん。
そうだね。
まあそういう時にじっくり待てる人を見ちゃうとさ、ちょっとこうコンプレックスが刺激される部分とさ、
そうだね。
かといってそういう悠長に、そっちの基準が子供にとっても普通だって思われると、ますますこっちがなんか悪者みたいになるじゃんみたいなさ、なんかそういう気もなるかもしれないしさ。
そうだね。
なんか結構スーパーとかでも行くとさ、なんかあれ持ちたいとかこれやりたいとかさ、
かごを持ちたいとかこう自分で棚から何かを取ってきたいとかあるんだけどさ、本当にそれやらしてあげたいって気持ちもあるんだけど、
なんかこう子供がペタペタ商品とか野菜とかに触らせるとさ、あいつ非常識だなって思われるんじゃねえかみたいなさ、勝手な自意識が働いてさ、
こうやらしてあげたい気持ちとかさ、あとちゃんとじっくりスーパーの棚の位置とか覚えるのも楽しいみたいだからさ、
あ、知ってる、納豆あそこにあるよねみたいな感じで得意気になってさ、自分で取ってくるみたいなプロセスもさ、まあ一つのあれじゃん。
こうトライ&エラーの。
そうだね。
だからそうさせてあげたいという気持ちとさ、こう待つっていうこととか含めてなんか単純な自分の性格的なせっかちっていうのってそこにこう、
第三者の目が入るとまたさ、
なるほどね。
なんかこうかき乱されるところがあってさ、なんかね人の目が気になるっていう。
そうだね、まあでもそれって結構ね、社会的な問題かもしれないよね。
まあまあそうね。
その目が厳しいっていうさ、なんかね俺今ふと思い出したけど、あの高校の友達がニュージーランドに住んでてさ、
でワイちゃん生まれる前に妻と一緒に遊び行ってさ、で子供いるからその子供らと一緒にスーパー行ったのよ、地元の。
向こうの現地。
向こうの、そう。
したらね、まあ全部がそうじゃないらしいんだけど、なんかね、その大きいスーパーは子供は果物とか食べていいの。
え、すごくない?
棚のものを?
そう、食べちゃっていいの。
すごいね。
もちろんその全部が全部っていうわけじゃなくて、一部のコーナーの果物とか、それだけなんだけど。
めちゃくちゃいいなと思ったよ。
いいね。
うん。
それはもう完全に社会のあれですよね。
そう。
いやすごい素晴らしい国だなと思ったよ。
素晴らしい。
本当に。
うん。
いやそれはすごいね。
うん。
日本じゃ考えられないもんね。
考えられない。
うん。
そんなこと。
それはもうさ、コストとして織り込み済みっていうかさ、というかまあ、なんていうんだろう、ボランタリーな感じなんだろうね、その店としてもさ。
ね。
姿勢でしょそれが。子供大事にするよっていう。
みんなもそういうふうに思ってるってことだよね、周りも。
そう。
いいなあ。
いいよね。
セルフレジと現代の子どもたち
いやあ、スーパー、だから例えば日本だと、なんかほら、今後もっとワイちゃんももしかしたらなんか行きそうだけどさ、いわゆるあのセルフレジ。
はいはい。
いやそうね。
ピッピ楽しいじゃん。
楽しいね、セルフレジね。
もうめっちゃやるわけよ、やっぱ。でも時間かかるしさ。
うん。
まあなんか並んでる人の目がとかさ。だけどやっぱその社会としてね。
うん。
だからもう子供はこんなん見たらやりたいっしょっていうのは、みんなが当たり前だよね、それはやらすべきだよねって社会になってくれればね。
そうだね。
うん。
一つ一つの体験でもあるんだけど。
うん。
もうなんか下打ちが聞こえるもん。
そうだね。まあだからもうできるだけそういうときはやっぱりさ、並んでる側だったらいいよっていう感じのを全身で発したいとは思うけど。
発したいよね。
思うけど、だけど本当にめっちゃ急いでるときだったらどうだとかさ、あるじゃん。
そうそうね、そうね。余裕の問題だよね。
うん、余裕の問題。
いや余裕がちょっと社会とかね、まあ我々の生活になさすぎる。
