00:12
今もあの日の生物部、トヨです。 同じくシロです。
はい、じゃあ今回はお仕事図鑑第6弾として、またディスコードで公開収録をしております。
はい、ありがとうございます。皆さん来ていただいて。 ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。では、今回もだいぶ参加していただいているんですけれども、
じゃあ読み上げていきますね。はい、早川さん、バルスさん、イトリョーさん、お芋さん、グレーさん、ザキさん、
ひなあられさん、ウォーズマンは女さん、だるにさん、ビジネスいい人さん、ベトベトしているさんが今来ております。
はい、ありがとうございます。ありがとうございます。
はい、ということで今日の午前中に、公開収録しますよって言って、今書き講習期間なんで終わった直後に見たら、
なんかすごいたくさんのリプライとかいいねがついていて、とても嬉しかったです。
はい、ということで、じゃあ今回第6弾として、今回は辻里さんに参加いただいてます。ありがとうございます。
ありがとうございます。こんにちは。
こんにちは。はじめまして。
あ、しろさん、はじめまして。
はじめまして。
僕は思考の喫茶店という辻里さんがやられている番組にお邪魔して、今絶賛配信中ですもんね。
あ、そうですね。はい、つい先日来ていただいたので。
いやぁ、その説ありがとうございました。
いやぁ、こちらこそ楽しくお話しさせてもらいました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
店長が隠し持ってたビールなんですよね。
そうなんですよ、ちょっとね、盛り上がりすぎちゃいましたね。
はい、ということで、じゃあ今回は思考の喫茶店というポッドキャストを配信している辻里さんに来ていただいて、
技術職ですか?
技術職員ですね。
技術職員という職業をお仕事図鑑の第6弾としてやっていきますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、じゃあまずいきなりなんですけど、技術職員って、技術職員って言いづらいですよね。
噛んじゃいますね。
噛んじゃいますよね。じゃあ技術職員ってどういう仕事か、まず最初に紹介をお願いしてもいいですか?
そうですね、技術職員はそのまま技術を提供する職員なんですけれども、
その多くは大学で働いている大学の職員になります。
03:05
大学の職員というと、事務方とか、皆さん大学生の方が目にする職員っていうのは、
学生家とか、教務にいる大人の人たちが大学職員だと思うんですけれども、
それ以外にも多くの裏方の職員がいまして、
私は事務職でもない技術系の職員で、技術職員となっています。
大学で働いてたってことですか?
そうですね、私が働いてたのは国立大学の、
技術職にもいろんな分野があるので、学部ごとに所属が完全に分かれるんですけれども、
国立大学の農学部に所属している技術職員だったので、
大学付属の農場で働いてました。
農場で働く。
農作業とか、特にテレビとかでいうと、
収録してるのと、収録してないときにも一応生物にエサをあげたりとか、
水まいたりとかっていうような形の背負うしてる人がいるはずなんですけど、
そういう感じですか?
そうですね、大学で表で学生と主に接するのは教員がメインになるので、
その裏方として、教員が農場で行うのは農場実習で、実習がメインになるんですけれども、
教員がその実習の教える立場としてメインで責任を持つ代わりに、
その農場実習なんで、畑とか田んぼとか、
あとは畜産がいれば、動物の世話とかを日頃やって、
その学生が来たときに実習ができるような状態にするのが技術職員の仕事ですね。
なるほど。
すごい、ちゃんと実習ができるのは、もう辻さんのおかげだったってことですよね。
そうですね、農場によって全然育ててるものとかも違うので、
ほんとに職場それぞれで全然違うと思うんですけれども、
私が働いてたとこは、田んぼと毎年植えて収穫する野菜、
あとは毎年植えない木でとる果樹、それから牛がい、
田島牛ですね、肉用牛がいたので、それぞれを担当して、
06:01
主に今年の実習のメニューが、年度末ぐらいにはもう来年の予定というのが出てるので、
来年の実習に向けて何を植えるかとか、
あとはこの時期のこの実習にどんな作業をしてもらうかとか、
そういうことを考えながら準備している感じですね。
