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2021-03-25 08:53

#315 組織という名の有機体(前編)

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私がこれまで読んできた本や、横目で眺めてきた企業、現場でコンサルティングしてきた一次情報から総合するに、100名未満の企業のほとんどが次のような問題を抱えている。①「理念(何を目指すのか)」と「組織図(責任と権限の明文化)」と「業務(一人ひとりの活動)」の建て付けに整合性がない。 ②それらの溝や歪みを属人的に(多くの場合、気合いで)埋め合わせている。 ③それによって、コミュニケーションや業務が非効率になる。 ④生産性が上がらないため、経営計画との乖離が起こる。⑤焦り、心が乱れ、コミュニケーションや業務がさらに非効率になる。なぜ、理念から業務まで一貫性がないのか。単に、それらの意味や意義を理解していないからだろう。また、たとえ理念から業務まで一貫性があったとしても浸透させるのは無茶苦茶難しい。その理由は、いろんな人が集まっているからに他ならない。/シソフレ(思想フレンド)募集中!【秘密結社S.A.B】の活動はこちら  https://bit.ly/2P3pujF /うえみずゆうきの活動を応援していただける方は、noteマガジン【脳内議事録】をぜひご購読いただけると嬉しいです。 https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5 

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は組織という名の有機体というお話をしたいと思っています。 20代の頃ですね、バンドマン時代は想像もしてなかったんですけども
今ですね、いただいた機会に挑戦していく中で、組織の組織作りのコンサルティングみたいなお仕事が増えてきた。
それは仕事ではもちろんそうなんですけども、プライベートでもですね、これから組織作ろうみたいな人と相談を取ったりとかっていう感じで、講師ともにですね
組織作りとか、そういうコンサルティングみたいなことをですね、やる機会が増えてきています。
その経験の中でですね、僕が感じていること、僕なりにですね、こうなんじゃないかなと思っていることをですね、今日はお話ししたいなというふうに思っていますね。
100名未満のですね、いわゆる中小企業の中でも100名未満の企業とかですね、あるあるなのが
理念とね、組織図と業務っていうのが
ちゃんと連動してないっていう組織が多いなというふうに思いますね。
やること、業務みたいなのはたくさんあるんだけども、それの責任と権限がどうなっているのかみたいなことが不明確だったり、
理念とその業務っていうのが全然ちょっと結びついてないよねみたいなことがあったりとかということで、その3つがしっかりとね
連動しないと、組織っていう意味ではちょっと弱いというか、まあ業務をやってるからね、何か形にはなっているのかもしれないんですけども、
組織としてね、チームとして動いていく上ではですね、どうしても非効率な部分があるんじゃないかなというふうに思いますね。
理念、何を目指していく団体なのかということと、組織図、責任と権限の明文化、そして業務、一人一人の活動っていうね、
手付けに整合性がないとチーム一丸となってっていうのはまず難しいよねっていうのがあるかなと。
その3つの溝というか歪みみたいなものをですね、俗人的に気合で埋め合わせて何とか組織にしているっていうところは結構多いのかなと。
その俗人パワーでですね、何とかその歪み、溝みたいなものを埋めていくことに力を使わないといけないので、
本来業務に作るべき力とか、業務に作るべきコミュニケーションみたいなことが、よくわからない調整のコミュニケーション、よくわからない意味の捉え違いみたいなことの修正みたいな、誤解を解くみたいなコミュニケーションとかですね、いろんな
非効率なコミュニケーションが発生して結果生産性も上がらないと、生産性が上がらないから経営計画に対してもですね、ちょっとギャップが生まれてしまう、
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帰りが起こってしまう。その帰りに焦って精神的にちょっとね、余裕がなくなって、またコミュニケーションとか業務に支障を生き出して、非効率になっていったりチームプレイがちょっとできなくなってくるみたいな感じで悪循環に入っていくっていうことですね。
で、元々あたせばその理念と組織図と業務がしっかりと連動しているかっていうことだと思うんですけども、ここが中傷的な話になってくるというか、中傷的ですよね実際。
