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2021-02-21 06:47

#283 引き出しを増やす

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話題が豊富な人を「会話の引き出しが多い」などと言うように、バリエーションの多さを引き出しにたとえて表現することがある。会話の引き出しが多ければ、かゆいところに手が届くというか、どんな相手にも合わせていける柔軟性につながったりする。同じように、一つひとつの仕事もまた引き出しを例に考えていくと、見えてくるものがある。/うえみずゆうきが毎日書いているエッセイ【脳内議事録】もよかったらぜひご購読ください!  https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5  マガジン購読者限定の特典として「サイコパスの裏ラジオ(音声)」を毎月プレゼントしています。

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、引き出しを増やす、という話をしたいと思っています。
話題が豊富な人のことをですね、会話の引き出しが多いみたいな言い方をするようにですね、
仕事もまたですね、引き出しの多さって大事だなというふうに思うんですね。
会話の引き出しが多いと、いろんな人にも会わせることができるし、
場面にね、どんな場面でも対応できる、柔軟性につながったりすると思いますので、
どこでも戦えるみたいなところでいくと、やっぱりそれってすごいことだなと思うんですね。
仕事でそれを考えるときに、例えば企画書を作るとして、
企画書がワンパターンだと、引き出しが1個しかないということだと思うんですけども、
その1個しかない企画書で響くかっていうとやっぱり難しいですよね。
いろんなやっぱりその場面とか、いろんな相手に合わせてその企画書っていうのを作ることができれば、
相手にあった企画書を作ることができればいいんだろうなというふうに思うんですね。
昔一緒に働いていた人がいて、その人が作る企画書っていつもゼロから作っていたんですね。
過去に何百回と多分作ったはずのものをですね、毎回テンプレートも使わずゼロから作って、
でもテンプレートみたいなものができているみたいな、よくわからない状況が起こっていて、
それもバリエーションがあるかって言われると、結局2,3パターンぐらいしかないみたいな感じで、
引き出しが2つ3つしかないと。何ならその引き出しも毎回引き出しから作り直して、
同じ引き出し作っているみたいな状態で、とても非効率だったなということを思い出すと、
やっぱり引き出しは常にたくさん持っていて、本当に必要な引き出しが出せるということが大事なんじゃないかなというふうに思いますね。
僕も企画書を作るような仕事をたまたま今しているんですけども、
やっぱりものすごい枚数丁寧に作って説明した方がいいアイテムがいれば、
栄養一枚にしてくれっていうタイプの人もいるので、
まったく栄養一枚の方が良さそうな人に何十枚も作ったスライドを持っていくようなことはしてはいけないと僕は思っているんですね。
してはいけないというか、してもいいんけど、相手に負担を敷いているというふうに思うんですね。
なので、自分が得意な企画書の作り方っていうのはあると思うんだけども、
相手に合わせて、この人は栄養一枚の方がむしろ嬉しいんだという人に対しては、
栄養一枚の企画書を作っていた方がいいだろうし、100枚作ってこいっていう人であれば、
1枚じゃなくて100枚作っていた方が喜ばれるんだろうなと思うと、
そういったところも引き出しとして持っておく必要があるのかなというふうに思います。
実際の仕事の場面を見ていると、仕事を引き出しで語る人って少ないなと思うんですね。
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何々ができるみたいな、できるできないで語りがち。
できるかどうかは知らないけども、引き出しが多くないと、
ある場面ではできるけどある場面ではできないみたいなことがしょっちゅう起こってくると思うんですよね。
実際仕事をやっていると、環境が整っている場面ばかりではなくて、
いつも何かが足りないとか、いつも何かがイレギュラーってことが起こるので、
その中でアウトプットできるっていうのは、やっぱり引き出しの多さみたいなものが重要になってくるのかなというふうに思いますね。
自分は企画書を作れますって言って作ったものが、いつも一緒だったら、
その人には多分お願いをしないと思うんですよね。
人から何かお願いされる人っていうのはやっぱり、それに応えられるだけの引き出しを持っている人なんだろうなというふうに思います。
ひるがえって自分のことを考えてみたときに、会話の引き出しみたいなことを考えると、
人の話を聞くって意味での引き出しは結構多いのかなと思っています。
どんな話が出てきても、わりとそれを楽しくお話しできるというか、
うまくキャッチボールできるという技術はあるんですけども、
自分から球を投げる、自分から話題を提供する、そういう引き出しっていうのはめちゃくちゃ少ないなというふうに思いますね。
いきなり人生どうしたいのとか、そういう話をしがちというか、
天気の話とか、趣味の話とか、近況を聞くとか、近況聞くね、近況聞くか人生話聞くかみたいな、
ちょっと極端な引き出ししか持っていなくて、それはとても課題だなというふうに感じています。
引き出しがなぜ必要かというのは、ここまでお話ししたんですけども、
移動に例えるとね、とてもしっくりくると思うんですね。
博多から板九州に行こうと思ったときに、バスでしか行けないってなると、ちょっとおっくなんですよね。
でも、自家用車で行くとか、レンタカーで行くとか、タクシーで行くとか、
電車、新幹線、チャリ、走る、歩く、ヘッジハイクみたいな感じですね。
選択肢が、引き出しがたくさんあるとですね、やっぱり目的に応じた、そして条件に応じた形でですね、
より良い選択肢を選ぶことができるんじゃないかなというふうに思いますね。
お仕事というのは、さっきも言いましたように、限られたリソースの中で、そして目的を達成しないといけないという意味では、
何かができる、では全然物足りなくて、そのできることの引き出しをめちゃくちゃ増やして、
どんな状況にもある程度対応できる、そういう柔軟性みたいなものを持っておかなければいけないんだろうなというふうに思うんですね。
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なので自分のここというところに関してはですね、引き出しをたくさん増やして、どんな状況にも対応できる、
そんなふうになっていくということがとても大事なんだろうなというふうに最近は思います。
で、自分がここの引き出しを増やしていこうみたいな、ここのプロになろうみたいなことを考えるときに、
つい専門性、深めていくということばかり考えちゃうんだけども、もちろん深めることも大事なんだけども、
その引き出しを増やすみたいな観点で考えてみることもとても重要なんじゃないかなというふうに思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。
さよなら。
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