それはあれなんですか、教授というか先生たちがこの実習をするから、
この時期にこれをしといて、この時期にこれをしといて、みたいな感じで来るんじゃなくて、
この時期にこの学生の実習が入りますよってなったら、
そこから逆算して辻さんとかが作っていくんですか、そのスケジュール。
そうですね、やっぱり学校の実習のスケジュールって他の講義との兼ね合いもあって、
かなり変更しづらいものなので、
もう結構毎年もう事前に決め、時期はもう決められてて、
で、内容については、うちが働いてたとこでは、
先生がこの時期にやります、何ができますかとか、
そういうふうに提案してくれるというか、
提案、一緒に考えたりとかするとこだったので、
一緒に考えて、でも実際の世話は私たちがする、みたいな感じでしたね。
そうなんですね、なるほど。
計画は一緒に立てて、それに向かってお互いやるべきことをやっていくって感じなんですね。
そうです、そういう感じです。
それって何人ぐらいいるんですか、その大学の中に。
これもう本当に千差万別で、
少ないとこだと一人しかいないとかもあると思うんですけど、
うちは結構いろんな分野の農作物が取れるところだったので、
結構多くてですね、10、正規の職員で13人、
で、パートが2人とかですかね、結構多い方だと思います。
じゃあもうすごい莫大な希望感の大学だったってことですよね。
莫大。
えっとね、そうですね、農場の中、大学の農場の中では広い方かもしれないですけど、
やっぱり大学って今学生も減ってるし、国立大学なので法人化してからもう20年経ちますけど、
国からの予算とかもどんどん削られる一方なので、
やはりある程度の実績みたいなものが確保できるからこそ、
この人数が保ててたのかなとは思いますね。
それはその例えば15人ぐらいですか?
09:00
はい。
で、なんか担当が分かれてるんですか?
もうなんかこの人はこれをやるみたいな感じなんですか?
私は畑担当みたいな。
大きく3つに分かれてて、
分かりやすく違うのはやっぱり動物ですよね。畜産系。
と、あと植物の中で大きく1年生作物を育てる作物系。
田んぼとかイネとか野菜ですね。
と、あと果樹っていうのに3つに分かれてグループを作って、
その中で一緒に作業することもあれば、
大きくその中で2つに、例えば作物だと、
田んぼと野菜に分かれたりとか、
牛だと、この間牛若さんが出てますので、
皆さん牛さんのことにもちょっと詳しいんじゃないかなと思うんですけど、
田島牛、さっき出ましたもんね。
繁殖っていう子牛を産むためにお母さん牛を育ててる牛若さんと同じ分野と、
そこから産まれた子牛をお肉にする肥育っていう分野に大きく分かれたりするので、
そういうふうに中で緩く分かれて、
何か大きな作業をするときは一緒にやるとかっていう、
結構フレキシブルに動いてるかなって感じですね。
全部やってるんですね。
そうですね。
だからこのグループ分けも完全に固定ではなくて、
特に若手のときに4年ぐらいの単位で動いていくんですよ、経営を。
グループを移動して、結局全部基本的に回るので、
なんで、1年に1回しかやらない作業とかって結構農作業で多いんですけど、
4年やってやっと一通りできるようになったなみたいな感じになったら、
次のグループ動いて、また1からやり直しみたいな。
いつまでも結構、私も14年働いてて、
やっぱ4×3で12年たってやっとひと回りしたっていう感じで、
まだまだ新人感が否めない感じですね。
それやってる人はもう何十年もそれをやってるみたいな感じなんですか?
やってる人というのは職員が。
職員の人は。
そうですね。
農学部系の大学職員っていうと、基本は農場にしか技術職員はいないと思うので、
その農場にずっといるっていう。農場から転勤はないんですけど。
その4年サイクルをずっとこうに転々として、何週も何週もするみたいな感じなんですか?
12:05
1週回ったらその後は結構、もうずっとそこで固定の人とかもいるし、
それ以降は割と人によるっていう感じですかね。
転々としたい人はしてもいいし、
畜産だけやりたいっていう人はそれだけじゃないかもしれないですけど、
それをメインでやっててもいいしってことですか?
そうですね。本人の希望と、あとは人の配置とかを考えた上でどうなるかっていう感じですかね。
いや、すごいな。
え、なんかこう、実習できなかったなーみたいな、なんかうまいこと育てられなかったなーみたいなのとかってあったりするんですか?
