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2025-12-22 14:14

【002-4】「好き」を仕事にするな、事業にせよ。20年かけて見つけた“好業家”という生き方|虎岩雅明×立石麻由子

#002-4 奪い合う資本主義からの脱却。「好き」で貢献する新しい働き方

起業26年の虎岩雅明さんとの対談最終回。彼が後世に残したいのは「好業家(すきぎょうか)」という概念です。「好きを仕事にする」だけでは自分のエゴで終わるかもしれない。しかし、「好きを事業にする」ことでチームが生まれ、自分がいなくても社会に価値を提供し続けられる仕組みになります。奪い合いの資本主義から、与え合う資本主義へ。次世代に繋ぐ、持続可能な働き方のヒントをお届けします。

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🎧今週のハイライト🎧

  • 「社会人」とは持ちつ持たれつの輪
  • 給料を貰うことだけが社会人じゃない
  • お金は後からついてくる世界の実現
  • 好きを仕事にするとエゴになる危険
  • 好きを「事業」にしてチームで作る
  • 自分が死んでも残る仕組みを作る
  • 奪い合いから与え合う資本主義へ
  • 好業家=好きを事業にする人
  • 起業家のセンスを磨くポッドキャスト
  • 自分らしく歩める道をデザインする

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Chapters

  1. オープニング:今世で残したいギフト
  2. 社会人=「持ちつ持たれつの仲間」
  3. 好きを仕事にすると稼げない?
  4. 「好き」を「事業」にする発想転換
  5. 自分が死んでも価値が残る仕組み
  6. 奪い合う資本主義からの卒業
  7. 新しい起業家像「好業家」とは
  8. 起業家のセンスを磨くには
  9. エンディング:自分らしい道を創る

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今回も最後までお聴きいただきありがとうございました。 この番組は、人生に花を咲かせるPODCAST番組をお届けするLifebloom.funの制作でお送りいたしました。

 

サマリー

このエピソードでは、立石麻由子さんが寅岩雅明さんにインタビューを行い、好きなことを仕事にするのではなく、「好き業家」として事業を築くことの重要性について探ります。彼は20年間の経験を通じて、好きなことをビジネスに変えることで自己を表現し続けられる可能性について語ります。トラさんが提唱する「好き業家」は、好きなことを仕事にするのではなく、事業として人々に価値を提供することを重視した生き方です。社会貢献を意識したそのメッセージは、資本主義をより良くする提案を含んでいます。

