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2021-10-14 12:21

#411 先ず極論より始めよ

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いざというとき極論に走らないためには、まだ何でもないうちにあらかじめバランスを想定しておくことが大切です。その方法として、逆説的ではあるけれど、極論からはじめてみるとよい。


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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、まず極論より始めよ、というお話をしたいと思っています。 その前に、前回ですね、天然ロジカル進化の岸間問題というお話をしたんですけども、
結構コメントをいただいて、すごいわかるという共感のコメントだったりとか、半分だけわかると、計画段階で既視観になってしまって、ちょっとモチベーション下がるけども、
実際に手を動かすと、それはそれで想定外なことが起こって楽しんだ、みたいな感じの方とかですね、
羨ましいですね。計画は計画で楽しいし、実行は実行で楽しいということで、それぞれ楽しめる、そういう何だろうな、視点が持てるというのは素晴らしいことだなと思ったりもしますし、
また別の方はですね、そもそもロジカルじゃないから、全然よくわかりませんっていう人もいらっしゃったりとか、本当にいろんな方がいて、
自分が考えていることとか見ていることっていうのが、いかに一視点でしかないというか、いろんな視点がある中の一視点でしかないんだろうなということに気づかせてもらえるので、
そういうコメントっていうのはありがたいなと思っています。ぜひ引き続きコメントいただけると、僕が喜びます。
ということでですね、本題の前にですね、余談なんですけど、シーズン2ということで、この7月からですね、2021年7月から2年目にこのポッドキャストが突入しまして、
週1配信のかつですね、尺を15分前後、プラスマイナス1分とかで大体やってるんですけど、この15分って時間を決めた途端にですね、すごい難しさを感じてますよね。
15分喋らなきゃって思うと、収録が緊張するんですよね。もうこれ第411回とかなんですけど、この15分って尺を決めた時からすごい緊張し始めて収録するのがすごくオックンになってるっていうのがあるので、
もうね、あんま尺気にせずですね、喋りたいところまで喋って、短かったら短かった、長かったら長かったみたいな感じで、
適当に終わろうかなってちょっと思ってます。プレッシャー感じるところでもないかなと思うので、適当にとって適当に終われればと思っております。
はい、ということで本題に入っていきたいと思うんですけども、まず極論より始めようということで、
何というか、身の回りの人たちを見てると、いざという時にパニックというか、いざという時にもう衝動で極論に走ってしまうみたいなシーンをよく見かけるんですよね。
例えば、なんていうのかな、勢いで別れてしまったとかね、パートナーとかお客様に失礼な態度を取ってしまったとか、上司に切れてしまったとかですね、極端に言うと仕事を勢いで辞めてしまったとかですね、
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いざという時に極論に走っていいことってあんまりないんじゃないかなって僕は思っています。
じゃあ極論っていうのは良くないのかっていうと、そんなことはなくて、何でもない日常の時にというか、まだ余裕があるうちに極論を考えておくっていうことが大事なんじゃないかなと思ってるんですね。
例えば、自分が働いている仕事で、もうこれをどうしようかな、今後この仕事どうしていこうかなって、いつまで続けるんだろうって思ってるとすると、極論から始めてみると、
明日辞めるっていうパターンと、一生続けるっていうパターン、この2つの極論から考えていくと、いやいや一生は続けないし、明日は辞めれないしって、そりゃそうでしょって感じなんですけど、
じゃあ来月辞めれるんですか?来年辞めれるんですか?3年後辞めれるんですか?5年後辞めれるんですか?7年後辞めれるんですか?ってことで、だんだん時間を引き延ばしていく。
もしくは逆側もそうですよね。一生ではないけども、じゃあ30年続けるんですか?20年続けるんですか?10年続けるんですか?って感じで、両サイドからですね、だんだんちょうどいいところに縮めていくと、
ちょっとピッタリ、しっくりくるところに落ち着くことができるというふうに思うんですね。極論って結構みんな嫌がるんですけど、極論から始めると、極論から始めてしまえば、なんだかんだちょうどいいところに落ち着くと思うんですね。
例えば他の例でいくと、家庭ですよね。夫婦生活を送っているけれども、この人とちょっとやっていけそうはないな。でもやっていかなきゃいけないような感じもするな。どうしよう。これ極論で考えるんですよ。もう明日離婚するか、一生添い遂げるかみたいな。
明日離婚するのはさすがにないし、一生添い遂げるのもちょっと何か億劫だなと。だからそうするとまたさっきと同じ話ですよね。じゃあ来月離婚できるのか?半年後離婚できるのか?1年後離婚できるのか?3年後離婚できるのか?5年後離婚できるのか?みたいな。
そうじゃない選択肢もあるんじゃないかとかって感じで、極論から始めるからこそ別の選択肢だったりとか、時間軸を調整できたりとかってするんじゃないかって思うんですね。子育てだとそうですよ。子育てにどれくらいの労力を削くのかみたいな話で、全てのエネルギーを注ぎますっていう、フルコミットしますっていうね。
何もかも犠牲にして子育てに全て捧げますっていうパターンと、個人に送りますっていう両極端を考えたら、間、多分間ですよね。そのどこかにあるんですよ。もちろん何か事情があって個人に送る方もいらっしゃるかもしれないし、全てを投げ打って子育てにフルコミットする方もいていいんですけども、多くの場合はその中間にあると思うんですよ。どこか。