結構生き物だからヒヤヒヤもんな。
僕も、わたくしごとなんですけど、玉ねぎの根っこの細胞分裂観察したいなと思って、全然根っこ出てこないやんみたいな。
ごめん、今日中止みたいな、あったんですけど。
そうですね。
なんで、新しいことをやっぱするときとかってそういう可能性もあるので、
何か新しいことをしようとするときは、全部そっちに振るんじゃなくて、
農家さんとかも新しいことを始めるときってそうだと思うんですけど、
とりあえず小規模にやって、1年やって、これでできそうだねっていうのがわかってから増やしたりとか、
なんかその、それができなかったときのバックアップの何かを準備しとくとか、そういうことは結構してるかもしれないですね。
それもやっぱいろんな作物が終わってるので、そういう対応もできるのかなとは思いますね。
おー、すげー、さすがだ。バックアップがあるんですね、すげー。
逆に言い方あれですけど、バックアップのほうは、本体のほうがちゃんといったら、バックアップのほうは学生が絡まずに終わることもあるんですか?
もう、やっぱ実習で止まり込みできたりするんですけど、
やっぱ学生ができる作業って、すごくその農作業全体で見ると、ひと握りで、
なんで、最悪コロナのときとか、実習自体なくなったりとか、そういう緊急事態もあるので、
そうですね、学生ができなければ、こっちでなんとかするみたいなのは、もう普通に思ってますね。
これ、技術職員って、そうすると、まあ、なんかちょっと元に戻るかもしれないですけど、
もう、農作業系、畜産とか畑、果樹、全般がもう全部できるようになってるってことですか?
15:01
就職したときは、もちろん何もできないんですけど、働いてる中で、それぞれを覚えていって、機械とかも乗れるようになったりして、
スキルアップしていく、仕事しながらスキルアップしていく感じですかね。
へー、すごいな。
なんでもできる農家さん、すべてやってる人ってことですよね。
そうですね、農場実習なので、農業のことを、なんていうのかな、農業のことについて実習する現場なんですけど、
でも、私たちは農家ではないので、例えば農産物で収入が増えたからって、私たちの収入が増えるわけでもなくですね、
あくまでやっぱ、教育、研究の現場なので、
なんかモチベーションがちょっと違うところもあって、
でも、来た学生さんに、農業というものがどういうものかを想像してもらうために、ある程度の農家さんとか農業法人の現場に近い状態は作りたいっていう、
けっこうふわふわした感じでもあるんですけどね。
それ、実習のほうに辻里さんとかも出るんですか?
そうですね、先生は絶対いないとダメで、人手がいる作業とかに合わせて、人数を何人いるとかって決めといて、
今日はあんまり人がいらない実習だからとかってなると、もう普通に裏方で違う作業をしているとかっていうのもけっこうありますけど、
意外と、準備だけして当日はいないみたいなのも、けっこうザラにあるってことですか?
でも、しっかり関わってる現場っていうんですかね。
私が最後に所属してたのが、水戸稲だったんですけど、
やっぱその水田関係の実習をやるときは、基本いるみたいな感じはあったかもしれないですね。
やっぱ父さんに、あれどうなってるの?って先生に聞かれたりとかすることもあるので、そういうときに答えられるようにっていう感じですかね。
そうですよね。育てた人がいないと、もうわかんないですもんね。これどうなってるの?みたいな。
現場としてはその人がいなくても、回るようにすることが理想かなとは思うんですけど、
18:06
いたほうが何かと便利ですよね。
安心感が違いますよね、きっと。
そうですね。やっぱ機械とかって、けっこう使う機械が全然違うので、
例えば田植え機って、それこそ稲育ててないと乗らない機械ですし、
細かい、どのボタンを押したらどうなるとか、どこから何が出るとかって、そういうのもやっぱり機械によって全然違うので、
そういう機械の専門性とかになってくると、担当者がいないとあんまりざっくり説明しかできないようになっちゃいますね。
その説明みたいなところに辻田さんとかも入ってくるというか、説明したりもするんですか。
そうですね。一応ざっくり先生が説明して、それの補足をすることもあれば、
なんか丸投げされて、じゃあこの作業を説明してくださいって言われることもあるし、
そこは先生との関係によってまちまちですね。
もう先生が全部説明しちゃって、で、作業始まってから個々の学生に見て回りながら何か言うっていうだけのときもあるし、
最初の作業説明、稲刈りで手で刈るのどうするんだとかって全部説明を自分たちがやって、みたいなのもあったりするので、結構いろいろですね。
なんかあんまりそういう職業があるっていうこと自体を今日初めて知っている感じなので。
そうなんですよね。学生さんから見てると、先生との違いがあんまりわかりにくいというか。
今日来てる人も技術職員っていう名前を今までに見たことあるかないかないんじゃないかなって思うんですけど。
あの、そうですね。先生と何が違うのって。
間違って先生とかって言われると逆に、先生じゃないんだけどでもそうだよねって、そう見えるよねってなりますよね。
先生ですもんね。確かに学生じゃもうわかんないですもんね。
教えてくれる人は全員先生ですからね。
うん、全員先生。
そうですね。グレさんが研究室にいる技師さんと同じような立場ですかねって書いてくれてますけど、
私は農学部の農場の職員なので、農作業しながら指導もするみたいな感じですけど、
これが工学部とか医学部とか理学部とか、やっぱり技術職は理系の学部が多いんですけど、
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研究室所属みたいな感じの技術職員もたまに時々いて、
そうなるともうその研究室だけにしかいないみたいな人もいるので、
そうですね。技師さんは多分近いっていうか、技術職員って呼んでもいいんじゃないのかなと思いますね。
あ、そっか。なんか研究室専門になる場合もあったりするんですか?
