綺麗事じゃない人生のリアル。ゲストの生き様と未来に残したいGIFTを紐解きインタビュー番組。立石麻由子が本音の対話をお届けします。
はい、寅さん、今回もよろしくお願い致します。
お願い致します。
はい、1個目のお題は人生の分岐点ということで、1個目の方をですね、皆さん聞いていただいていると思うんですけど、既に分岐点だらけということで。
打ち合わせの方でですね、分岐点は大きく分けると7個っておっしゃってますが、私はもっとあるんだろうなと思ってるんですけれども、本日は改めて今のやっぱりお仕事ってやっぱり社会貢献であり、人生に何を残すかって話もですね、後々お聞きするんですけど、それに繋がった人生の分岐点をですね、たくさん聞いていきたいんですけれども、やっぱり今結局起業するに繋がった根底のところってここだよっていうのがあるって聞いてますが、
あの幼少期の時代を話していただいてもよろしいですか?
はい、やっぱり起業家として生きるって決まってから事業内容を決めたりとか、っていうふうに自分の起業家人生が育まれてきたんですけど、一番の転機、本当の分岐点はやっぱり就職活動をやめて起業家になるって決めた時の瞬間なんですよね。
で、起業家になるまで就職活動も普通に当たり前だと思って、何の疑いもなく就職活動をしてて。
そこはしてたんですね、疑いなくて。
うん、全く疑いなく。大人になったらそうなると。人間ってすごいよね。うちの家族、父親も優秀なサラリーマンだから。
そうなっていくものなんだと、大人というの。だから就活ちゃんとやんなきゃって言って大学3年生の時に就職活動をしたけど、なんかこう人生にピンとくるものがなくて。
それで大学院に進学して、ちょっと学生時代を延長して楽しもうと思って大学院に行くわけですよ。
大学院に行った後、結局大学院の1年生の時に就職活動をしなきゃいけなくなるので、また真面目に自分の人生考えて、今度こそ本気で自分の人生考えて、よくある就活ワークみたいなね。
好きなことは何とか、将来の夢は何みたいなワークめっちゃやりまくって、本気で就職活動望んだ時があるのね。
その時にだいぶ迷いが出てきて、やっぱり将来起業したいなという思いが出てきたりとかしてて。
起業したいって急滑で言うようにしたらあんまりうまくいかなかったり。
言ってみたで。
っていう思いが出てきたんだけど、それが何だったかっていうと、小学校3年生の時に読んだ電気。
これめちゃくちゃ小学校3年生の時に感動してて、エジソンの電気を読んだんだけど、科学者として電気を発明しただけじゃなくて、この電気が世界に普及するためには発電所があって送電線が引かれて、そこに課金されてないと継続的にそのビジネスって発展しないわけじゃん。
そういうネットワークとビジネスモデルを作り上げたエジソン、事業家としてのエジソンに本当に惚れ込んでて。
もちろんないものを発明したっていう科学者的な発明も本当にそうで、発明家にもなりたいなと思ってたし。
小学校6年生の時の夢は発明するって書いて先生に怒られてみたりとかいろいろある。
本当ですか。あらま怒られちゃったんですねトライオー少年は。
怒られちゃったりとかあるけどやっぱり発明をして、発明っていうのも科学的な発明じゃなくて地球自体に今までなかった仕組みとか文化とか暮らしを送れるようなものを全体を通して発明っていうイメージで。
そういうことができるには起業家になるしかないんだなって思ってた時期が3年生で。
なんか電気があまりにも面白すぎて、当時小3の私は電気を読むのが好きなんだってまず勘違いして。
なるほど。
親に言って電気いっぱい買ってもらったんだけど、全然電気面白くなくて。
そこじゃなかったんですね。
もう読むのは好きじゃないんだっていう。やっぱり何回もエジソンの電気を読み続けちゃってた。
っていう自分がいて、やっぱりエジソン好きで、エジソンって何してたんだろうってずっと追いかけてきてた。
幼少期もあって。
そうこうしてるときに高校2年生の時にビルゲイツがWindows 95っていうのを買って、そこでパソコンに初めてマウスがついて。
発売後、世界中の会社のデスクにはパソコンが置かれるようになって、世界中のお家にもパソコンが置かれるようになって、ネットがつながっていろんなところで仕事ができるようになったっていうのが1995年の発売日を境にできてるのよ。
やっぱ当時CD-ROMで発売されてたからみんな並んで買って。
そうですよね。
96年からはみんなの会社の机に1台ずつパソコンが置かれるじゃないか。一気に来たわけ。
それを見て電球を光らせたエジソンと同じだと思って。
つながっちゃったの?