だからそう、余裕、さっきも言ったけどやっぱスマホはね。
いやスマホがもうガンガン奪ってってるよ。
そう。
時間のこう目も詰まってきちゃってるしね。
そう思う。
これはあれじゃないですか、だからそんな資本主義社会というか。
そうですね。
近代的な問題じゃないですか。
そうなんだよ。って思った。
何でもやりたがる人たち。
何。
待てない私たちみたいな。
そうだね。
でも自分たちだってあるじゃん。大人の俺たちだってさ。
あるあるある。
自分でやりたいことなんていっぱいあるじゃん。
まあ子供にしてみると。
そうだね。だからでも、そうなんだよな。
どんどん面白いものが増えていくと、やっぱ刺激的なものが増えていくと、そっちばっかりになっちゃうんだろうな、ゲームとかさ。
そうそうそう。
それ以外のことがやっぱりやりたくなるんだろうな。
だからまあセルフレージも簡易なゲームみたいなもんなんじゃない?
そうだね。
なんかピッてやるとピッてなってとかさ。
そうだね。
だんだん後とかさ。
だんだんそうだね。本当そうだよね。それ以外に興味がどんどんなくなっていくんだろうな、刺激。だからすごい難しいね。難しい問題だね。
そうですね。確かに。これどんどんそうだね。刺激が高度化していき複雑化していき。
そうだよ。なんかあとそういう調べたりするのもさ、全部さ今AIがやってくれたりするじゃん。
育児のジレンマ
そうだね。
そういう意味で自分でやりたいみたいな気持ちがどういうふうに向かっていくのかみたいなのはちょっと興味深いな。
そうだね。だからまあいろいろすごい壮大なテーマになりそうだけど。
まあ定点観測的にちょっと見ていきたいなと思うんで。どんどん変化していくんだろうから。
そうですね。ちょっと俺もこういうことはたぶんいっぱい金丸さんもあると思うんで。自分自身も含めてね。ちょっと観察を続けていきたいな。
待ってる人間になりたい。
でも原理的にこれからのほうがどんどんなんか複雑化して忙しくなっていくだろうから。
そうだね。
せめぎ合いっすね。
そうです。
はい。ということで一発告知だけさせていただきたいんですけど。
はいはい。
今、スバルという文芸誌の7月号。ちょうど今売りのスバルでですね、私書評を書いてまして。
それが滝口雄生さんという小説家の方が書いた育児小説というか、楽しい保育園というね。
なんか面白そうだね。
子供の娘の関係性を中心に、いろいろ近所の人とか保育園の先生とか、友達とかパパ友とか。
そういう保育園という場を一つの軸にというかして、育児のほんと様々な瞬間の話を。
たぶんね、今日俺らが喋ったようなこともね、なんかどっかに出てきたような気がするし。
あれ、実際それぐらいのお子さんがいるんだっけ?滝口さんは。
そう、あのね、ほんと似てんだよな。
育児とこの仲が重なっているとかね、確か5歳とかな?
同じくらいなんだ、ほんとに。
非常に面白かった。これぜひ読んでみて。
そうだね。ちょっと読書界的な。
読書界的な感じでも。
ちょっと皆さんもスバル、あるいはこの楽しい保育園を手に取る機会があったら覗いてみていただければと思います。
特にね、保育園の先生に対する描写がすごいんだよ。
こんなことまで、さすが作家だなってほんとに思った。
ぜひぜひ読んでみてください、皆さんも。
はい、ということで、今日は何でもやりたがる人たちと、待てない私たちをめぐる育児座談をさせていただきました。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
モンマヤマシムシの清田でした。
森田でした。
それでは皆さんまた次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
31:47

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