ありますね。技術職員も大きく分けて表と裏があって、教室系っていう、私たちみたいに実習とか実験とかのために学生を支援するのが教室系技術職員っていう人たちと、
そういう人はさっき言った技師さんとか研究室所属の人も含まれます。
で、その裏方の技術職員っていうのは施設系って言って、大学のいろんな専門的な施設があると思うんですけど、
その施設の建設とか維持をする専門の技術職員っていうのもいて、
そっちはインフラ整備みたいな感じになるので、
東京大学、大阪大学、京都大学とか、そういうふうに大きい有名な大学になると、すごく全国にいろんな施設があったりとかして、
そういうとこの、どんな建物をどういう機械を入れるかみたいな、そういう裏方の技術集団もいるんですけど、
そっちはもうほんとに全然職種が違うので、
それこそ農場で何か施設を建て替えますとかってしないと、もうお目にかかることそれはあんまりない。
同じ技術職員でも全然違う人たちもいますね。
大学にいる、なんかそういう、もうなんかサポートする人全般が技術職員みたいな感じなんですね。
そうですね、あくまでその技術的な支援をするみたいな、すごいなんかニッチなところにいる、
なんかこの人ここにしかいないなみたいな感じの職員がいたら、技術職員かなって思ってもらったらいいと思います。
なるほど、なんかそれって大学以外の研究室とかにもいるもんなんですか?
24:00
研究、まあそうですね、なんか、なんとか研究所みたいなところがあったとしたら、そこにいる人も技術職員みたいな感じなんですかね。
例えば、何だろう、何も出てこないですけど。
理研とかですかね。
そうですね、はい。
国立の、
例えば細胞培養するとか、なんかそういう、世話するみたいな、ほぼ技術職員ってことですよね、きっと。
って呼んでるかもしれないですね。
うーん、ちょっと他のとこはわかんないですけど、
国立大学の職員って、もともと国家公務員じゃないですか。
なんで、20年ほど前は、国家試験を受けて、なってたんですよね、国立大学で働こうって思うと。
で、20年前に法人化されて、国立大学法人になってからは、それぞれの、一応全国で統一の試験をするんですけれども、
採用は国じゃなくて、それぞれの大学法人ごとにするようになって、
ちょっとなんか、公務員っぽさも残しながら、それぞれの大学法人の特色を出していく、みたいな感じの採用方針になったんですけど、
例えば、私が働いてたのは近畿地区なんで、近畿地区の職員、国立大学法人等職員統一採用試験っていうのを、事務局があって、そこに応募して、
どの大学に、その地区の中にある法人のどこに志望しますか、みたいな、出すんですけど、
その中からだから、いろいろ選べちゃうんですよね。
なんで、自分は出身の大学に、そのまま就職したんですけれども、その地区の中だと、大学以外に高等専門学校ってわかりますかね、
高専って呼ばれる、工業系が多いですけど、5年行くやつですね。
あとは、国立の博物館とか研究所もそこに含まれてて、結構全国的にも稀なので、あんまり知らない人がいるかなと思うんですけど、
でも、科学とかもそうだと思うんですけど、あれ国立の博物館だと思うんで、
東京で、東京の関東の地区の採用のことはあまりわかんないんですけど、
関東地区の統一採用試験を受けたら、科学とかの職員の募集があれば、そこに応募できるよっていう、そういうシステムで採用してるので、
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そこで技術職の応募があれば、それは、その人は技術職員としてそこで働けるっていうことになるので、
数で言えば圧倒的に大学が多いんですけど、その団体の中では、なんですけど、まれにそういうこともあるので、
多分、国立以外にもそういう人たちがいるんじゃないかなと思ってるんですけど。
へー。
その技術職員って、つじりさんは農学系じゃないですか。
はい。
農学系以外のところでも、別に募集がかかってたら別に行くことは可能というか、そういう感じなんですか。
それとも、農学系の人を募集しますみたいな感じになるんですか。
一応、その技術職は分野が何個ぐらいあるんだろうな、10ぐらい分野が細かく分かれてて、