人生のGIFTを考える
綺麗事じゃない人生のリアル。ゲストの生き様と未来に残したいGIFTを紐解きインタビュー番組。立石麻由子が本音の対話をお届けします。
はい、それではもう最後の質問インタビューのコーナーになりますが、寅さん本日もよろしくお願いします。
はい、4つ目はですね、今世に残したいGIFTっていう風に聞かせていただいてまして、いろいろな活動されている方でこうやってインタビューさせてもらっている中で、改めて人生っていつか終わりが来るというか、終わりでまた始まりな気がするんですけれども、この中でせっかく取り組まれているお仕事も含めて、この世にこのタイミングで残したいGIFTを聞いていきたいと思うんですが、寅さんきっと残したいことや思いや多分いろいろあると思うんですけど、
重いからいきますか?
重い?そうね、全部セットな気がするのでお話しすると、起業した時に同時に思ったことがあって、当時って100人いたら99人もしくは100人ぐらい就職することが社会人になる一歩目の道っていうのは当たり前すぎたんだよね。
みんなリクナビとかマイナビとか登録して、社会人とかサラリーマンになることを目指して何やりたいかって考えるのが、全員横並びで一緒なのを見て、なんかもっと自分らしくしているだけで生きていく道はあるんじゃないかって思って、自分が起業することでそういう一歩目って作れないかなって思ってた時があったのね。
そこから全部は始まるんだけど、資本主義とか社会人っていう言葉って、社会人っていう言葉からすると学生が終わったら社会人になるみたいな言い方するけど、社会人の定義って私が考える社会人って持つもたれつの仲間に入るっていうのが社会の人になるってことだと思うのね。
赤ちゃんが笑って、お母さんがこの子に優しくしたいなって思うのも一つの社会人。これを資本主義で語れてるか語れてないかっていうのが資本主義の話だと思う。給料をもらえるようになったら社会人っていうのは資本主義の仲間入りはできたよね。
だけど大きく分けて社会人って社会にいるかどうかだと思って、資本主義がない時代から人類って助けながらやってきたわけじゃん。
この助けながらやっていくわに入ることを社会人って言いたいなって思ってて、それがお金が手に入るようになるっていう世界観をもっと広げたいなっていう意味で、自分の好きなことで生きていける道の一つっていう道を作ろうと思って。
当時カッコつけて授業も持ってないくせに、生きていけてるわけでもないくせに、俺は道を作るとか勝手に前半で言ってて、今そんな奴いたらお前がって思うぐらいのことをきっと言ってたんだよね。
っていう風に始まって、起業して20年、いろいろ曲折あって20年が経ちました。いろんな経験もしてきて、まだまだ自分の中ではやりたいことの2%しかできてなくて、スケッツが1000万人になるための2万人しかいないわけよ。
好き業家の重要性
20年間0%で、やっとこの2年で2%まで来れたの。これを100%までなった時に、これが道なんだよって示してあげること以外できないって自分で思い込んでた20年間もあったんだけど、もし間違ってたら命に関わるような事故を起こしたタイミングがあって。
その時にね、いつも俺がどうしたいのか聞いてくれてる人にどうしたいのかって話をした時に、それ今やるべきだよって言ってくれて。自分らしく歩む道でお金を稼げる生き方を起こす取り組みを始めようと思ったんだよね。
好きなことを仕事にするっていう言葉ってちょっとかっこいいし、みんなそうしたいと思うんだけど、好きなことが仕事にできた人がどうなるかっていうと、好きなことが仕事にできると大人気になるのよ。大人気になるとめっちゃ稼げるのよ。
めっちゃ稼ぐとどうなるかっていうと、仕事をしないと稼げない自分が出来上がっちゃうの。人気すぎて。誰かに任せようってその時思っても、そこまで遠塾する人を次に見つけるのってほぼ不可能だし、あんまり見たことがない事例にチャレンジすることになっちゃうので。
好きなことを仕事にするのはだいぶこの20年で流行ってるしできるようになってきたと思うんだけど、そこだけを目指しちゃうと好きなことのせいで好きなことができなくなる風になっちゃうから、好きなことを事業にできるようにしようっていうコンセプトを考え始めるわけね。
まず好きと事業を切り離さなきゃいけないんだけど、事業にできてればチームが動くから自分自身がいなくても事業が回るわけでしょ。そうすると人気になればなるほど自分自身の時間はどんどんできていくので、より一層自分の好きに注目していけるわけよ。だからまず事業家になることって大事だなと。
さらに事業家でいてチームが動かしてれば死んだ後もこの事業が残る。せっかく好きなことを見つけてそれを事業にできたんだったら自分が生きてなくても残していけるような起業家を育くみたいなって思ったことがだんだんわかってきて、自分がこの将来道を残すんだっていう道は何なんだと。
確かに道とは言っているけど。
言葉で探究した結果、事業家は増やしたいよねってここまではね。今話した話はそれなんだけど、事業家を増やし続けてる人っていないかなって今度探したら、いっぱいいるわけですよ。レンジャーキャピタルとか資本家とか。
そういう機関はみんな事業家を育ててるけど、彼らが一番やってることって、やっぱりお金いっぱい出せば出すほど、どこの市場にその人が参入するかってめっちゃ大事で。携帯産業に出資するのか、宇宙産業に出資するのか、医療産業に出資するのかって。
それってさ、携帯産業に出資するってことはドコモと戦うことになるわけでしょうか。つまり既存で先を行ってる人から資本金を寄り添うかけて、そこから顧客を奪うことになるから、その事業だけで成功するような基本主義のど真ん中の事業家を育てたいわけじゃないから、事業家を育てるって掲げるのはおかしいなと。
じゃあどんな事業家って言った時に、誰もがやってないわけじゃないけど、私はどこのポジションを選ぶかって考えた時に、やっぱりお金に、さっきの最初の話戻るけど、お金になってないけど役に立ってる部分をお金に変えられる人、そういう事業家を増やそうと。好きなことっていうのはとかくお金になってない場合が多いので、その資本主義で語られる世界を増やせる企業家を増やしていきたいんだってなったのね。
