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2021-02-20 11:23

#282 未だかつてない人間関係

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は未だかつてない人間関係という話をしたいと思っています。
自分の人生を振り返ってみたときにですね、面白い周期というか、10年単位の人間関係に関する周期みたいなものがあるなぁと思っていて、
全く意図はしていないんですけども、まず0歳から10歳にかけての自分というのは、かなり人間関係に対して
怯えているというか、人間奮進みたいなところがあって、すごく警戒心を持って人と接していました。
なので、口数も少なかったですし、友達も少なかったんですね。 9歳10歳ぐらいの時に、学年のですね、なんかガキ大将みたいな人と
たまたま気に入られて、急にスクールか、その頂点のグループみたいなのに所属するようになってから、いろんな人とコミュニケーションするようになって。
それからの10年間ですね、厳密には10数年、15年ぐらいの間ですね、めちゃくちゃ人と過ごす、もう一人でいることの方が少ないんじゃないかというぐらいですね、一人の時間をどう過ごしていいかわからない。
楽器やってたんですね、楽器の練習以外で一人で過ごすという過ごし方がわからないっていうような、常に人と過ごすみたいな生活を送っていました。
で、まあね、学校では友達に会うし、学校終わったらバイトに行くし、バイト終わったらバンドのメンバーに会うし、バンドの練習とかね、メンバーの時間が終われば帰って寝るという感じで、寝てる時と楽器を弾いている時、あとご飯食べている時以外ですね、
一人じゃないという、まあご飯食べた時も家族いるからね、寝てる時と楽器弾いている時以外一人じゃないみたいなね、生活を長らく送ってきました。
で、まあ楽器とかその人と一緒に過ごすことは直接関係しているわけではないんですけども、このまま行くと人生積むぞという状態に25歳ぐらいで、急にね稲妻に打たれたように思いまして、なんかそこから急にストイックな自分が目覚めまして、
人間関係に時間を抑えているのは無駄だという、急に超合理的な視点というか思考になりまして、25歳以降はですね、意味のない時間は過ごさないみたいな、強烈なスローガンみたいなのを掲げてですね、人と会う時も目的がないと人と会わない、要はなんか久しぶり会おうよみたいなのでは会わないみたいな感じでやっていくと、
本当に友達と会わなくなった、友達がもう友達じゃなくなっていったと言ってもいいのかもしれないんですけども、例えば今日飲みに行こうよみたいな誘いが来ても無視するみたいなことをですね、長らく続けてきていました。まあそれこそこの最近までそんな感じでしたね、34歳ぐらいまでそんな感じだったんで、まさに25歳からの約10年間はそういうちょっとこう予報度、忘年会とかこうなんていうのかな、まとまってね、かつなんか1年を締めくくりにみんなでみたいな、
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儀式的なものとかだったらまだ意味を感じるからいいんだけども、とりあえず飲みに行こうみたいなやつとか、今度ちょっとお茶しようよ、久しぶりお茶しようよみたいな、なんとなくこう雑談するとかなんとなく会って話そうよみたいなものを拒絶して10年間ぐらい過ごしてきたんですね。ということはですね、何が起こるかっていうと、人間関係がプロジェクト化してしまうというか、プロジェクトを持っている人との人間関係しかないみたいな状態になってたんですね。
バンドメンバーと会うとか、仕事のメンバーと会うとか、そうですね、あとはその忘年会とかで節目の集まりとかそういうとき以外にですね、人と会うことがないという生活を約10年送ってきました。
なんだかんだね、楽しく過ごしてきたんですけども、人と過ごすというよりは一人で過ごす時間が圧倒的に長いというような10年間だったのかなと思っています。
で、それはそれですごくしっくりきていたし、一人の時間大好きで、それこそ去年なんか特にこのポッドキャストでもね、読書とサウナと散歩があればもう人生もうオッケーみたいなそういうことを結構言ってたと思うんですけども、そんな私がですね、今年に入ってクラブハウスを始めたことでですね、ちょっとまた人間関係のフェーズが変わったような気がしています。
で、毎晩、ほぼ毎晩ね、サイコパスの部屋っていう部屋を立ち上げているんですけども、そこでね、初めて出会う人とか、もしくはですね、一方的に知ってた、僕は知ってたんだけども、知り合っていない状態の人とお会いしてお話ができたりとか、例えば牛を忘れるのムロさんとかですね、ずっとこうポッドキャストを聞いてて、面白い人だなぁ、いつか喋りたいなぁと思ったんですけども、サイコパスの部屋に入ってきてくれてお話しする機会があったりとか、
あとはそうですね、エッグヤザワ君とか言ってですね、芸人の方がいるんですけども、ずっとね、僕のお友達とお友達ということで、結構その名前とかその映像とかで見たりはしてたんですけども、なかなか話す機会がなかったんだけども、クラブハウスを通じて話すようになって、なんか分からないけどマブダチみたいになっちゃってるというね、のがありますね。
あとはですね、クラブハウスで初めて来た方とお話をして、それからほぼ毎日来てくれるようになって、みたいな感じで、毎日ね、おしゃべりする友達がいるっていう感じなんですね。それで言うとこの10年間、目的のない会話はしないみたいな、目的のないのに人に会わないとか、時間の無駄みたいな言ってた人間が、開けなくてもいい部屋を毎晩開けて、何の目的を持ってきてるのかもわからない、誰が来るかもわからない部屋で、
そこで会った人たちと楽しく会話をするみたいなことを、今毎晩やってるっていうのは、まだかつてない状況だなと思いますね。10代の頃の10年間とかっていうのは、あくまでね、自分がいたコミュニティ、ある種強制的に参加させられているコミュニティの中で、うまく立ち回ってきたみたいな部分もなきにしもあらずというか、学校生活とか切っても切れないので、その中で楽しく過ごすとかいう話。