で、農場だと農学っていう分野になるんですけど、工学系だと電気機械建築とか、
そういう分野ごとに募集が細かくされてることもあれば、ざっくり自然科学系、理工、え?理学、工学、農学とか、そういう生命科、ざっくり理系を専攻してたら雇ってあげるよ、みたいな感じの採用方法も最近多くて、
結局、その専門的な知識って、やっぱり仕事をしながらじゃないと、特殊な仕事が多いので、分からないので、ざっくり理系の大学出てれば大丈夫なんじゃない、みたいな感じで採用してくれるとこもあるので、
そこはもう、だから取る側次第ってとこですかね、取る側と、あとはその志願する人のやる気次第、みたいな感じだと思います。
まあ仕事は入ってから覚えていいから、とにかく来てくれ、みたいな、そういう感じで。
そうですね、やっぱこう、絞れば絞るほど、それだけ、なんていうんですか、応募の母数が減ってしまうので、あんまり、そうですね、名前も知られてないぐらいマイナーな仕事なので、
やっぱりまあ、今はね、少子化の時代ですし、大学もいつまでね、この大学あるか分かんない、みたいなことも言われてるので、まあそうですね、
あと採用時期が遅いのも問題かな、とは思いますけど。
えー、結構遅いんですね。
30:02
そうですね、公務員試験の中でも結構、公務員試験と閉館で受ける人が結構多いんですけど、やっぱ試験があるからだと思うんですけど、
公務員試験の中ではかなり、その最後の合格が出るまでが遅いので、その間にもうこっち決めちゃいました、みたいな人とかが多いのもあって、
結構広く取るよっていう姿勢を見せているんだと思います。
へー、大学の職員ですよね、結局。
はい。
だから、ものすごい倍率が高いと思うんですけど、だから辻さんすごい狭き文句ってすごいなって思ってるんですけど、どんなもんなんですか?
やっぱり難しいんですかね、なるのって。
まず、基本決員補充なので、うちだと15人の職員、正職員が13人なので、13人のうちの誰かが退職しないと次採用できないっていう、毎年採用があるわけじゃないっていうタイミングの問題と、
やっぱりその分野、うちで言うと、もう農場しかいません、みたいな、農業関係の仕事しかしませんっていう感じになるので、それで来たいって言ってくれる人がいるかどうかみたいなところで、
そうですね、私が採用されたときの、15年ぐらい前になりますけど、
そのときだと、まだ結構多くて、いや、でも何人ぐらいいたのかな?20人応募して、1人みたいな感じだったと思うんですけど、
今は、もっと死亡してくる人、死亡者がそもそも少ない感じが農学部の農学分野の、わりと課題で、
なんで、結構広報活動じゃないですけど、こういう仕事がありますよっていう、知ってもらう活動も必要だなと思ったので、今日はここにね、インタビューの天才がいると聞いて、これいいチャンスと思って、ホイホイ来たわけですけれども。
すごいハードルを上げられた。
いやー、ね、だって、麻生さんがね、何回言いましたかね、インタビューの天才ですねって、言って貼ったんで、あ、そうなんだと思うね。
いやー、なかなか。
すごい、うん、あの、白すごいポンポンポンポン出てきてすごいなって、僕も聞いてる側で感心してます。
33:03
追いつけないで。
僕ももう楽しいですね、白よく聞いてくれたって思って、すごいそこ聞くんだって思って、うん、楽しいです、自分の感想言っちゃった。
でも倍率も今もやっぱ高くて、やっぱなろうと思って、なかなかなれる職じゃないんじゃないかなっていうのを感じるんですよね。
そうですね、やっぱり大学とかによってやってることとかが変わってくるので、
やっぱ人気の大学とか分野になるとすごく倍率も高いし、それこそジムとかってなると毎回すごく面接を何段階か統一試験の後にもするので、
結構な倍率高いと思うんですけれども、
技術職員自体はまずその自分が働きたい地区で自分の専門なのか、
その自分がやりたいと思える分野の仕事があるかどうかにその巡り合わせ感がかなりあるので、
まずそこがバッチリ合うかとか、そういうところで、
あとはそうですね、私、出身の大学に就職したので、かなりひいきめに見られてるというか、
知ってるし、あなた知ってるしみたいな感じで、わりと有利だった方なので、