そんな企業家にネーミングを付けようと思って付けたのが、企業家の木を好きっていう漢字に書き換えて、好き業家って読む企業家。商標まで取って本気なんだけど。
企業家を増やしていくっていうのが、そうだ自分の一番道を作るって言った道は、好き業家を増やす道を作ってあげることだと。そこで転換点があって、自分が歩いた道が道なんじゃなくて、このタイミングから好き業家を育む道を作ることも一つの事業としてやっていく。
これが一番変わったところで、質問に答えるとこの世に残していきたいのは好き業家をいっぱい作っていくっていうことになるんだけど、好き業家を増やしたい理由がさらにあって、好き業家をなぜ増やしたいかっていうと、好き業家の下で働ける人は、これもっと小学生の頃の原点に戻るけど、自分らしく生きれる可能性が高い。
いわゆる事業家の下で働いたら、資本金はマーケットを奪うために奪われているので、働いている人はいわゆるサラリーマンになって、いわゆる歯車になって、自分を押し殺してでもその役割を遂行するっていう仕事の仕方。そうするといつの間にか自分らしさを忘れちゃうでしょ。
だから好き業家の下に入れれば、自分らしさをより探求していける可能性は高い。マーケットが増えているので、奪わないで与えるっていうことができるようになるから、今までの奪い合いの資本主義、今までって大陸が見つかってたから奪い合いも緩和できてたんですよ。
ここで喧嘩してたら、あそこにもあるじゃん、あっち行こうって言ってたけど、これからって地球は一つなので、奪い合いがより加速するから、平和になったように見えて、このままやると、より奪い合いと争いが増えていく。戦争が増える気だね。
好き業家の提唱
好き業家さえ増えていれば、大陸が増えなくてもマーケット、要は社会人になれる資本主義で語れる領域が増えるから、与え合うっていうことが資本主義のファンクションの一つになっていく。奪い合うだけじゃなくて、与え合ってた方が資本主義がうまくいくっていう資本主義が作れれば、ポスト資本主義は考えなくてよくて、今の資本主義に与え合うファンクションを作ることが、みんなの幸せで自分らしく生きていくっていう道を増やせるんじゃないかなと思って。
自分自身の社会貢献として、これも授業でやらないとサスティナブルじゃないので、それすら授業だからね。っていうことをやっていきたいなと思って、好き業家っていう言葉を作って、その好き業家を増やしていくっていうのが残したいこと。
最初にやったのが好き業家センス、好きを授業にするセンスを磨くっていうポッドキャストを作って、好き業家になるやり方マニュアルじゃなくて、好き業家のセンスを感じてもらおうっていう番組をやらせてもらったりして、そうやっていろんな好き業家と呼ばれる企業家を育んでいきたいなと思ったりしております。
ありがとうございます。ここから聞いていきたいことがたくさんあるぐらいなんですけれども。
そうだった。しゃべりすぎた。ごめんなさい。
本当にそれこそ、今聞いていただいてる皆様も、この話してるところの文章のリンクに貼っておきますが、トラさんが今発信してる好き業家センスのところで、今回ギュッとインタビューさせてもらった内容がたくさん、そもそも聞けるっていうところと、
あと、やっぱりこういうメッセージ的なものって受け取っていただけるタイミングによって、本当に感じ方とか生かし方が変わってくるので、これきっかけに好き業家センス、ぜひ飛んでいただきたいなって思いますし、
あと、コンセプトに残していきたいギフトっていうところが、好き業家っていう商業まで取った、この本気の表現、好き業家っていうこの共通言語があって、届けられるものがたくさんあるのがトラさんの生き方なんだなって私自身も思ったので、これからもたくさんの分岐点とたくさんの人に人生の影響を与えていただけたらなと思います。
ありがとうございます。しゃべりすぎました。
最高です。いつも通りです。
すみませんでした。
最高でした。ということで、インタビューさせていただきました。トラさん、これからもよろしくお願いします。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ということで、インタビューをしてまいりました。
改めて聞いて、トラさんの事業を捉える前の生き方。
転勤族のご家庭だったからこそ、すぐ友達を作れるラフさ。
その中から人との関わり方を学んで、あれ?もしかして人と違う?みたいなところから。または人と共に生きるってこんな違和感を持ちながらだけどどうやって生きていったらいいの?みたいな、トライは少年の時代からいろいろ聞けたと思うんですけれども。
やっぱりトラさんはこの時間じゃ足りなかったですね。
もちろんトラさんが今やっている好き業化センスっていうポッドキャストもあるんですけれども、そちらで聞いても聞いてももっと聞きたくなるぐらいの人生のいろんな歩みをされている方だなというふうに思いました。
それと私がインタビューの質問を投げかける隙間がないぐらい、本当にこれだけ自分のことがどんどんどんどん言語化して言葉に出る人ってなかなかいらっしゃられないなと改めて思いました。
本当に事業を通して社会貢献をしているのは、それこそ一部であり全てであるなということを教えてもらったので、1回でも2回でも3回でもインタビューに来ていただけたらなというふうに思いでございます。
あっという間な時間でございました。ぜひ皆さん聞いていただいた感想などLINEのリンクからぜひお届けしていただけたらと思います。
そして、寅さんのやられているポッドキャストスキ業化センスのリンクも貼らせていただくので、ぜひそちらも聞いていただけたらと思います。
それではまた次回のギフトをお楽しみに。
今日の物語の中にあなたへのギフトはありましたか。
その言葉が明日を自分らしく生きるための小さな勇気になりますように。
番組へのご意見を概要欄のLINE公式アカウントへお送りください。
あなたのメッセージをお待ちしております。
この番組は株式会社ルボモンドの提供でお送りいたしました。
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