エジソンにしかできないと思ってたことが、現代人でもできるんだってつながったのがビルゲイツに見せてくれて。
ビルゲイツが学生時代何してたのかっていうドキュメンタリー見たり、いろいろ見たりして、学生時代いろんなことやった方がいいなってやってきた中での就職活動だったから、やっぱり俺俳優人たちになりたいんだって思って。
なんか就活セミナーとかいっぱい出るようになって。
今すぐ起業するべきなのか、会社入ってから起業した方がいいのかっていろんな起業家の先輩に聞きまくったのね。
そしたら、脱サラして起業した人はそっちがいいって言うし、学生時代に起業した人は何そんな無駄な時間使うの、今すぐだよって言うし、みんな自分の人生に偽りがないというか自信を持っている。
だから正解がないんだってそこで初めて気づいて、もうダメだ、悶々としててもダメなんだって思って、本当にやりたいことを就活で言って。
絶対無理って言われる。無理って言う方がいる会社には無理ですとかっていう会社がなくなってきちゃった。
それで学生だし、起業したこともないし、自信満々タイプでもないので、やっぱり自分って社会に合わないのかな、ダメなのかなってすごい悶々とした暮らしをしてたんだけど、あるとき言葉が自分に降ってきて、正解の道を探すのはやめようと。
選んだ道を正解に変える人生を自分の幸せにしていくっていうふうに決めて、選ぶことを先にするっていう言葉が湧いてきて起業家になるって。
事業内容もないし、エリソンとかビルゲッツみたいなWindows95とか電球とかないし、けど起業家になるっていうのは先に決めて就活をやめようと。
それでも優柔不断だし、いろいろあったんだけど、背中を押す言葉をいくつか作って起業することにしたっていうのが人生の分岐点。
一番の分岐点ですね。
だから、事業を持たない起業家になったの。成功しようとも思ったわけじゃないの。起業家でいいよって思ったから、どんなに事業がうまくいかなくても就職に戻ろうとか迷ったこともないぐらい、
自分は起業家なんだっていうことを身に染みて感じることが、自分の在り方として言葉が必ずあるので、その時に就職活動全部やめて、事業を持ってない起業家にならせた自分に一番感謝してるかな。
そこが最大の分岐点なんじゃないかなと思います。
トラさんの出てくるエピソードの中に必ず過去の自分とか未来描いてる自分がいるのがすごい心象的で、人からの影響だったり、もちろんその時にかけてもらった言葉とか感情がありきだと思うんですけど、
過去の自分とか未来に向かっての自分の意思自覚が強いじゃないですか。
確かにその時どうしてた。
それを思い出して大切にするって、これって今回のトラさんのこの声を受け取ってる皆さんも、ぜひ全ては土台自己理解とか、自分を知るって私も大事だと思って日頃活動も私自身もしてるんですけど、
トラさんの今日この中でも私もぜひ皆さんに受け取ってほしいのは、誰かの言葉で生きるんじゃなくて、自分から湧いてくるものとか、過去の自分もすら正解にしてあげるとかっていうところなのかなって思ったので、
この人生の分岐点って誰からのっていう話とかの方が多いんですけど、でもトラさんはちゃんと当時の自分とか、あの時のってところが繋がってるんだなって改めて思いました。
本当に聞いてくださってる方に過去の感謝できる自分って本当にすごいことで、多分皆さんもあると思うんですけど、私の場合は本当にね、あの時に起業家になるって決めて就活全部やめて裸になれたっていうのが一番自分らしさを素直に探求できる自分になれた瞬間だったので、
いまだにそこの自分にめっちゃ感謝してます。あそこでブレてたら今みたいに健やかに生きていられないだろうなと思っております。
ありがとうございます。この分岐点からの6つ目ですね。6つ目のインタビューは、なぜ今の仕事に繋がっているかとか、怖いってところを聞いていこうと思うので、楽しみにしててください。ありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
今日の物語の中に、あなたへのギフトはありましたか?
その言葉が、明日を自分らしく生きるための小さな勇気になりますように。
次回は、たていしまエコがゲストの仕事について掘り下げます。
ぜひ、このまま次の物語にもお聞きください。
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この番組は株式会社ルボーモンドの提供でお送りいたしました。