これで落ちたら逆にどんなそこに問題があったのかという感じですけど、
なんで、どうなんだろうな、そうですね、運ですよね、巡り合わせというか、だとは思います。
クレさんが言ってるように、学芸員の採用状況とだいぶ似てますね。
そうですね。
枠がないと、欠員がないとってことですよね。
そういうことです。ニッチすぎて。
辻里さんは、なんで技術職員っていうものになろうと思ったというか、なんでそれを知ったんですか、この職業。
私は、働いてる農場の研究室の学生だったんですよ。
そこで、大学の4回生から3年間、学生として所属してて、大学院まで出たんですけど、
一応、大学4年生で就職するかどうか、就職か進学か考えないといけないときに、
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就職、そのときは牛の研究をしてたんですけど、
牛の世話がすごく好きで、大学の部活も馬術部に入ってて、
馬に乗るよりも、馬の世話が好きで、
そういう世話するのがすごく、毎日の日課ぐらいの感じで好きだったので、
そういう仕事ができたらいいなって、ぼんやり思ってたんですけど、
農家になるのは、自分の中でちょっと違うかなって思ってたんですね。
そういう感じの話を、大学の先生としゃべってるときに、
畜産専門の研究機関とかも、こういうのがあるよとかで教えてくれたんですけど、
そういえば、大学院、あと2年待てば、うちでも採用があるよ。
定年退職の方って、もう年齢でわかってるので、
ちょうどあの人が、あと2年で定年だよって教えてもらって、
ああ、なるほど、と思って。
普段から、自分が牛の研究対象となる牛のお世話とかもしてる中で、
技術職員の方が世話してたりとか、手伝ってもらったりとか、
いろいろ関わりはあったので、もちろん実習で教えてもらったっていうのもありますし、
さらに研究室で、農場の中に学生が宿泊できる施設があって、
もう住んでたんですよね。
なんで、自分が関わる牛さん以外にも、果樹で収穫した果物もらったりとか、
いろいろ、なんかそういうおいしい思いもしてたりとか、
あと、農場の職場の飲み会みたいなもの、歓迎会とか忘年会とか、
あと、収穫祭とか、あと田植えが終わったときに、
あと、忘れした名前。
なんやっけ?
それぞれ各地で、お祭りが田植えが終わったよっていうお祭りがあると思うんですけど、
あー、なんか名前をどう忘れした。
収穫祭みたいな。
なんだったっけな?
誰か仏部員の人。
なんだったっけな?
これ、各地ですごくね、名前がいろいろあると思うんですけど、
うわー、すごく気持ち悪い。名前をどう忘れしてしまった。
いさりいさいね。
まあ、要は、田植えが終わって、しっかり生育してくれますように、みたいな、そういう農業的な行事とかけて、
一応、その時期にも飲み会を農場でしてたんですね。
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自分たちで準備とか、職員がして、
で、そこに学生も混ぜてもらったりとかしてて、
なんかもう、研究室っていうよりも、でっかい年代ばらばらの、でっかい家族みたいな感じの雰囲気がすごく好きで、
ここで働けるならいいなって、なんとなく思ってたので、
もう、そのまま志望届を出して、そのまま取っちゃった、みたいな感じですかね。
やっぱ、人間関係ですね、結局ね。
そうそうそうですね。
いや、ほんとに、研究室も牛の世話ができるっていうので、選んだところももちろんあるんですけど、
やっぱり、大学の研究室の先生がすごく好きで、そこがいいっていうのをすぐ決めて、
で、やっぱり、その先生も農場の上に関わってるし、
で、その農場にいる技術職員の人たちとか、事務の職員の人もいるんですけど、
そこにいる人たちが、いろんな人いるんですけど、
なんか、そういう全体的な雰囲気みたいなのが、すごくいいなと思って。
じゃあ、もともと教わってた先生に紹介されてというか、
あと2年でって言われてた先生とも、今、一緒に仕事するってことですよね。
そうですね、もうそのまま、指導教員がそのまま上司になったって感じですね。
なるほど、教員が上司っていうことなんですか?