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それは100点満点中の、100点満点っていうのは100がいいとかじゃなくて、100に振り切ってるか0に振り切ってるかの中の50ってことはなくて、みんなそれぞれ62とか43とか39とかっていう感じで、みんなちょうどいいポイントと違うはずなんですよね。
これを探っていくときに極論から始めなかったらどうなるかっていうと、50点とか60点とか40点とか中途半端なところから始めて微調整しかしないっていうことになっちゃうんですよね。例えば50点から始めました。やっぱり自分は61かなとかって言うんだけど、本当は75ぐらいがちょうどいい可能性があったりするんですよね。
極論で始めてると100まで振り切ってるから75とかにたどり着きやすいんだけど、50から75にいく、いわゆる真ん中からスタートしてどっちかに振れていくっていうのは結構勇気がいることだと思うので、両極ですよね。0と100を考えて、そこから両サイドから真ん中に寄っていく中でぶつかる点が75とか60とか32とかね、自分のちょうどいいポイントにぶつかるんじゃないかなというふうに思いますね。
今のところは例題がふわっとしてイメージが湧きにくいと思いますので、もうちょっと具体的な例を出したいなというふうに思います。
例えば自分の年収が300万円であると、それを何かわかんないけどもあまり肯定的に捉えていないと。何なの?日本人の平均年収が400何十万とかだから自分は平均年収にも満たない、なんかすごい嫌だなと思っているとしましょう。
でもこれも極論を考えるんですよ。世界で見たときに年収300万円というのはトップ1点何パーセントなんですよね。世界人口のトップ1点何パーセントですよね。世界の人口の2パーセント以内に自分の年収が入っていると300万円あるとね、みたいなことを考えるとめちゃめちゃ上流階級じゃんって感覚になりませんかと。
これ極論ですけどね。日本にいるから日本だとそうだけども世界で見るとそうなんだよとかってことも事実としてあるし、極論なんだけども実際世界トップ2パーセント以内に入っているよねとか。
あとは年収1000万あっても毎月100万使ってたら1200万年間使っちゃうわけだから200万円借金しちゃうんだよと。だからもう年収300万だから月25万で生活できてたらプラマイゼロで素晴らしいじゃんと。
120万使ってね。200万借金するよりもプラマイゼロでいいじゃんみたいな話とかね。極論ですけども。そういうところから始めていくと色々考えられるんじゃないか。もっと言うと25万円で25万使っちゃうからもう0円なんで。
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てか頑張ったところで2、3万貯金できて限界なんですよっていう人がいるかもしれない。でも月5万円で暮らせる国に移住して25万稼げば毎月20万貯金できますよね。年間240万貯金できるわけですよ。だから年収300万円が本当に問題なのかみたいなことは考えられますよね。
という感じで極論、いろんな極論。世界と比べると上位2%だなとか。年収多くてもう使いすぎたらそれって貧乏だよねとか。ぶっかかりやすいところに行けば300万ってめっちゃこれ快適なんじゃないかとかって感じで、いろんな極論いろんなシチュエーションで見ると、
まあなんだろうその300万円ってことはそんなに悪くない気もしてくるんじゃないかなというふうに思うんですね。それで解決すればいいんだけども現実はそうはいかないと。じゃあどうするかっていうと月5万円で暮らせるところはないけれども月15万円で暮らせるところあるかもなとか、
1000万円とは言わないけれどもちょっと年収を上げる方法あるんじゃないかとか、いろんな方法が選択肢が見えてくると思うんです。ついつい年収300万円だから平均年収ぐらい欲しいなとか。
なんかそういうよくわからない真ん中らへんで考えていくと妥当ならいいみたいなことを最初から想定して妥当であろうとすると意外と苦しむんじゃないかっていうのが僕の考えですね。なのでめちゃくちゃ極論を先に想定することによって真にですね自分がちょうどいいなって思うところに行きつける。
いわゆる常識とか平均とかそういったものを無視して自分にとってちょうどいいってものを探っていく。そのためには一旦基準がバカになる。極論、両サイドの極論から始めてその両サイドからこうグーッと圧力をかけていくことによってそこの2つがぶつかる場所に自分のちょうどいいってのはあるんじゃないかなみたいな。
そんな考え方ができると思いますので何か悩んでいることがあったりとか何か決めないといけないことがあるときはぜひですね極論から始めてみるってことを僕はお勧めしたいなというふうに思っています。
この極論っていうのはですねいざという時になって極論っていうのはよくないんですよね。もうその心に余裕がないから心が制御できなくなっちゃうんだけど心に余裕があるときに極論で入るっていうのはまだその極論をメタ認知できるというかちょっと冷静に見ることができると思いますので
冷静なときに余裕があるときにこそ極論。だからまず極論から始めてだんだんちょうどいいところを探っていく。そうするとですねそのタイムリミットというか決断しないといけないときが来た頃にはですねちょうどバランスが取れていると極論から始めてだんだんバランスを取っていくっていうそういう考えそういう思考方法っていうのは一つ意思決定をしていく上でですね僕がお勧めしたいなと思っている一つの方法です。
なんか面白そうだなーとかね、それ良さそうだなーって思ってくださった方がいらっしゃれば是非試してみてください。本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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