理念、経営理念って何なんだろうとか、この組織の役割と権限って何だろう、一人一人の役割と権限って何だろうとか、じゃあその上での一人一人の活動って何なんだろうみたいなことが明確になっている。そしてそれがしっかりと浸透しているみたいな団体っていうのはすごく少ないと思うんですね。それぐらい難しいと。
で、もちろん立て付けっていうのは経営層というか立て付けることのできる権限を持った人たちが頑張らないといけないところだし、立て付けたもの、整合性のある理念と組織図と業務をしっかりと遂行するために、しっかり決めたことが浸透していくように繰り返し繰り返し伝えていくということも必要になってくると。
なのでその構造をしっかりと設計するということと浸透させていくという二つ大きくあると思うんですが、実際相当難しいですよね。
まず一つ目の作るというところは、作る側がそういった認識で作っていかないといけないし、浸透というのはどうしてもいろんな人が集まっているから、いろんな人を調整していかなければいけないというところの難しさもあるよねというふうに思います。
僕が思うに、組織というのは法人と呼ばれます。会社って法人と呼ばれますよね。人と同じように捉えていくと面白いんじゃないかなというふうに思います。人体のように捉えていくということですね。
人体ってすごい合理的にできているじゃないですか。脳から神経が全身に送られてみたいな感じで手足を動かしたりとか、いろんなことを考えたりとかという感じで、いわゆる脳が経営層じゃないですけれども、いろんなことを考えて、手足、そして体、そして臓器みたいな感じで、それも極めて合理的に連携して動いているというふうに思うんですよね。
会社もこれに見習うべきだなというふうに思ったりします。さっき言った理念、組織図、業務というのを人体に置き換えて考えてみると、業務というのは各細胞の活動内容ですね。そして組織図というのは人体の構造そのもの。そして理念とはその人体が、人間がどんなふうに生きていきたいかみたいな方向性であると。
なので、細胞活動と人体構造と、そしてその人体がどこを向いていくのかという方向性、この3つがないと人間も同じように不具合があるんじゃないかなというふうに思いますね。
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ちょっとわかりづらいかもしれませんけれども、人体で引き続き例えて会社組織を表現すると、もし業務の部分というのがうまく回っていない場合というのは、人体に例えるなら、右手が動きませんとか、瞼が軽減するんですよねとかいう感じで、動かしたいように動かせないとか、変な感じで動いちゃっているみたいな、自動でなっちゃっているみたいなことだと思うんですよね。
いわゆる活動が制御できていないというか、変な活動になっちゃっているよということですね。思ったように動けないと。
そして組織図、人体構造の部分でいくと、例えば左手に指が2本しかありませんとか、歩きたくないのに右足と左足が勝手に動いてしまいますみたいなとか、これらは責任と権限が明確になっていないとか、必要な部署が設置されていないとか、そういう組織図に関連するところかなと。
そして理念、何で生きているんだろうということなんですよね。健全な人体構造とか、細胞活動があったとしても、この人体は何のために生きているんだろうとか、何だら死にたいなとか、ということになってしまいますので、やっぱり方向性、どんなふうに生きていきたいかみたいな方向性がいるよねというのを集団でやっていく、人間がたくさん集まってやっていくというのが法人、睡眠みたいな感じですよね、魚が集まって一つの魚みたいになるみたいな、
そういう感じで考えていくと、やっぱり構造は必要だし、方向性は必要だし、一人一人の活動も必要だよねという当たり前のことを言っているわけですけれども、多くの場合、組織図を作ろうとか組織を作ろうといったら、何か無機質な箱、無機質なルール、無機質な縛りだと思ってしまっている人が多いと思うんですけれども、
あくまで睡眠のように人と人が集まって人を作るみたいな感覚で、いわゆる有機体の集合としての有機体を作っていくみたいな、そういったところが組織を作る上ではとても大事なんじゃないかなと思います。
さっき言いました理念、組織図、業務が一貫しているかという、ここの部分というのは理解して作っていくしかない経営層というか、作っていける人は作っていくしかないんですけれども、次にできたものを浸透させていくという意味で、いろんな人がいるよねと、いろんな人ってどんな人というのを3つに分類しましたので、
ちょっと時間がもう9分になっちゃう、8分くらいになっちゃったので、ちょっと次後半に分けてですね、また明日お話ししたいなというふうに思います。組織という名の有機体、明日続きをお話しします。本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。
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