そうですね、技術職員の中でも管理職の人はいるんですけど、
技術職員とかって、ほぼ平なんですよ。
ちょっと言い方が悪いかな。
あんまり管理職はなくて、多分これも国家公務員の時の、
なんていうんですか、お役所体制みたいなものの名残だと思うんですけど、
頭使う仕事は全部先生がやって、
で、技術職員はもともと技官とかって言ってたんですけど、
技官は体使うみたいな感じの、
特に農場とかって言うと、ほんとに体力仕事なので、
そういう雰囲気が国立大学でやってた時の当初の雰囲気はあって、
でも法人化になって、統一採用試験で入ってくる新卒の採用者って、
ほぼ大卒以上ばっかりになってきて、
もうそういう立場的な違いは、教員と技術職員との違いはあるんですけど、
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それぞれでちゃんと考えて、お互いに協力しようみたいな感じにはなってきてるので、
今後もどんどん変わっていくかなとは思うんですけど、
あ、来た、これだ、さのぼりですね。
さのぼり。
バルスさんが、さのぼり、さのぼりとかも出てきた。
そう、さのぼりだ、あ、すっきりした、めっちゃすっきりした、今。
ありがとうございます。
いやいや、おがんどこ。
田植え終わったよっていうのがお祭りあるから。
そう、さのぼり、さのぼりって言います。
収穫しておしまいじゃない、収穫するまでお預けじゃないんですね。
そうですね、やっぱ田植えってすごく、
しろさん、田植え手伝ったことあります?
あります。
結構、総出でやったりしません?作業。
そうですね、はい。
ね、苗運んだりとか、肥料補給したりとかって、
結構、行ったり来たりする人とか、ずっと田植え機に乗ってる人とか、
結構大変なので、なんで、そうですね、一種の、そうですね。
収穫祭ってなると、やっぱ秋なんで、
夏の、ちょっと初夏の、一回のこの、ひと段落みたいな感じで、
その6月、終わりぐらいかな、6月中旬以降にやってますね。
牛のお世話がしたくて、したくて、
というか、牛のお世話を割とそのままやりたくて、
みたいなところがあったってことですよね、最初は。
いや、そうです、そうです、そうなんですね。
でも、結局、稲作やってって、なんか、いや、これじゃなかったのに、みたいなのはなかったんですか?
なんかその、グループごとの異動があることは、事前に聞いてて、
で、やっぱその採用試験の面接でも、
私、大学も動物系の学科を出てて、
動物のことしか、私自身も興味があんまりなかったので、
牛の研究室にいたので、
牛のことは詳しいと思うので、大丈夫だと思いますけど、
うちにはその作物とか家事もあるけど、大丈夫ですか?みたいな確認は、
一応されてて、されて、大丈夫ですって言って入っているので、大丈夫、そこでできませんなんていうのは、
なかなか言えなくてですね、
最初、牛も牧草を作っているので、
一応、植物の世話って言うほど世話もしてないんですけど、
種まいて収穫して終わりなんですけど、
そういうのもあったりしたし、
いざ、そうですね、牛の畜産系に何人いたのかな、就職してから、
1、2、3、4、5、6、7、8人ぐらい、
45:00
子供を産むために育休で抜けたのも入れて、8年ぐらいいて、
その後、果樹のグループに4年いて、作物に2年いて、っていうふうに移動していったんですけど、
やっぱり、いざやってみると、面白いんですよね。
経験者の人たちが、もうすでに移動した先には先輩たちがいて、
一緒に作業しながら、いろんなことを教えてくれるので、
自分で勉強もしますけど、
それより、一緒にやってる人たちが教えてくれるので、興味持ってできるし、
実習とかも一緒にやるので、
学生の実習を一緒にやることで、自分の勉強にもなるっていう感じは、かなりあったかな。
それで、一番、結局全部やってみて、最終的にすじりさんの中では、一番どれが好きだったんですか?