まだバンドやってたので、バンドの中のコミュニティの中でどう立ち振る舞うかみたいなところもあったので、いわゆる利害関係というかね、生きるために必要だったみたいな部分もあったと思うんですけども、このクラブハウスに関して言うと、必要か必要じゃないかで言うと、不必要なことをわざわざしていると、そうですね、ある方からはですね、合理的なあなたがなぜこんな非合理なことをやってるんだみたいな質問をされたりとかしてですね、ちょっと考えさせられることもあったくらい、
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確かに非合理なことをやってるなぁと思うんですね。で、なんでこれをやってるのかっていうのは、自分でも説明がつかないですね。一応説明しているのは、その本を読んだり、一人の時間でね、ポッドキャストを聞いたり、本を読んだりっていうそのインプットをすると、ある種、自分が知りたいことを深めたりとかすることができるんだけども、
あくまで自分が知りたいキーワードを検索してしまったりっていう感じで、何だろうな、情報にランダムにさらされるみたいなことがあんまりないというか、やっぱり自分はそういうのが嫌い、割と嫌いなので、タイムラインとかで自分にあんまり関係なさそうな情報が流れてくるとすごいストレスになっちゃうので、
自分が知りたい情報だけを検索して調べるとかいう感じで、かなりね、その入ってくる情報を能動的に取るというか、受動的に情報を取らないっていう、情報にさらされないということをすごく意識して生きているところがあるんですね。そうなると、やっぱり自分が関心があることしか関心を向けなくなってしまうというのがあって、
その雑談、クラブハウスで雑談していると、いろんな本当に経験をされた、いろんな環境に置かれた、いろんな価値観の人がいろんな話題を提供してくれるので、自分では絶対考えることもなかったであろうことが毎日のようにですね、話題として上がってきたり、価値観として出てきたりするので、なんかそういうね、自分を広げていくとか、自分の思い込みをね、少しこう、そういうふうにちょっと思い込んでしまっていたなとかいうことに気づかせてもらえる場として活用しているという部分はあります。
ただ、そういう機能としてね、そういう訓練としてだけやっているかっていうと、そうでもなくて、やっぱりなんか尊いというかね、毎日来てくれる人がいるみたいなことが嬉しかったりとかすると、うん、なんだろう、開けなきゃいけないような気持ちになることもあるし、
あと、インスタのDMとかで、サイコパスの部屋、今日開けないんですか?とかって来ることもあったりすると、あ、なんか待ってくれている人がいるんだなとか思うと、開けなきゃなという気持ちになったり。
まだね、今のところ義務感とかにはなっていないですし、幸いね、クラブハウスってこう、なんていうのかな、ちょっとラフじゃないですか、何時から何時にやりますみたいな、イベント的に責任を持ってやらないといけない感じがあんまないので、
自分が始められる時間に始めて、えーと、なんだろう、辞める時間に辞めるってことができるので、そういう意味ではね、ほぼ毎日やったとしても、よほどできない環境にいない限りはですね、毎日開けれるなと思って、まあマイペースにやっているとこですね。
話がどうしても長くなってしまうので、最近はですね、全ての、あとは寝るだけっていう状態にしてから始めるようにしているので、割ともうね、スタートがもう深夜、0時回るか回らないかみたいな時にスタートすることが結構最近は多いですからね。
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はい。で、まあそういうクラブハウスで会ったこともないんだけども、毎日喋っている人がいる。しかも毎日2時間3時間下手したら喋っている人がいるみたいな状況っていうのは、
本当に未だかつてない人間関係。その例えば、密にね、1日中一緒にいた学校生活ね、一緒に過ごしたクラスメイトみたいな人でも別に喋ってないですよね。ただ一緒の空間にいたっていうだけで、
で、仲の良い人でも休み時間を一緒にね、過ごすとかしても、まあ1日そこそこ2時間3時間、毎日喋ってっていうのが、まあ
限界っていうところだと思うんですけども、クラブハウスでね、会ったこともない人とそれをやっていると思うとすごく面白いし、実際実物を見たことがない、まあアイコンの写真ぐらいしか見たことがないにもかかわらず、やっぱりこう
長い時間ね、会話をしているとすごくその人の人格というか、まあ人格というとちょっとあれだな、その人みたいなものがね、その人の価値観とかね、そういうものがちょっと立体的に
見えてくるとすごく親近感が湧いて、なんでしょう、とても大切な人たちみたいな感覚が芽生えてきているという、なんか不思議な感覚がしています。もちろん
そういう人たちがですね、何か僕が困った時に助けてくれる方だとそんなことはないと思うんですけれども、別に助けてほしくてやってるわけでもないという意味では、
本当にその時間が心地よければ僕はとてもいいなと思っていて、なんていうのかな、すごく不思議な感じ、会ったこともない人と毎日お喋りをして、
そしてそういう人たちにすごく親近感を抱いていて、また今日の夜もまた会うのかもな、とかいうふうにちょっとどこかで思っている自分がいるっていうのが、
いまだかつてない感覚、いまだかつてない人間関係だなと思って、とても面白いなと思っているところです。
クラブハウスはいいよって両手話では言えないんですけども、使い方をね、自分なりに決めて、こういう使い方をしようってやれる人はですね、割と面白い
サービスなのかなと思いますので、ぜひね、クラブハウスやってる方、やってみたい方はやってみてください。そしてね、サイコパスの部屋っていうのはほぼ毎日、
夜12時ぐらいかな、だいたい前後に開いていたりすると思いますので、ぜひ入ってきていただけると一緒にお話できるかなと思いますので、お待ちしております。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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