えー、これ悩みますよね。
最初、やっぱ牛がすごく好きで、
それこそ、毎日の餌やりしてるだけでも、楽しいんですよね。
牛が近くにいるだけで、すごく自分が満たされて幸せだったんですけれど、
一回、やっぱ牛の世話から離れると、外から見ての大変さみたいなものもすごく見えてきて、
病気をしたりすることもあれば、お産とかっていうこともあるし、
あと、実習があって、経験したことない人たちを大勢入れる現場に牛がいるって、すごく危険なんですよね。
あー、たしかに。
大きい動物なので、安全に気をつけながら実習をするっていうのに、たぶん一番気をつかう場所だと思うんですけど、
そういう緊張感とかも含めて、一番ピリピリはしないな。
緊張感をもって、楽しく仕事できる場所っていう意味で、そうだな。
入ればね、全然できると思うんですけど、今戻れって言われたら、どうしようって。
大変そうだなって思っちゃうんでね。みんなそれぞれ大変なんですけどね。
そうですよね。なんか、自分がやればいいっていうだけじゃないですもんね。
うん、そうですね。
学生の安全を確保しながらやるって、なかなかたしかに違う神経を使う。
そうですね。だから、そういう安全性とか、危険とかっていうものが一番遠いので言うと、
48:02
機械に一番乗らないっていう意味も含めて、果樹が平和かなとは思うんですけど、作業がすごく地味で。
学生にやってもらうのは、収穫とか、敵化ってね、これ、工業高校農業部聞いてる人は最近ハサミでプチプチやってる作業をね、聞いた人もいると思いますけど、
そういう敵化とか、なんか、終わらない作業が結構多いので、
なんかその、楽しくやってもらうためにどうするかみたいなところの工夫は必要なんですけどね。
まあ、平和で選ぶなら果樹かな。
まあ、けがとかしにくそうですもんね。
そうですね。
今までに、やっぱりその学生さんに、学生がなんかやっちゃったっていうか、
ハグリットの言うことを聞かずに、マルフォエが傷つくみたいな感じの、
そういう、ああ、けがだっていう、なんかそういうエピソードとかってあったりしたんですか?
ああ、やっぱあの、分かりやすいけがは、牛の、牛に足を踏まれたとか。
ああ、はいはいはい。
とかが一番よくありやすい。
最近の暑さの中での実習で、熱中症とか、体調不良、単純に体調不良の子とかっていうのも、だらにあるけど、
あとは、大きい機械に乗るときはね、みんなすごく気をつけるんですけど、
意外と釜とかで、ちょっとこう、稲刈りののこがまとかを使うときに、ちょっと、でもそれも最近ないな。
効かないですね。
まあ、そっか。
やっぱその、安全第一、やっぱ楽しくやってなんぼだと思うので、
けがとかね、そういうのはできるだけ、起こらないようにっていうのは、すごく気をつけてやってますね。
まあ、そうですよね。
うん、だからそこもプロの、やっぱあれが、うかがえますよね。
もうけがさせないっていうのも、すごいですから。
そうですね。
やっぱ、そうですね。
あの、大学生ぐらいだと、大丈夫、大丈夫じゃないけど、まあまあ、体もね、大きいので、しっかりしてるんですけど、
中学生の職場体験できたりとか、あと小学生とか、意外と大学生以外の、あの、学生さん、生徒さんとかも来るので、
そういうとこも含めて、もうけがは、誰にもしてほしくないっていう配慮はめちゃくちゃしてますね。
51:02
そうですよね。小中高生とか、まじでひやひやするでしょうね。
ハサミ持たせただけで、ちょっとひやひやしますね。
手切らないかなとか。
いや、そうですよね。
まあ、でも、そっか、大学生じゃ、しかも国立の大学生だったら勉強もしてるし、ちゃんとしてる人ばっかりだから、
マルフォイみたいに、お、ぜんぜん怖くないな、みたいな感じで。
うしは、やっぱりこう、見た目に大きいので、やっぱその衝撃で、ちょっとこう、気をつけなきゃっていう、人間にも危険意識が出る生き物だと思うので、
慣れてきたころに踏まれる、みたいなのが多いんですけど、
最初からこう、ぜんぜん、おーい、みたいな感じの人は、逆にあんまり見ないですね。
みんな、こわこわ、こわこわ近づくみたいな感じが多いです。
うーん、なるほど。
なんかその、学生にやらせる仕事っていうのは、なんか、その、すみません、もう、農学部の実習っていうのが、あんまりイメージがついてないんですけど。